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第2章 異世界開拓
第47話 プローペ見学と工場
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「ふわー。異世界だぁ」
くるくる回りながら、斉藤さんが、叫ぶ。
当然注目を浴びるが、俺たちを見てなぜか住民は納得をするようだ。
「見た感じ、男性はシャツにズボン。女性はドレスですね。ベルトはなく紐。ネクタイはなし」
そう言いながら、メモを取る。
「あの男性で、貫頭衣みたいなのを着ているのは?」
「ああ農民か、壁の周辺に住んでいる。難民だろう」
「やっぱり、貧富の差ですか?」
そう聞かれて困る。
「実は、服は高く売れるんだ。売った後、麻とかの布を買って、穴を開け。腰の所で紐で結ぶ。女性もそうだから、最初見たとき困った。まあ、向こうは気にしていないようだがな。見てると、誘われるんだ」
「買ってない。よね」
背後から、静かな声が聞こえる。
「ああ。さすがにかわいそうだから、食い物はあげた」
そう言うと、抱きついてきて、
「何とかしてあげたいよね」
と言ってくる。
「まあ。そのための工場だ。何とかしなきゃな」
「斉藤さんに、掛かっているのね」
「ああ。彼女には頑張ってもらわないとな」
その彼女は、くるくると回りながら、景色や人物を見ているが、俺たちを見ると顔が曇る。
「ねえ彼女に、何かした?」
「いや何もしていない。おまえも知っての通り、職業と住居を失う寸前に、助けはしたがな」
「そうね。それで運命とか思っちゃったかな? 彼女の顔。完全に恋する乙女よ」
「それは困ったな」
「そうねえ。でも彼女に、へそ曲げられるとこまるね」
「そうだなぁ」
そう言いながら、美咲はにまにまと笑っている。
話をしながら、てくてくと勝手に作った地下通路へ向かう。
「そこから地下へ降りる。ここが、地下通路で、その先が工場へ繋がっている」
「はーい」
そう言って、地下へと降りる。
そしたらなぜか、何の用だよと言いそうな、ゴブリンが立っている。
「あれって、誰ですか?」
斉藤さんが、すっとぼけた事を言う。
斉藤さんを小脇に抱え、ゴブリンをぶん殴る。
すっ飛ぶ暇も無く、その場で爆散する。
「なんだ一体?」
「ダンジョン化したみたいね」
美咲がそう言って、指さす先には見慣れた石板。
「そうみたいだな。もう魔王の魔力は消えたはずだけどな」
そう言いながら、認証する。
「向こう側は、どうなっているのかな?」
「気になるわね」
「いったん出て、上から回ろう」
斉藤さんを抱えたまま、地上へ出る。
近くの階段から城郭の壁に上り、警戒している衛兵に話をする。
「地下の通路が、ダンジョン化したようだが、知っているか?」
「はっ。いいえ。あそこには、領主様の許可が無いと、誰も近づけません」
「そうなのか?」
「はい」
「分かった。ありがとう」
「ちょっと、上の通路を使うぞ」
「どうぞ」
そう言って、簡単に通路を開けてくれる。
空中通路を使い、工場へ向かう。
無事工場へ到着し、小脇に抱えた、斉藤さんに目を向けると、真っ赤な顔をして、目がうるうるだ。
見なかったことにして、そっと、床へ下ろす。
「ねえ。彼女おかしいわよ」
「っそんなことは、俺だって、分かっている」
小声で、美咲と言い合いをする。
彼女は、ジーンズをはいているが。
まるで、お漏らしをしたようになっている。
「あなたの、体。何か出てるの?」
「そんな覚えはない」
小声で、そう叫んだ後、斉藤さんに説明をする。
「ここが工場のつもりだが、プロから見てどうだ?」
「ひゃい。まるで、学校みたい。ミシンが一つも無いのが新鮮ですね」
「まあ。見ての通りだからな。ただ、電源は100Vだが、各机に来ている」
「なら、ミシンを入れたほうが、圧倒的に、スピードは速いです」
「まあ、それは追々考えよう。他には?」
「机の広さも、幅も十分です」
「まあ。WEBみて、参考にしたからな」
縫製用、裁断用。
それを考え、各自L字の机を用意してある。
ここでは最初、一人一つ最後まで仕上げることにしている。
慣れや状態を見て、分業に移行も考えてはいるが、責任と達成感を持たせた方が良いと思ったからだ。
松田さん達に連れられ、町中から工場へ見学に行く。
これからの私の職場。
工場へ繋がるという、通路へ階段を下る。
まだ入り口だし、天井には魔道ランプと聞いた、道具が光っている。
だけど、ここへ来るときに、見た覚えのある生き物が、立っていた。
思わず『あれって誰ですか?』と、ぼけたことを言ってしまった。
松田さんが、気がつけば横にいて、モンスターは消えていった。
そのまま、抱えられ移動したけれど、下腹部の奥がきゅっとして、足の力が抜ける。
歩くときの振動だけで、おなかの奥が暖かく、じんじんとする。
私の体は、きっとおかしくなってしまった。
「おい。真一。一狩り行こうぜ。通路が、ダンジョン化した。あのままじゃ使えないし、攻略するとどうなるかも知りたい」
「うんあ。まあ良いけど。この前の仕返しか?」
「そんな気は無かったが。昼間から、従業員を相手に何をしているんだ?」
「いやまあ、斯くあるべと、天啓が来てな。きっと世の理として、重要なことだったんだよ」
「まあ行くぞ、急げ」
「急げって、俺そんなに早くないし。ねえ、シーラ」
「でも。松田様の、おっしゃることですし、帰ってこられてからでも」
