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目の覚めたローズの隣には、規則正しい寝息を立てるゼノがいた。
(初めて寝てるとこ見たかも……)
普段は護衛兼影として動いているゼノの寝ている姿は貴重で、思わず見入ってしまう。
(まつ毛長いな)
こんなまじまじと見る事なんてなかったから、なんとなく新鮮で愛おしくなる。
(ちょっとなら)
起こさないように気を付けて髪に触れようとした所で……
「おはよう」
琥珀色の瞳と目が合い、ヒュッと息を飲んだ。それと同時に、素早く布団の中に潜り込んだ。別に隠れるような事をしていないが、なんとなく顔を見るのが恥ずかしかった。
そんなローズを見たゼノは「クスッ」と微笑むと、布団と一緒に優しく包み込んだ。
「顔みたいな」
「…………ちょっと、今は無理……です」
絞り出すような声と一緒に少しだけ顔を覗かせると、ゼノは怒る事もせず微笑み返してくれた。
「さて、こうなった以上、殿下に報告しないといけなくなった訳だけど……」
苦笑いを浮かべながら言っているが、後悔している様子はなくてローズはホッとしていた。
「大丈夫よ。私も一緒に行って謝る。ゼノ一人だけ悪者にはしないわよ」
「それは心強いけど、無理しなくていいよ?」
「うんん。一緒に行く」
レオンのことだからゼノに酷いことはしないと思うが、それでも元をたどればすべては私のわがままから始まった事なのだから、自分の尻は自分で拭くべきだと思ってる。
「そうか……じゃあ、二人で怒られようか」
見つめ合っていたらどちともなく笑い声が漏れた。決して笑えることじゃないのだが、ゼノと一緒ならそんな事はどうでもいいと思ってしまった。
❊❊❊
──ドカッ!!
「ゼノ!!」
レオンの元を二人で訪れ一連の経緯を伝えると、無言のまま立ち上がったレオンはそのままゼノの傍へより、思い切り殴りつけた。
ゼノは抵抗することなくレオンの拳を受け、体を壁に打ち付けた。すぐにローズが駆け寄るが「大丈夫」と言って、手を取らずに立ち上がり再びレオンに向き合った。
「主の大事なもん奪ったんだ。覚悟はできてるよ」
ゼノは真っ直ぐとレオンを捉えていて一寸の迷いがない。レオンは睨みつけるようにこちらを見ていた。自分が信用していた者に裏切られた怒りと悔しさを滲ませている。
長い沈黙の後、レオンの盛大な溜息が聞こえた。
「……ゼノの気持ちには何となく気づいてさ。これでも長年の付き合いだろ?それを分かった上でローズの傍に置いていたのは私だ。これは私の失態でもある」
「そんなことない!!レオンは悪くない!!」
「やめてくれ。そんな言葉は要らない。これ以上、惨めな気持ちになりたくないんだ」
自嘲しながら言うレオンの言葉を遮って言うが、その言葉はすぐに一蹴された。
「いいかゼノ。ローズを絶対に幸せにしろ。それが私に対しての償いだと思え」
その言葉にゼノもローズも目を見開いて驚いた。
「返事は?」
「は、はい!!必ず幸せにします!!」
「ならいい」
呆けている二人に鋭い目で返事を促してきた。すぐにゼノが返事を返すと、満足そうに微笑んだ。すると、今度はローズに向き合った。
「ローズ、君も幸せになるんだよ?もし、ゼノに泣かされたすぐに言いなさい。私がすぐに手を打つから」
「レオン……」
頬に触れながらローズを心配するかのように言うレオンだが、その顔は今にも泣きそうなほど切ないもので、思わず抱き着いてしまった。
「ごめんなさい!!今更こんなこと言っても信じてもらえないかもしれないけど、貴方を愛していたのも嘘じゃないの!!ただ──……」
気付けば涙が溢れだし、言葉に詰まってしまった。
この涙は、きっと片隅に残っていたローズの想いが溢れだしたものだろう。
「分かってるから、あまり自分を責めるものじゃない。私は君ら二人共好きだからね。二人が幸せになってくれればそれで十分だ。……まあ、事後報告なのはいただけないけど、さっきの一発で許してやる」
「それは……すみません」と申し訳なさそうにゼノが言うと、その場に笑い声が響き渡った。
ひとしきり笑った後「ふー」と息を吐きレオンは椅子に座った。
「あ~、今回の件でゼノを解雇することもないから安心しろ。暫くは気持ちの整理するのに時間を貰うが、ローズも気軽に会いに来てくれると嬉しい」
