95 / 202
95 ミラクルガール
しおりを挟む
姫の雑談に義兄と失礼の無い様に答えつつ、頭の中は連続100問1答してるぐらいフルに突っ込み過ぎて疲れが滲む
先ず、王宮にソニア様の姉で本来の側妃殿下だったカナデ様がいらしてるのも衝撃だし会いたかったら来る?と気軽に言われても答えに詰まる。
好奇心としては少しお会いしたいが、今の私は普通の伯爵令嬢と言う肩書きしか武器が無い
それに頭の片隅に浮かぶ攻略対象が誰であれ、と教えてくれた声は自分の前世は思い出せないけれど事実な気がして居るのも悩み処で
この情報は同じアニメを見て居たとしてもアニメには描かれて居ない設定で姫様は知らない可能性が有る
知っていたら何としてでも婚約者を攻略対象から望むだろう
現実的に第二王子殿下は姫がこちらに輿入れしない限り無理、逆に輿入れ可能なら婚約者の居ない義兄様含め有りだ
ルトラン公子はカルデナと婚約中だしミカエリス様は国に居ない上に既に他国で婚約者が出来た
後、一応可能性が有りそうなのがお一人いらっしゃるけれど、アニメで人気になったので隠しキャラ扱いでファンサイトで賑わったのがシルバー様なのだが、公式で発表されなかったし、あくまでアニメでは第二王子殿下とヒロインの純愛で終わってしまったので分からないままだ
しかし、遺伝子的にどうして金髪の多い我が国から銀髪のお子が出来るのか不思議です
フォーレットの国内の方が本来、望む髪色に近い貴族の方がいらっしゃるでしょうし、なんなら婚約候補で一緒に留学して来てるリードナイト公子もかなり青みがかっているが白銀系と言えなくも無い
皇弟殿下がカサンドラ様やカルデナを望むのはお二人が見事な銀髪だし、そもそも銀髪なのはマルチネットに皇家の方が嫁いだからなのだから血筋的にも求めているので、まだ分からなく無いのだけれど
血筋だけで、色だけで、求め無ければならない立場なのはお気の毒だと思う。
王家で無ければ第一王子殿下だって今頃、カサンドラ様と幸せな夫婦になられてたかも知れないし、姫もわざわざ隣国まで来なかったかも知れないのだから
新たに薔薇の薫る紅茶でカップ3杯も頂くとそろそろ良い時刻で有る。
大体、体感1時間半ぐらいで陽も僅かに翳りを見せた
義兄様と執拗に次の会瀬を望まれる会話が多く、それがどんな理由で有れ素直にデートしたいと口に吐けるのはちょっとだけ羨ましい。
胸に燻るのは嫉妬だ
私は自分が清い心の持ち主で無い事を理解している、ただ義兄様に醜いと思われたくなくて口に出さないだけだ。
なるべく伏せ目がちに心を殺して表面に出さないのは長年の妃殿下教育の賜物だろう
姫の愛らしさは見た目もお声も素直さも含め眩しい程で。
国は違えど貴族としてもこのご縁は有難いはずだから結局の所、義兄様が受け入れるならば侯爵の座を降りて隣国に渡る可能性もミリは有る訳で。
勿論、何時までも独り占めして良い訳も無いが、自国でも婚姻されたら従兄弟になった私は早々お会い出来ないのに更に隣国に行かれたらもう一生会えないかも知れない、と掠める可能性に背筋が冷や汗で止まらない
私の義兄様を取らないで!とアニメの悪役令嬢と化した私の気持ちが今は痛い程、解る。
昔は侯爵家のお役に立てれば、それが義兄や義父に恩返しになるならばそれだけで良かったのに、ここまで大切に無事に育てて頂いたのを忘れてはならないと唇を噛み締めてお茶会は終了した
尚、義兄はデートをしてる暇が無くやんわりお断りして居たので安心したり身体の心配したりで最後まで感情起伏がジェットコースターでした
先ず、王宮にソニア様の姉で本来の側妃殿下だったカナデ様がいらしてるのも衝撃だし会いたかったら来る?と気軽に言われても答えに詰まる。
