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第5章 空間崩壊と混ざり合う世界
最終話 奇跡。そして歴史は続く……
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家に戻ってきて、やっと落ち着く。
空の亀裂について考える。
うん。せっかくだから、演出しよう。
「はーい。皆注目。明日、空の亀裂を閉じようと思う。荘厳な雰囲気にしたいが、演出プランを考えてくれ」
「やっぱり、暗雲から光が差してくるのは、鉄板でしょう」
うんうん。
「虹がパーっていうのも、欲しい」
「オーロラは? 赤道には普通出ないから、楽しんでもらえるんじゃない?」
杉本みきだったな? 八部鬼衆復活したのか。
「亀裂から炎が噴き出して、消えると元通り」
これは言わなくてもわかる、美月だよ。
「どこのマジックショーだよ」
みんな口々に、演出を提案してくる。
「闇が世界を覆って、そこへ光の粒が出てきて、それがどんどん強くなって世界が明るくなるとともに閉じていくとか?」
玲己が、まともそうなことを言っている。
「闇からの復活ね」
霞ちゃん、雰囲気が変わったな。
「空に、巨大な一司が浮かんで、命令を出すの。そうすると閉じていく。そして、地上に向かってこういうの、皆の者跪けって」
手を広げて、熱弁するフレイヤ。
「フレイヤ、それは完全に神じゃなく魔王だな」
そう言うと、首をかしげて、
「力の証明は、だめなの?」
と、聞いてきた。
「ダメだな。古来から、畏怖の対象は抹殺されるのが世の常だ」
俺がそういうと、うん? という顔をするフレイヤ。
「抹殺? どうやって?」
真顔で聞かれて考える。
今の俺。どうやったら死ぬかな?
「それは、難しい質問だな」
そんなこんなで、ワイワイと演出プランを決めていく。
すでに、宴会へ突入だ。
そうしていると、電話がかかって来る。
〔神崎君。帰って来ていたのかね〕
〔ああ大統領。向こうは修復したので、明日、空の亀裂を閉じます。今その演出を考えているところです〕
〔そうか。はっ? 閉じる? 演出?〕
〔ええ。なるべく、奇跡のイメージで閉じようかと〕
〔君、神崎君だよね〕
〔そうですね〕
〔空の亀裂を、閉じられるのか?〕
〔ええ。ですから、その閉じるときの演出を、今考えているところです〕
〔明日。いつだ?〕
〔時差があるので…… いつがいいですか?〕
〔それはやはり、夜明けのころに、人類の光となるようにだな〕
〔ちょっと待ってくださいね。時差は良いとして、そっちの夜明けは、あれ今晩8時くらい?かぁ。どうするかな? もう閉じるか。じゃあ、こっちで夜8時そっちで朝6時。サマータイムだから7時に演出を開始します〕
〔7時だな。報道の用意をしておく。よろしく頼むよ〕
「と言うことで急遽だが、今晩閉じることに決まった」
「と、言うことって、どういう事?」
なつみから突っ込みが入る。
「大統領から、夜明けの演出を頼まれたからな。今晩8時に決行する」
「じゃあ、早く決めないとね」
「一応、総理にも言っておくか」
電話をする。
「もしもし。総理でしょうか?」
「ああ神崎君、帰ってきたのか?」
「ええ。それで向こうは終わったので、こっちの亀裂を閉じようかと思いまして」
「えっ。閉じる? 亀裂?」
「ええ。あっても邪魔でしょ。それで大統領から言われて、向こうの夜明けに合わせたので、日本だと今晩8時に演出を開始します」
「大統領? 夜明け? 演出?」
「ええ」
それを聞いて、無言。だが、少しして復活したようだ。
「向こうを優先させたのは気に入らんが、ここは赤道からも遠いし、よくわからんのじゃないか?」
「それはもう、演出次第なのでお楽しみに」
そう言って、電話を切る。
さてと、どうするか。
日本夜8時。
日常を送っていた人たちは、妙に明るくなった空をふと見上げる。
世界中で、オーロラが現れ、投影用に薄い雲を出したため、わずかに気温が下がっていく。
「わあ、きれいね」
どこかの誰かが、口にする。
「今夏だよ? それにこんな緯度でオーロラなんて」
そんな声が聞こえだした頃。
空から、軋みが聞こえはじめる。