「会うのはいいですけど、手は出しちゃ駄目ですよ」
レオンの言葉にゼノはローズを抱きしめながら忠告するよに言えば「お前が言うな!!」と怒鳴られ、そこでまた笑い声が沸き起こった。
ここに来るまでどうなるかと思っていたが、いつも通り言い合いしている二人を見て、ようやく心の底から幸せだと言える。
「ああ、それとローズの義兄君のことだが……」
王太子の顔に戻ったレオンの口から聞いた義兄アシェルの処遇。
実は、ローズが捕らわれていた屋敷は洞窟の中に作られたものだったらしい。しかも、その資金はスペンサー公爵家から不正に排出したものらしく、動機も不純。なにより自身の娘が危険に晒されたという事で父である公爵の怒りが段違いで、暴れる公爵を現役の騎士が止めに入ったらしいが止めるどころか火に油を注ぐ状態になってしまい、団長まで駆り出されたと聞いた。
「今お父上は冷静を取り戻してもらう為に、牢に入ってもらっている。だがすぐに釈放されるから安心してくれ」
その話を聞いたローズは申し訳ないやら情けないやらで顔を手で覆っていた。
「ああ、ゼノも気を付けろよ。ローズを傷ものにしたんだからな。死ぬ気で行けよ。骨だけは拾ってやる」
他人事のように愉し気に言われたゼノだが、その顔色は良くない。
そして当のアシェルだが、心を病んでしまったらしく意思疎通が難しく、これ以上の聴取は難しいと判断された。その為、スペンサー公爵家の養子縁組を解消。母の実家のある領地へ療養という名目で運ばれていったらしい。
「なんともまあ、スッキリとしない結果だったが、仕方あるまい」
レオンの言う通り釈然とはしないが、これ以上深堀したところで意味は無い。
"私"と言うイレギュラーが訪れた事で、この世界は乙女ゲームであって乙女ゲームでは無いものに変わってしまった。
それが吉と出るか凶と出るか分からない。けど、隣にいる愛する人と一緒なら、どんな困難でもやり遂げれる気がする。
「どうしたの?」
ゼノを見つめていたら、視線に気付いたゼノが問いかけてきた。
「うんん、何でもない!!ゼノ、愛してる」
「何?急に」
困惑してみせるが、満更でもない顔をしている。それがゼノの照れ隠しだって分かってる。
「……悪いが、イチャつくなら他でやってくれ」
死んだ目をしながら、こちらを見ているレオンにハッとした。
(レオンがいた事を忘れてた)
その後は、もうぐちゃぐちゃ。
レオンを煽るようにゼノがローズに抱きつき、それを引き剥がそうとレオンが必死になり、笑ってはいけないと思いつつも笑いを堪えられなかったローズの笑い声が部屋中に響きわった。
この時の三人はまだこの後、最強最悪の事態が訪れるとも知らなかった。
「ローズ!!」
「お父様!!」
「──げっ!!」
牢から無理やり出てきた公爵とゼノの一騎打ちはまた別のお話……
(初めて寝てるとこ見たかも……)
普段は護衛兼影として動いているゼノの寝ている姿は貴重で、思わず見入ってしまう。
(まつ毛長いな)
こんなまじまじと見る事なんてなかったから、なんとなく新鮮で愛おしくなる。
(ちょっとなら)
起こさないように気を付けて髪に触れようとした所で……
「おはよう」
琥珀色の瞳と目が合い、ヒュッと息を飲んだ。それと同時に、素早く布団の中に潜り込んだ。別に隠れるような事をしていないが、なんとなく顔を見るのが恥ずかしかった。
そんなローズを見たゼノは「クスッ」と微笑むと、布団と一緒に優しく包み込んだ。
「顔みたいな」
「…………ちょっと、今は無理……です」
絞り出すような声と一緒に少しだけ顔を覗かせると、ゼノは怒る事もせず微笑み返してくれた。
「さて、こうなった以上、殿下に報告しないといけなくなった訳だけど……」
苦笑いを浮かべながら言っているが、後悔している様子はなくてローズはホッとしていた。
「大丈夫よ。私も一緒に行って謝る。ゼノ一人だけ悪者にはしないわよ」
「それは心強いけど、無理しなくていいよ?」
「うんん。一緒に行く」
レオンのことだからゼノに酷いことはしないと思うが、それでも元をたどればすべては私のわがままから始まった事なのだから、自分の尻は自分で拭くべきだと思ってる。
「そうか……じゃあ、二人で怒られようか」
見つめ合っていたらどちともなく笑い声が漏れた。決して笑えることじゃないのだが、ゼノと一緒ならそんな事はどうでもいいと思ってしまった。
❊❊❊
──ドカッ!!
