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第33話 報告
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いつもお読みいただきありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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フェリクスさんたちの意向としては、私たちが保護しているラクトゥーワ王国の船を、カーセル侯爵領へ移動させたいようだ。
私では判断できないため、父である伯爵が王都から戻ってくるまで待って欲しいことを伝える。
「父に手紙を送ります。まだ王都に滞在中なら、ラクトゥーワ王国の第2王子一行の意向も確認できると思います」
フェリクスさんとの話し合いで、父上もしくは第2王子たちからの指示があるまで、滞在することになった。
ただ桟橋に泊める場所がないため、現在停泊しているところで待つ形になる。
フェリクスさんは自分ができる範囲でお礼がしたいと申し出てくれる。
だから私は手に入れた海賊船の操縦を教えて欲しいとお願いしたら承諾してくれた。
ハンス、セド、リカード隊長の班隊員が、明日から教えを乞うことになった。
修理した海賊船をハンスが操縦できれば海賊討伐に使えるから、ハンスのスキルに期待だな。
5日後、父上が子爵領に戻ってきたが、ずいぶん疲れた表情だ。
出迎えた私にセドと一緒に書斎に来るようにと言う。
書斎のソファーに腰を下ろすなり父上が口を開く。
「結論だけ言う。難破船3隻はナビア王国に引き渡す。ラクトゥーワ王国の船も移動になる」
「父上、ナビア王国に大きな船3隻をどうやって引き渡すのでしょうか?」
「今回縮小スキルを持つ人物が同行している」
父上の話だと、ナビア王国に拡大スキルを持つ人がいるらしいので大丈夫なのだとか。
ラクトゥーワ王国の船は、カーセル侯爵領に移動する。
各国との話し合いで決まったそうだ。
あと難破船は、ナビア王国と我が国の関係を崩したい国が介入している可能性が高いらしい。
でも追い詰めるまでの証拠にはならないとのことだ。
我が国とナビア王国の関係改善には役立ったらしく、王太子殿下からはお礼を言われた際に褒美もあるらしいが、国際会議後になるとのこと。
「私の話は以上だ。ダニエルから報告はあるか」
父上の問いに、私は海賊船で見つけたマジックバッグの解除申請をしたいこと、ラクトゥーワ王国の方に海賊船の操縦を教えてもらったことを話した。
「マジックバッグの件は冒険者ギルドへ申請しておこう。あと領内に船の修理と操縦をできる者がいたとはな」
父上は驚いていた。
「はい、海読みというスキルを持つ青年がすぐに操縦を覚えました」
セドとリカード隊長たち騎士も船上ですることを色々と教わり、子爵領周辺で実施練習をしているのだ。
「ダニエルは参加していないのは、無人島の海賊のアジトでも探っていたか?」
私の話を黙って聞いていた父上の問いに驚いた。
「はい、場所は見つけました。でもアジトに船はいなかったです」
父上がテーブルに書類らしきものを置いた。
「これは捕まえた海賊の調書だ。全部でたらめかもしれん。リカード隊長たちや王都に行っていた子爵領の騎士たちと相談しなさい」
「父上・・・・」
「この領地はお前がいずれ引継ぐ。ダニエルが中心になって動きなさい」
私の部屋で父上がくれた書類をセドと手分けして読む。
無人島のアジトは、天候不順や追跡から逃れるための避難場所の1つのようだ。
捕まえた海賊は下っ端のようで、6つのグループがそれぞれの船に乗り込み活動していると書かれていた。
「セド、6つのグループって多いよね」
「そうだな、しかも無人島は本拠地ではないからいつ利用されるかわからない」
6つのグループ、船の数だと5グループを捕まえないと、安心して無人島の開発ができない。
セドからの提案は、私が毎日島のアジトに様子を見に行き、その都度潰していく。
もしくは本拠地を探し出して一気に壊滅させるかだ。
「その都度だと、グループが拡大していることもあるよね」
「ないとは言い切れないが、現在本拠地が不明だからな」
セドも私の考えに頷いた。
翌日、難破船を縮小する現場を父上たちと一緒に見ている。
縮小スキル持ちが、難破船の1隻に手を触れると、両手で抱えられる大きさまで縮小した。
それを後2回繰り返す。
縮小した3隻は、王城の騎士が持参しているマジックバッグに入れる。
そして父上に挨拶後、縮小スキルを持つ人物をのせた馬車を護衛をしながら、王都へ戻っていった。
そしてラクトゥーワ王国のフェリクスさんたちも、本日カーセル侯爵領へ移動する。
父上とフェリクスさんはすでに挨拶を終えており、護衛船に乗り込んでいる。
私は昨日のうちにフェリクスさんには挨拶を済ませていた。
短期間でハンスは難破船の操縦をマスターして、リカード隊長たちと一緒に子爵領周辺の海を走行できるまでになっていた。
本当にフェリクスさんには感謝だよ。
父上、私、セド、リカード隊長たちと一緒にラクトゥーワ王国の船を見送くる。
翌日、父上、伯爵領に戻って行ったあとで、無人島のアジトの確認をすると、船が1隻泊まっていた。
