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10露天風呂が欲しい
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四日目……私はお城の中にいても何もすることがないで日中はキャンの中で過ごす事にした。
そして、今日もキャンちゃんの中には陛下が座っています。
プラス、キャステルさんも。
「陛下、こんなところで油を売っていて良いんですか?」
「ああ、対外的にも問題が起きていないからな。メビウスの調子がいいので執務をこなしてくれている」
「弟さんの調子がいいからって、ここにいなくても……」
「私はユリカの保護者だからな」
「保護者だからって、傍に居なくても良いんですよ!キャステルさんも何とか言って下さいよー」
当然のようにキャンちゃんに居座る陛下は、何を言っても堪えないようだ。
「私からは何とも」
キャステルさんの困った顔もちょっと素敵。
あっそうだ、キャステルさんにもコーラ、と冷蔵庫を開ける。
一昨日一本飲んだのに、空いた場所に補充されている。ゴミ箱を覗くと入れた筈のペットボトルもない。
ふむ、これが神様の言う『至れり尽くせり仕様』という事か。
無くなれば勝手に補充され、ゴミも消去してくれるなんて素晴らしいではないか!
コーラをキャステルさんに勧めると、驚きながらも気に入ってくれて口止めも成功だ。
「そうだ陛下ちょっと聞きたい事があるの」
「ん?」
「王宮の中って水回りが整備されているけど、お風呂って温泉でしょう。私がいる部屋は二階だけど、どうやってそこまでくみ上げてるの?」
「ああ、あれか。あれは城の裏で湧き出ている温泉を地下道を通して王宮迄引いているのだ」
「ん-、そういう事では無くて。地下から二階までは?ポンプとかないよね」
「ポンプ?何のことだか分からんが、温泉の成分で錆びないような鉱石の筒。煙突みたいなものだな。それの中に魔石を組み込み、上まで汲み上げているんだ」
「おお、魔石でそんなことが出来るんだ。異世界凄い!」
「ああ、水も同じだ。この城の地下には地下水を溜めて置く槽があり、同じく魔石で城内を循環させている。ただ温泉の方は量の調節は出来ないから、いつも溢れている状態だがな」
「うん、天然温泉かけ流し。最高だよ。魔石って何でも出来ちゃうのね」
「ああ、魔石にそれぞれの術を掛けなくてならないし、それが出来る者も限られている。貴重で高価なものだから誰でも持てるような物ではないが」
「なるほど」
トイレも水洗で汚物は汚水槽に集められるが、その中に浄化作用のある魔石を入れる事により綺麗な水となって川に流されているそうだ。
昔はオマルのような容器にして、その都度使用人が片付けていたらしい。それってめちゃくちゃ恥ずかしい奴だよね。
異世界侮れないわ。文明進んでないとか言っちゃったけど、ちゃんと浄水施設と汚水処理を備えているんだんだもん。
でもまぁ、それがあるのはお城とか高位貴族庭、高級な施設限定だけらしいけど……。
色々な仕組みを聞きながらも、私の頭の中は温泉の事で一杯だった。
何としても活用したい、と言うか、露天風呂が欲しい!
