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七
58.5話 誕生日翌日と過去を知る恋人の知人
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朝起きたら目の前に天使がいた。昨日あのあと恋は言っていた通り本当にべったりとくっついたまま眠り出した。可愛すぎて死ぬかと思ったけど、最高の時間すぎて一時間くらいその光景を堪能してから眠った。そして今、目を覚ましても状態がキープされていた。多分俺は、前世でよほど良い行いをしていたんだろうな......。
赤城は恋の頭を撫でるとむにゃむにゃ言いながら恋が目を覚ました。
「...んっ......あか、し...?」
「うん?俺だよ、おはよう。今日も可愛いね。」
恋の額にキスをすると赤城は上体を起こした。恋が赤城の身体に見惚れていると「今日何食べ行きたい?」と赤城が聞いた。
恋も目を擦りながら身体を起こすと少し考えたような素振りを見せてから
「んー...中華...とか?」
と、答えた。
赤城がシャワーを浴びると言って部屋を出ると恋もぼちぼち準備を始めた。
床に落ちた昨日履いていたえっちな下着を見つけて拾い上げると同時に昨日の出来事を思い出した。
考えただけでも顔が熱くなるし何より...何より!赤城が終始格好良すぎた......。すごい大人の色気?があったし、優しさの中に少し強いところもあってそこがまた良かったし...気持ちよかった...し。今度いつしてくれるのかな...、いやいや!僕は朝から何を考えてるんだ!?早く準備しないと。
下着をカバンの一番奥に押し込むと普段履いている下着に着替えた。
持ってきた二つの服で悩んでいるとシャワーから戻った赤城が部屋に入ってきた。
「ただいまー、そんな姿でいると風邪ひいちゃうよ。...服選んでたの?」
「あっ、赤城おかえり!うん...どっちがいいかな......?」
恋がどっちも手に取って身体に当てて見せると赤城は悩んだ後片方の服を指差した。
「こっちかぁ、ありがとう~。じゃこれにする!」
「うん...、今日も冷えるみたいだからそっちの方がいいと思って。風邪ひかないようにしようね。」
赤城の言葉に頷いて恋も着替えを済ますと、三〇分後一緒に家を出た。
「ここが中華街かぁ~!」
「あんま来たことない?」
「うん!来る機会がなかったしそもそもこっちの方まで一緒に行ってくれる人が居なかったから。仲川もインドア派だったし...!」
恋が嬉しそうに写真を撮るとその姿を愛おしそうに赤城は眺めた。
まだ午前でやってない店がほとんどだったのもあり、一度場所を変え時間潰しに色々回ることにした。
店の中をそれぞれ見ている時ふと横から赤城を見ると、僕があげた時計とお揃いの指輪を右手に付けていてまるで赤城の右側全てが僕で染まっている気がしてなんだか嬉しくなった。そんなことを思ってニヤニヤと赤城の横顔を見ていると「見過ぎ。」と少し照れくさそうに赤城に言われた。
お昼は食べ歩きをした後お店にも入り、夜ご飯が入らないと思うほどたくさん食べた。前に赤城が買ってくれた「幻のプリン」も買うことができて大満足だった。冬休みの影響でか人が多くて、早めに赤城の家に戻り家でゆっくりする事にした。
最寄駅に着くと「今日も家族は家に帰ってこない。」と言う衝撃の事実を聞かされ押しに負けて急遽もう一泊する事になった。コンビニで下着類を買うと「夜ご飯を一緒に作りたい」と言う僕の我儘聞き入れるように赤城が家近くのスーパーに連れていってくれた。
「作りたいって言ったのは僕だけど大丈夫かな...ちゃんと作れるか不安しかない。」
「大丈夫だよ、簡単なのにするつもりだし。けどなんで突然、一緒に作りたいなんて言ったの?」
野菜を選んでカゴに入れながら赤城が聞くと、後ろで佇む僕に聞いた。
「あ...えっと、特に深い意味はなかったんだけど強いて言えばこの前......」
「あれ~、赤城くんじゃね?」
僕の話を遮るかのように横から赤城の肩を叩きながら話しかけてきた彼は、柔らかい笑みを浮かべながら赤城に親そうに話した。
