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㉛第一王子殿下
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伯爵から沢山、玉ねぎ優先購入のお約束をついでに頂いたのはラッキー
無償で送られるのは逆に気を遣うので困ります
慰謝料云々は義兄にお任せするとしておっ王妃様しか持たれて居ない貴重な生地のワンピースドレス、汚さないようにせねば。
アマール伯爵夫妻はジョージ様をデビュー会場に連れて行かれる事無くお帰りなるそう
頭を低く下げて先に退去されて行った
「所で一つ、レンファにお願いしたい事が有ったのだが聞いて貰えるかな?」
私達もお暇を、と立ち上がると殿下は笑顔のまま私を見て来る
似た見た目だけど、爽やか王道腹黒王子の第二王子殿下と違って第一王子はどことなく陰湿ぽい印象が怖い。アニメにも記憶が無いのは余り出て居なかったからかしら?
「はい、何でしょうか?」
まぁまぁ時間が経ってしまったので早目にご用件を伺って会場へ向かわねばならない。
立ったままは失礼に値するので一応、腰をおろす
「うん、まぁこんな場で言うのは嫌なんだけどね。逢える機会も早々無いから率直に言うね。私が立太子した暁には側室として私と婚姻して貰えないかな?」
!!!!?
は?え?
「お断りいたします」
私が理解するまでも無く義兄様に拒否される
「少し考えてみてはくれないか?エルグラム侯爵。このままではレンファの立場は良く無いだろう?何の咎もない妃殿下教育もしてある令嬢がこのままでは平民になってしまうのだから」
確かに、侯爵が義兄に変わったので私が成人すれば平民になる
これが婚約者が居て貴族相手ならお互いの年齢を加味して貰える。例えば第一王子殿下なら、王族との婚姻準備期間は正妃殿下になられるカサンドラ様と変わらない期間を貰えるだろうし、他貴族でも相手が同じ年齢、もしくは歳下なら学園を卒業する時まで、実家で花嫁修業扱いになる
既に義兄が継いだとは言え、学生の身でもあるので後見人(お祖父様)に立って頂いて身元保証をされているから、今はまだエルグラム侯爵令嬢を名乗らせて貰えているだけだ
勿論、その辺りは教育の一環で習い済みである
「わたくし、元々平民ですわ。義兄様のご迷惑で無ければエルグラム領地に戻り、両親と同じくあちらの管理人を引き受けたく存じますの」
お嫁さんを貰って楽しくされる最推しの幸せは尊い。
でも、愛しい人が他の女性を愛する姿は胸が痛い、想像だけで切なくて涙が出る
父が産まれたばかりの私を見ていつかこの子も嫁に行くのかと泣いたと聞いているから、そんな感じなのだろうか?母は1歳を過ぎたばかりの赤ん坊の私にばかでしょう?でも、それだけ貴女を愛してるって事よ?と穏やかに笑っていた。自我があると確信したのもこの頃で。
有るからと言っておしゃべりが出来るわけではないが、多分あまり迷惑は掛けないようになって行ったと思う。
いつかの未来を考えていた幼い頃は他国に渡るのも選択肢としては有りだった。
領地を栄えさせるには他国と輸出入するような事業も視野に入れていたから。そう、ちょうどこの生地のような国に無い代物とか
でももう他国は住むのはただの仕事だとしても許可されないだろう。
血だけではなく、私はこの国の妃殿下教育を受けた身なのだから
無償で送られるのは逆に気を遣うので困ります
慰謝料云々は義兄にお任せするとしておっ王妃様しか持たれて居ない貴重な生地のワンピースドレス、汚さないようにせねば。
アマール伯爵夫妻はジョージ様をデビュー会場に連れて行かれる事無くお帰りなるそう
頭を低く下げて先に退去されて行った
「所で一つ、レンファにお願いしたい事が有ったのだが聞いて貰えるかな?」
私達もお暇を、と立ち上がると殿下は笑顔のまま私を見て来る
似た見た目だけど、爽やか王道腹黒王子の第二王子殿下と違って第一王子はどことなく陰湿ぽい印象が怖い。アニメにも記憶が無いのは余り出て居なかったからかしら?
「はい、何でしょうか?」
まぁまぁ時間が経ってしまったので早目にご用件を伺って会場へ向かわねばならない。
立ったままは失礼に値するので一応、腰をおろす
「うん、まぁこんな場で言うのは嫌なんだけどね。逢える機会も早々無いから率直に言うね。私が立太子した暁には側室として私と婚姻して貰えないかな?」
!!!!?
は?え?
「お断りいたします」
私が理解するまでも無く義兄様に拒否される
「少し考えてみてはくれないか?エルグラム侯爵。このままではレンファの立場は良く無いだろう?何の咎もない妃殿下教育もしてある令嬢がこのままでは平民になってしまうのだから」
確かに、侯爵が義兄に変わったので私が成人すれば平民になる
これが婚約者が居て貴族相手ならお互いの年齢を加味して貰える。例えば第一王子殿下なら、王族との婚姻準備期間は正妃殿下になられるカサンドラ様と変わらない期間を貰えるだろうし、他貴族でも相手が同じ年齢、もしくは歳下なら学園を卒業する時まで、実家で花嫁修業扱いになる
既に義兄が継いだとは言え、学生の身でもあるので後見人(お祖父様)に立って頂いて身元保証をされているから、今はまだエルグラム侯爵令嬢を名乗らせて貰えているだけだ
勿論、その辺りは教育の一環で習い済みである
「わたくし、元々平民ですわ。義兄様のご迷惑で無ければエルグラム領地に戻り、両親と同じくあちらの管理人を引き受けたく存じますの」
お嫁さんを貰って楽しくされる最推しの幸せは尊い。
でも、愛しい人が他の女性を愛する姿は胸が痛い、想像だけで切なくて涙が出る
父が産まれたばかりの私を見ていつかこの子も嫁に行くのかと泣いたと聞いているから、そんな感じなのだろうか?母は1歳を過ぎたばかりの赤ん坊の私にばかでしょう?でも、それだけ貴女を愛してるって事よ?と穏やかに笑っていた。自我があると確信したのもこの頃で。
有るからと言っておしゃべりが出来るわけではないが、多分あまり迷惑は掛けないようになって行ったと思う。
いつかの未来を考えていた幼い頃は他国に渡るのも選択肢としては有りだった。
領地を栄えさせるには他国と輸出入するような事業も視野に入れていたから。そう、ちょうどこの生地のような国に無い代物とか
でももう他国は住むのはただの仕事だとしても許可されないだろう。
血だけではなく、私はこの国の妃殿下教育を受けた身なのだから
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