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再会 ②
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いったい…、なんなんだろう…。
服を着替えながら一生懸命考える、どうしてもわからない。
記念日のこと、晴人さんにきちんと謝ろう…。
瑞稀は心配になる気持ちを抑え、店の裏口から外に出ると、そこにはもう晴人が瑞稀のことを待っていた。
「瑞稀、お疲れ様」
いつものように差し出された晴人の手を、瑞稀は握り、手を繋いで歩く。
「今日も、お客さん多かったね」
嬉しそうに話す晴人とは反対に、瑞稀の顔は
晴れない。
「瑞稀、何かあった?」
いつもと違う様子に、晴人は心配そうに瑞稀の顔を覗き込んだ。
「いえ……」
そう言ったものの、この後、なんと言えばいいのかわからない。
「なんだか辛そう…。何か嫌なことあった?」
晴人はより心配そうに、瑞稀を見た。
ちゃんと…ちゃんと言わないと…。
ちゃんと「ごめんなさい」って謝らないと…。
立ち止まり、瑞稀は晴人をじっと見つめた。
「晴人さん、今日、何かの記念日だったんですよね…。でも僕…なんの記念か思い出せなくて…ごめんなさい…」
情けなくなって、瑞稀は俯いてしまった。
「ずっと、そのことを気にしてたの?」
「はい…」
記念日を忘れてしまうなんて、本当に申し訳ない。
瑞稀にとって晴人と一緒に過ごした出来事は宝物。
そんな大切なことを忘れてしまうなんて、瑞稀は自分自身が嫌になってしまい、晴人さんと目が合わせられず俯いていると、
「ずっと、そのことを気にしてたの?」
「はい…」
晴人は瑞稀のことを抱きしめた。
「謝るのは俺の方だよ。瑞稀を不安にさせてしまって、本当にごめん」
「え?」
瑞稀は自分が悪いと思っていたのに晴人に謝られ、髪を優しく撫でてくれるなんて思いもしていなかった。
「謝るのは俺の方だよ。瑞稀を不安にさせてしまって、本当にごめん」
「え?」
「実は今日で、俺と瑞稀が付き合い始めて半年なんだ。それで何かお祝いしたくて『早く瑞稀の仕事が終わらないかな?』ってばかり考えていて…。そのことが顔に出ていたんだね。瑞稀を不安にさせてたなんて、本当にごめん。俺、1人浮かれてたよ…。瑞稀、許してくれる?」
晴人は瑞稀の銀色の髪を優しく撫でた。
許すも何も…。
「僕のほうこそ、そんな大切なこと忘れてしまっていて、ごめんなさい…」
抱きしめられながら晴人を見上げると、晴人は瑞稀を微笑み返す。
今日は晴人さんと再会して付き合いだして、半年記念。
僕にとって、特別な日。
「ねぇ瑞稀。これから俺の部屋に帰って、半年記念のお祝いする?」
「え!?お祝い?」
嬉しさで声が大きくなってしまい、瑞稀は慌てて両手で口を押さえる。
「はい!お祝いしたいです!」
嬉しさでまた声が大きくならないように、今度は声の大きさに気をつけて言った。
今まで家族以外と一緒に何かのお祝いをするなんて、一度もなかった。
だけど今日は初めて家族以外の人と一緒にお祝いをする。
しかもその人は、大好きな晴人さん。
晴人さんの部屋でお祝いをするかと思うと、楽しみすぎて居ても立ってもいられない。
「晴人さん早く帰りましょ」
待ちきれなくなった瑞稀は、晴人の手をぐいぐい引っ張ってしまう。
「あ!瑞稀そんなに急いだら…」
急ぐ瑞稀に晴人は持っていた白い紙袋を見せ、
「せっかくのお祝いのケーキ、崩れちゃうよ」
晴人の胸に瑞稀を引き寄せた。
