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第2章 外科の未来、その先へ
24話 社長のアイデア
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理事と桐生さんが戻ってきたのは夕方だった。
「なんだか話がややこしそうだね」
理事「どこから話していいか分からないよ」
桐生「では、私からお話ししましょうか?」
理事「はい、お願いします」
桐生「診療をすぐに開始しなければならないので、最短で可能なのは――1階の外科診察室を小児科に変更することです」
そこで勤務時間を14時から23時までに変更し、午前だけの小児科医を募集します。
次に、5階の健康診断用宿泊施設は一時的にすべてストップ。
でに予約されている方には、お詫びとして無料にするそうです。
そのうえで5階をしばらく外科の外来に使用します。工事は最低限にとどめるとのことです。
スイートルームには、佐久間先生が介護を必要とされるご家族に一緒に入っていただきます。
家族寮にするそうです。もちろんお帰りになっても構いません。
個室1は速見先生、個室3は佐久間先生の診察室にします。
個室2は1と3の両方から入れるよう引き戸をつけ、フリーの処置室にします。
キッチンは仕切りを設けてダイニングも含めて広げ、処置室と受付に改装。
部屋の方は、必要に応じて用途を変えてよいそうです。
個室4は狭めのベッドに替えて2台設置し、カーテンを引いて静養室に。
個室5はベッドをそのまま使用し、静養室とします。
さらにベッドが必要な場合は、4階検査室奥の静養室を点滴用に活用。
そこにはベッドが6台あるので足りるはずです。
また、現在のサテライトの診察室には日中、内視鏡内科医を2名配置。
水曜日は全員で勤務し、水曜と土曜の午後は院長と理事にも入ってもらう予定です。
したがって、本館は夜間も5階と1階を稼働させ、混雑すれば2階も開けることになります。
「……すげえなぁ。これ、一体誰の考えなんだ?」
理事「決まってるでしょう? 社長ですよ。面接に来ると聞いた段階で俺、メールしておいたんです。
その先の展開が目に見えていたから。で、今日行ったら、この案を出されたんですよ」
「さすがだな。でも、まだ続きがあるんだろう?」
理事「院長もさすがですね。父もカンパニービルだけじゃ狭すぎて無駄だと思っていたらしいです。
――でも、その先が驚いたんですよ」
「なんだよ、早く言えよ」
理事「へへ~ん、もったいな~い」
そう言うから、じろっと睨んだ。
「なんだか話がややこしそうだね」
理事「どこから話していいか分からないよ」
桐生「では、私からお話ししましょうか?」
理事「はい、お願いします」
桐生「診療をすぐに開始しなければならないので、最短で可能なのは――1階の外科診察室を小児科に変更することです」
そこで勤務時間を14時から23時までに変更し、午前だけの小児科医を募集します。
次に、5階の健康診断用宿泊施設は一時的にすべてストップ。
でに予約されている方には、お詫びとして無料にするそうです。
そのうえで5階をしばらく外科の外来に使用します。工事は最低限にとどめるとのことです。
スイートルームには、佐久間先生が介護を必要とされるご家族に一緒に入っていただきます。
家族寮にするそうです。もちろんお帰りになっても構いません。
個室1は速見先生、個室3は佐久間先生の診察室にします。
個室2は1と3の両方から入れるよう引き戸をつけ、フリーの処置室にします。
キッチンは仕切りを設けてダイニングも含めて広げ、処置室と受付に改装。
部屋の方は、必要に応じて用途を変えてよいそうです。
個室4は狭めのベッドに替えて2台設置し、カーテンを引いて静養室に。
個室5はベッドをそのまま使用し、静養室とします。
さらにベッドが必要な場合は、4階検査室奥の静養室を点滴用に活用。
そこにはベッドが6台あるので足りるはずです。
また、現在のサテライトの診察室には日中、内視鏡内科医を2名配置。
水曜日は全員で勤務し、水曜と土曜の午後は院長と理事にも入ってもらう予定です。
したがって、本館は夜間も5階と1階を稼働させ、混雑すれば2階も開けることになります。
「……すげえなぁ。これ、一体誰の考えなんだ?」
理事「決まってるでしょう? 社長ですよ。面接に来ると聞いた段階で俺、メールしておいたんです。
その先の展開が目に見えていたから。で、今日行ったら、この案を出されたんですよ」
「さすがだな。でも、まだ続きがあるんだろう?」
理事「院長もさすがですね。父もカンパニービルだけじゃ狭すぎて無駄だと思っていたらしいです。
――でも、その先が驚いたんですよ」
「なんだよ、早く言えよ」
理事「へへ~ん、もったいな~い」
そう言うから、じろっと睨んだ。
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