それはガラスを何かで引っかくような音だったり、ガラスに罅が入る音やガラス同士がこすれあう音だったり、不快感を示すには十分だった。
「お、おい。なんだかやばくないか?」
オーロラの美しさに見入っていた人たちに、恐怖が伝播し始める。
やがて大きく軋むと、空にビシッという音とともに亀裂が入り、そこから、黒い煙が噴き出してきた。
これは、地上の魔素濃度が低いため、一司のついでに魔素濃度も増やそうという意図がある。当然、わずかな光が何処からともなく当たり、夜でも噴き出しているところは、良い感じに見えるようになっている。
その時点で、一般の人間は恐怖である。
やがて、夜が明けている国々も、突然湧き出した厚い雲に覆われて、闇に閉ざされ始める。
そして、真っ暗になり。
1,2,3,4,5…… 9,10。いまだ。
すると、空一面に広がった亀裂から、光が差し始めて、世界を闇にしていた雲が晴れていく、雲の隙間から荘厳な金色のカーテンが地上へと差し込み。その周辺に金色の光の粒が落ちてくる。
その光を浴びた人は、ケガや病気が治ったと時間をおいて報告がやって来た。
その光の粒は、建物も問題なく透過して、人々はそれを浴びた。
光はどんどん強くなり、世界は白く染められる。
やがて、光が収まると、青い空。夜側では満天の星。そして静かに亀裂が閉じて行った。
そして、亀裂が閉じる間際から少しの間、天の祝福かの様に空が虹色に輝いた。
わずか、10分もないくらいの演出。
一司は、落ち込んでいた。
「どうしたの、あれ?」
玲己が美月に聞く。
「魔素濃度を折角増やそうと散布したのに、その後、聖魔法で光を降らしたでしょう」
「ああうん。きれいだったよ」
「だけどそのせいで、魔素が浄化されたんだって」
「ああ。そりゃそうよね」
何とも言えない空気が流れる。
宇宙の衛星から撮影された映像でも、空一面に広がる亀裂や、噴き出す黒い煙。その後の光などが克明に撮影され、それがニュースで流された。
さも亀裂から出た光が変化して、世界に降り注いだように見えた金色の光は、宇宙から見ると、厚く張った雲の上で、日本から広がり、世界を包んでいったのがばれていた。
その映像を見た一司は、
「マジックの裏側を撮影するなよ」
と、ぼやいていた。
だが思惑を超えて、人々はその奇跡を起こした何者かに感謝をした。
目が見えなかったものに光を取り戻し、難病を治し、ドナー待ちの患者が回復をする。さすがに手足が生えることは無かったが、それでも十分だった。
犯人は、落ち込んで、すでにやけ酒をあおっているが。
それから、10年後。
人々の生活で、ダンジョンがあるのが一般的になった頃。
「僕の名前は、神崎光司(かんざき こうじ)7歳です。
僕は日本人だけど、お父さんはドゥアト王国の国王だと言っています。
もともとは、日本人だったけれど、お母さんたちと結婚するときに、国ともめて日本人をやめたらしいです。
おうちは、おっきなビルの7階部分。
6階とかには、社員さんたちが住んでいます。
4階と5階は、よくわからないけれど、元々家のあたりに住んでいた人たちが住んでいるらしいです。
2階と3階は、法律とかの事務所? が入っていて、1階には銀行とかお店が入っています。
そして僕には、一つ下の妹と弟がいます。全員お母さんは違うんだけど。
それと、お父さんの所には、いろんな国の偉い人が就任? をしたときに挨拶にやって来ます。それ以外にも、雨が少ないからとか気温が高いとか低いとか? そのおかげでいろんな国の永住権? とかいうのを持っているみたいです。
でも逆に、お父さんの国。ドゥアト王国は、選ばれた人しか行けず、行った人はみなユートピアだと言っているようです。
こんなのがいいと思うだけで、次の日には海辺がスキー場に変わっていたりすることがあったらしいけれど、最近は、国土を増やして設置したから、変わることは無くなったそうです。
それに、金が欲しいと思った人には、金に埋もれることができるけれど、国から出ると砂に代わるとの話です。
僕には、詳しく言ってくれなかったけれど、サキュバス族という人たちもいて、はまっている人がいて、一度はまると、抜け出すことができなくなるみたいです。
あとは、外国ではソーマとか呼ばれる御神酒とかいう名産のお酒が有名だって、お父さんが言っていました。
飲むと病気が治ったり若返ったりするので、小さな瓶一つで何十万円にもなったことがあって直販のみにしたと言っていました。
アルコールなしの物もあって、ポーションという名前で売られているけれど、効果があるのに、成分がどれだけ調べても水の為、厚生労働省っていう所の人がノイローゼになったみたいです。
最初に作って売ったときに、売られると困る偉い人たちいて。
なんとかして、売れないようにしようとしたんだって。一部の人から、あそこには、手を出しちゃだめだと言われたらしいのだけど、頑張った。
だけど、どう規制しようとしても、そんなものは入っていないと言われて、調べれば調べるだけ成分というのが、すでに販売されていたものからも消えていき、最後はどんなに調べてもお水になったようです。
ポーションという名前の、単なる水を売っちゃダメと言うことができなかったみたいで、宣伝ではなく口コミで病気が治ったとか、怪我が治ったビデオなどが勝手に配信されてどんどん売れちゃって、偉い人たちは血の涙を流したと伝説になったそうです。
これで、僕のお父さんと、おうちについて発表を終わります」
教室の後ろで、拍手をしているお父さんとお母さん。それとおじいちゃんたち。
教室のみんなはポカーンとして、先生も不思議な顔をしているけれど。
「そうね。神崎くん。今日の『自己紹介と、家族について』という話からは、すこし外れたけれど、よかったと思います。皆さん神崎君に拍手」
ここは小学校1年生の教室。
初めての参観日。
先生に言われて、まばらな拍手の中、教室の中から
「嘘つき。ドゥアト王国なんて聞いたこともないぞ。嘘つきこうじ」
そんな、ガキの戯言が聞こえた瞬間。
教室の空気がきしみ、室温が一気に10度以上下がる。そして、窓がじわじわ凍り始め、空気が粘りを持って重くなる。
それを見て、脱力したおれは、柏手を打ち魔力に干渉する。すると教室の威圧が抜け温度も上り始める。
「光司だめだ。短気だな全く。誰に似たんだ?」
俺はそう言って、ため息をついた。
横からの目線は、あんた以外の誰が居るのと、訴えている。
そして、また。歴史と共に騒動が紡がれる。
少しの奇跡と、少しの不幸をまき散らしながら。
-----------------------------------------------------------------------------
長らく、ありがとうございました。
これで、一旦話を終わります。
光司の話は、時間ができれば書きたいと思います。
ここを含めて、小説を書いておれる方に敬意と尊敬の念を抱きます。
私など、リアルの方でいろいろあったり、時間がなかったり、書けないときに書いて、お見苦しい文章をアップしたことを、お詫び申し上げます。
それでも、読んでくださった方々に、感謝をいたします。
空の亀裂について考える。
うん。せっかくだから、演出しよう。
「はーい。皆注目。明日、空の亀裂を閉じようと思う。荘厳な雰囲気にしたいが、演出プランを考えてくれ」
「やっぱり、暗雲から光が差してくるのは、鉄板でしょう」
うんうん。
「虹がパーっていうのも、欲しい」
「オーロラは? 赤道には普通出ないから、楽しんでもらえるんじゃない?」
杉本みきだったな? 八部鬼衆復活したのか。
「亀裂から炎が噴き出して、消えると元通り」
これは言わなくてもわかる、美月だよ。
「どこのマジックショーだよ」
みんな口々に、演出を提案してくる。
「闇が世界を覆って、そこへ光の粒が出てきて、それがどんどん強くなって世界が明るくなるとともに閉じていくとか?」
玲己が、まともそうなことを言っている。
「闇からの復活ね」
霞ちゃん、雰囲気が変わったな。
「空に、巨大な一司が浮かんで、命令を出すの。そうすると閉じていく。そして、地上に向かってこういうの、皆の者跪けって」
手を広げて、熱弁するフレイヤ。
「フレイヤ、それは完全に神じゃなく魔王だな」
そう言うと、首をかしげて、
「力の証明は、だめなの?」
と、聞いてきた。
「ダメだな。古来から、畏怖の対象は抹殺されるのが世の常だ」
俺がそういうと、うん? という顔をするフレイヤ。
「抹殺? どうやって?」
真顔で聞かれて考える。
今の俺。どうやったら死ぬかな?
「それは、難しい質問だな」
そんなこんなで、ワイワイと演出プランを決めていく。
すでに、宴会へ突入だ。
そうしていると、電話がかかって来る。
〔神崎君。帰って来ていたのかね〕
〔ああ大統領。向こうは修復したので、明日、空の亀裂を閉じます。今その演出を考えているところです〕
〔そうか。はっ? 閉じる? 演出?〕
〔ええ。なるべく、奇跡のイメージで閉じようかと〕
〔君、神崎君だよね〕
〔そうですね〕
〔空の亀裂を、閉じられるのか?〕
〔ええ。ですから、その閉じるときの演出を、今考えているところです〕
〔明日。いつだ?〕
〔時差があるので…… いつがいいですか?〕
〔それはやはり、夜明けのころに、人類の光となるようにだな〕
〔ちょっと待ってくださいね。時差は良いとして、そっちの夜明けは、あれ今晩8時くらい?かぁ。どうするかな? もう閉じるか。じゃあ、こっちで夜8時そっちで朝6時。サマータイムだから7時に演出を開始します〕
〔7時だな。報道の用意をしておく。よろしく頼むよ〕
「と言うことで急遽だが、今晩閉じることに決まった」
「と、言うことって、どういう事?」
なつみから突っ込みが入る。
「大統領から、夜明けの演出を頼まれたからな。今晩8時に決行する」
「じゃあ、早く決めないとね」
「一応、総理にも言っておくか」
電話をする。
「もしもし。総理でしょうか?」
「ああ神崎君、帰ってきたのか?」
「ええ。それで向こうは終わったので、こっちの亀裂を閉じようかと思いまして」
「えっ。閉じる? 亀裂?」
「ええ。あっても邪魔でしょ。それで大統領から言われて、向こうの夜明けに合わせたので、日本だと今晩8時に演出を開始します」
「大統領? 夜明け? 演出?」
「ええ」
それを聞いて、無言。だが、少しして復活したようだ。
「向こうを優先させたのは気に入らんが、ここは赤道からも遠いし、よくわからんのじゃないか?」
「それはもう、演出次第なのでお楽しみに」
そう言って、電話を切る。
さてと、どうするか。
日本夜8時。
日常を送っていた人たちは、妙に明るくなった空をふと見上げる。
世界中で、オーロラが現れ、投影用に薄い雲を出したため、わずかに気温が下がっていく。
「わあ、きれいね」
どこかの誰かが、口にする。
「今夏だよ? それにこんな緯度でオーロラなんて」
そんな声が聞こえだした頃。
空から、軋みが聞こえはじめる。
それはガラスを何かで引っかくような音だったり、ガラスに罅が入る音やガラス同士がこすれあう音だったり、不快感を示すには十分だった。
「お、おい。なんだかやばくないか?」
オーロラの美しさに見入っていた人たちに、恐怖が伝播し始める。
やがて大きく軋むと、空にビシッという音とともに亀裂が入り、そこから、黒い煙が噴き出してきた。
これは、地上の魔素濃度が低いため、一司のついでに魔素濃度も増やそうという意図がある。当然、わずかな光が何処からともなく当たり、夜でも噴き出しているところは、良い感じに見えるようになっている。
その時点で、一般の人間は恐怖である。
やがて、夜が明けている国々も、突然湧き出した厚い雲に覆われて、闇に閉ざされ始める。
そして、真っ暗になり。
1,2,3,4,5…… 9,10。いまだ。
すると、空一面に広がった亀裂から、光が差し始めて、世界を闇にしていた雲が晴れていく、雲の隙間から荘厳な金色のカーテンが地上へと差し込み。その周辺に金色の光の粒が落ちてくる。
その光を浴びた人は、ケガや病気が治ったと時間をおいて報告がやって来た。
その光の粒は、建物も問題なく透過して、人々はそれを浴びた。
光はどんどん強くなり、世界は白く染められる。
やがて、光が収まると、青い空。夜側では満天の星。そして静かに亀裂が閉じて行った。
そして、亀裂が閉じる間際から少しの間、天の祝福かの様に空が虹色に輝いた。
わずか、10分もないくらいの演出。
一司は、落ち込んでいた。
「どうしたの、あれ?」
玲己が美月に聞く。
「魔素濃度を折角増やそうと散布したのに、その後、聖魔法で光を降らしたでしょう」
「ああうん。きれいだったよ」
「だけどそのせいで、魔素が浄化されたんだって」
「ああ。そりゃそうよね」
何とも言えない空気が流れる。
宇宙の衛星から撮影された映像でも、空一面に広がる亀裂や、噴き出す黒い煙。その後の光などが克明に撮影され、それがニュースで流された。
さも亀裂から出た光が変化して、世界に降り注いだように見えた金色の光は、宇宙から見ると、厚く張った雲の上で、日本から広がり、世界を包んでいったのがばれていた。
その映像を見た一司は、
「マジックの裏側を撮影するなよ」
と、ぼやいていた。
だが思惑を超えて、人々はその奇跡を起こした何者かに感謝をした。
目が見えなかったものに光を取り戻し、難病を治し、ドナー待ちの患者が回復をする。さすがに手足が生えることは無かったが、それでも十分だった。
犯人は、落ち込んで、すでにやけ酒をあおっているが。
それから、10年後。
人々の生活で、ダンジョンがあるのが一般的になった頃。
「僕の名前は、神崎光司(かんざき こうじ)7歳です。
僕は日本人だけど、お父さんはドゥアト王国の国王だと言っています。
もともとは、日本人だったけれど、お母さんたちと結婚するときに、国ともめて日本人をやめたらしいです。
おうちは、おっきなビルの7階部分。
6階とかには、社員さんたちが住んでいます。
4階と5階は、よくわからないけれど、元々家のあたりに住んでいた人たちが住んでいるらしいです。
2階と3階は、法律とかの事務所? が入っていて、1階には銀行とかお店が入っています。
そして僕には、一つ下の妹と弟がいます。全員お母さんは違うんだけど。
それと、お父さんの所には、いろんな国の偉い人が就任? をしたときに挨拶にやって来ます。それ以外にも、雨が少ないからとか気温が高いとか低いとか? そのおかげでいろんな国の永住権? とかいうのを持っているみたいです。
でも逆に、お父さんの国。ドゥアト王国は、選ばれた人しか行けず、行った人はみなユートピアだと言っているようです。
こんなのがいいと思うだけで、次の日には海辺がスキー場に変わっていたりすることがあったらしいけれど、最近は、国土を増やして設置したから、変わることは無くなったそうです。
それに、金が欲しいと思った人には、金に埋もれることができるけれど、国から出ると砂に代わるとの話です。
僕には、詳しく言ってくれなかったけれど、サキュバス族という人たちもいて、はまっている人がいて、一度はまると、抜け出すことができなくなるみたいです。
あとは、外国ではソーマとか呼ばれる御神酒とかいう名産のお酒が有名だって、お父さんが言っていました。
飲むと病気が治ったり若返ったりするので、小さな瓶一つで何十万円にもなったことがあって直販のみにしたと言っていました。
アルコールなしの物もあって、ポーションという名前で売られているけれど、効果があるのに、成分がどれだけ調べても水の為、厚生労働省っていう所の人がノイローゼになったみたいです。
最初に作って売ったときに、売られると困る偉い人たちいて。
なんとかして、売れないようにしようとしたんだって。一部の人から、あそこには、手を出しちゃだめだと言われたらしいのだけど、頑張った。
だけど、どう規制しようとしても、そんなものは入っていないと言われて、調べれば調べるだけ成分というのが、すでに販売されていたものからも消えていき、最後はどんなに調べてもお水になったようです。
ポーションという名前の、単なる水を売っちゃダメと言うことができなかったみたいで、宣伝ではなく口コミで病気が治ったとか、怪我が治ったビデオなどが勝手に配信されてどんどん売れちゃって、偉い人たちは血の涙を流したと伝説になったそうです。
これで、僕のお父さんと、おうちについて発表を終わります」
教室の後ろで、拍手をしているお父さんとお母さん。それとおじいちゃんたち。
教室のみんなはポカーンとして、先生も不思議な顔をしているけれど。
「そうね。神崎くん。今日の『自己紹介と、家族について』という話からは、すこし外れたけれど、よかったと思います。皆さん神崎君に拍手」
ここは小学校1年生の教室。
初めての参観日。
先生に言われて、まばらな拍手の中、教室の中から
「嘘つき。ドゥアト王国なんて聞いたこともないぞ。嘘つきこうじ」
そんな、ガキの戯言が聞こえた瞬間。
教室の空気がきしみ、室温が一気に10度以上下がる。そして、窓がじわじわ凍り始め、空気が粘りを持って重くなる。
それを見て、脱力したおれは、柏手を打ち魔力に干渉する。すると教室の威圧が抜け温度も上り始める。
「光司だめだ。短気だな全く。誰に似たんだ?」
俺はそう言って、ため息をついた。
横からの目線は、あんた以外の誰が居るのと、訴えている。
そして、また。歴史と共に騒動が紡がれる。
少しの奇跡と、少しの不幸をまき散らしながら。
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長らく、ありがとうございました。
これで、一旦話を終わります。
光司の話は、時間ができれば書きたいと思います。
ここを含めて、小説を書いておれる方に敬意と尊敬の念を抱きます。
私など、リアルの方でいろいろあったり、時間がなかったり、書けないときに書いて、お見苦しい文章をアップしたことを、お詫び申し上げます。
それでも、読んでくださった方々に、感謝をいたします。
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一推しが終わってしまった😵💧
最後の方は急流でしたが、ほっこりしました。
楽しませて頂き、ありがとうございました。
次回作をお待ちしています。
お読みくださり、ありがとうございます。
柏のポストマンさんの様に、楽しんでいただくと、書いていて良かったと思います。
右も左もわからず、いきなり書き始めたために、色々と甘く本当ならもっと良いものが書けたのでは思っています。
もう少し修行をして、次世代編を書こうと考えています。
その時は、よろしくお願いいたします。
電源もアンプも無くても普通に音出るよギター。
あれ単に、音を増幅してスピーカーから出してるだけだから。
と突っ込み。
お読みくださり、また感想ありがとうございます。
イメージとしてはエレキだと、じゃかじゃかという感じで大きくはないですよね。
ピックアップで振動を拾い、それをアンプを介して大きくする。
確かそんな構造だった気がします。
それを魔法で、大きくしていたイメージでしょうか?
きっと布袋様だと、エフェクトも魔法でかけていたのでは?
私の中では、アルファポリスの一押しです。‼️
出来る範囲内でエールを送ります。
ありがとうございます。<(_ _)>
この作品、他で公開していて一度終了しましたが、3話ずつ? 推敲しながらアルファポリスでアップをしています。
その為、他とは少し変わってくる可能性があります。
今後とも、よろしくお願いいたします。