「時間はたっぷりある。ゆっくり帰ろう…」
そう言い瑞稀の額にキスをした。
服を着替えながら一生懸命考える、どうしてもわからない。
記念日のこと、晴人さんにきちんと謝ろう…。
瑞稀は心配になる気持ちを抑え、店の裏口から外に出ると、そこにはもう晴人が瑞稀のことを待っていた。
「瑞稀、お疲れ様」
いつものように差し出された晴人の手を、瑞稀は握り、手を繋いで歩く。
「今日も、お客さん多かったね」
嬉しそうに話す晴人とは反対に、瑞稀の顔は
晴れない。
「瑞稀、何かあった?」
いつもと違う様子に、晴人は心配そうに瑞稀の顔を覗き込んだ。
「いえ……」
そう言ったものの、この後、なんと言えばいいのかわからない。
「なんだか辛そう…。何か嫌なことあった?」
晴人はより心配そうに、瑞稀を見た。
ちゃんと…ちゃんと言わないと…。
ちゃんと「ごめんなさい」って謝らないと…。
立ち止まり、瑞稀は晴人をじっと見つめた。
「晴人さん、今日、何かの記念日だったんですよね…。でも僕…なんの記念か思い出せなくて…ごめんなさい…」
情けなくなって、瑞稀は俯いてしまった。
「ずっと、そのことを気にしてたの?」
「はい…」
記念日を忘れてしまうなんて、本当に申し訳ない。
瑞稀にとって晴人と一緒に過ごした出来事は宝物。
そんな大切なことを忘れてしまうなんて、瑞稀は自分自身が嫌になってしまい、晴人さんと目が合わせられず俯いていると、
「ずっと、そのことを気にしてたの?」
「はい…」
晴人は瑞稀のことを抱きしめた。
「謝るのは俺の方だよ。瑞稀を不安にさせてしまって、本当にごめん」
「え?」
瑞稀は自分が悪いと思っていたのに晴人に謝られ、髪を優しく撫でてくれるなんて思いもしていなかった。
「謝るのは俺の方だよ。瑞稀を不安にさせてしまって、本当にごめん」
「え?」
「実は今日で、俺と瑞稀が付き合い始めて半年なんだ。それで何かお祝いしたくて『早く瑞稀の仕事が終わらないかな?』ってばかり考えていて…。そのことが顔に出ていたんだね。瑞稀を不安にさせてたなんて、本当にごめん。俺、1人浮かれてたよ…。瑞稀、許してくれる?」
晴人は瑞稀の銀色の髪を優しく撫でた。
許すも何も…。
「僕のほうこそ、そんな大切なこと忘れてしまっていて、ごめんなさい…」
抱きしめられながら晴人を見上げると、晴人は瑞稀を微笑み返す。
今日は晴人さんと再会して付き合いだして、半年記念。
僕にとって、特別な日。
「ねぇ瑞稀。これから俺の部屋に帰って、半年記念のお祝いする?」
「え!?お祝い?」
嬉しさで声が大きくなってしまい、瑞稀は慌てて両手で口を押さえる。
「はい!お祝いしたいです!」
嬉しさでまた声が大きくならないように、今度は声の大きさに気をつけて言った。
今まで家族以外と一緒に何かのお祝いをするなんて、一度もなかった。
だけど今日は初めて家族以外の人と一緒にお祝いをする。
しかもその人は、大好きな晴人さん。
晴人さんの部屋でお祝いをするかと思うと、楽しみすぎて居ても立ってもいられない。
「晴人さん早く帰りましょ」
待ちきれなくなった瑞稀は、晴人の手をぐいぐい引っ張ってしまう。
「あ!瑞稀そんなに急いだら…」
急ぐ瑞稀に晴人は持っていた白い紙袋を見せ、
「せっかくのお祝いのケーキ、崩れちゃうよ」
晴人の胸に瑞稀を引き寄せた。
「時間はたっぷりある。ゆっくり帰ろう…」
そう言い瑞稀の額にキスをした。
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