やんちゃな公爵令嬢の駆け引き~不倫現場を目撃して~

岡暁舟

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 セレウス様に連れられて、私は生徒会室に連れていかれた。

「メアリー様に謝るのよね?」

 令嬢を極めると、逆に人の言うことを信じるようになって……セレウス様はその点で私のことを疑わなかったのだ。

「もちろんでございますっ……私は可愛い……いやっ、失礼いたしましたっ!王女様に対して申し訳ないと思っておりますから!さあ、行きましょう!」

「どのみち、あなたは貴族の格式もないのだから、私がメアリー様のためにあなたのことをたっぷりイジメて……」


「隙ありっ!!!首ちょんぱですよっ!!!」

 私はセレウス様の背後を狙った。セレウス様は倒れこんでしまった。

「あなた……どういうつもりなのっ?」

「こういうことですよっ……どうして、あなたが私の人生を邪魔することが出来るでしょうか?」

「人を信頼するな、と昔から言われていた。あなたのことを少しでも信じた私が……バカだった」

「殺しはしませんから……少し眠っていてくださいねっ……」

 私は言った。セレウス様は最後まで抵抗を試みたが、ダメだった。


「失礼しますううっ!」

 生徒会に駆け込んだ。そこには、王女様の姿が!会いたかったですよ!そこには、トスカーナ様の姿もしっかりとありましたっ!

「あらっ、セレウスは死んだのかしらっ?」

「殺してはいませんよ……私の邪魔をするから、眠ってもらっているだけですっ……」

 トスカーナ様と王女様は愛し合っている……その邪魔をするのはもちろんのことで、後は王女様を完全に葬りさる……。
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