なんで父上が戻った後で・・・・と思いながら、私は急いで子爵領にもどり、セド、ナディーヤ、リカード隊長、アラン副隊長と子爵領の隊長たちと話合いをした。
引き続きよろしくお願いいたします。
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フェリクスさんたちの意向としては、私たちが保護しているラクトゥーワ王国の船を、カーセル侯爵領へ移動させたいようだ。
私では判断できないため、父である伯爵が王都から戻ってくるまで待って欲しいことを伝える。
「父に手紙を送ります。まだ王都に滞在中なら、ラクトゥーワ王国の第2王子一行の意向も確認できると思います」
フェリクスさんとの話し合いで、父上もしくは第2王子たちからの指示があるまで、滞在することになった。
ただ桟橋に泊める場所がないため、現在停泊しているところで待つ形になる。
フェリクスさんは自分ができる範囲でお礼がしたいと申し出てくれる。
だから私は手に入れた海賊船の操縦を教えて欲しいとお願いしたら承諾してくれた。
ハンス、セド、リカード隊長の班隊員が、明日から教えを乞うことになった。
修理した海賊船をハンスが操縦できれば海賊討伐に使えるから、ハンスのスキルに期待だな。
5日後、父上が子爵領に戻ってきたが、ずいぶん疲れた表情だ。
出迎えた私にセドと一緒に書斎に来るようにと言う。
書斎のソファーに腰を下ろすなり父上が口を開く。
「結論だけ言う。難破船3隻はナビア王国に引き渡す。ラクトゥーワ王国の船も移動になる」
「父上、ナビア王国に大きな船3隻をどうやって引き渡すのでしょうか?」
「今回縮小スキルを持つ人物が同行している」
父上の話だと、ナビア王国に拡大スキルを持つ人がいるらしいので大丈夫なのだとか。
ラクトゥーワ王国の船は、カーセル侯爵領に移動する。
各国との話し合いで決まったそうだ。
あと難破船は、ナビア王国と我が国の関係を崩したい国が介入している可能性が高いらしい。
でも追い詰めるまでの証拠にはならないとのことだ。
我が国とナビア王国の関係改善には役立ったらしく、王太子殿下からはお礼を言われた際に褒美もあるらしいが、国際会議後になるとのこと。
「私の話は以上だ。ダニエルから報告はあるか」
父上の問いに、私は海賊船で見つけたマジックバッグの解除申請をしたいこと、ラクトゥーワ王国の方に海賊船の操縦を教えてもらったことを話した。
「マジックバッグの件は冒険者ギルドへ申請しておこう。あと領内に船の修理と操縦をできる者がいたとはな」
父上は驚いていた。
「はい、海読みというスキルを持つ青年がすぐに操縦を覚えました」
セドとリカード隊長たち騎士も船上ですることを色々と教わり、子爵領周辺で実施練習をしているのだ。
「ダニエルは参加していないのは、無人島の海賊のアジトでも探っていたか?」
私の話を黙って聞いていた父上の問いに驚いた。
「はい、場所は見つけました。でもアジトに船はいなかったです」
父上がテーブルに書類らしきものを置いた。
「これは捕まえた海賊の調書だ。全部でたらめかもしれん。リカード隊長たちや王都に行っていた子爵領の騎士たちと相談しなさい」
「父上・・・・」
「この領地はお前がいずれ引継ぐ。ダニエルが中心になって動きなさい」
私の部屋で父上がくれた書類をセドと手分けして読む。
無人島のアジトは、天候不順や追跡から逃れるための避難場所の1つのようだ。
捕まえた海賊は下っ端のようで、6つのグループがそれぞれの船に乗り込み活動していると書かれていた。
「セド、6つのグループって多いよね」
「そうだな、しかも無人島は本拠地ではないからいつ利用されるかわからない」
6つのグループ、船の数だと5グループを捕まえないと、安心して無人島の開発ができない。
セドからの提案は、私が毎日島のアジトに様子を見に行き、その都度潰していく。
もしくは本拠地を探し出して一気に壊滅させるかだ。
「その都度だと、グループが拡大していることもあるよね」
「ないとは言い切れないが、現在本拠地が不明だからな」
セドも私の考えに頷いた。
翌日、難破船を縮小する現場を父上たちと一緒に見ている。
縮小スキル持ちが、難破船の1隻に手を触れると、両手で抱えられる大きさまで縮小した。
それを後2回繰り返す。
縮小した3隻は、王城の騎士が持参しているマジックバッグに入れる。
そして父上に挨拶後、縮小スキルを持つ人物をのせた馬車を護衛をしながら、王都へ戻っていった。
そしてラクトゥーワ王国のフェリクスさんたちも、本日カーセル侯爵領へ移動する。
父上とフェリクスさんはすでに挨拶を終えており、護衛船に乗り込んでいる。
私は昨日のうちにフェリクスさんには挨拶を済ませていた。
短期間でハンスは難破船の操縦をマスターして、リカード隊長たちと一緒に子爵領周辺の海を走行できるまでになっていた。
本当にフェリクスさんには感謝だよ。
父上、私、セド、リカード隊長たちと一緒にラクトゥーワ王国の船を見送くる。
翌日、父上、伯爵領に戻って行ったあとで、無人島のアジトの確認をすると、船が1隻泊まっていた。
なんで父上が戻った後で・・・・と思いながら、私は急いで子爵領にもどり、セド、ナディーヤ、リカード隊長、アラン副隊長と子爵領の隊長たちと話合いをした。
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