「あー久しぶり。」
「こんなとこで会うんなんて思わなかったわ!隣、もしかして高校のお友達さんー?どーも!中学ん時のダチっす!」
気さくに話しかけてくる友人に恋は軽く会釈をすると気を遣ってその場から離れた。
その間の暫時、赤城と彼は話をしていた。
そろそろ話が終わる頃かと思った恋がお菓子を抱えて戻ろうとすると、赤城があまりいい顔をしていないのが遠目で見ていてもわかった。
恋は駆け足で赤城の元へ帰ると
「赤城、そろそろ帰らないと。」
と言い赤城の手を引っ張った。
そんな恋たちの様子を見ていた友人は気まずそうに「...そういう事だから。ちょい考えてまた連絡して。」と言葉を残してその場を去って行った。
残された赤城はため息を吐いた後恋の方を向いて「気遣わせてごめんね。」と優しく言い恋の頭を撫でた。
「んーん大丈夫だよもう買うものない?お会計でいい?」
赤城が恋の話に頷くと二人会計を済ませて家に向かった。
家に帰ってもあまり気乗りしていない赤城を見て恋がソワソワしていると、赤城は食材をしまった後ソファに座る恋の傍に寄って抱きしめた。
「......赤城...、大丈夫?」
「...うん大丈夫。」
「んっ...向かい合わせ...なる?」
横から抱きしめてくる赤城が何も言わず頷くと恋は微笑んで赤城上に跨って座った。
「ありがと。恋と居ると落ち着く、本当に。」
弱っているところを普段あまり見せない赤城が珍しくこうなっているのを心配そうに恋が見守っていると、しばらくして赤城が口を開いた。
「...実はさっきの中学の時喧嘩して疎遠になった奴なんだよね。はっきり言うとまた恋に気使わせると思って言うの躊躇っちゃった。卒業してから全くコンタクト取ってもなかったのに今更話しかけてくるとか意味わからんわな。」
きっと本当に話していて気分が悪かったんだろうな...。僕に話をする赤城の顔が嫌悪感と冷酷さで溢れかえっていた。
「ん......どんなことがあって疎遠になったのか、聞いても...いい?」
恋が申し訳なさそうに控えめに聞くと、赤城は普段と変わらない優しい目で恋を見つめて「文字通り全然面白くないしあんま明るい話でもないけどいい?」と聞くと、恋はそれに何度も首を縦に振った。
それを見た赤城は恋の口に軽いキスをした後過去の話を始めた。
赤城は恋の頭を撫でるとむにゃむにゃ言いながら恋が目を覚ました。
「...んっ......あか、し...?」
「うん?俺だよ、おはよう。今日も可愛いね。」
恋の額にキスをすると赤城は上体を起こした。恋が赤城の身体に見惚れていると「今日何食べ行きたい?」と赤城が聞いた。
恋も目を擦りながら身体を起こすと少し考えたような素振りを見せてから
「んー...中華...とか?」
と、答えた。
赤城がシャワーを浴びると言って部屋を出ると恋もぼちぼち準備を始めた。
床に落ちた昨日履いていたえっちな下着を見つけて拾い上げると同時に昨日の出来事を思い出した。
考えただけでも顔が熱くなるし何より...何より!赤城が終始格好良すぎた......。すごい大人の色気?があったし、優しさの中に少し強いところもあってそこがまた良かったし...気持ちよかった...し。今度いつしてくれるのかな...、いやいや!僕は朝から何を考えてるんだ!?早く準備しないと。
下着をカバンの一番奥に押し込むと普段履いている下着に着替えた。
持ってきた二つの服で悩んでいるとシャワーから戻った赤城が部屋に入ってきた。
「ただいまー、そんな姿でいると風邪ひいちゃうよ。...服選んでたの?」
「あっ、赤城おかえり!うん...どっちがいいかな......?」
恋がどっちも手に取って身体に当てて見せると赤城は悩んだ後片方の服を指差した。
「こっちかぁ、ありがとう~。じゃこれにする!」
「うん...、今日も冷えるみたいだからそっちの方がいいと思って。風邪ひかないようにしようね。」
赤城の言葉に頷いて恋も着替えを済ますと、三〇分後一緒に家を出た。
「ここが中華街かぁ~!」
「あんま来たことない?」
