平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜

ミクリ21

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夏休み

67◆梓視点

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4日目。

今日は海でビーチバレーをする。

前回の海での恥辱を、奴等に返すんだ!

俺は、復讐にメラメラと燃えていた。

「3対1でいいぜ?」

俺はその復讐のために、あえて3対1と言ってみた。

しかし………。

「梓、何を言っているの?僕は撮影をするんだから、2対1に決まっているでしょ!」

今日もやはり咲夜は咲夜で、スマホ片手にヨダレを垂らしている。

お前、ずっとそんな感じかよ。

お前にはそういう時じゃない時はないのかよ!

というか、遊ぶ気あるのかよ!

………何しに来たんだよ。

遊べよ!?

突っ込みたいことは山々だが、突っ込んだところで意味はないのだろうから、仕方ないので俺は言葉を飲み込んだ。



俺VS純也と杏ペアは、なかなか白熱したバトルを繰り広げる。

「うおぉ!」

俺は攻撃も防御も完璧にこなした。

「させるか!」

杏は点が入らないように必死に防御している。

「ふんっ!」

純也は積極的に攻撃してくる。

俺達のバトルのあまりの白熱ぶりに、いつの間にやらギャラリーが出来上がっていて、とても盛り上がっている様子だ。

だが、そんなのどうでもいい。

俺は負けない。

俺の、あの時の恥辱を忘れない。

何気に根に持っているんだからな!

絶対許さない!!



ギャラリー達の応援の声を聞きながら、俺は勝利をもぎ取った。

「梓は強いね!降参だよ」

「くっ!僕が負けるとは………っ!」

爽やかに笑う杏に対し、純也はとても悔しがっている様子だ。

そんな二人に、俺はガッツポーズを決めてやるのだった。



ちなみに、咲夜は………。

「チッ!ポロリはないのかよ!!」

どうやら、ポロリを期待していたらしい。

………ポロリするわけないだろ!?
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