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73闇教育
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どんどん積み込まれる衝撃の事実は飽和して身動き処が呼吸すら困難だ
女官が殿下の足にすがり付いて何故を連呼している
王妃様が毒を盛られたのは知らなかったのか騎士達もざわめくが殿下は何も言わなかった
「側妃殿下と度々、夜を共にしていたのも王はご存知ですぞ?初めてのお相手に殿下からお願いしたらしいと聞きましたが初恋、でしたかな?」
俯く殿下に追い討ちを掛けるお祖父様。私はひたすら瞳を極限まで開かせた
「今も文の遣り取りをされているとか。流石に側妃殿下の文は中を改め難いものですからな。毒の入手もハンカチの隅に僅かに忍ばせて殿下へ贈られたとは中々の策略家だと感服しましたぞ」
まさかの側室再登場。最早何の言い逃れも出来ないのだろう。
と言うか側妃殿下様と第一王子が繋がって居るから立太子出来なかったのでは無いだろうか?
そして妃殿下様と息子への愛情の狭間で王はかなり辛い想いを強いられたのでは無かろうか
これで何故、立太子の宣言をして貰え無かったのか殿下も察したに違い無く涙を流し瞳を閉じられた
部屋の外には既に近衛が待ち構えていて、話が粗方済むのを察した隊長が部屋へ入ると優しく殿下の腕を取った
ゆっくりした足取りで涙を片手で拭いながら扉に向かう殿下は母上を殺すつもりは無かった。
痺れる程度だと聞いていた、と呟くように言い訳し、お祖父様も深く頷いているのを見るとそれは本当だったのだろう
私との事が済めばお祖父様や義兄が味方に付いて王妃殿下が意識を取り戻した後も何とかしてくれる。とでも思っていたのかも知れない
「あぁ、そうそう殿下に一つお伝えし忘れておる事が有りましたな」
「ドロシー・アンタロス元男爵令嬢は無事に女児を出産されたそうです。金髪碧眼の。おめでとうございます殿下」
もう流石に意識を無くしても良いのでは無いでしょうか?
薄れゆく視界にまん丸に瞳を見開いた殿下が映るが次第に掠れ見えなくなって行く
もう本当にドロシー様がヒロインで良いのでは無いでしょうか?
そう言えばアニメに第一王子は名前だけで出て来なかったなー、なんて今更に浮かぶが、つまり始まる前に退場されていた、と言う。現実は世知辛いものね
女官が殿下の足にすがり付いて何故を連呼している
王妃様が毒を盛られたのは知らなかったのか騎士達もざわめくが殿下は何も言わなかった
「側妃殿下と度々、夜を共にしていたのも王はご存知ですぞ?初めてのお相手に殿下からお願いしたらしいと聞きましたが初恋、でしたかな?」
俯く殿下に追い討ちを掛けるお祖父様。私はひたすら瞳を極限まで開かせた
「今も文の遣り取りをされているとか。流石に側妃殿下の文は中を改め難いものですからな。毒の入手もハンカチの隅に僅かに忍ばせて殿下へ贈られたとは中々の策略家だと感服しましたぞ」
まさかの側室再登場。最早何の言い逃れも出来ないのだろう。
と言うか側妃殿下様と第一王子が繋がって居るから立太子出来なかったのでは無いだろうか?
そして妃殿下様と息子への愛情の狭間で王はかなり辛い想いを強いられたのでは無かろうか
これで何故、立太子の宣言をして貰え無かったのか殿下も察したに違い無く涙を流し瞳を閉じられた
部屋の外には既に近衛が待ち構えていて、話が粗方済むのを察した隊長が部屋へ入ると優しく殿下の腕を取った
ゆっくりした足取りで涙を片手で拭いながら扉に向かう殿下は母上を殺すつもりは無かった。
痺れる程度だと聞いていた、と呟くように言い訳し、お祖父様も深く頷いているのを見るとそれは本当だったのだろう
私との事が済めばお祖父様や義兄が味方に付いて王妃殿下が意識を取り戻した後も何とかしてくれる。とでも思っていたのかも知れない
「あぁ、そうそう殿下に一つお伝えし忘れておる事が有りましたな」
「ドロシー・アンタロス元男爵令嬢は無事に女児を出産されたそうです。金髪碧眼の。おめでとうございます殿下」
もう流石に意識を無くしても良いのでは無いでしょうか?
薄れゆく視界にまん丸に瞳を見開いた殿下が映るが次第に掠れ見えなくなって行く
もう本当にドロシー様がヒロインで良いのでは無いでしょうか?
そう言えばアニメに第一王子は名前だけで出て来なかったなー、なんて今更に浮かぶが、つまり始まる前に退場されていた、と言う。現実は世知辛いものね
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