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第3章 本格的侵攻開始 か?
第41話 コバルト君の成果とこちら側の対応
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その後、ネット上に流れた情報によると、低階層でのモンスター増殖が速くなっていることと、死んでいたはずのダンジョンが復活したこと。
日本でも、一司が潰した所は消滅させたが、ボスを殺しただけで放置されていたダンジョンは多数ある。
連絡アプリの通知を見て、一司は頭を抱える。
また、半年前の悪夢の再来。真っ赤な日本地図が送られてきた。
さすがに、鬱陶しくなったので、到頭(とうとう)ダンジョンコアの秘密を売ることにした。
完全攻略をすると、亜空間収納と念話が使えるようになる事。そしてダンジョンの知識を得ることができること。潰さなければ、マスターに成れ、そのダンジョンをコントロールできることを書いて、真っ赤な日本地図をお願いの返事の代わりに、『いくらで買います?』と書いて送った。
帰って来た返事は、『ちょっと相談するから待って』だった。
一司からの暴露。それを受けて、緊急の会議が開催された。
国益として、非常に大きい。
どの国も欲しがる情報だろう。
さらに、亜空間収納のおまけと念話だ。利益は計り知れない。
「なんで彼は、いきなりこんな情報を投げて来たのだ?」
「あの地図見て、面倒くさくなったんでしょう」
「それでも、前回よりは少ないぞ。都心部の、ほかの駆除従事者が対応できそうなところは省いているからな」
「それは、まあそうですが、面倒な所のみとも言えますね」
「仕方がないだろう、彼は距離も場所も不問なのだから」
総理と防衛大臣の会話である。
「しかしこれが本当なら、自衛隊に、それも幹部には持っていて貰いたいな」
「いえ、補給部隊も。重いものを持っての行軍が無くなるのですよ。その利益は非常に大きい」
「だから、テロや犯罪組織にわたると恐ろしい情報だな。いきなり何もない所に武器や爆弾が出てくるんだぞ。セキュリティは…… また彼頼りか」
「ああっと、それについては、転移防止のシールドで防止できるそうです。同じ空間系の魔法との事です」
「そうか」
そんな事を喋りながら、二人はエレベーターから降りて会議室へ向かう。
そう、彼らは忘れていた。近頃のエレベーターは、カメラやIoT技術が組み込まれ。独自の回路を通してモニターされていることを。
官邸での管理は警備部絡みだが、エレベーターには独自の回路がある。エレベーター管理に派遣されていたA君は、ダンジョンという言葉と亜空間収納という言葉に反応して、ネットでささやいてしまった。
『ダンジョンで、アイテムボックスが拾えるらしい』
その囁き記事はあっという間に拡散された。
みんなが、その方法を模索し始める。
タイミング的には、枯れていたダンジョンが復活して、再びボスを倒さないと奥の壁は掘れない。
それに、かなり固い。
闇雲に掘ってもクリスタルは見つからない。
まあ、そんな些細な事は良い。
タイミング的に考えると、官邸から漏れたのは間違いない。
ちなみに、一司と総理たちの連絡には専用のスクランブルアプリが入っているので、そこから漏れることはほぼない。
その数日後、書面も何もないのに、こそっと10億ほどの金が入金されていた。
それに対して、なぜか松沼父経由で連絡が来て、
「何も言わず受け取ってくれ。と、総理から伝言だ」
と言い残して帰っていった。
後日、会計士さんの関口さんから、
「なんですこの金は」
と聞かれて
「知らんけど、貰った」
「これって振込者、総理ですよね」
そう言って関口さんは、頭を抱えて困ることになる。
その後、「理由か。じゃあ面倒の手付金としよう」と連絡が入る。
一司はその後、2週間ほど自衛隊と警察の幹部を連れて、ダンジョンに籠もることになる。
だが、それに参加した人間からもたらされた情報は、関係者の予想をはるかに超えた。
集合地点は警察と自衛隊合同。
通常業務もあるため、1日10人ずつ参加。
1日では大した結果は出せないだろうが、少しくらいレベルアップをすればいいか。
上層部は、そんな軽い感じで派遣した。
参加者曰く、一番初めのダンジョンでは、ダンジョンの目の前にいきなり移動して、彼の抱えた猫が「にゃあ」と鳴いたら、黒い渦を潜ってダンジョンの最奥にいた。
彼が、「ここだな」と言って壁を殴ると、壁が崩落。
空間が開いた中には、クリスタルが浮いていた。
まずは、今回の作戦コード001番がクリスタルに触った。
その瞬間に何かを受け取った様で、001番は強く頷き、クリスタルを収納した。
