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㊼スリーアウトです
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やたらリアさん達の戻りが遅く、時計を見たら13時半。12時半ぐらいにはお二人共食べ終わり、13時前ギリギリに戻る人は他にも居たので様子を見ていた。
他の人は何時もだからと気にした様子も無く仕事をしていた。
私も鬼ではない。数分くらいはまぁまぁ良い。
トイレとかあるし
あの2人は根は悪い人では…70%いや90%ぐらいは悪いかもだけど
他の人が一生懸命やってるのを当たり前、自分がやらないのを当たり前だなんて、どの世界でも可笑しな話じゃないですか
犯罪までは言わないですけど、時間帯に金銭を払って居る身にはより腹立たしい。
ちょっと外が騒がしくなり、2人がバタバタ音を立てて帰って来た
「何かあったんですか?」
雇用者としては何か危険な目にでも遭われていたら対応せねばなりません。立ち上がり、2人に駆け寄る
「うるさいわね、なんでもないわよ!」
怒鳴るリナさん
「わたしら、ちゃーんと昼休憩が終わったら働いてた。誰に聞かれてもそう答えな!」
更にドスを効かせるライカさん
目をパチクリして居たら、メイドたちが慌てて入って来た
「だからあっちの館は立ち入り禁止って何回も言ってるでしょう!」
「流石にもう赦しません!」
成る程、あちらに2人で行って居た、と
「行ってねーし。あたしらずっとここ居たし」
ねっねっと皆さんに愛想良く同意を求められても嬉しく有りません
「あんたの姿は何人も確認してんのよ。今さら誤魔化せないから!」
私にこの件を訴えてくれたメイドです。よっぽど腹立たしかったのか少しお口悪いですが気持ちは解ります
私も深くため息をつきました
「わたしらが仕事してたのはこの娘が証明するさ、ほらわたしらが居たのをちゃんと言うんだ」
ライカさんは凄みを効かせ、わざと下から覗き込んで睨み付けてますけど私には効きませんよ?
そんなでやられていたら側妃殿下にとっくに壊されてますもん
「ライカ、リア、両名は本日を持って解雇とします」
腹に力を入れて穏やかに宣言すると2人だけじゃなく周りもポカーンと呆けた顔で私を凝視した
「な、なに言ってんのよ、あんた」
若いからかリアの方が直ぐに顔を真っ赤にして怒鳴って来たが私は一切、表情を変えない
「そうだよ、わたしらここでどんだけやって来たと思ってるんだ!わたしらが居なかったら何にも出来ないんだからバカ言うんじゃない!」
ライカも眼光鋭く睨んで来るけど、もう終わりです
「宜しくて?わたくしの名はレンファラン・エルグラムですわ」
敢えての高圧な物言い。悪役令嬢(風)私、参上です
「「は?」」
何言ってんの、こいつの眼を向けて来る、周りも唖然として口開いたまま黙っていた
「この2人は入室不許可の館内へ入っていたのね?」
「はい、レンファランお嬢様。しかも今回が初めてではございません」
メイドが全員姿勢を正し、私に頭を下げる
「入っては行けない、何度も私は言ってます。それでも入って来るのです」
メイドたちが涙ながらに切々訴え掛ける。さっきまで元気に怒鳴っていたとは思えない変わり身ですね、素敵です
「しかもリアは事もあろうかご領主様の部屋に入ろうとしたんですよ!」
メイリン、貴女は少し落ち付きなさ…
「は?義兄様の部屋、って今おっしゃいまして?」
他の人は何時もだからと気にした様子も無く仕事をしていた。
私も鬼ではない。数分くらいはまぁまぁ良い。
トイレとかあるし
あの2人は根は悪い人では…70%いや90%ぐらいは悪いかもだけど
他の人が一生懸命やってるのを当たり前、自分がやらないのを当たり前だなんて、どの世界でも可笑しな話じゃないですか
犯罪までは言わないですけど、時間帯に金銭を払って居る身にはより腹立たしい。
ちょっと外が騒がしくなり、2人がバタバタ音を立てて帰って来た
「何かあったんですか?」
雇用者としては何か危険な目にでも遭われていたら対応せねばなりません。立ち上がり、2人に駆け寄る
「うるさいわね、なんでもないわよ!」
怒鳴るリナさん
「わたしら、ちゃーんと昼休憩が終わったら働いてた。誰に聞かれてもそう答えな!」
更にドスを効かせるライカさん
目をパチクリして居たら、メイドたちが慌てて入って来た
「だからあっちの館は立ち入り禁止って何回も言ってるでしょう!」
「流石にもう赦しません!」
成る程、あちらに2人で行って居た、と
「行ってねーし。あたしらずっとここ居たし」
ねっねっと皆さんに愛想良く同意を求められても嬉しく有りません
「あんたの姿は何人も確認してんのよ。今さら誤魔化せないから!」
私にこの件を訴えてくれたメイドです。よっぽど腹立たしかったのか少しお口悪いですが気持ちは解ります
私も深くため息をつきました
「わたしらが仕事してたのはこの娘が証明するさ、ほらわたしらが居たのをちゃんと言うんだ」
ライカさんは凄みを効かせ、わざと下から覗き込んで睨み付けてますけど私には効きませんよ?
そんなでやられていたら側妃殿下にとっくに壊されてますもん
「ライカ、リア、両名は本日を持って解雇とします」
腹に力を入れて穏やかに宣言すると2人だけじゃなく周りもポカーンと呆けた顔で私を凝視した
「な、なに言ってんのよ、あんた」
若いからかリアの方が直ぐに顔を真っ赤にして怒鳴って来たが私は一切、表情を変えない
「そうだよ、わたしらここでどんだけやって来たと思ってるんだ!わたしらが居なかったら何にも出来ないんだからバカ言うんじゃない!」
ライカも眼光鋭く睨んで来るけど、もう終わりです
「宜しくて?わたくしの名はレンファラン・エルグラムですわ」
敢えての高圧な物言い。悪役令嬢(風)私、参上です
「「は?」」
何言ってんの、こいつの眼を向けて来る、周りも唖然として口開いたまま黙っていた
「この2人は入室不許可の館内へ入っていたのね?」
「はい、レンファランお嬢様。しかも今回が初めてではございません」
メイドが全員姿勢を正し、私に頭を下げる
「入っては行けない、何度も私は言ってます。それでも入って来るのです」
メイドたちが涙ながらに切々訴え掛ける。さっきまで元気に怒鳴っていたとは思えない変わり身ですね、素敵です
「しかもリアは事もあろうかご領主様の部屋に入ろうとしたんですよ!」
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「は?義兄様の部屋、って今おっしゃいまして?」
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