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次の日、俺たちは再び旅支度を整えてフィールドに出ている。ハクの上でルネは遠くをじっと見ていた。望遠鏡要らずなのはすごいな。
「ルネ、見える?」
「うん、バッチリ見える。村は三つあるよ」
そんなにか。まあ村同士で争いがないなら何よりだ。俺は言った。
「一番近い所から回ろう」
「それならここから西の村が近いよ」
俺は地図を頼りにハクの手綱を引いた。この辺りには変わらず豊かな自然が広がっている。俺が一番最初のクエストで来たのもここだ。特産キノコを始め、あらゆる素材が採れる。小型モンスター、巨大モンスターの出現頻度もだんだん減ってきているようだ。魔王という存在がなんだったのか、未だに分からないでいる。魔王だったマヨイ自体は普通の赤ちゃんのはずだしな。
二時間ほど歩くと、ようやく村が見えてきた。
小さい村だ。村の周りは柵で囲ってある。入口には武装したゴブリンが二人立っていた。俺は彼らに近付いた。
「ショーゴ殿!!みんな!ショーゴ殿だぞ!」
「お久しぶりです」
ワッと村の中からゴブリンたちが集まってくる。
村長さんも杖を突きながらやって来た。
「元気そうで何よりですじゃ」
「皆さんもお元気そうで。これ、ピンフィーネ団長から先の戦いの褒賞を渡すようにって」
村長さんに金貨の入った袋を渡すと、驚かれた。
「ご丁寧にありがとうございます」
「村長、これでみんなの薬が買えますね!」
「あぁ。よかったのう。この村はとにかく貧しくて薬もろくに買えず」
なるほど。俺はあちこちを見て回った。飲み水は川の水、トイレはくみ取り式のようだ。
畑で作っているのは芋らしい。ふむふむ。時々行商の人が物を売りに来るそうだ。大体物々交換で取引を行っているようである。
「薬とかは何と換えてるんですか?」
「これですじゃ」
村長さんが差し出したのは砂金だった。はい?砂金?ルネに見せるとそうだ、と頷いている。小指大くらいあるぞ。
「えーと、このサイズだとどのくらいの薬の量と?」
「まあ一人分で3日ほどですかな」
俺は言葉を失っていた。これはれっきとしたぼったくりだ。砂金の価値を村長さんたちが知らないのは無理ないな。俺は村の皆に砂金の価値を伝えた。皆、ぽかんとしている。
「ワシらは騙されてましたか…」
村長さん、落ち込んでるな。にしてもあまりに酷くないか?
「行商の人はどこから来るんですか?」
一応尋ねてみたけど分からないと返ってきた。
とりあえずピンフィーネさんに報告しよう。
「ふむ…私もその行商の者については調べてみよう。残りの村の視察も頼んだぞ」
「はい!」
ゴブリンの村でお茶をご馳走になった。泊まっていって欲しいと皆から言われたけれど、会議を長引かせるわけにはいかないという理由で辞退した。本当は遊びたかったけどね。
俺たちはゴブリンの村を後にして、東の方に向かった。なんか大きな建造物が見えるぞ。もう日が暮れかけている。急ごう。
「ショーゴ殿!」
どうやらここは大鬼の村だったらしい。全てが大きいな。彼らは甚平のようなものを着ているからますます鬼らしさを感じる。
「よく来て頂きました!」
青鬼に付いていくと子鬼たちに取り囲まれる。
「ショーゴお兄ちゃん!遊んで!」
「こらこら、ショーゴ殿は忙しいんですよ」
引っ張りだこってこうゆうことを言うのか?人生でこんな経験は滅多に出来ないぞ。
「龍姫様!お願い!ショーゴお兄ちゃんに遊んでもらえるように頼んでよ!」
ルネも困ったという顔をしているな。俺は子鬼たちに向かって屈んだ。
「ここでやることが済んだら今日はこの村にいるから、ちゃんとご両親に許可を取ってからおいで」
ぱああと子鬼たちが顔を輝かせる。皆、後でね!と走っていった。子供はみんな可愛いなぁ。ゴブリンの子供たちともまた遊ぼう。
さて、仕事をしなきゃな。俺は鬼の村の設備やらなんやらを確認した。この村には井戸がある。ゴブリンの村にもせめて井戸は欲しいよな。聞いたら、ここにも行商の人は来るらしい。どうやって取引しているのか聞いたら、やっぱり物々交換だった。
