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●127 初恋は実りますか?
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サロンは何時も長方形のテーブルに2、2、1、1で座れるソファー、6人席が部屋の中で二つに分かれ、こうして大人数の時は机を付けてソファーもアームを外し、繋ぐと隙間無く座れる
両端の1人席はお祖父様とクロフォード義兄様が。
後はルアージュ家とナタトリス家で分かれ、4人掛けを5人で使うちょっとだけ狭くなる筈のルアージュ家は伯父様が嬉しそうにセリア伯母様を引き寄せ、何故か真ん中に私、隣にアッシュ、アイク義兄様の順である。
アッシュも流石にアイク義兄様の膝に乗るなんて事は無い。無いが、確りアイク義兄様と密着しているので何故か私、広々使用中です。ぼっちではありませんけれども、何故かぼっち気分ですわ
やぁやぁお寛ぎの所、押し掛けまして申し訳ない等と軽く挨拶を済ませ、子爵家の伯父様方にもシャンパンや紅茶、アリアには甘くした苺のロイヤルミルクティーやチョコをディップされたフルーツが出された。
私にもくれ下さい。
「端的に言うとライアットに絡まれた」
アリアが令嬢方に絡まれた話を聞いて気が気では無いが、当人は嬉しそうに苺を頬張っていてお姉様のドレス、凄かったですわ~と呑気なものだ
「ユラ殿か。まさかその世代がパーティーに参加していたとは思いも寄らなかったが、ユラ殿は熱烈な母上の信望者だったからな」
「確かアマール伯爵の方でしたよね」
義母が思い出したように確認する。どうやら玉ねぎ産地のジョージ.アマール伯爵家の方らしい
「そう、あの女傑だ。そもそもこの国は女性が家を継いでも可笑しく無いし、長く1人娘で居た母上は王になるべく教育され、その際に母上が王になった暁には側仕えしたいと申し出ていたのがユラ殿だが、母上が一目惚れした父上に押し掛け女房をしてしまったのでな、アマール伯爵当主としてパーティー等で母上の側に居た方なのだよ」
姫は弟が出来て初恋の人の所へ心置きなく嫁いだらしい、行動力を見習いたいです
「王の役目を幼い弟に押し付けたのは申し訳無いと猫かわいがりしたばかりにルファは母上にべったり懐いて、ルファとユラ殿2人、良く軽い口喧嘩をされていたのも懐かしい思い出だが、まさかここに来て名前が出るとはな」
当主だったとは知らなかったアリアは手で覆っているものの口を開けて戸惑いを見せた
「それでリリシア.ライアット様が嫁いだエルグラム侯爵家の事をずっと仰って居たのですね。お陰様で無事、絡まれる要素も無くなり感謝ですわ。お姉様の威光を借り、事なきを得ましたもの」
「そもそも私の為に絡まれたのでしょう?護れたなら何よりだけれど、何故そんなにライアット伯爵家に絡まれたのかしら」
「長年、要望を悉く却下したからな。ユメリ嬢からは彼女が産まれてから、月一婚約者へと見合いの連絡がずっと有ったし、レンも第三王子と婚約するまで有った」
「えーしつこく無い?」
アッシュが呑気に…こいつは何時も他人事で呑気だった
腹いっぱいでアイク義兄様に寄り掛かってるし!
両端の1人席はお祖父様とクロフォード義兄様が。
後はルアージュ家とナタトリス家で分かれ、4人掛けを5人で使うちょっとだけ狭くなる筈のルアージュ家は伯父様が嬉しそうにセリア伯母様を引き寄せ、何故か真ん中に私、隣にアッシュ、アイク義兄様の順である。
アッシュも流石にアイク義兄様の膝に乗るなんて事は無い。無いが、確りアイク義兄様と密着しているので何故か私、広々使用中です。ぼっちではありませんけれども、何故かぼっち気分ですわ
やぁやぁお寛ぎの所、押し掛けまして申し訳ない等と軽く挨拶を済ませ、子爵家の伯父様方にもシャンパンや紅茶、アリアには甘くした苺のロイヤルミルクティーやチョコをディップされたフルーツが出された。
私にもくれ下さい。
「端的に言うとライアットに絡まれた」
アリアが令嬢方に絡まれた話を聞いて気が気では無いが、当人は嬉しそうに苺を頬張っていてお姉様のドレス、凄かったですわ~と呑気なものだ
「ユラ殿か。まさかその世代がパーティーに参加していたとは思いも寄らなかったが、ユラ殿は熱烈な母上の信望者だったからな」
「確かアマール伯爵の方でしたよね」
義母が思い出したように確認する。どうやら玉ねぎ産地のジョージ.アマール伯爵家の方らしい
「そう、あの女傑だ。そもそもこの国は女性が家を継いでも可笑しく無いし、長く1人娘で居た母上は王になるべく教育され、その際に母上が王になった暁には側仕えしたいと申し出ていたのがユラ殿だが、母上が一目惚れした父上に押し掛け女房をしてしまったのでな、アマール伯爵当主としてパーティー等で母上の側に居た方なのだよ」
姫は弟が出来て初恋の人の所へ心置きなく嫁いだらしい、行動力を見習いたいです
「王の役目を幼い弟に押し付けたのは申し訳無いと猫かわいがりしたばかりにルファは母上にべったり懐いて、ルファとユラ殿2人、良く軽い口喧嘩をされていたのも懐かしい思い出だが、まさかここに来て名前が出るとはな」
当主だったとは知らなかったアリアは手で覆っているものの口を開けて戸惑いを見せた
「それでリリシア.ライアット様が嫁いだエルグラム侯爵家の事をずっと仰って居たのですね。お陰様で無事、絡まれる要素も無くなり感謝ですわ。お姉様の威光を借り、事なきを得ましたもの」
「そもそも私の為に絡まれたのでしょう?護れたなら何よりだけれど、何故そんなにライアット伯爵家に絡まれたのかしら」
「長年、要望を悉く却下したからな。ユメリ嬢からは彼女が産まれてから、月一婚約者へと見合いの連絡がずっと有ったし、レンも第三王子と婚約するまで有った」
「えーしつこく無い?」
アッシュが呑気に…こいつは何時も他人事で呑気だった
腹いっぱいでアイク義兄様に寄り掛かってるし!
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