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●133 姫だってまだ少女です
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食事を終え、サロンへ移動し改めて姫の話を聞いた私たちは愕然とした
「マルチネット公爵の子を儲けろなんて横暴な…!」
義母様は憤慨し、伯母様は泣き出しそうだ
「まさか、実の娘にそんな無体な真似を強制するとは」
「いかに自分がエトワールの側室になれないからと言って酷すぎる話だ」
アイク義兄様曰く、昨日の外交会談が終わった後に1人のフォーレットの外交官から声を掛けられたらしい。
『カナデ妃の側室要望が叶わねばフォーレットの国家単位でミクル姫に圧力を掛ける可能性がある』と
そんな話を聞かされては放っても置けず明けを待って直ぐに出仕し、フォーレットの外交官の部屋を尋ねる振りで近くの部屋で待機していたら廊下へ飛び出したミクル姫の声が聞こえ、連れ出して来たとの事。
ミクル姫はそんな計画されて居たとはついぞ知らず、早朝、叩き起こされ母を筆頭に複数の自国民から囲まれて妊娠を余儀無く強制されて来た、と
しかも相手が親程離れ、気持ちも無ければ愛妻すら居る上に先ず公爵の同意も得られていない。
少女の姫に兎に角と迫って来る母たちに恐怖で耐えられず部屋から逃げ出したらしい。
「お祖父様が居たら頼りたかったのだが、まさかもう出られてしまったとは」
アイク義兄様が出仕後に年寄りは朝が早いんじゃーと握り飯片手にお帰りになられてしまったのだ
昔、ミカエリス殿下を待つ間に王宮ガーデンに用意していた虫除けが意外と貴族の皆様の興味を引いてしまったらしく大量生産すべく伯爵領へ。
蚊取り線香は優秀なり
池を持つ貴族は特に気に入ってくれたそう
それにしてもカナデ様、実の娘になんて事を。貞操観念以前の問題ですよ
それなら、まだ叔父さんに当たる皇弟殿下と婚約した方が良いのでは無いか?とすら思うわ
「母ちゃ、母様は気持ちが興奮する薬を飲ませれば大丈夫だって。私がダメでもアーシャ夫人が妊娠しても良いって言うのよ」
啜り泣く姫も少し落ち付いて来て、逆に怒りが沸いて来たようだ
「アーシャ姫が男の御子を産んだなら、マルチネットを継いで貰ってカルデナ嬢を皇弟殿下の妃に。ミクル姫様が銀の髪の御子を産めば姫をフォーレット皇帝へと言う算段です。皇帝を継ぐのが姫ならカナデ妃は皇太后となり宮廷を追い出されず済み、カルデナ嬢を連れ帰っても褒賞で妃の継続を望む事が出来ますから」
アイク義兄様が淡々と説明するも、気の毒そうに姫に顔を合わせず天を見上げた
「リードナイト公子はどうされてるのですか?一応、婚約者候補でしたよね?」
クロフォード義兄様の一声に、時が止まった!
「マルチネット公爵の子を儲けろなんて横暴な…!」
義母様は憤慨し、伯母様は泣き出しそうだ
「まさか、実の娘にそんな無体な真似を強制するとは」
「いかに自分がエトワールの側室になれないからと言って酷すぎる話だ」
アイク義兄様曰く、昨日の外交会談が終わった後に1人のフォーレットの外交官から声を掛けられたらしい。
『カナデ妃の側室要望が叶わねばフォーレットの国家単位でミクル姫に圧力を掛ける可能性がある』と
そんな話を聞かされては放っても置けず明けを待って直ぐに出仕し、フォーレットの外交官の部屋を尋ねる振りで近くの部屋で待機していたら廊下へ飛び出したミクル姫の声が聞こえ、連れ出して来たとの事。
ミクル姫はそんな計画されて居たとはついぞ知らず、早朝、叩き起こされ母を筆頭に複数の自国民から囲まれて妊娠を余儀無く強制されて来た、と
しかも相手が親程離れ、気持ちも無ければ愛妻すら居る上に先ず公爵の同意も得られていない。
少女の姫に兎に角と迫って来る母たちに恐怖で耐えられず部屋から逃げ出したらしい。
「お祖父様が居たら頼りたかったのだが、まさかもう出られてしまったとは」
アイク義兄様が出仕後に年寄りは朝が早いんじゃーと握り飯片手にお帰りになられてしまったのだ
昔、ミカエリス殿下を待つ間に王宮ガーデンに用意していた虫除けが意外と貴族の皆様の興味を引いてしまったらしく大量生産すべく伯爵領へ。
蚊取り線香は優秀なり
池を持つ貴族は特に気に入ってくれたそう
それにしてもカナデ様、実の娘になんて事を。貞操観念以前の問題ですよ
それなら、まだ叔父さんに当たる皇弟殿下と婚約した方が良いのでは無いか?とすら思うわ
「母ちゃ、母様は気持ちが興奮する薬を飲ませれば大丈夫だって。私がダメでもアーシャ夫人が妊娠しても良いって言うのよ」
啜り泣く姫も少し落ち付いて来て、逆に怒りが沸いて来たようだ
「アーシャ姫が男の御子を産んだなら、マルチネットを継いで貰ってカルデナ嬢を皇弟殿下の妃に。ミクル姫様が銀の髪の御子を産めば姫をフォーレット皇帝へと言う算段です。皇帝を継ぐのが姫ならカナデ妃は皇太后となり宮廷を追い出されず済み、カルデナ嬢を連れ帰っても褒賞で妃の継続を望む事が出来ますから」
アイク義兄様が淡々と説明するも、気の毒そうに姫に顔を合わせず天を見上げた
「リードナイト公子はどうされてるのですか?一応、婚約者候補でしたよね?」
クロフォード義兄様の一声に、時が止まった!
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