「ゼノ!!」
レオンの元を二人で訪れ一連の経緯を伝えると、無言のまま立ち上がったレオンはそのままゼノの傍へより、思い切り殴りつけた。
ゼノは抵抗することなくレオンの拳を受け、体を壁に打ち付けた。すぐにローズが駆け寄るが「大丈夫」と言って、手を取らずに立ち上がり再びレオンに向き合った。
「主の大事なもん奪ったんだ。覚悟はできてるよ」
ゼノは真っ直ぐとレオンを捉えていて一寸の迷いがない。レオンは睨みつけるようにこちらを見ていた。自分が信用していた者に裏切られた怒りと悔しさを滲ませている。
長い沈黙の後、レオンの盛大な溜息が聞こえた。
「……ゼノの気持ちには何となく気づいてさ。これでも長年の付き合いだろ?それを分かった上でローズの傍に置いていたのは私だ。これは私の失態でもある」
「そんなことない!!レオンは悪くない!!」
「やめてくれ。そんな言葉は要らない。これ以上、惨めな気持ちになりたくないんだ」
自嘲しながら言うレオンの言葉を遮って言うが、その言葉はすぐに一蹴された。
「いいかゼノ。ローズを絶対に幸せにしろ。それが私に対しての償いだと思え」
その言葉にゼノもローズも目を見開いて驚いた。
「返事は?」
「は、はい!!必ず幸せにします!!」
「ならいい」
呆けている二人に鋭い目で返事を促してきた。すぐにゼノが返事を返すと、満足そうに微笑んだ。すると、今度はローズに向き合った。
「ローズ、君も幸せになるんだよ?もし、ゼノに泣かされたすぐに言いなさい。私がすぐに手を打つから」
「レオン……」
頬に触れながらローズを心配するかのように言うレオンだが、その顔は今にも泣きそうなほど切ないもので、思わず抱き着いてしまった。
「ごめんなさい!!今更こんなこと言っても信じてもらえないかもしれないけど、貴方を愛していたのも嘘じゃないの!!ただ──……」
気付けば涙が溢れだし、言葉に詰まってしまった。
この涙は、きっと片隅に残っていたローズの想いが溢れだしたものだろう。
「分かってるから、あまり自分を責めるものじゃない。私は君ら二人共好きだからね。二人が幸せになってくれればそれで十分だ。……まあ、事後報告なのはいただけないけど、さっきの一発で許してやる」
「それは……すみません」と申し訳なさそうにゼノが言うと、その場に笑い声が響き渡った。
ひとしきり笑った後「ふー」と息を吐きレオンは椅子に座った。
「あ~、今回の件でゼノを解雇することもないから安心しろ。暫くは気持ちの整理するのに時間を貰うが、ローズも気軽に会いに来てくれると嬉しい」
「会うのはいいですけど、手は出しちゃ駄目ですよ」
レオンの言葉にゼノはローズを抱きしめながら忠告するよに言えば「お前が言うな!!」と怒鳴られ、そこでまた笑い声が沸き起こった。
ここに来るまでどうなるかと思っていたが、いつも通り言い合いしている二人を見て、ようやく心の底から幸せだと言える。
「ああ、それとローズの義兄君のことだが……」
王太子の顔に戻ったレオンの口から聞いた義兄アシェルの処遇。
実は、ローズが捕らわれていた屋敷は洞窟の中に作られたものだったらしい。しかも、その資金はスペンサー公爵家から不正に排出したものらしく、動機も不純。なにより自身の娘が危険に晒されたという事で父である公爵の怒りが段違いで、暴れる公爵を現役の騎士が止めに入ったらしいが止めるどころか火に油を注ぐ状態になってしまい、団長まで駆り出されたと聞いた。
「今お父上は冷静を取り戻してもらう為に、牢に入ってもらっている。だがすぐに釈放されるから安心してくれ」
その話を聞いたローズは申し訳ないやら情けないやらで顔を手で覆っていた。
「ああ、ゼノも気を付けろよ。ローズを傷ものにしたんだからな。死ぬ気で行けよ。骨だけは拾ってやる」
他人事のように愉し気に言われたゼノだが、その顔色は良くない。
そして当のアシェルだが、心を病んでしまったらしく意思疎通が難しく、これ以上の聴取は難しいと判断された。その為、スペンサー公爵家の養子縁組を解消。母の実家のある領地へ療養という名目で運ばれていったらしい。
「なんともまあ、スッキリとしない結果だったが、仕方あるまい」
レオンの言う通り釈然とはしないが、これ以上深堀したところで意味は無い。
"私"と言うイレギュラーが訪れた事で、この世界は乙女ゲームであって乙女ゲームでは無いものに変わってしまった。
それが吉と出るか凶と出るか分からない。けど、隣にいる愛する人と一緒なら、どんな困難でもやり遂げれる気がする。
「どうしたの?」
ゼノを見つめていたら、視線に気付いたゼノが問いかけてきた。
「うんん、何でもない!!ゼノ、愛してる」
「何?急に」
困惑してみせるが、満更でもない顔をしている。それがゼノの照れ隠しだって分かってる。
「……悪いが、イチャつくなら他でやってくれ」
死んだ目をしながら、こちらを見ているレオンにハッとした。
(レオンがいた事を忘れてた)
その後は、もうぐちゃぐちゃ。
レオンを煽るようにゼノがローズに抱きつき、それを引き剥がそうとレオンが必死になり、笑ってはいけないと思いつつも笑いを堪えられなかったローズの笑い声が部屋中に響きわった。
この時の三人はまだこの後、最強最悪の事態が訪れるとも知らなかった。
「ローズ!!」
「お父様!!」
「──げっ!!」
牢から無理やり出てきた公爵とゼノの一騎打ちはまた別のお話……
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文章力といい物語の展開といい、さすが、どの作品も安心して読める質の高さです。
あらっ!!Evelyn様ッ!!(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ ⌑ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)
こちらでもお会いするとは!!( *´艸`)
そして感想ありがとうございます(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)
またこちらでも仲良くしてくださぁい!!( ⸝⸝⸝ ̫⸝⸝⸝)◦♡︎