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59甘い
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「そう言えばお菓子を作って来たの、良かったら食べて」
甘酸っぱいラズベリーのピューレを混ぜたギモーブをいそいそ取り出す。
女の子は甘いものが好き、異論は認めん。いや、嘘です。
だが3人が甘いのを好きな事はすでにリサーチ済みなのだ
「ぐ、こんな時間に悪魔の誘惑。良いわ、受けて立つ!」
カルデナがキラキラ瞳を輝かせベッドから降りてくるのを待たず、どや顔で食べるリナーニャ
体型はまだ骨格も出来ていない少女で全員細身、骨格ストレートやウェーブかナチュラルなどすら解らない微妙なお年頃である。
このゼラチン質な一口が女子憧れふわもちバディにしてくれると信じてる
イルアは不思議そうに指先でつついて、ふわふわを楽しんだ後に誘惑に勝てず、ぱくり
1cm角にした、それはスッと甘い香りを鼻腔に嗅ぐわせ一瞬で消える
2人とも顔を輝かせ美味しいと言ってくれて安心した。
2人から1歩遅れでカルデナも。
最初から誘惑に乗る気満々のキラキラ笑顔は愛らしく、動画に撮れたらどれだけカサンドラ様が喜ばれるかと1人悶える
「…私は居ないからね?愛だの恋だのじゃ無いからね?」
イルアの顔はほんのり紅く、照れ隠しなのか伏し目がちだ
「うんうん、解った解った。で、誰だって?」
カルデナは秘めた恋心にも容赦ない。
2人とも純粋な好奇心、初恋で姿を見るだけでドキドキして、話せたら幸せ。な勢いだが、カルデナは本気で自分と同じだと思っている節がある。
天然箱入り娘ぷりは王女だった夫人譲りかも知れない
「だっ第二王子よ、アリストテレス様。言っておくけどただの憧れだからね?」
金髪碧眼のいかにも王子然しているからか?
胡散臭い。なんか腹黒そうしか浮かばない王子の顔浮かべ、カルデナが趣味悪っと反射的に口にするのを横目に敢えてノーコメントで。
「最後はレンファだけど、聞くまでもないわね」
何故?
「「確かに!」」
双子かな?
「第三王子殿下ミカエリス様でしょう?国の為に尽くすのが貴族の宿命とは言え、幼い頃からの絆を分かちあってまで忠義を尽くすなんて泣けるわ。これぞ真実の愛ね!」
と、リナーニャ。
いーえ、ただの後始末を隣国にお任せしただけです。
真実、一欠片も何も有りません。お互い立場が変わってマイナスの立ち位置から親戚から庇って頂けたのでやっと、可もなく不可もなくニュートラルな状態です
「アリストテレス王子に決まってるわ。だって格好良いもの、見たら一目惚れするわ」
次にイルア、それ貴女の視点だし。
その情報は何処から出て来たの?
義兄様が側近な事で出会えるならカルデナも出会えますよ?
どちらかと言うと、なんか怖いので出来る限り会いたく無い筆頭ですわ
「いやいや大穴、ベルナンディウス様よ」
カルデナ、それ姉の婚約者だぞ。姉を取られた恨みかな?
それぞれ勝手に妄想猛々しいが1個も有って無いし!何より、
「何で誰も義兄様の名前を出さないのよー!?」
甘酸っぱいラズベリーのピューレを混ぜたギモーブをいそいそ取り出す。
女の子は甘いものが好き、異論は認めん。いや、嘘です。
だが3人が甘いのを好きな事はすでにリサーチ済みなのだ
「ぐ、こんな時間に悪魔の誘惑。良いわ、受けて立つ!」
カルデナがキラキラ瞳を輝かせベッドから降りてくるのを待たず、どや顔で食べるリナーニャ
体型はまだ骨格も出来ていない少女で全員細身、骨格ストレートやウェーブかナチュラルなどすら解らない微妙なお年頃である。
このゼラチン質な一口が女子憧れふわもちバディにしてくれると信じてる
イルアは不思議そうに指先でつついて、ふわふわを楽しんだ後に誘惑に勝てず、ぱくり
1cm角にした、それはスッと甘い香りを鼻腔に嗅ぐわせ一瞬で消える
2人とも顔を輝かせ美味しいと言ってくれて安心した。
2人から1歩遅れでカルデナも。
最初から誘惑に乗る気満々のキラキラ笑顔は愛らしく、動画に撮れたらどれだけカサンドラ様が喜ばれるかと1人悶える
「…私は居ないからね?愛だの恋だのじゃ無いからね?」
イルアの顔はほんのり紅く、照れ隠しなのか伏し目がちだ
「うんうん、解った解った。で、誰だって?」
カルデナは秘めた恋心にも容赦ない。
2人とも純粋な好奇心、初恋で姿を見るだけでドキドキして、話せたら幸せ。な勢いだが、カルデナは本気で自分と同じだと思っている節がある。
天然箱入り娘ぷりは王女だった夫人譲りかも知れない
「だっ第二王子よ、アリストテレス様。言っておくけどただの憧れだからね?」
金髪碧眼のいかにも王子然しているからか?
胡散臭い。なんか腹黒そうしか浮かばない王子の顔浮かべ、カルデナが趣味悪っと反射的に口にするのを横目に敢えてノーコメントで。
「最後はレンファだけど、聞くまでもないわね」
何故?
「「確かに!」」
双子かな?
「第三王子殿下ミカエリス様でしょう?国の為に尽くすのが貴族の宿命とは言え、幼い頃からの絆を分かちあってまで忠義を尽くすなんて泣けるわ。これぞ真実の愛ね!」
と、リナーニャ。
いーえ、ただの後始末を隣国にお任せしただけです。
真実、一欠片も何も有りません。お互い立場が変わってマイナスの立ち位置から親戚から庇って頂けたのでやっと、可もなく不可もなくニュートラルな状態です
「アリストテレス王子に決まってるわ。だって格好良いもの、見たら一目惚れするわ」
次にイルア、それ貴女の視点だし。
その情報は何処から出て来たの?
義兄様が側近な事で出会えるならカルデナも出会えますよ?
どちらかと言うと、なんか怖いので出来る限り会いたく無い筆頭ですわ
「いやいや大穴、ベルナンディウス様よ」
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