好奇心としては少しお会いしたいが、今の私は普通の伯爵令嬢と言う肩書きしか武器が無い
それに頭の片隅に浮かぶ攻略対象が誰であれ、と教えてくれた声は自分の前世は思い出せないけれど事実な気がして居るのも悩み処で
この情報は同じアニメを見て居たとしてもアニメには描かれて居ない設定で姫様は知らない可能性が有る
知っていたら何としてでも婚約者を攻略対象から望むだろう
現実的に第二王子殿下は姫がこちらに輿入れしない限り無理、逆に輿入れ可能なら婚約者の居ない義兄様含め有りだ
ルトラン公子はカルデナと婚約中だしミカエリス様は国に居ない上に既に他国で婚約者が出来た
後、一応可能性が有りそうなのがお一人いらっしゃるけれど、アニメで人気になったので隠しキャラ扱いでファンサイトで賑わったのがシルバー様なのだが、公式で発表されなかったし、あくまでアニメでは第二王子殿下とヒロインの純愛で終わってしまったので分からないままだ
しかし、遺伝子的にどうして金髪の多い我が国から銀髪のお子が出来るのか不思議です
フォーレットの国内の方が本来、望む髪色に近い貴族の方がいらっしゃるでしょうし、なんなら婚約候補で一緒に留学して来てるリードナイト公子もかなり青みがかっているが白銀系と言えなくも無い
皇弟殿下がカサンドラ様やカルデナを望むのはお二人が見事な銀髪だし、そもそも銀髪なのはマルチネットに皇家の方が嫁いだからなのだから血筋的にも求めているので、まだ分からなく無いのだけれど
血筋だけで、色だけで、求め無ければならない立場なのはお気の毒だと思う。
王家で無ければ第一王子殿下だって今頃、カサンドラ様と幸せな夫婦になられてたかも知れないし、姫もわざわざ隣国まで来なかったかも知れないのだから
新たに薔薇の薫る紅茶でカップ3杯も頂くとそろそろ良い時刻で有る。
大体、体感1時間半ぐらいで陽も僅かに翳りを見せた
義兄様と執拗に次の会瀬を望まれる会話が多く、それがどんな理由で有れ素直にデートしたいと口に吐けるのはちょっとだけ羨ましい。
胸に燻るのは嫉妬だ
私は自分が清い心の持ち主で無い事を理解している、ただ義兄様に醜いと思われたくなくて口に出さないだけだ。
なるべく伏せ目がちに心を殺して表面に出さないのは長年の妃殿下教育の賜物だろう
姫の愛らしさは見た目もお声も素直さも含め眩しい程で。
国は違えど貴族としてもこのご縁は有難いはずだから結局の所、義兄様が受け入れるならば侯爵の座を降りて隣国に渡る可能性もミリは有る訳で。
勿論、何時までも独り占めして良い訳も無いが、自国でも婚姻されたら従兄弟になった私は早々お会い出来ないのに更に隣国に行かれたらもう一生会えないかも知れない、と掠める可能性に背筋が冷や汗で止まらない
私の義兄様を取らないで!とアニメの悪役令嬢と化した私の気持ちが今は痛い程、解る。
昔は侯爵家のお役に立てれば、それが義兄や義父に恩返しになるならばそれだけで良かったのに、ここまで大切に無事に育てて頂いたのを忘れてはならないと唇を噛み締めてお茶会は終了した
尚、義兄はデートをしてる暇が無くやんわりお断りして居たので安心したり身体の心配したりで最後まで感情起伏がジェットコースターでした
176
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢を虐げた自称ヒロインの末路
八代奏多
恋愛
公爵令嬢のレシアはヒロインを自称する伯爵令嬢のセラフィから毎日のように嫌がらせを受けていた。
王子殿下の婚約者はレシアではなく私が相応しいとセラフィは言うが……
……そんなこと、絶対にさせませんわよ?
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる