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第1章 異世界との遭遇
第8話 現状確認と対応
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結局。少し回った所に、見張りの塔があるのを見つけた。
人がいなかったので、一度塔の見張り台へ転移をして、町へ入る。
街中でうろうろしているのは、魔王軍の異形のものばかり、住民は家の中でじっとしているようだ。
「あれ居ないなあ? 確かこの辺りだったのに」
そう言っているのは魔王。
しばらくきょろきょろしていたが、
「居ないなら仕方がない」
そう言って、帰っていった。
俺たちは、ざっと町の現状を見て回り、外へ出る。
「うーん。二人だけじゃどうしようも、手がないな」
俺たちが危惧したのは、騒ぎを起こした時に住人が無差別に殺されること。
「全員を一気に倒すか、眠らせる魔法でもないと無理だな」
二人で、数秒悩んだが、
「まあ、村の方も回るか」
そう言って移動をする。
この時二人は知らなかったが、魔王軍は町を包囲して遊び、突入したのはわずか3日前であった。
いくつかの村は、もぬけの殻で人一人いなかった。
周辺を探査したが、人はいない。
いくつか探して、村を回っていると、ついに、妙に人の多い村を見つけた。
板張りの簡易な壁で、ぐるっと囲われた村。
門番は魔物。
中からは、人の叫び声。
周辺には嫌な臭い。
「あーこれ。見たくないな。予想が付くぞ」
「そうか奇遇だな。俺もだ」
「だけどまあ、ついでか。将来日本側でもあるかもしれん」
「ああそうか。ダンジョンできたもんなぁ。あり得るな」
そう言って、無理やり自分の心を納得させて、声をかける。
「なあ、言葉は分かるか? ひょっとして中に人間を捕まえているんじゃないか?」
「うごっ」
そう言って、目を丸くする門番オーク2匹。
「がっ」
と言って襲ってきた。
パシっと手のひらで、こん棒を受け止め、お返しに軽く顎先をぶん殴る。
それだけで、オークのあごは砕け、首が折れる。
もう一匹は、真一が倒した。
このくらいの魔物は、ダンジョンに籠って3日後には楽勝になっていた。
思い返せばそれは、最初のボス部屋に向かう、手前にあった謎の小部屋。
入り口に、石が寄木細工のようにはめ込まれており、馬鹿のくせにパズルが好きな真一があっさり開けた。
そこにあった金色の宝箱。
2人で入ったためか、2つきっちりあった。
それを見て、一時間くらい二人で思いつく単語を叫んだが、鑑定はできず。
中に入っていた液体、ポーションだろうか? コップに出すと黄金水。匂いは無し。悩んだ果てに2人仲良く全部飲んだ。
それはなぜか。
もしこれが希少な物で、賞味期限があるともったいないからだ。
大事にとっておき、実際飲む時を逸して腐ってしまえば意味がない。
毒の可能性も考えたが、綺麗な箱ときれいな瓶。毒ならばもっとおどろおどろしい入れ物のはず。と、訳の分からない理屈で無理やり自身を納得させて、一気に飲んだ。
味は気の抜けたオレンジジュース。
それに少々の渋み。
まあ飲んでも、無事に? 死ぬこともなく、変わったのは、魔法が思うだけで使えるようになったことや、力が強くなったこと。
いや、少々剣で切られても、ケガをしなくなったくらい。
あっいや。この後、なんとなくだが、レベルアップが早くなった気がする。
そのくらいのもので、2人とも特別な何かは起こらなかった。
髪も金色にならなかったし、指先を合わせても合体できなかったしな。
その時覚えた収納魔法で、収納してあるから、金ぴかな箱や瓶は持っている。
ああ、鑑定も飲んでから覚えた。
簡単な奴。
飲んだ瓶は。『上等な瓶』と出て、箱はもちろん『上等な箱』だな。細かな数字は出ない。
まあそれは良い。
オークを倒し、そのまま
「押し通る」
そう言って、扉を開く。
正面に目隠しの板が建っているのは、村人の知恵かな?
