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第32話 応援
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翌日、ジャックさんと海賊船の前で待ち合わせていた。
海賊船の修理費がいくらぐらいになるか確認と、何日で修理が終わるか聞くためだ。
海賊船の前にはジャックさんとハンスがいたから、私はハンスに声を掛ける。
「ハンス、漁を何日も休んでもいいのか?」
「大丈夫だ、明日は漁に行くよ。ただダルに話したいことがあって・・・・」
「わかった、船内の中で聞こう」
私はセドとナディーヤがいても大丈夫かハンスに尋ねると、一緒に聞いてほしいとのことだった。
ハンスの話は、この海賊船の操舵を持つと、小舟と同じように海で進む道が見えるらしい。
「ハンス、もし操縦を教わることができたら、この船動かしてみたい?」
「自分のスキルが船になっても使えるのか試してみたい気持ちはある」
ハンスがこの船を操縦できるのなら、海賊たちを潰す計画が進むから、教えてくれる人を探した方がよさそうだ。
でも私には伝手がないから、これも父上に相談かな。
はぁー、あまり父上を頼りたくないけれど・・・・。
それからジャックさんの話はスキルが船大工らしく、海賊船と同じ船が作れそうだと設計図を出してきた。
船内を見て回ったら見えない部分も、なぜかわかって設計図が描けたらしい。
スキルを活かすために船を作っている他の領地に行く気がなかったことと、漁師町なので小舟の修理や新規注文はそれなりにあるから生活には困らなかったみたいだった。
ハンスといい、ジャックさんもだけれど、私にとってはありがたいスキルの持ち主だ。
ジャックさんから設計図を預かって、今は船の修理を優先するようにお願いした。
3日後、エインズワースから応援の騎士グループは、リカード隊長の第2部隊15人だった。
リカード隊長は30代前半で見た目は温和だけれど、剣の腕前はエインズワース騎士団で一番だ。
ちょっと突っ走りやすい隊長に、ブレーキを掛けるのがアラン副隊長。
アラン副隊長も30代前半の細身で、どちらかと言えば参謀タイプだ。
この2人だけ応接室へ案内して、他の隊員は今日一日ゆっくり休んでもらうことにした。
「リカード隊長、来てくれて助かったよ」
「ダニエル様、お久しぶりです」
リカード隊長に父上から聞いることを教えて貰うと、父上の手紙に書いてあったとにかく急いで子爵領に行くこと、重要な任務になるため長期滞在の可能性もあること、詳細は子爵領で私に聞くことだけだという。
父上は私に投げたのか。まぁ、全部私が原因だけれど・・・・。
私はリカード隊長たちに難破船、救助した船、海賊船の話を一気話す。
「ナビア王国に、ラクトゥーワ王国、しかも海賊がこの周辺海域を縄張りにしている可能性があるということですか?」
リカード隊長たちは、思った以上の話の大きさに驚いていた。
「そうなんだよ、王城の騎士たちが船の見張りをしてくれているけれど、負担が増え過ぎていてね」
リカード隊長たちは、これから王城の騎士たちに挨拶と、今後の相談をしたいというので、2人を桟橋に案内する。
リカード隊長たちが来てくれたことは嬉しいが、一日も早く海賊を潰さないと、島の開発が出来なくなってしまう。
海賊討伐のいい方法を思いつかないまま3日が過ぎたとき、アラン副隊長が私を呼びに来た。
どうやらラクトゥーワ王国の護衛団の船らしき2隻が沖の方で停泊して、船から小舟に乗り換えた数名が桟橋に向かっているのを確認したため、呼びに来てくれたようだった。
私、セド、ナディーヤは慌てて馬に乗ってアラン副隊長と一緒に桟橋に向かった。
私が桟橋につくとリカード隊長がやって来くる。
「ダニエル様、ラクトゥーワ王国の護衛船をまとめている方々で間違いないようです」
リカード隊長の話だと、父上がカーセル侯爵に送った手紙とカーセル侯爵家の家紋が入った手紙を持参しているらしい。
話を聞きながらラクトゥーワ王国の方と、王城騎士がいるところへたどり着く。
ラクトゥーワ王国の代表者は3名が来ていて、一人が一歩前に出る。
顔は日に焼けていて海の男という感じがするから、海軍の方で40代後半ぐらいではないだろうか。
ラクトゥーワ王国から船で来るくらいだ、海軍がなければ王族の他国への移動に船を使うことなどしないだろう。
「ご挨拶させていただきます。この子爵領を管理しているエインズワース伯爵家次男、ダニエル・エインズワースです。父はラクトゥーワ王国使節団ご一行を王都にお送りしていまして、現在不在になります」
「ご挨拶ありがとうございます。私は護衛船団の指揮を任されておりますフェリクス・サザーランドです。この度は我が国の第2王子殿下はじめ、我が国の者を救っていただきありがとうございました」
フェリクスさんは頭を深々と下げ、フェリクスさんの後ろにいる2人も同じように深々と頭を下げられた。
私は慌てて3人に頭を上げるようにお願いすると、さらにフェリクさんが言う。
