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雪の日の出会い ③
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昴の言うように、瑞稀が保育園についた時より雪が道路に積もり、風と雪が合わさって視界も悪かった。
昴と瑞稀、そして二人の子供たちは昴が待たせていた車に乗り込んだ。
車の運転席には運転手らしき人が座っている。
「ご自宅まで送ります」
助手席に座った昴が、後部座席に座る瑞稀に声をかける。
自宅まで送ってくれる…。
それは本当にありがたいし、悪い人にも見えないけど、今日初めて会った人に自宅の場所を知られるのもな…。
「あの、帰りにスーパーに寄ろうと思っていたので、スーパーまでお願いします」
当たり障りのないであろう返事をする。
「スーパーからご自宅は近いのですか?もし遠くならしばらく駐車場で待って、買い物が終わられ手からお送りしますが…」
昴はそこまで言い、「あっ!」と困った顔をした。
「初対面なのにご自宅の場所を聞いてしまって、すみません。あの、変な意味はないんです。ただ、この雪の中、子供と一緒に歩くのは大変かな?と思って…。あ、私、雫の叔父で内藤と言います。雫の母親が私の姉でして、妊娠中の姉の代わりに雫をむ迎えにきただけで、決して怪しいものではなくて…。あ~なんて言えばいいか…。やっぱり不審者に見えますよね…」
本当に困ったように、昴は頭を掻いたので、瑞稀はフフフと笑ってしまった。
「不審者になんて見えないですよ。雫くんの叔父様だったんですね。私は千景の母で成瀬と言います。確かにこの雪の中、買い物をして千景と手を繋ぐのは難しので、買い物はまた後日にします」
「え?大丈夫なんですか?」
「はい。急ぎませんので」
「それじゃあ、どこまでお送りしたら良いですか?」
「…それでは…、この近くのドラッグまでお願いします。そこまで送っていただけましたら、家まですぐなので」
実はそれほど自宅から近いわけではなかったが、ドラッグストアまで送ってもらえれば、あとは幅の広い歩道を歩くだけなので、雪道でも危険はない。
「ではその店までお送りします。店名教えていただいてもよろしいですか?」
瑞稀が店名を伝えると、車は走り出す。
瑞稀と同じく後部座席に座っている千景と雫は、一緒に帰れたことが嬉しいようで、二人手を繋いで大好きな戦隊モノの話をしている。
「成瀬さん、ご趣味はなんですか?」
「え?」
いきなり昴にお見合いの時のような質問をされ、瑞稀は戸惑った。
「趣味…ですか?全然上達しませんが、料理をすることが好きです」
こんな感じの答えでいいのかな?
瑞稀が答えると、
「私も料理が好きなんです」
昴はシートベルトをしているにもかかわらず、後部座席に座る瑞稀の方に体ごと向ける。
「因みに何料理がお得意ですか?」
また昴からの質問。
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自宅まで送ってくれる…。
それは本当にありがたいし、悪い人にも見えないけど、今日初めて会った人に自宅の場所を知られるのもな…。
「あの、帰りにスーパーに寄ろうと思っていたので、スーパーまでお願いします」
当たり障りのないであろう返事をする。
「スーパーからご自宅は近いのですか?もし遠くならしばらく駐車場で待って、買い物が終わられ手からお送りしますが…」
昴はそこまで言い、「あっ!」と困った顔をした。
「初対面なのにご自宅の場所を聞いてしまって、すみません。あの、変な意味はないんです。ただ、この雪の中、子供と一緒に歩くのは大変かな?と思って…。あ、私、雫の叔父で内藤と言います。雫の母親が私の姉でして、妊娠中の姉の代わりに雫をむ迎えにきただけで、決して怪しいものではなくて…。あ~なんて言えばいいか…。やっぱり不審者に見えますよね…」
本当に困ったように、昴は頭を掻いたので、瑞稀はフフフと笑ってしまった。
「不審者になんて見えないですよ。雫くんの叔父様だったんですね。私は千景の母で成瀬と言います。確かにこの雪の中、買い物をして千景と手を繋ぐのは難しので、買い物はまた後日にします」
「え?大丈夫なんですか?」
「はい。急ぎませんので」
「それじゃあ、どこまでお送りしたら良いですか?」
「…それでは…、この近くのドラッグまでお願いします。そこまで送っていただけましたら、家まですぐなので」
実はそれほど自宅から近いわけではなかったが、ドラッグストアまで送ってもらえれば、あとは幅の広い歩道を歩くだけなので、雪道でも危険はない。
「ではその店までお送りします。店名教えていただいてもよろしいですか?」
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「え?」
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こんな感じの答えでいいのかな?
瑞稀が答えると、
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昴はシートベルトをしているにもかかわらず、後部座席に座る瑞稀の方に体ごと向ける。
「因みに何料理がお得意ですか?」
また昴からの質問。
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