そっと覗く。
あ~うん。ラノベの世界だね。
ゴブリンさんと、オークさんだもの。
あの齧っている腕は、奥で木の枝に干されているお兄さんの物かな。
目の前で腕を喰われると、恨みを買うぞ。
「間に合っていないかもしれんが、助けるか」
「そうだな」
そう言って、真一と走り出す。
なるべく静かに、なるべく早く。
心得るのは、忍びの心。
刃の下に心を置き、いかなる時も沈着冷静に。
たとえ、目前にお姉さまのみだらな姿があっても、後ろ側に居て何かを突っ込んでいるオークをぶん殴る。
殴る殴る。
気配を探り、次の小屋へと向かう。
ここもか、殴る殴る殴る。
これで、魔物の気配はなくなったな。
お兄ちゃんやら、お姉さんは何が起こったのか分からず、阿鼻叫喚だが。
どうやら、周りの村に居た若い連中は捕らえられ、ここで収容していたようだな。
多少薄汚れて、小汚い。
食い物も食わせてもらえなかったのだろう。
いや仮に用意されても、魔物に用意された食い物など怖くて食えんだろうが。
……ひどい状態だ。
腕を食われていた兄ちゃんを捕まえて? 浄化と治療を掛ける。
水を飲ませて、聞いてみる。
「ここに、近隣住民全員連れてこられたのか?」
「うっ。腕が治った。あんたは一体?」
目を見開き、驚いている。
「さっき言ったことに、先にこたえてもらえないか?」
「あっああ。すまない。多分そうだ。村同士の付き合いは、あまり多くは無いので顔は知らないが、ちょっと話した感じではそのようだ」
「村同士の付き合いは、あまりないのか?」
「ああ貴族は、俺たちが団結して反抗するのを恐れているからな」
反抗? 恐れる?
「ああそうか。日本で言う所の一揆とかだな」
「けが人達が居るのなら、教えてくれ」
俺はそう聞いたが、
「いやけが人は、先に食われちまった」
何と言うことでしょう? まあ生ものだからな。
「いったい、いつ奴らは来たんだ?」
「最初に、町の方から警戒の触れが来たのが、一月前くらいで、その後王国の軍が来た。お触が来てすぐ、年寄り子供は山の方に逃がしたんだ。ふだんなら村から逃げると罰せられるが、村の周りを見張っている役人なども居なくなったから、色々混乱していたんだろうな。そのすぐ後、ものすごく明るい光と音がして、後はつい最近までみんな体調が悪くて寝込んでいたんだ」
聞く感じ、それはまあ、大事な情報だよな。多分。しかしよくわからん。
「いや、だから。いま周りでぶっ倒れている、オークたちはいつ来たんだ?」
「俺が村で捕まったのは、1週間くらい前だ。この村にいつ来たのかは知らない」
「うー。じゃあ、ほかに聞くか」
人がいなかったので、一度塔の見張り台へ転移をして、町へ入る。
街中でうろうろしているのは、魔王軍の異形のものばかり、住民は家の中でじっとしているようだ。
「あれ居ないなあ? 確かこの辺りだったのに」
そう言っているのは魔王。
しばらくきょろきょろしていたが、
「居ないなら仕方がない」
そう言って、帰っていった。
俺たちは、ざっと町の現状を見て回り、外へ出る。
「うーん。二人だけじゃどうしようも、手がないな」
俺たちが危惧したのは、騒ぎを起こした時に住人が無差別に殺されること。
「全員を一気に倒すか、眠らせる魔法でもないと無理だな」
二人で、数秒悩んだが、
「まあ、村の方も回るか」
そう言って移動をする。
この時二人は知らなかったが、魔王軍は町を包囲して遊び、突入したのはわずか3日前であった。
いくつかの村は、もぬけの殻で人一人いなかった。
周辺を探査したが、人はいない。
いくつか探して、村を回っていると、ついに、妙に人の多い村を見つけた。
板張りの簡易な壁で、ぐるっと囲われた村。
門番は魔物。
中からは、人の叫び声。
周辺には嫌な臭い。
「あーこれ。見たくないな。予想が付くぞ」
「そうか奇遇だな。俺もだ」
「だけどまあ、ついでか。将来日本側でもあるかもしれん」
「ああそうか。ダンジョンできたもんなぁ。あり得るな」
そう言って、無理やり自分の心を納得させて、声をかける。
「なあ、言葉は分かるか? ひょっとして中に人間を捕まえているんじゃないか?」
「うごっ」
そう言って、目を丸くする門番オーク2匹。
「がっ」
と言って襲ってきた。
パシっと手のひらで、こん棒を受け止め、お返しに軽く顎先をぶん殴る。
それだけで、オークのあごは砕け、首が折れる。
もう一匹は、真一が倒した。
このくらいの魔物は、ダンジョンに籠って3日後には楽勝になっていた。