こんな日々が数日続いた午後、私の服を作ってくれるそうで、専任のお針子さん達が呼ばれていた。
私はキャンちゃんから何着かの服を持参し、広げてみせる。
「あのうユリカ様、こちらは下着でしょうか?」
お針子さんの一人が手に取ったのは、キャミソールワンピ。
「これでも服よ。一枚で着る事もあれば、この下にブラウスとかTシャツなんかを着るの。ほらこんな感じ」
私は広げたワンピの内側にノースリーブのシャツを入れてみせる。
その後もこんな薄いもので外を歩かれるのですか?とか、色んな質問が浴びせられる。
「なるほど、このようなブ……ラジャーと下履きで過ごされているから、コルセットを窮屈だと思われるのですね」
「たぶん、コルセットなんて、私の国ではウェディングドレスを着る時しか着けないと思うわ。ボディースーツもあるしね。町のお嬢さんたちはどうしてるの?」
「そうですね、緩めのコルセットを付けるか何もつけていないです」
「良かった、じゃ私はそんな感じで作って下さい」
「分かりました。しかし、正式な場に例えば、舞踏会などに出られるときは諦めて下さいませ」
「・・・はい」
彼女たちに正式なドレスはお任せでお願いし、普段着用の少し丈が短めワンピースと、ワイドパンツでドレスぽく見える物もね。後は、極端に足を露出させなければ、今までの服も着て良いと許可を貰えたので良かった。
***
今日の予定はもうない筈。
私は机に向かい、露天風呂計画の構想を練り始める。
「ユリカ様、それは?」
アンが後ろから覗いて私の書いた文字を見ている。
「何かの暗号ですか?」
「ううん、私の住んでいたところの文字よ」
「まぁ、そうなんですか!不思議な文字ですね~」
「ふふ、そうかもね。これは母国語なの。他にもいろんな国の文字があるわ」
「それは、覚えるのも大変ですね。
で、何をお書きになってるのですか?」
「ん?ふふふ~、実はね。天然温泉の露天風呂を作りたいの」
「露天風呂?」
「ええ、外の景色を見ながら入れるお風呂よ」
「まぁ、外の景色が見れるとういう事は、外からも見られてしまうのでは?」
「ん-、そこはうまくカバーするというか……」
「そうですか、でも気持ち良いのでしょうね」
「そうよ、みんなで一緒に入れる、お・ふ・ろ、最高よ」
「み、みんなで?」
アンが驚いて、真っ赤になった。
「私の国ではね、個々の家にお風呂が大抵あるんだけど、みんな癒しを求めて温泉に行ったりするのよ。温泉場にはね、男同士で入るお風呂や女同士で入るお風呂、男女関係なく入る混浴風呂があるのよ」
「えっ、夫婦以外の男女で入るのですか?」
真っ赤になった顔が今度は白く青ざめていくメアリーアン。
「あは、誰しもが一緒に入る訳ではないけどね」
「そ、そうなんですか」
少し案心したようです(笑)
「ユリカ様はそのようなお風呂を作りたいと?」
「うん、アンやディアと一緒に入るのよ」
「ええーーー!」
「ふふ、陛下のお許しを貰えたら作るから楽しみにしていてね」
「……」
アンはまた真っ赤になると、何も言わずに部屋から出て行ってしまった。
私の世話をすると言って、服を着たままだがお風呂に入って来るのに。
自分たちは私に肌が見せらぬというのか?
許せん!絶対一緒に入って裸の付き合いをさせてやるわ!
違った意味で私の露天風呂計画の目標が出来たのだった。
そして、今日もキャンちゃんの中には陛下が座っています。
プラス、キャステルさんも。
「陛下、こんなところで油を売っていて良いんですか?」
「ああ、対外的にも問題が起きていないからな。メビウスの調子がいいので執務をこなしてくれている」
「弟さんの調子がいいからって、ここにいなくても……」
「私はユリカの保護者だからな」
「保護者だからって、傍に居なくても良いんですよ!キャステルさんも何とか言って下さいよー」
当然のようにキャンちゃんに居座る陛下は、何を言っても堪えないようだ。
「私からは何とも」
キャステルさんの困った顔もちょっと素敵。
あっそうだ、キャステルさんにもコーラ、と冷蔵庫を開ける。
一昨日一本飲んだのに、空いた場所に補充されている。ゴミ箱を覗くと入れた筈のペットボトルもない。
ふむ、これが神様の言う『至れり尽くせり仕様』という事か。
無くなれば勝手に補充され、ゴミも消去してくれるなんて素晴らしいではないか!
コーラをキャステルさんに勧めると、驚きながらも気に入ってくれて口止めも成功だ。
「そうだ陛下ちょっと聞きたい事があるの」
「ん?」
「王宮の中って水回りが整備されているけど、お風呂って温泉でしょう。私がいる部屋は二階だけど、どうやってそこまでくみ上げてるの?」
「ああ、あれか。あれは城の裏で湧き出ている温泉を地下道を通して王宮迄引いているのだ」
「ん-、そういう事では無くて。地下から二階までは?ポンプとかないよね」
「ポンプ?何のことだか分からんが、温泉の成分で錆びないような鉱石の筒。煙突みたいなものだな。それの中に魔石を組み込み、上まで汲み上げているんだ」
「おお、魔石でそんなことが出来るんだ。異世界凄い!」
「ああ、水も同じだ。この城の地下には地下水を溜めて置く槽があり、同じく魔石で城内を循環させている。ただ温泉の方は量の調節は出来ないから、いつも溢れている状態だがな」
「うん、天然温泉かけ流し。最高だよ。魔石って何でも出来ちゃうのね」
「ああ、魔石にそれぞれの術を掛けなくてならないし、それが出来る者も限られている。貴重で高価なものだから誰でも持てるような物ではないが」
「なるほど」
トイレも水洗で汚物は汚水槽に集められるが、その中に浄化作用のある魔石を入れる事により綺麗な水となって川に流されているそうだ。
昔はオマルのような容器にして、その都度使用人が片付けていたらしい。それってめちゃくちゃ恥ずかしい奴だよね。
異世界侮れないわ。文明進んでないとか言っちゃったけど、ちゃんと浄水施設と汚水処理を備えているんだんだもん。
でもまぁ、それがあるのはお城とか高位貴族庭、高級な施設限定だけらしいけど……。
色々な仕組みを聞きながらも、私の頭の中は温泉の事で一杯だった。
何としても活用したい、と言うか、露天風呂が欲しい!
