40 / 202
㊵三公爵
しおりを挟む
この国の王族の特徴は金髪碧眼
近くで見る事が無ければ瞳はただの碧眼に見えるが実際は金色の虹彩が入りで珍しい
基本的に貴族とあれば後継ぎ、スペアと呼ばれる後継ぎに何か有った場合の為の次男、他家との縁を結ぶ為の長女の3人は産めよ育てよと言われて久しく、今上陛下も長男、長女、次男で産まれ、長男が継いだ。
そして王族2人の内、妹姫は三家の内の一公、マルチネット家へ降嫁され、次男の王子殿下は昔、王族が家を興したものの、血が薄まり子に黄色系統の虹彩が出なかったルシュミール公爵家へ養子で入った
直系で無くとも出るが、直系は何故か確実に金色の虹彩が入るのだ
この特徴的な瞳は他家と混ざれば混ざる程、消える事は解っており、また幼い頃からの親戚付き合いで気心も知れた者同士の従兄弟や従姉妹なら問題無いとされ近親で婚姻が結ばれる事が多い。
ただ、近親の血の為か子が出来ない場合も有るのだが、王家出身の貴族は変なトラブルを起こさぬように後妻はあっても愛人を儲ける事などは本来遠慮し、しない。
現在、もう一公のアルカディアには息子が2人居る為、姉妹しか居ないマルチネット家へ歳の近いルトランが婿に入り、アルカディア家は次男が継ぐ事で今回の王家婚約についての話し合いが纏められた。
先ず王家が優先。確実な瞳を持つ歳の近い公爵令嬢が居て即決で決まった
血を引き継がせる為に子の意思は介入していない。ルトランの弟マリオンはまだ5歳なので婚約者はまた産まれた子達から考えるか、他家から娶るかは後回しにされた。
第一王子、第二王子と王妃殿下から産まれた正統な血筋を持つ両殿下は金色碧眼に金の虹彩も入っている
「だから普通に考えれば第一王子のベルナンディウス様が王位を継ぐと考えられ、カサンドラ様が婚約者になった」
「はい。お歳も近いですし、そうなりますわね」
義兄と食後のお茶をラウンジで嗜みながら頷く
改めて国の継承権について突然話され始めた。勿論、黙って伺います
「では次に我が国の東と西に隣接する国についてだが」
東は間も無く第三王子殿下が行かれるアンザスタン帝国。武に赴きを置いている活気溢れる国だ
「髪色は赤や茶など温暖を感じる色が、瞳は翡翠が帝国だと好まれるのでミカエリス様には最適だろう」
確かに第三王子は濃いブラウンの髪と翠の瞳、そして側妃殿下様と似た可愛らしい顔立ちだからより受け入れ易かったに違いない
「では西は、と言えばフォーレット皇国。智を重んじ、有り余る知識で国を統べている、と言われている。髪色はブルーシルバーそして瞳は我が国と同じく碧眼が好まれる」
そこで一息吐かれたので此処からが本題なのだと悟る
近くで見る事が無ければ瞳はただの碧眼に見えるが実際は金色の虹彩が入りで珍しい
基本的に貴族とあれば後継ぎ、スペアと呼ばれる後継ぎに何か有った場合の為の次男、他家との縁を結ぶ為の長女の3人は産めよ育てよと言われて久しく、今上陛下も長男、長女、次男で産まれ、長男が継いだ。
そして王族2人の内、妹姫は三家の内の一公、マルチネット家へ降嫁され、次男の王子殿下は昔、王族が家を興したものの、血が薄まり子に黄色系統の虹彩が出なかったルシュミール公爵家へ養子で入った
直系で無くとも出るが、直系は何故か確実に金色の虹彩が入るのだ
この特徴的な瞳は他家と混ざれば混ざる程、消える事は解っており、また幼い頃からの親戚付き合いで気心も知れた者同士の従兄弟や従姉妹なら問題無いとされ近親で婚姻が結ばれる事が多い。
ただ、近親の血の為か子が出来ない場合も有るのだが、王家出身の貴族は変なトラブルを起こさぬように後妻はあっても愛人を儲ける事などは本来遠慮し、しない。
現在、もう一公のアルカディアには息子が2人居る為、姉妹しか居ないマルチネット家へ歳の近いルトランが婿に入り、アルカディア家は次男が継ぐ事で今回の王家婚約についての話し合いが纏められた。
先ず王家が優先。確実な瞳を持つ歳の近い公爵令嬢が居て即決で決まった
血を引き継がせる為に子の意思は介入していない。ルトランの弟マリオンはまだ5歳なので婚約者はまた産まれた子達から考えるか、他家から娶るかは後回しにされた。
第一王子、第二王子と王妃殿下から産まれた正統な血筋を持つ両殿下は金色碧眼に金の虹彩も入っている
「だから普通に考えれば第一王子のベルナンディウス様が王位を継ぐと考えられ、カサンドラ様が婚約者になった」
「はい。お歳も近いですし、そうなりますわね」
義兄と食後のお茶をラウンジで嗜みながら頷く
改めて国の継承権について突然話され始めた。勿論、黙って伺います
「では次に我が国の東と西に隣接する国についてだが」
東は間も無く第三王子殿下が行かれるアンザスタン帝国。武に赴きを置いている活気溢れる国だ
「髪色は赤や茶など温暖を感じる色が、瞳は翡翠が帝国だと好まれるのでミカエリス様には最適だろう」
確かに第三王子は濃いブラウンの髪と翠の瞳、そして側妃殿下様と似た可愛らしい顔立ちだからより受け入れ易かったに違いない
「では西は、と言えばフォーレット皇国。智を重んじ、有り余る知識で国を統べている、と言われている。髪色はブルーシルバーそして瞳は我が国と同じく碧眼が好まれる」
そこで一息吐かれたので此処からが本題なのだと悟る
228
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路
八代奏多
恋愛
公爵令嬢のレシアはヒロインを自称する伯爵令嬢のセラフィから毎日のように嫌がらせを受けていた。
王子殿下の婚約者はレシアではなく私が相応しいとセラフィは言うが……
……そんなこと、絶対にさせませんわよ?
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる