169 / 357
第9章 内定した方の為に
167話 その後の8人
しおりを挟む
二日ほどすると、例の8人から連絡があった。
「気分を変えたいので、なるべく早く引っ越したい」とのこと。
部屋割りは次のように決まった。
一軒家(男4人)
高田道弘(救命医)
河本隆一(救命医)
柏木修平(救命ナース)
浅野晴輝(救命ナース)
本館5階 宿直室
高原直哉(救命医)・真理夫妻
本館5階 個室
西田美咲(ICUナース)
ワンルームマンション
東山真央(ICUナース)
……しかし、宿直室の二段ベッドで夫婦生活というのは、さすがに気の毒だ。
「夏、夫婦なのに二段ベッドはないよな?」
夏「う~ん……レンタルベッドを入れる? でも置けるかな。サイズ測らないとね」
すぐに測りに行くと、シングルベッド2つなら置けそうだった。
「ねえ、二人ともベッドは持ってるんじゃない? だったら二段ベッドをどければいいんだ」
夏「ああ、それいいね。ちょっと聞いてみよう」
結局、夫妻はダブルベッドを持っているとのことで、それを入れることにした。
二段ベッドは3階倉庫へ。これで一件落着だ。
次は荷物の置き場所。4階物流はもういっぱいだ。
「夏、4階にもう一つ物置を置けないかな?」
「うーん……あと一個なら何とか。でも2号館の地下にプレハブを建てることになってるから、そんなに心配しなくてもいいと思うよ」
「二個は無理?」
「厳しいかも」
最終的に、幅を狭くした物置を2基設置することになった。
その日中に二段ベッドや余分な家具は片付け、彼らの引き出し類も入れられるように準備を整えた。
週末の日曜日。
高原夫妻と西田さんが、いよいよ5階に引っ越してきた。
もちろん俺や理事、川瀬、佐久間先生、主任も総出で手伝った。
例によって主任が引っ越しそばを振る舞い、大いに喜んでもらえた。
物置も注文した2日後には設置が完了し、収納の心配も解決した。
高原「院長先生、理事、川瀬先生、佐久間先生、西村主任……本当にありがとうございます。ここまでしていただいて感謝しかありません」
理事「いいよ。これが3人のIDカードと制服ね。あと部屋の鍵も西田さんのと、宿直室の鍵が2個ね」
西村「20時になったらみんながリビングに集まるから、その時に皆に紹介しましょう。お弁当も届いてるから一緒に食べてね」
「はーい!」と、高原夫妻と西田さんが声を揃え、にこやかに答えてくれた。
「気分を変えたいので、なるべく早く引っ越したい」とのこと。
部屋割りは次のように決まった。
一軒家(男4人)
高田道弘(救命医)
河本隆一(救命医)
柏木修平(救命ナース)
浅野晴輝(救命ナース)
本館5階 宿直室
高原直哉(救命医)・真理夫妻
本館5階 個室
西田美咲(ICUナース)
ワンルームマンション
東山真央(ICUナース)
……しかし、宿直室の二段ベッドで夫婦生活というのは、さすがに気の毒だ。
「夏、夫婦なのに二段ベッドはないよな?」
夏「う~ん……レンタルベッドを入れる? でも置けるかな。サイズ測らないとね」
すぐに測りに行くと、シングルベッド2つなら置けそうだった。
「ねえ、二人ともベッドは持ってるんじゃない? だったら二段ベッドをどければいいんだ」
夏「ああ、それいいね。ちょっと聞いてみよう」
結局、夫妻はダブルベッドを持っているとのことで、それを入れることにした。
二段ベッドは3階倉庫へ。これで一件落着だ。
次は荷物の置き場所。4階物流はもういっぱいだ。
「夏、4階にもう一つ物置を置けないかな?」
「うーん……あと一個なら何とか。でも2号館の地下にプレハブを建てることになってるから、そんなに心配しなくてもいいと思うよ」
「二個は無理?」
「厳しいかも」
最終的に、幅を狭くした物置を2基設置することになった。
その日中に二段ベッドや余分な家具は片付け、彼らの引き出し類も入れられるように準備を整えた。
週末の日曜日。
高原夫妻と西田さんが、いよいよ5階に引っ越してきた。
もちろん俺や理事、川瀬、佐久間先生、主任も総出で手伝った。
例によって主任が引っ越しそばを振る舞い、大いに喜んでもらえた。
物置も注文した2日後には設置が完了し、収納の心配も解決した。
高原「院長先生、理事、川瀬先生、佐久間先生、西村主任……本当にありがとうございます。ここまでしていただいて感謝しかありません」
理事「いいよ。これが3人のIDカードと制服ね。あと部屋の鍵も西田さんのと、宿直室の鍵が2個ね」
西村「20時になったらみんながリビングに集まるから、その時に皆に紹介しましょう。お弁当も届いてるから一緒に食べてね」
「はーい!」と、高原夫妻と西田さんが声を揃え、にこやかに答えてくれた。
4
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
網代さんを怒らせたい
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「なあ。僕たち、付き合わないか?」
彼がなにを言っているのかわからなかった。
たったいま、私たちは恋愛できない体質かもしれないと告白しあったばかりなのに。
しかし彼曰く、これは練習なのらしい。
それっぽいことをしてみれば、恋がわかるかもしれない。
それでもダメなら、本当にそういう体質だったのだと諦めがつく。
それはそうかもしれないと、私は彼と付き合いはじめたのだけれど……。
和倉千代子(わくらちよこ) 23
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
デザイナー
黒髪パッツン前髪、おかっぱ頭であだ名は〝市松〟
ただし、そう呼ぶのは網代のみ
なんでもすぐに信じてしまい、いつも網代に騙されている
仕事も頑張る努力家
×
網代立生(あじろたつき) 28
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
営業兼事務
背が高く、一見優しげ
しかしけっこう慇懃無礼に毒を吐く
人の好き嫌いが激しい
常識の通じないヤツが大嫌い
恋愛のできないふたりの関係は恋に発展するのか……!?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
純愛以上、溺愛以上〜無愛想から始まった社長令息の豹変愛は彼女を甘く包み込む~
芙月みひろ
恋愛
保険会社の事務職として勤務する
早瀬佳奈26才。
友達に頼み込まれて行った飲み会で
腹立たしいほど無愛想な高原宗輔30才と出会う。
あまりの不愉快さに
二度と会いたくないと思っていたにも関わらず
再び仕事で顔を合わせることになる。
上司のパワハラめいた嫌がらせに悩まされていた中
ふと見せる彼の優しい一面に触れて
佳奈は次第に高原に心を傾け出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる