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●147 瞳と眉唾話
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僅かに微笑まれ頷く義兄様はしかし、直ぐに顔をしかめた
「ミクル姫はあちらで皇帝陛下とカミュー侯爵子息に保護された。その前に前世の話は避けて通れず話されたそうだ」
「本当の父親の元へ帰りたくてこの国の子息と結婚したかった訳では無く、あくまでフォーレットの未来の為に、ですものね。そこへ実はカミュー侯爵子息がお好きだったとなれば言わざる得ないわ」
皆、あれほど純粋無垢な妖精姫が国の未来をずっと憂いでいたとは思わなかった事でしょうね
姫様の帰国と一緒に帰られたリードナイト公子も、姫様に謝罪されていたと帰る前、姫様と一緒に居たアイク義兄様から聞いたわ
ずっと自分が好きな婚約者と離された事ばかり不満に思って、姫の我が儘留学にも付き合わされていたと。
それは1部、間違いでは無いにしろ元々、父親の不貞のせいでなってしまったのは解って居ても大好きな父親を庇う気持ちが先走って、姫様が此方で婚約者を見付け次第、解放する約束もあくまで姫の口約束で国に帰ったら強制的に婚姻されると思っていたそうだ
確かに普通に考え、他国で婚約者をわざわざ作るのはいくら美と地位を持って居ても難しい。
大体、高位貴族は婚約者が居るからね
リードナイト公子の言い分は正しい。が、まさか留学も姫様が自国の想い人を我慢してまで国を考えての事だったとなれば流石に謝罪の一つも出るものよね
ちなみに私たちの代は比較的、遅めなのはこの義兄様がずっと婚約者を作らなかった為、ワンチャン狙いも多くいる
若い侯爵が潰れず家を維持出来るなら娘を、と狙うハンターの多さよ
未だ学園で私ですら側に居たらヒソヒソされますもの。
一緒に居ても大丈夫なのはラーナ様ぐらいだ
まぁ、私は傷物令嬢な段階でヒソヒソされるのでそのぐらいの嫉妬も負けませんけれども!
「その話の流れでレンファの事も言ってしまったそうだ。勿論、瞳の事は国家機密の為、言っていないらしいが」
「私、ですか?」
首を傾げる私に両手を膝上で組み、軽く伏せられた眼、そして吐き出される吐息にビクッと肩を震わせた
「クッション付き馬車」
「義父様の身体の負担を軽減したくて」
後、普通に私も座り心地が良い椅子に乗りたかった
「インクを頻繁に浸けなくて済むガラスペン」
「幼いクロフォード様が頑張って執務に励んでいらっしゃるのを少しでもお役に立ちたかったのですわ。私が専属インク係だと気を遣わせて夜中に起きて書類やってらっしゃるから」
開発に時間掛かってかなり大きくなってからのお渡しにはなったけれど
「バレてたのか。入浴剤や石鹸」
「髪や肌は綺麗に越した事有りません、特に手洗いうがいは見えない風邪のウィルス除去になりますもの」
自作化粧水とか石鹸とかが流行った前世の知識のお陰も有り、比較的早く作れたのも有る
「ミクル姫はあちらで皇帝陛下とカミュー侯爵子息に保護された。その前に前世の話は避けて通れず話されたそうだ」
「本当の父親の元へ帰りたくてこの国の子息と結婚したかった訳では無く、あくまでフォーレットの未来の為に、ですものね。そこへ実はカミュー侯爵子息がお好きだったとなれば言わざる得ないわ」
皆、あれほど純粋無垢な妖精姫が国の未来をずっと憂いでいたとは思わなかった事でしょうね
姫様の帰国と一緒に帰られたリードナイト公子も、姫様に謝罪されていたと帰る前、姫様と一緒に居たアイク義兄様から聞いたわ
ずっと自分が好きな婚約者と離された事ばかり不満に思って、姫の我が儘留学にも付き合わされていたと。
それは1部、間違いでは無いにしろ元々、父親の不貞のせいでなってしまったのは解って居ても大好きな父親を庇う気持ちが先走って、姫様が此方で婚約者を見付け次第、解放する約束もあくまで姫の口約束で国に帰ったら強制的に婚姻されると思っていたそうだ
確かに普通に考え、他国で婚約者をわざわざ作るのはいくら美と地位を持って居ても難しい。
大体、高位貴族は婚約者が居るからね
リードナイト公子の言い分は正しい。が、まさか留学も姫様が自国の想い人を我慢してまで国を考えての事だったとなれば流石に謝罪の一つも出るものよね
ちなみに私たちの代は比較的、遅めなのはこの義兄様がずっと婚約者を作らなかった為、ワンチャン狙いも多くいる
若い侯爵が潰れず家を維持出来るなら娘を、と狙うハンターの多さよ
未だ学園で私ですら側に居たらヒソヒソされますもの。
一緒に居ても大丈夫なのはラーナ様ぐらいだ
まぁ、私は傷物令嬢な段階でヒソヒソされるのでそのぐらいの嫉妬も負けませんけれども!
「その話の流れでレンファの事も言ってしまったそうだ。勿論、瞳の事は国家機密の為、言っていないらしいが」
「私、ですか?」
首を傾げる私に両手を膝上で組み、軽く伏せられた眼、そして吐き出される吐息にビクッと肩を震わせた
「クッション付き馬車」
「義父様の身体の負担を軽減したくて」
後、普通に私も座り心地が良い椅子に乗りたかった
「インクを頻繁に浸けなくて済むガラスペン」
「幼いクロフォード様が頑張って執務に励んでいらっしゃるのを少しでもお役に立ちたかったのですわ。私が専属インク係だと気を遣わせて夜中に起きて書類やってらっしゃるから」
開発に時間掛かってかなり大きくなってからのお渡しにはなったけれど
「バレてたのか。入浴剤や石鹸」
「髪や肌は綺麗に越した事有りません、特に手洗いうがいは見えない風邪のウィルス除去になりますもの」
自作化粧水とか石鹸とかが流行った前世の知識のお陰も有り、比較的早く作れたのも有る
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