「うん!来る機会がなかったしそもそもこっちの方まで一緒に行ってくれる人が居なかったから。仲川もインドア派だったし...!」
恋が嬉しそうに写真を撮るとその姿を愛おしそうに赤城は眺めた。
まだ午前でやってない店がほとんどだったのもあり、一度場所を変え時間潰しに色々回ることにした。
店の中をそれぞれ見ている時ふと横から赤城を見ると、僕があげた時計とお揃いの指輪を右手に付けていてまるで赤城の右側全てが僕で染まっている気がしてなんだか嬉しくなった。そんなことを思ってニヤニヤと赤城の横顔を見ていると「見過ぎ。」と少し照れくさそうに赤城に言われた。
お昼は食べ歩きをした後お店にも入り、夜ご飯が入らないと思うほどたくさん食べた。前に赤城が買ってくれた「幻のプリン」も買うことができて大満足だった。冬休みの影響でか人が多くて、早めに赤城の家に戻り家でゆっくりする事にした。
最寄駅に着くと「今日も家族は家に帰ってこない。」と言う衝撃の事実を聞かされ押しに負けて急遽もう一泊する事になった。コンビニで下着類を買うと「夜ご飯を一緒に作りたい」と言う僕の我儘聞き入れるように赤城が家近くのスーパーに連れていってくれた。
「作りたいって言ったのは僕だけど大丈夫かな...ちゃんと作れるか不安しかない。」
「大丈夫だよ、簡単なのにするつもりだし。けどなんで突然、一緒に作りたいなんて言ったの?」
野菜を選んでカゴに入れながら赤城が聞くと、後ろで佇む僕に聞いた。
「あ...えっと、特に深い意味はなかったんだけど強いて言えばこの前......」
「あれ~、赤城くんじゃね?」
僕の話を遮るかのように横から赤城の肩を叩きながら話しかけてきた彼は、柔らかい笑みを浮かべながら赤城に親そうに話した。
「あー久しぶり。」
「こんなとこで会うんなんて思わなかったわ!隣、もしかして高校のお友達さんー?どーも!中学ん時のダチっす!」
気さくに話しかけてくる友人に恋は軽く会釈をすると気を遣ってその場から離れた。
その間の暫時、赤城と彼は話をしていた。
そろそろ話が終わる頃かと思った恋がお菓子を抱えて戻ろうとすると、赤城があまりいい顔をしていないのが遠目で見ていてもわかった。
恋は駆け足で赤城の元へ帰ると
「赤城、そろそろ帰らないと。」
と言い赤城の手を引っ張った。
そんな恋たちの様子を見ていた友人は気まずそうに「...そういう事だから。ちょい考えてまた連絡して。」と言葉を残してその場を去って行った。
残された赤城はため息を吐いた後恋の方を向いて「気遣わせてごめんね。」と優しく言い恋の頭を撫でた。
「んーん大丈夫だよもう買うものない?お会計でいい?」
赤城が恋の話に頷くと二人会計を済ませて家に向かった。
家に帰ってもあまり気乗りしていない赤城を見て恋がソワソワしていると、赤城は食材をしまった後ソファに座る恋の傍に寄って抱きしめた。
「......赤城...、大丈夫?」
「...うん大丈夫。」
「んっ...向かい合わせ...なる?」
横から抱きしめてくる赤城が何も言わず頷くと恋は微笑んで赤城上に跨って座った。
「ありがと。恋と居ると落ち着く、本当に。」
弱っているところを普段あまり見せない赤城が珍しくこうなっているのを心配そうに恋が見守っていると、しばらくして赤城が口を開いた。
「...実はさっきの中学の時喧嘩して疎遠になった奴なんだよね。はっきり言うとまた恋に気使わせると思って言うの躊躇っちゃった。卒業してから全くコンタクト取ってもなかったのに今更話しかけてくるとか意味わからんわな。」
きっと本当に話していて気分が悪かったんだろうな...。僕に話をする赤城の顔が嫌悪感と冷酷さで溢れかえっていた。
「ん......どんなことがあって疎遠になったのか、聞いても...いい?」
恋が申し訳なさそうに控えめに聞くと、赤城は普段と変わらない優しい目で恋を見つめて「文字通り全然面白くないしあんま明るい話でもないけどいい?」と聞くと、恋はそれに何度も首を縦に振った。
それを見た赤城は恋の口に軽いキスをした後過去の話を始めた。
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