「大丈夫。だよな? 広大」
「ああ。ゆっくり急げ」
「善処します。うりゃ」
「ああっ。真一様」
くるくる回りながら、斉藤さんが、叫ぶ。
当然注目を浴びるが、俺たちを見てなぜか住民は納得をするようだ。
「見た感じ、男性はシャツにズボン。女性はドレスですね。ベルトはなく紐。ネクタイはなし」
そう言いながら、メモを取る。
「あの男性で、貫頭衣みたいなのを着ているのは?」
「ああ農民か、壁の周辺に住んでいる。難民だろう」
「やっぱり、貧富の差ですか?」
そう聞かれて困る。
「実は、服は高く売れるんだ。売った後、麻とかの布を買って、穴を開け。腰の所で紐で結ぶ。女性もそうだから、最初見たとき困った。まあ、向こうは気にしていないようだがな。見てると、誘われるんだ」
「買ってない。よね」
背後から、静かな声が聞こえる。
「ああ。さすがにかわいそうだから、食い物はあげた」
そう言うと、抱きついてきて、
「何とかしてあげたいよね」
と言ってくる。
「まあ。そのための工場だ。何とかしなきゃな」
「斉藤さんに、掛かっているのね」
「ああ。彼女には頑張ってもらわないとな」
その彼女は、くるくると回りながら、景色や人物を見ているが、俺たちを見ると顔が曇る。
「ねえ彼女に、何かした?」
「いや何もしていない。おまえも知っての通り、職業と住居を失う寸前に、助けはしたがな」
「そうね。それで運命とか思っちゃったかな? 彼女の顔。完全に恋する乙女よ」
「それは困ったな」
「そうねえ。でも彼女に、へそ曲げられるとこまるね」
「そうだなぁ」
そう言いながら、美咲はにまにまと笑っている。
話をしながら、てくてくと勝手に作った地下通路へ向かう。
「そこから地下へ降りる。ここが、地下通路で、その先が工場へ繋がっている」
「はーい」
そう言って、地下へと降りる。
そしたらなぜか、何の用だよと言いそうな、ゴブリンが立っている。
「あれって、誰ですか?」
斉藤さんが、すっとぼけた事を言う。
斉藤さんを小脇に抱え、ゴブリンをぶん殴る。
すっ飛ぶ暇も無く、その場で爆散する。
「なんだ一体?」
「ダンジョン化したみたいね」
美咲がそう言って、指さす先には見慣れた石板。
「そうみたいだな。もう魔王の魔力は消えたはずだけどな」
そう言いながら、認証する。
「向こう側は、どうなっているのかな?」
「気になるわね」
「いったん出て、上から回ろう」
斉藤さんを抱えたまま、地上へ出る。
近くの階段から城郭の壁に上り、警戒している衛兵に話をする。
「地下の通路が、ダンジョン化したようだが、知っているか?」
「はっ。いいえ。あそこには、領主様の許可が無いと、誰も近づけません」
「そうなのか?」
「はい」
「分かった。ありがとう」
「ちょっと、上の通路を使うぞ」
「どうぞ」
そう言って、簡単に通路を開けてくれる。
空中通路を使い、工場へ向かう。
無事工場へ到着し、小脇に抱えた、斉藤さんに目を向けると、真っ赤な顔をして、目がうるうるだ。
見なかったことにして、そっと、床へ下ろす。
「ねえ。彼女おかしいわよ」
「っそんなことは、俺だって、分かっている」
小声で、美咲と言い合いをする。
彼女は、ジーンズをはいているが。
まるで、お漏らしをしたようになっている。
「あなたの、体。何か出てるの?」
「そんな覚えはない」
小声で、そう叫んだ後、斉藤さんに説明をする。
「ここが工場のつもりだが、プロから見てどうだ?」
「ひゃい。まるで、学校みたい。ミシンが一つも無いのが新鮮ですね」
「まあ。見ての通りだからな。ただ、電源は100Vだが、各机に来ている」
「なら、ミシンを入れたほうが、圧倒的に、スピードは速いです」
「まあ、それは追々考えよう。他には?」
「机の広さも、幅も十分です」
「まあ。WEBみて、参考にしたからな」
縫製用、裁断用。
それを考え、各自L字の机を用意してある。
ここでは最初、一人一つ最後まで仕上げることにしている。
慣れや状態を見て、分業に移行も考えてはいるが、責任と達成感を持たせた方が良いと思ったからだ。
松田さん達に連れられ、町中から工場へ見学に行く。
これからの私の職場。
工場へ繋がるという、通路へ階段を下る。
まだ入り口だし、天井には魔道ランプと聞いた、道具が光っている。
だけど、ここへ来るときに、見た覚えのある生き物が、立っていた。
思わず『あれって誰ですか?』と、ぼけたことを言ってしまった。
松田さんが、気がつけば横にいて、モンスターは消えていった。
そのまま、抱えられ移動したけれど、下腹部の奥がきゅっとして、足の力が抜ける。
歩くときの振動だけで、おなかの奥が暖かく、じんじんとする。
私の体は、きっとおかしくなってしまった。
「おい。真一。一狩り行こうぜ。通路が、ダンジョン化した。あのままじゃ使えないし、攻略するとどうなるかも知りたい」
「うんあ。まあ良いけど。この前の仕返しか?」
「そんな気は無かったが。昼間から、従業員を相手に何をしているんだ?」
「いやまあ、斯くあるべと、天啓が来てな。きっと世の理として、重要なことだったんだよ」
「まあ行くぞ、急げ」
「急げって、俺そんなに早くないし。ねえ、シーラ」
「でも。松田様の、おっしゃることですし、帰ってこられてからでも」
「大丈夫。だよな? 広大」
「ああ。ゆっくり急げ」
「善処します。うりゃ」
「ああっ。真一様」
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