思い返せばそれは、最初のボス部屋に向かう、手前にあった謎の小部屋。
入り口に、石が寄木細工のようにはめ込まれており、馬鹿のくせにパズルが好きな真一があっさり開けた。
そこにあった金色の宝箱。
2人で入ったためか、2つきっちりあった。
それを見て、一時間くらい二人で思いつく単語を叫んだが、鑑定はできず。
中に入っていた液体、ポーションだろうか? コップに出すと黄金水。匂いは無し。悩んだ果てに2人仲良く全部飲んだ。
それはなぜか。
もしこれが希少な物で、賞味期限があるともったいないからだ。
大事にとっておき、実際飲む時を逸して腐ってしまえば意味がない。
毒の可能性も考えたが、綺麗な箱ときれいな瓶。毒ならばもっとおどろおどろしい入れ物のはず。と、訳の分からない理屈で無理やり自身を納得させて、一気に飲んだ。
味は気の抜けたオレンジジュース。
それに少々の渋み。
まあ飲んでも、無事に? 死ぬこともなく、変わったのは、魔法が思うだけで使えるようになったことや、力が強くなったこと。
いや、少々剣で切られても、ケガをしなくなったくらい。
あっいや。この後、なんとなくだが、レベルアップが早くなった気がする。
そのくらいのもので、2人とも特別な何かは起こらなかった。
髪も金色にならなかったし、指先を合わせても合体できなかったしな。
その時覚えた収納魔法で、収納してあるから、金ぴかな箱や瓶は持っている。
ああ、鑑定も飲んでから覚えた。
簡単な奴。
飲んだ瓶は。『上等な瓶』と出て、箱はもちろん『上等な箱』だな。細かな数字は出ない。
まあそれは良い。
オークを倒し、そのまま
「押し通る」
そう言って、扉を開く。
正面に目隠しの板が建っているのは、村人の知恵かな?
そっと覗く。
あ~うん。ラノベの世界だね。
ゴブリンさんと、オークさんだもの。
あの齧っている腕は、奥で木の枝に干されているお兄さんの物かな。
目の前で腕を喰われると、恨みを買うぞ。
「間に合っていないかもしれんが、助けるか」
「そうだな」
そう言って、真一と走り出す。
なるべく静かに、なるべく早く。
心得るのは、忍びの心。
刃の下に心を置き、いかなる時も沈着冷静に。
たとえ、目前にお姉さまのみだらな姿があっても、後ろ側に居て何かを突っ込んでいるオークをぶん殴る。
殴る殴る。
気配を探り、次の小屋へと向かう。
ここもか、殴る殴る殴る。
これで、魔物の気配はなくなったな。
お兄ちゃんやら、お姉さんは何が起こったのか分からず、阿鼻叫喚だが。
どうやら、周りの村に居た若い連中は捕らえられ、ここで収容していたようだな。
多少薄汚れて、小汚い。
食い物も食わせてもらえなかったのだろう。
いや仮に用意されても、魔物に用意された食い物など怖くて食えんだろうが。
……ひどい状態だ。
腕を食われていた兄ちゃんを捕まえて? 浄化と治療を掛ける。
水を飲ませて、聞いてみる。
「ここに、近隣住民全員連れてこられたのか?」
「うっ。腕が治った。あんたは一体?」
目を見開き、驚いている。
「さっき言ったことに、先にこたえてもらえないか?」
「あっああ。すまない。多分そうだ。村同士の付き合いは、あまり多くは無いので顔は知らないが、ちょっと話した感じではそのようだ」
「村同士の付き合いは、あまりないのか?」
「ああ貴族は、俺たちが団結して反抗するのを恐れているからな」
反抗? 恐れる?
「ああそうか。日本で言う所の一揆とかだな」
「けが人達が居るのなら、教えてくれ」
俺はそう聞いたが、
「いやけが人は、先に食われちまった」
何と言うことでしょう? まあ生ものだからな。
「いったい、いつ奴らは来たんだ?」
「最初に、町の方から警戒の触れが来たのが、一月前くらいで、その後王国の軍が来た。お触が来てすぐ、年寄り子供は山の方に逃がしたんだ。ふだんなら村から逃げると罰せられるが、村の周りを見張っている役人なども居なくなったから、色々混乱していたんだろうな。そのすぐ後、ものすごく明るい光と音がして、後はつい最近までみんな体調が悪くて寝込んでいたんだ」
聞く感じ、それはまあ、大事な情報だよな。多分。しかしよくわからん。
「いや、だから。いま周りでぶっ倒れている、オークたちはいつ来たんだ?」
「俺が村で捕まったのは、1週間くらい前だ。この村にいつ来たのかは知らない」
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