目の前にできた黒い渦へと潜り、次の瞬間にはすでに次のダンジョン前にいた。
だが、参加者の一人が、
「すみません、レベルアップもしたいので」
と口に出した。おそらくは自衛官だろう。
それを聞いた彼、いや教官は、いやな顔もせず説明してくれた。
「それなら、全員ダンジョン内に入って。そうそう、そこまで。ここから前には出ないでね」
と教官が言ったら、また猫が鳴いた。
その後は、すごい勢いで体が熱くなり、思わず皆が
「うっ」とか「ぐっ」と言っている間に、最奥のボス部屋にいた。
説明では、ダンジョン内で使っているのは、転移でダンジョン間はゲートを使用すると言っていた。
クリスタルを取れば、自分の管理するダンジョン内では、転移が使用できるようだ。
そう説明しながら、教官の崩してくれた部屋に何とか002番が入り、クリスタルを受け取る。
それを繰り返して、40分程度の時間が経った頃。教官が言うんです。
「もう全員目的は達成したから、実践だ。体と意識のずれを補正しろ。見ていてやるから、奥までみんなで到達してみろ」と。
そう言われて戦闘を始めたのですが、ゴブリンなどはパンチ一発で頭が粉砕。
彼に言われる道を、どんどん奥へ進むと分岐を一度も間違えず、10階層のボス部屋へ到達。
5人がチームを組んだのですが、3匹いたオーガなど瞬殺でした。
相手の動きが、集中するとスローモーションになるんです。
その後も、どんどんと進んで行き。
たまに脇から出てきたモンスターは、我々に近づく前に魔石に代わるんです。
最終段数は30階。
そこに到達できて、教官の説明によると呼称ケルベロスが居たのです。
その時には、全員最初にあった恐怖など全く抱くことなく、モンスターと対峙することができました。
一人ずつ順に、ケルベロスの前に立ち、1分ずつ相手をして交代するということをしました。
最後の一人が終了して、先生が「終了」と告げると、突然ケルベロスが消滅。
そこで先生から、
「よし、もういいだろう。全員合格」
と、お言葉を頂いて、終了いたしました。
その時は皆歓喜して、性別や所属を関係なく、師の下(もと)で一団となれたと思います。
お昼に頂いた、バーベキューはおいしかったです。
「どう思う、この報告書」
「最後のバーベキューと、彼、教官、先生、師のくだりはなんだ? 洗脳でもされたのか?」
「いや、医者に言わせると、崇拝だそうだ」
「彼と一緒にいると、崇拝するようになると?」
「そうだな」
「幹部を預けて、大丈夫だったのか? 防衛大臣」
「総理、いまさらそんなことを言われても…… もう、全員終わりました。これが本当なら警察と自衛隊の幹部は彼を崇拝しています……」
日本でも、一司が潰した所は消滅させたが、ボスを殺しただけで放置されていたダンジョンは多数ある。
連絡アプリの通知を見て、一司は頭を抱える。
また、半年前の悪夢の再来。真っ赤な日本地図が送られてきた。
さすがに、鬱陶しくなったので、到頭(とうとう)ダンジョンコアの秘密を売ることにした。
完全攻略をすると、亜空間収納と念話が使えるようになる事。そしてダンジョンの知識を得ることができること。潰さなければ、マスターに成れ、そのダンジョンをコントロールできることを書いて、真っ赤な日本地図をお願いの返事の代わりに、『いくらで買います?』と書いて送った。
帰って来た返事は、『ちょっと相談するから待って』だった。
一司からの暴露。それを受けて、緊急の会議が開催された。
国益として、非常に大きい。
どの国も欲しがる情報だろう。
さらに、亜空間収納のおまけと念話だ。利益は計り知れない。
「なんで彼は、いきなりこんな情報を投げて来たのだ?」
「あの地図見て、面倒くさくなったんでしょう」
「それでも、前回よりは少ないぞ。都心部の、ほかの駆除従事者が対応できそうなところは省いているからな」
「それは、まあそうですが、面倒な所のみとも言えますね」
「仕方がないだろう、彼は距離も場所も不問なのだから」
総理と防衛大臣の会話である。
「しかしこれが本当なら、自衛隊に、それも幹部には持っていて貰いたいな」
「いえ、補給部隊も。重いものを持っての行軍が無くなるのですよ。その利益は非常に大きい」
「だから、テロや犯罪組織にわたると恐ろしい情報だな。いきなり何もない所に武器や爆弾が出てくるんだぞ。セキュリティは…… また彼頼りか」
「ああっと、それについては、転移防止のシールドで防止できるそうです。同じ空間系の魔法との事です」
「そうか」
そんな事を喋りながら、二人はエレベーターから降りて会議室へ向かう。
そう、彼らは忘れていた。近頃のエレベーターは、カメラやIoT技術が組み込まれ。独自の回路を通してモニターされていることを。