「何と交換されてるんですか?」
一応尋ねてみる。
「我々の獲ったモンスターや猪なんかの肉です。大体キロ単位で。頂くものは子供たちが多いものですから主に医薬品です」
「なるほど…」
また薬関係か。どれくらいの医薬品を貰えるのかと聞いたら、とても一回じゃ足りないくらいだと言う。これはなんか怪しいな。ゴブリンの村から近いし、同じ人である可能性が高い。俺は青鬼に事情を話した。
「え…ぼったくり?ゴブリンさんたちの村でも?」
青鬼がワナワナし始める。
「許せん…」
ズズと自分の影から槍を取り出したのでさすがに俺は慌てた。
「ま!待ってください!!まだ確認している最中で、もう一つ村がありますよね?」
青鬼がハッとする。
「取り乱しました。申し訳ない。はい、獣人さんの村がありますよ。なんでも、揃ってコロニーから帰ってきたようです」
なるほど。俺は青鬼に礼を言って宿屋に向かった。ハクを宿屋の裏にある厩舎に繋ぐ。ルネは大きな欠伸をしていた。疲れたもんな。飯を食べて寛いでいると、子供たちがやって来た。
「お兄ちゃん!ぼったくりってなあに?」
えー!もうその話題が広まってるの?俺が口をパクパクさせてるとルネがふふん、と笑って言った。
「ぼったくりってね、ケチンボがするんだよ」
「わー!!やだねー!」
「ケチな男の人と結婚しちゃ駄目よってお母さんに言われたよ」
子供たちがわいわい言っている。ルネをちらっと見ると、可愛らしくウインクされた。子供たちに絵本を読み聞かせたりしているうちに、親御さんたちがお迎えに来た。俺の膝の上で寝ちゃってる子もいたしな。
「すみません、ショーゴ殿。子供たちが無理を言って」
「いえ、そんな」
その日はよく眠れた。
「ルネ、見える?」
「うん、バッチリ見える。村は三つあるよ」
そんなにか。まあ村同士で争いがないなら何よりだ。俺は言った。
「一番近い所から回ろう」
「それならここから西の村が近いよ」
俺は地図を頼りにハクの手綱を引いた。この辺りには変わらず豊かな自然が広がっている。俺が一番最初のクエストで来たのもここだ。特産キノコを始め、あらゆる素材が採れる。小型モンスター、巨大モンスターの出現頻度もだんだん減ってきているようだ。魔王という存在がなんだったのか、未だに分からないでいる。魔王だったマヨイ自体は普通の赤ちゃんのはずだしな。
二時間ほど歩くと、ようやく村が見えてきた。
小さい村だ。村の周りは柵で囲ってある。入口には武装したゴブリンが二人立っていた。俺は彼らに近付いた。
「ショーゴ殿!!みんな!ショーゴ殿だぞ!」
「お久しぶりです」
ワッと村の中からゴブリンたちが集まってくる。
村長さんも杖を突きながらやって来た。
「元気そうで何よりですじゃ」
「皆さんもお元気そうで。これ、ピンフィーネ団長から先の戦いの褒賞を渡すようにって」
村長さんに金貨の入った袋を渡すと、驚かれた。
「ご丁寧にありがとうございます」
「村長、これでみんなの薬が買えますね!」
「あぁ。よかったのう。この村はとにかく貧しくて薬もろくに買えず」
なるほど。俺はあちこちを見て回った。飲み水は川の水、トイレはくみ取り式のようだ。
畑で作っているのは芋らしい。ふむふむ。時々行商の人が物を売りに来るそうだ。大体物々交換で取引を行っているようである。
「薬とかは何と換えてるんですか?」
「これですじゃ」
村長さんが差し出したのは砂金だった。はい?砂金?ルネに見せるとそうだ、と頷いている。小指大くらいあるぞ。
「えーと、このサイズだとどのくらいの薬の量と?」
「まあ一人分で3日ほどですかな」
俺は言葉を失っていた。これはれっきとしたぼったくりだ。砂金の価値を村長さんたちが知らないのは無理ないな。俺は村の皆に砂金の価値を伝えた。皆、ぽかんとしている。
「ワシらは騙されてましたか…」
村長さん、落ち込んでるな。にしてもあまりに酷くないか?