こんな日々が数日続いた午後、私の服を作ってくれるそうで、専任のお針子さん達が呼ばれていた。
私はキャンちゃんから何着かの服を持参し、広げてみせる。
「あのうユリカ様、こちらは下着でしょうか?」
お針子さんの一人が手に取ったのは、キャミソールワンピ。
「これでも服よ。一枚で着る事もあれば、この下にブラウスとかTシャツなんかを着るの。ほらこんな感じ」
私は広げたワンピの内側にノースリーブのシャツを入れてみせる。
その後もこんな薄いもので外を歩かれるのですか?とか、色んな質問が浴びせられる。
「なるほど、このようなブ……ラジャーと下履きで過ごされているから、コルセットを窮屈だと思われるのですね」
「たぶん、コルセットなんて、私の国ではウェディングドレスを着る時しか着けないと思うわ。ボディースーツもあるしね。町のお嬢さんたちはどうしてるの?」
「そうですね、緩めのコルセットを付けるか何もつけていないです」
「良かった、じゃ私はそんな感じで作って下さい」
「分かりました。しかし、正式な場に例えば、舞踏会などに出られるときは諦めて下さいませ」
「・・・はい」
彼女たちに正式なドレスはお任せでお願いし、普段着用の少し丈が短めワンピースと、ワイドパンツでドレスぽく見える物もね。後は、極端に足を露出させなければ、今までの服も着て良いと許可を貰えたので良かった。
***
今日の予定はもうない筈。
私は机に向かい、露天風呂計画の構想を練り始める。
「ユリカ様、それは?」
アンが後ろから覗いて私の書いた文字を見ている。
「何かの暗号ですか?」
「ううん、私の住んでいたところの文字よ」
「まぁ、そうなんですか!不思議な文字ですね~」
「ふふ、そうかもね。これは母国語なの。他にもいろんな国の文字があるわ」
「それは、覚えるのも大変ですね。
で、何をお書きになってるのですか?」
「ん?ふふふ~、実はね。天然温泉の露天風呂を作りたいの」
「露天風呂?」
「ええ、外の景色を見ながら入れるお風呂よ」
「まぁ、外の景色が見れるとういう事は、外からも見られてしまうのでは?」
「ん-、そこはうまくカバーするというか……」
「そうですか、でも気持ち良いのでしょうね」
「そうよ、みんなで一緒に入れる、お・ふ・ろ、最高よ」
「み、みんなで?」
アンが驚いて、真っ赤になった。
「私の国ではね、個々の家にお風呂が大抵あるんだけど、みんな癒しを求めて温泉に行ったりするのよ。温泉場にはね、男同士で入るお風呂や女同士で入るお風呂、男女関係なく入る混浴風呂があるのよ」
「えっ、夫婦以外の男女で入るのですか?」
真っ赤になった顔が今度は白く青ざめていくメアリーアン。
「あは、誰しもが一緒に入る訳ではないけどね」
「そ、そうなんですか」
少し案心したようです(笑)
「ユリカ様はそのようなお風呂を作りたいと?」
「うん、アンやディアと一緒に入るのよ」
「ええーーー!」
「ふふ、陛下のお許しを貰えたら作るから楽しみにしていてね」
「……」
アンはまた真っ赤になると、何も言わずに部屋から出て行ってしまった。
私の世話をすると言って、服を着たままだがお風呂に入って来るのに。
自分たちは私に肌が見せらぬというのか?
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