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◯191 エマの初恋2
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エマも自分より上位とされる王族には強く言えない。エトワールの式典が終わり一旦、帰国して再度エトワール王国について調べた所、王子に似てる側近が独身の侯爵、しかも未だ婚約者不在の上、目のたんこぶになりそうな親も既に居らず、家は事業で成功し、かなりの資産家と来れば狙うしか無かった。
物語の王子そのものだったアリストテレスそっくりと噂のエルグラム侯爵、期待に胸を膨らませエルグラム事業で1番有名な馬車の製作に目を付けて侯爵と接点及び国外に出る自然な言い訳として馬車製作に興味を持ちそうな性欲発散要員のバルガに声を掛けた
寝室で何をして居るのか当然把握している使用人から報告が有り、恋人と勘違いした公爵がバルガの父親の侯爵が、ならば婚約をと勧めたのだが、2人とも跡継ぎで無い為に住む場所を検討している間にエマはさっさとエトワールに出かけてしまった
もし、父親にきちんと話を通して居たら良識の有る父から止められるのは解っていたのだ
何しろ侯爵は王家と血の繋がりも有る奇跡の瞳の持ち主らしい、歳もアリストテレス王子と同級生で7つ下。多くの男性と交じわった事で自信は有れど国が違えば言葉も違う
本人に会ったら何としてでも、と意気込むも会えたのはまさか元義妹令嬢だった
肩を落としたが、格下貴族の女子にはめっぽう強い。立場を隠し優位に立つチャンスだと、最初はほくそ笑んだものだが何かが可笑しい。
エルグラム侯爵を呼ぶ処か、明らかに上位の者が持つ振る舞いは違和感しか無い
調べでは元平民から養女でのし上がった令嬢、第3王子から婚約者破棄された傷物にして養子先のエルグラムを追い出され伯爵に引き取られた。
それが、どうだ?侯爵家で当然の如く使用人を侍らせて大量の護衛騎士まで付いている
バルガにはわざと格好や言葉使いを変え、自分たちの身分を隠して後で頭を下げさせる作戦も上手く行かない
逆にバルガの素行の悪さで追い詰められているでは無いか
バルガが目の前の少女を打つのだけは抑えられたが、壁中の使用人が一斉に攻撃体勢に入ったのをバルガ自身全然、気が付いて居ないのが恐ろしかった
まるでクララと一緒の時と同じく、国の最上級クラスを護る近衛と似た空気に私は身を震わせた
しかも、令嬢は何故か国内でも早々、話す時間が取れない父公爵と会話をしたと言う
王子の元婚約者ならば他国語を多少は話せるのは、自分も公爵家として幼少から習っていたから分からないでは無いが、思ったより流暢で父と話せたのは通訳として呼ばれた可能性も有るが。
何にせよ、自分の身分がバレて居るのとバルガの行いで交渉にならない状況と、まさか元平民の令嬢に奇跡の瞳疑惑まで浮上して私は上手く言葉が出なかった。
その上、まさかまさかのアリストテレス王子の婚約者、側室って子どもが産まれ無かったり、正室の王妃のサポート役な筈。まだ、学生のアリストテレス王子が結婚した後に作られる立場では無いの?
伯爵令嬢で良いのなら私だって良かったのでは?と頭の中が真っ白になって立ち尽くしたのだった
物語の王子そのものだったアリストテレスそっくりと噂のエルグラム侯爵、期待に胸を膨らませエルグラム事業で1番有名な馬車の製作に目を付けて侯爵と接点及び国外に出る自然な言い訳として馬車製作に興味を持ちそうな性欲発散要員のバルガに声を掛けた
寝室で何をして居るのか当然把握している使用人から報告が有り、恋人と勘違いした公爵がバルガの父親の侯爵が、ならば婚約をと勧めたのだが、2人とも跡継ぎで無い為に住む場所を検討している間にエマはさっさとエトワールに出かけてしまった
もし、父親にきちんと話を通して居たら良識の有る父から止められるのは解っていたのだ
何しろ侯爵は王家と血の繋がりも有る奇跡の瞳の持ち主らしい、歳もアリストテレス王子と同級生で7つ下。多くの男性と交じわった事で自信は有れど国が違えば言葉も違う
本人に会ったら何としてでも、と意気込むも会えたのはまさか元義妹令嬢だった
肩を落としたが、格下貴族の女子にはめっぽう強い。立場を隠し優位に立つチャンスだと、最初はほくそ笑んだものだが何かが可笑しい。
エルグラム侯爵を呼ぶ処か、明らかに上位の者が持つ振る舞いは違和感しか無い
調べでは元平民から養女でのし上がった令嬢、第3王子から婚約者破棄された傷物にして養子先のエルグラムを追い出され伯爵に引き取られた。
それが、どうだ?侯爵家で当然の如く使用人を侍らせて大量の護衛騎士まで付いている
バルガにはわざと格好や言葉使いを変え、自分たちの身分を隠して後で頭を下げさせる作戦も上手く行かない
逆にバルガの素行の悪さで追い詰められているでは無いか
バルガが目の前の少女を打つのだけは抑えられたが、壁中の使用人が一斉に攻撃体勢に入ったのをバルガ自身全然、気が付いて居ないのが恐ろしかった
まるでクララと一緒の時と同じく、国の最上級クラスを護る近衛と似た空気に私は身を震わせた
しかも、令嬢は何故か国内でも早々、話す時間が取れない父公爵と会話をしたと言う
王子の元婚約者ならば他国語を多少は話せるのは、自分も公爵家として幼少から習っていたから分からないでは無いが、思ったより流暢で父と話せたのは通訳として呼ばれた可能性も有るが。
何にせよ、自分の身分がバレて居るのとバルガの行いで交渉にならない状況と、まさか元平民の令嬢に奇跡の瞳疑惑まで浮上して私は上手く言葉が出なかった。
その上、まさかまさかのアリストテレス王子の婚約者、側室って子どもが産まれ無かったり、正室の王妃のサポート役な筈。まだ、学生のアリストテレス王子が結婚した後に作られる立場では無いの?
伯爵令嬢で良いのなら私だって良かったのでは?と頭の中が真っ白になって立ち尽くしたのだった
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