「行商の人はどこから来るんですか?」
一応尋ねてみたけど分からないと返ってきた。
とりあえずピンフィーネさんに報告しよう。
「ふむ…私もその行商の者については調べてみよう。残りの村の視察も頼んだぞ」
「はい!」
ゴブリンの村でお茶をご馳走になった。泊まっていって欲しいと皆から言われたけれど、会議を長引かせるわけにはいかないという理由で辞退した。本当は遊びたかったけどね。
俺たちはゴブリンの村を後にして、東の方に向かった。なんか大きな建造物が見えるぞ。もう日が暮れかけている。急ごう。
「ショーゴ殿!」
どうやらここは大鬼の村だったらしい。全てが大きいな。彼らは甚平のようなものを着ているからますます鬼らしさを感じる。
「よく来て頂きました!」
青鬼に付いていくと子鬼たちに取り囲まれる。
「ショーゴお兄ちゃん!遊んで!」
「こらこら、ショーゴ殿は忙しいんですよ」
引っ張りだこってこうゆうことを言うのか?人生でこんな経験は滅多に出来ないぞ。
「龍姫様!お願い!ショーゴお兄ちゃんに遊んでもらえるように頼んでよ!」
ルネも困ったという顔をしているな。俺は子鬼たちに向かって屈んだ。
「ここでやることが済んだら今日はこの村にいるから、ちゃんとご両親に許可を取ってからおいで」
ぱああと子鬼たちが顔を輝かせる。皆、後でね!と走っていった。子供はみんな可愛いなぁ。ゴブリンの子供たちともまた遊ぼう。
さて、仕事をしなきゃな。俺は鬼の村の設備やらなんやらを確認した。この村には井戸がある。ゴブリンの村にもせめて井戸は欲しいよな。聞いたら、ここにも行商の人は来るらしい。どうやって取引しているのか聞いたら、やっぱり物々交換だった。
「何と交換されてるんですか?」
一応尋ねてみる。
「我々の獲ったモンスターや猪なんかの肉です。大体キロ単位で。頂くものは子供たちが多いものですから主に医薬品です」
「なるほど…」
また薬関係か。どれくらいの医薬品を貰えるのかと聞いたら、とても一回じゃ足りないくらいだと言う。これはなんか怪しいな。ゴブリンの村から近いし、同じ人である可能性が高い。俺は青鬼に事情を話した。
「え…ぼったくり?ゴブリンさんたちの村でも?」
青鬼がワナワナし始める。
「許せん…」
ズズと自分の影から槍を取り出したのでさすがに俺は慌てた。
「ま!待ってください!!まだ確認している最中で、もう一つ村がありますよね?」
青鬼がハッとする。
「取り乱しました。申し訳ない。はい、獣人さんの村がありますよ。なんでも、揃ってコロニーから帰ってきたようです」
なるほど。俺は青鬼に礼を言って宿屋に向かった。ハクを宿屋の裏にある厩舎に繋ぐ。ルネは大きな欠伸をしていた。疲れたもんな。飯を食べて寛いでいると、子供たちがやって来た。
「お兄ちゃん!ぼったくりってなあに?」
えー!もうその話題が広まってるの?俺が口をパクパクさせてるとルネがふふん、と笑って言った。
「ぼったくりってね、ケチンボがするんだよ」
「わー!!やだねー!」
「ケチな男の人と結婚しちゃ駄目よってお母さんに言われたよ」
子供たちがわいわい言っている。ルネをちらっと見ると、可愛らしくウインクされた。子供たちに絵本を読み聞かせたりしているうちに、親御さんたちがお迎えに来た。俺の膝の上で寝ちゃってる子もいたしな。
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「いえ、そんな」
その日はよく眠れた。
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