乙女ゲームで婚約破棄をリアルに体験するのはごめんだ

いつき

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●143 続平凡な【アリア】

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そんなこんなでパーティー当日、何時もの何倍も綺麗に着飾って久し振りの父母との再開に喜び、白亜の城へ向かった。

そして、まさに運命の出会いを果たした私!
ちょっと余所見をして躓く私をさながら王子様のように颯爽と助けて下さった、ジョージ様。ジョージ.アマール様はなんと姉様のクラスメートの方と聞いて益々運命を感じたわ

その後、もう思い出したくも無いユメリ様たちに絡まれてごちゃごちゃしていたら、何時の間にかフォーレットの側室様に挨拶が無くなって帰る事に。

私が騒ぎを起こしたから?って焦ってしまったのは関係無かったみたい

ただ食事も最初にちょっとしか食べれ無かったし、子爵家は馬車の通行列の待ち時間も長いからお腹ペコペコでルアージュ伯爵家に向かったのは辛かった

即帰らず優雅に食べてる皆様が羨ましい
その光景を遠目に見て気付いたの、母様やマナー教室の先生は皆様、若々しく見え、顔の作りよりも遥かに輝いて見える表情や美しさは指先まで気を張り巡らせた所作で更に何倍も綺麗なんだって。
所作って相当、気を使わないと何処かでボロが出ちゃう。

お母様みたいに細身とか体型は関係無いのかも知れない、豪快な肝っ玉母様みたいな方も何人も見掛け楽しそうに食事をされていたし。
ただ、自分だけが楽しいのか、周りも楽しくしているのかは大きな違いで

周りも楽しそうにしてる方の所作は綺麗だった

マナー教室の学びが生かされるのをしみじみ感じ、母様に言ったら頭を撫でてくれて嬉しかったから私はまだまだ子どもなのだと思う

「子どもを守り、子どもを育て、子どもに親にならせて貰って私は親になれたけれど、まだ親になり途中で間違いもいっぱいしてしまう。でも私はメイドや沢山の人に育てて貰ってこんな良い子に恵まれて嬉しいわ、アリアは自慢の娘よ。沢山、恋して欲しいから敢えて婚約者を作らなくて貴女を不安がらせてしまったけれど、貴女はとても魅力的な子だから義務で契約者する婚約者より好きな人と幸せになって欲しいの」
    
「お母様の子で私は幸せよ?」

その時に改めて聞いたのはナタトリス家はレンファ姉様のお陰で子爵家にしては裕福らしい。
元々食うに困る生活では無かったのが幼い姉様が始めた商売の一部を担う事で右肩上がりのままだそう。

確かに衣、食、住に困った記憶は無い。
それが産まれた時から当たり前だったから今さらで、だからこそ子爵家が調子に乗って他家から睨まれ無いように質素倹約を心掛け婚約者も本当は何件も申し出が有ったのを私が好きでも無い人の為に無理しない様、自由に過ごさせて貰っていたのだと知ったのだ
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