官邸での管理は警備部絡みだが、エレベーターには独自の回路がある。エレベーター管理に派遣されていたA君は、ダンジョンという言葉と亜空間収納という言葉に反応して、ネットでささやいてしまった。
『ダンジョンで、アイテムボックスが拾えるらしい』
その囁き記事はあっという間に拡散された。
みんなが、その方法を模索し始める。
タイミング的には、枯れていたダンジョンが復活して、再びボスを倒さないと奥の壁は掘れない。
それに、かなり固い。
闇雲に掘ってもクリスタルは見つからない。
まあ、そんな些細な事は良い。
タイミング的に考えると、官邸から漏れたのは間違いない。
ちなみに、一司と総理たちの連絡には専用のスクランブルアプリが入っているので、そこから漏れることはほぼない。
その数日後、書面も何もないのに、こそっと10億ほどの金が入金されていた。
それに対して、なぜか松沼父経由で連絡が来て、
「何も言わず受け取ってくれ。と、総理から伝言だ」
と言い残して帰っていった。
後日、会計士さんの関口さんから、
「なんですこの金は」
と聞かれて
「知らんけど、貰った」
「これって振込者、総理ですよね」
そう言って関口さんは、頭を抱えて困ることになる。
その後、「理由か。じゃあ面倒の手付金としよう」と連絡が入る。
一司はその後、2週間ほど自衛隊と警察の幹部を連れて、ダンジョンに籠もることになる。
だが、それに参加した人間からもたらされた情報は、関係者の予想をはるかに超えた。
集合地点は警察と自衛隊合同。
通常業務もあるため、1日10人ずつ参加。
1日では大した結果は出せないだろうが、少しくらいレベルアップをすればいいか。
上層部は、そんな軽い感じで派遣した。
参加者曰く、一番初めのダンジョンでは、ダンジョンの目の前にいきなり移動して、彼の抱えた猫が「にゃあ」と鳴いたら、黒い渦を潜ってダンジョンの最奥にいた。
彼が、「ここだな」と言って壁を殴ると、壁が崩落。
空間が開いた中には、クリスタルが浮いていた。
まずは、今回の作戦コード001番がクリスタルに触った。
その瞬間に何かを受け取った様で、001番は強く頷き、クリスタルを収納した。
目の前にできた黒い渦へと潜り、次の瞬間にはすでに次のダンジョン前にいた。
だが、参加者の一人が、
「すみません、レベルアップもしたいので」
と口に出した。おそらくは自衛官だろう。
それを聞いた彼、いや教官は、いやな顔もせず説明してくれた。
「それなら、全員ダンジョン内に入って。そうそう、そこまで。ここから前には出ないでね」
と教官が言ったら、また猫が鳴いた。
その後は、すごい勢いで体が熱くなり、思わず皆が
「うっ」とか「ぐっ」と言っている間に、最奥のボス部屋にいた。
説明では、ダンジョン内で使っているのは、転移でダンジョン間はゲートを使用すると言っていた。
クリスタルを取れば、自分の管理するダンジョン内では、転移が使用できるようだ。
そう説明しながら、教官の崩してくれた部屋に何とか002番が入り、クリスタルを受け取る。
それを繰り返して、40分程度の時間が経った頃。教官が言うんです。
「もう全員目的は達成したから、実践だ。体と意識のずれを補正しろ。見ていてやるから、奥までみんなで到達してみろ」と。
そう言われて戦闘を始めたのですが、ゴブリンなどはパンチ一発で頭が粉砕。
彼に言われる道を、どんどん奥へ進むと分岐を一度も間違えず、10階層のボス部屋へ到達。
5人がチームを組んだのですが、3匹いたオーガなど瞬殺でした。
相手の動きが、集中するとスローモーションになるんです。
その後も、どんどんと進んで行き。
たまに脇から出てきたモンスターは、我々に近づく前に魔石に代わるんです。
最終段数は30階。
そこに到達できて、教官の説明によると呼称ケルベロスが居たのです。
その時には、全員最初にあった恐怖など全く抱くことなく、モンスターと対峙することができました。
一人ずつ順に、ケルベロスの前に立ち、1分ずつ相手をして交代するということをしました。
最後の一人が終了して、先生が「終了」と告げると、突然ケルベロスが消滅。
そこで先生から、
「よし、もういいだろう。全員合格」
と、お言葉を頂いて、終了いたしました。
その時は皆歓喜して、性別や所属を関係なく、師の下(もと)で一団となれたと思います。
お昼に頂いた、バーベキューはおいしかったです。
「どう思う、この報告書」
「最後のバーベキューと、彼、教官、先生、師のくだりはなんだ? 洗脳でもされたのか?」
「いや、医者に言わせると、崇拝だそうだ」
「彼と一緒にいると、崇拝するようになると?」
「そうだな」
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