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こんにゃく……?
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「お兄ちゃん!こんにゃく破棄だ!こんにゃく破棄して!」
「こんにゃく?」
最近婚約が決まった兄のラズに対し、5歳の弟のシュナは抗議していた。
しかし、婚約をこんにゃくと間違えているから、いまいち兄に何を言いたいのかが伝わらない。
「食べ物をムダにしたらメッ!だよ?」
ラズのお兄ちゃんらしい言葉に対し、シュナは首を横に振って違うのと訴える。
しかし、やはりこんにゃくでは何も伝わらないのだ。
「こんにゃくなの!こんにゃくを破棄してほしいの!」
「こんにゃくも食べないと、大きくなれないよ」
ラズは、まさかシュナが婚約を破棄してほしがっているなんて思ってもいないから、いつまでもシュナの気持ちが伝わらない。
大好きなお兄ちゃんを、知らない人に取られたくない。
その気持ちが、どうして伝わらないのとシュナは泣きたくなった。
「お兄ちゃんはシュナのなの!知らない人なんかにあげないんだもん!」
「お兄ちゃんもシュナが大好きだよ」
「じゃあこんにゃく破棄して!」
「好き嫌いはメッ!だよ?」
………やはりラズには、こんにゃくでは何も伝わらないのだった。
数年後。
「僕、あの時本当は、こんにゃくじゃなくて婚約って言いたかったんだよね」
そう呟くシュナに対して、兄のラズは驚き、ラズの腰を抱く夫はツボに入ったらしく爆笑していた。
婚約とこんにゃく………ちょっと似てるよ………ね?
「こんにゃく?」
最近婚約が決まった兄のラズに対し、5歳の弟のシュナは抗議していた。
しかし、婚約をこんにゃくと間違えているから、いまいち兄に何を言いたいのかが伝わらない。
「食べ物をムダにしたらメッ!だよ?」
ラズのお兄ちゃんらしい言葉に対し、シュナは首を横に振って違うのと訴える。
しかし、やはりこんにゃくでは何も伝わらないのだ。
「こんにゃくなの!こんにゃくを破棄してほしいの!」
「こんにゃくも食べないと、大きくなれないよ」
ラズは、まさかシュナが婚約を破棄してほしがっているなんて思ってもいないから、いつまでもシュナの気持ちが伝わらない。
大好きなお兄ちゃんを、知らない人に取られたくない。
その気持ちが、どうして伝わらないのとシュナは泣きたくなった。
「お兄ちゃんはシュナのなの!知らない人なんかにあげないんだもん!」
「お兄ちゃんもシュナが大好きだよ」
「じゃあこんにゃく破棄して!」
「好き嫌いはメッ!だよ?」
………やはりラズには、こんにゃくでは何も伝わらないのだった。
数年後。
「僕、あの時本当は、こんにゃくじゃなくて婚約って言いたかったんだよね」
そう呟くシュナに対して、兄のラズは驚き、ラズの腰を抱く夫はツボに入ったらしく爆笑していた。
婚約とこんにゃく………ちょっと似てるよ………ね?
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