【完結】たとえ彼の身代わりだとしても貴方が僕を見てくれるのならば… 〜初恋のαは双子の弟の婚約者でした〜

葉月

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つがい ⑤

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「動くと危ないから縛るよ」 

 縛る?

 聞く間もなく、サイモンは僕を抱き上げ近くにあった椅子に座らせ、近くにあった紐で僕の腕を後でくくり、両肘掛けに僕の両足首をくくりつけた。

「痛くない?」
「うん」
 答えると、
「じゃあいくよ」
 サイモンは僕の楔の先端と銀色の棒に強烈な媚薬オイルをたっぷり垂らせ、密口から棒を入れる。

 それだけで一気に絶頂にまで達するような刺激が密口から広がる。

「ひぃっ!」

 無意識に脚を閉じようとしてしまうが、椅子に縛られていて身動きが取れない。


「痛くならないように媚薬を入れながら広げような」
 蜜口を拡げ媚薬を少量ずつ入れられながら、淫具がじわじわ中に入ってくる。

「ひぃっ…ひぃっ…ひゃあっ…っ!」

 悲鳴のような声が出た。それほどまでの悦楽が蜜口を通し、オイルと共に中に入ってくる。喘ぎが止まらず口が開けっぱなしになってしまい、口角から唾液が流れる。

「もう少しで、いい所まではいるからな」
 涙目でサイモンを見上げると、優しく微笑みながら僕の頭を撫でてくれた。

「大丈夫。気持ちよくなるだけだから。ほら入ったよ」
 サイモンが淫乱具をピンっと指先で弾くと、

「ひゃぁぁぁ……ーーーっ!」

 頭が真っ白になり、遅れて射精するほどの快楽が襲ってくる。だが蜜口から白濁とした液は出ない。

 どうして!?

 またサイモンを見上げると、
「この棒を入れている限り射精はできないよ。どこまで我慢できるかな?」
 サイモンはニヤリと笑い、淫具を弾いたり少し引き抜いては焦らすように、いい所まで差し込む。

「ダメ…っダメ…、はぁぁ…あぁぁ…っイク!、イクっ!…イク~~~っ!」

 棒が動くたびイカされ続ける。腹の奥にある熱いものが沸騰し爆発しそうになるのに爆発できずに、また腹の奥に戻ってくる。達している感覚。でも達することはできない。逃げ場のない暴力的な快感だけが身体の中に溜まっていく。

「イキたいっ…!イキ、たい……っ、サイモン…イカせて…っ!ダメっ……!イク~……っ!」

 何を言っているかわからない。イきそうなのにイけない。

 出したい!出したい!出したい!
 椅子の上で身体が飛び跳ねる。椅子がガタガタいい、倒れそうになるたびに
「そんなに暴れて。悪い子だ」
 濃厚なキスをされながら、精路を弄ばれる。

「いい子はね、よだれを垂らしながら何度も蜜口ここで達するんだよ。それにほら、後ろの蕾からはこんなに蜜が…」
 椅子をびっしょりと濡らすほど蕾から蜜が溢れていた。

「挿れてっ!サイモン…挿れてっ!だめぇ~~…っ!」
 中を擦りたくても擦れない。出したくても出せない。頭がおかしくなりそうだ。
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