「アレクシオ王国の騎士の方に助けていただいた経緯を聞きました。第2王子殿下に何かあれば私だけでなく、護衛団みなが処罰を受けたはずです。どれだけ頭を下げても足りないくらいです」
海賊船の修理費がいくらぐらいになるか確認と、何日で修理が終わるか聞くためだ。
海賊船の前にはジャックさんとハンスがいたから、私はハンスに声を掛ける。
「ハンス、漁を何日も休んでもいいのか?」
「大丈夫だ、明日は漁に行くよ。ただダルに話したいことがあって・・・・」
「わかった、船内の中で聞こう」
私はセドとナディーヤがいても大丈夫かハンスに尋ねると、一緒に聞いてほしいとのことだった。
ハンスの話は、この海賊船の操舵を持つと、小舟と同じように海で進む道が見えるらしい。
「ハンス、もし操縦を教わることができたら、この船動かしてみたい?」
「自分のスキルが船になっても使えるのか試してみたい気持ちはある」
ハンスがこの船を操縦できるのなら、海賊たちを潰す計画が進むから、教えてくれる人を探した方がよさそうだ。
でも私には伝手がないから、これも父上に相談かな。
はぁー、あまり父上を頼りたくないけれど・・・・。
それからジャックさんの話はスキルが船大工らしく、海賊船と同じ船が作れそうだと設計図を出してきた。
船内を見て回ったら見えない部分も、なぜかわかって設計図が描けたらしい。
スキルを活かすために船を作っている他の領地に行く気がなかったことと、漁師町なので小舟の修理や新規注文はそれなりにあるから生活には困らなかったみたいだった。
ハンスといい、ジャックさんもだけれど、私にとってはありがたいスキルの持ち主だ。
ジャックさんから設計図を預かって、今は船の修理を優先するようにお願いした。
3日後、エインズワースから応援の騎士グループは、リカード隊長の第2部隊15人だった。
リカード隊長は30代前半で見た目は温和だけれど、剣の腕前はエインズワース騎士団で一番だ。
ちょっと突っ走りやすい隊長に、ブレーキを掛けるのがアラン副隊長。
アラン副隊長も30代前半の細身で、どちらかと言えば参謀タイプだ。
この2人だけ応接室へ案内して、他の隊員は今日一日ゆっくり休んでもらうことにした。
「リカード隊長、来てくれて助かったよ」
「ダニエル様、お久しぶりです」
リカード隊長に父上から聞いることを教えて貰うと、父上の手紙に書いてあったとにかく急いで子爵領に行くこと、重要な任務になるため長期滞在の可能性もあること、詳細は子爵領で私に聞くことだけだという。
父上は私に投げたのか。まぁ、全部私が原因だけれど・・・・。
私はリカード隊長たちに難破船、救助した船、海賊船の話を一気話す。
「ナビア王国に、ラクトゥーワ王国、しかも海賊がこの周辺海域を縄張りにしている可能性があるということですか?」
リカード隊長たちは、思った以上の話の大きさに驚いていた。
「そうなんだよ、王城の騎士たちが船の見張りをしてくれているけれど、負担が増え過ぎていてね」
リカード隊長たちは、これから王城の騎士たちに挨拶と、今後の相談をしたいというので、2人を桟橋に案内する。
リカード隊長たちが来てくれたことは嬉しいが、一日も早く海賊を潰さないと、島の開発が出来なくなってしまう。
海賊討伐のいい方法を思いつかないまま3日が過ぎたとき、アラン副隊長が私を呼びに来た。
どうやらラクトゥーワ王国の護衛団の船らしき2隻が沖の方で停泊して、船から小舟に乗り換えた数名が桟橋に向かっているのを確認したため、呼びに来てくれたようだった。
私、セド、ナディーヤは慌てて馬に乗ってアラン副隊長と一緒に桟橋に向かった。
私が桟橋につくとリカード隊長がやって来くる。
「ダニエル様、ラクトゥーワ王国の護衛船をまとめている方々で間違いないようです」
リカード隊長の話だと、父上がカーセル侯爵に送った手紙とカーセル侯爵家の家紋が入った手紙を持参しているらしい。
話を聞きながらラクトゥーワ王国の方と、王城騎士がいるところへたどり着く。
ラクトゥーワ王国の代表者は3名が来ていて、一人が一歩前に出る。
顔は日に焼けていて海の男という感じがするから、海軍の方で40代後半ぐらいではないだろうか。
ラクトゥーワ王国から船で来るくらいだ、海軍がなければ王族の他国への移動に船を使うことなどしないだろう。
「ご挨拶させていただきます。この子爵領を管理しているエインズワース伯爵家次男、ダニエル・エインズワースです。父はラクトゥーワ王国使節団ご一行を王都にお送りしていまして、現在不在になります」
「ご挨拶ありがとうございます。私は護衛船団の指揮を任されておりますフェリクス・サザーランドです。この度は我が国の第2王子殿下はじめ、我が国の者を救っていただきありがとうございました」
フェリクスさんは頭を深々と下げ、フェリクスさんの後ろにいる2人も同じように深々と頭を下げられた。
私は慌てて3人に頭を上げるようにお願いすると、さらにフェリクさんが言う。
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