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第3章 アミサム王国 動乱
第81話 説明開始
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ザワつきながらも、晩餐会? が始まる。
ビアサーバも、持ち込んできてある。
中古だが、5万円くらいで購入した。
周りにいる。メイドさん達にお願いして、配膳をする。
先附、前菜、スープそれに茶碗蒸しまで、一気に並べる。
カトラリーに、箸まで出してある。
「おい。マリアーナ。日本国とアミサム王国の親善を祝ってでも良いから、乾杯の音頭を取れ。その後、ザッとで良いから、カトラリーと箸の説明。出来るか」
「えっ。ああ任せろ」
そう言うと、いきなり立ち上がる。
「諸君。僭越ながら、第二王女。マリアーナ・ヘレナ・アミサムが取り仕切る。本日の日本国とアミサム王国の出会いと、これからの親善を願って、乾杯しよう。さあ何をしている。皆グラスを持て。準備は良いな。ではカンパーイ」
「「「かんぱーい」」」
日本側は、唱和したが、アミサム側はさすがに風習が無いから出ないか。
かなりオロオロしている。
主導が取れれば、万歳だ。
「さて、そこ。父上。手で食うな。未開の原始人か」
言われて驚き、かなり激怒。
「未開の原始人だと。親に向かって。娘だからと調子に乗るな」
そう言われるが、何処吹く風。ふふんと、鼻で笑い続ける。
「昼までは、それが普通だったからな。仕方あるまいが、今は、プローペの庶民すら目の前にある道具。これが、ナイフ。これはフォーク。これがスプーン。そしてこれが日本国の箸だ。使い方は難しいが、慣れれば、万能に使える」
一つ一つを、持ち上げ。説明する。
「本来は、外側から使うものだが、今日は大皿。好きに使って良いが、ガチャガチャと音を立てるな。下品だ。注意点は以上。不明は、メイドに指示をお願いしろ。では、楽しんでくれ。私も、見たことがないものが沢山だ」
それを聞いて、アミサム側は、ぐぬぬ状態だが、アーロ・パッカ男爵は経験があるから慣れているな。
周りで、給仕をしながら動いていると、美咲に聞かれる。
「ねえ。これってあれよね」
美咲が聞いているのは、サラダ代わりのもやしの和え物。その上に散らしている鶏肉。そう。これは苦労したんだ。
「ああ気がついたか。某フランチャイズの弁当屋のメニュー。スーパーなチキンにそっくりだろう。むかし店があったが、田舎だから1年もせずに、すぐなくなってな。同じような味を作るのに苦労したよ。本当は、親鳥のもも肉でも使っていると思うが、これは胸肉。味に深みを出すため、中華の調味料で味を足し、塩とほんのわずかの醤油。一味それにマスタードシードを使って炒めてある。手順は、蒸し鶏にして、皮と分け、皮は細かくして、先に炒める。鶏油代わりにして、オリーブオイルを足してある。身を繊維に沿って崩しながら炒めつつ、味付け。簡単だが、結構いけるだろ」
※本物のレシピは知りません。上記は、作者レシピです。
「うん。美味しい」
それから、大体準備をして。俺も席に座り、植村さんに合図を送る。
「さて、料理はいかがでしょうか? 今日は堅苦しいものでは無く、日本でも一般の人が食べているメニューがほとんどです」
そう聞いて、アミサム側からざわっと声が聞こえる。
と言っても、別に皆がザワザワ言っているわけでは無い。
変なチャンスも来ない。
アーロ・パッカ男爵が、問い詰められているが、話は続く。
「このような文化面を含め。技術を提供する準備が、日本としてはあります。来る道中。多くの領で、麦の育成が良くないようでした。我々が少してこ入れした、プローペと比べれば一目瞭然です」
準備しておいた、プロジェクターのスイッチを入れる。
さすが、最近の機械。少々明るくても大丈夫。
どうせここは、燭台の明かりと、わずかな魔道具が光っているのみ。
また、ザワザワする。
「これは、道中。撮影と言って、映像を残したもの。ご覧ください。作業する農夫達。痩せ細り今にも倒れそう。それに、麦もまばらで育成は悪い。根元で幾つも別れる分けつがあまり起こっていません。これは、育成が悪い証拠です。続いて、窪田さん達が、手を入れた。プローペの農地です」
そこには、ビシッと区画が整備された農地が映し出された。
しかも一面びっしりと、麦が育ち。その向こうには、何か違うものが植わっているのだろう。タイル状に色が違う。
一般的、アミサム側の農地と違うことは、一目瞭然。
そして、農奴から解放された農民達。なぜか、嬉しそうにピザを食べている写真が撮影されている。
「これは、本当にプローペですか?」
予想外に、第1王子アルフォンス君が食いついた。
彼は、魔王との戦争前に一度。兵を鼓舞するために、プローペを訪れ、挨拶後。速やかに、逃げ帰った経歴がある。
「そうです」
続けて、池の横にある慰霊碑を映し出す。
「これは、今回の魔王侵攻現場に出来た池。そして、その脇に作られた慰霊碑です」
なぜか、アミサム側は顔を背ける。
「さて、領主クスティ・キルペライネン殿ですが、今はこのように元気です。だが、魔王侵攻後。松田さんが初めて会ったときです」
そこには、執事ヤルマリと嬉しそうに立っている。彼が撮影されていたが、画面が切り替わると。ベッドで土気色した顔色をして、手足に巻かれた、包帯代わりの布から、血がにじんでいる姿が映し出された。
これは、俺が保身のために撮影したもの。
誰どうやっても、救えなかったよねと言う。言い分け用。
「本当に、手足を切られていたのか」
そう叫んだのは、アーロ・パッカ男爵。
会ったときに、説明したが。信じていなかったのか?
「彼は本当に」
そう言って泣き始めた。
ビアサーバも、持ち込んできてある。
中古だが、5万円くらいで購入した。
周りにいる。メイドさん達にお願いして、配膳をする。
先附、前菜、スープそれに茶碗蒸しまで、一気に並べる。
カトラリーに、箸まで出してある。
「おい。マリアーナ。日本国とアミサム王国の親善を祝ってでも良いから、乾杯の音頭を取れ。その後、ザッとで良いから、カトラリーと箸の説明。出来るか」
「えっ。ああ任せろ」
そう言うと、いきなり立ち上がる。
「諸君。僭越ながら、第二王女。マリアーナ・ヘレナ・アミサムが取り仕切る。本日の日本国とアミサム王国の出会いと、これからの親善を願って、乾杯しよう。さあ何をしている。皆グラスを持て。準備は良いな。ではカンパーイ」
「「「かんぱーい」」」
日本側は、唱和したが、アミサム側はさすがに風習が無いから出ないか。
かなりオロオロしている。
主導が取れれば、万歳だ。
「さて、そこ。父上。手で食うな。未開の原始人か」
言われて驚き、かなり激怒。
「未開の原始人だと。親に向かって。娘だからと調子に乗るな」
そう言われるが、何処吹く風。ふふんと、鼻で笑い続ける。
「昼までは、それが普通だったからな。仕方あるまいが、今は、プローペの庶民すら目の前にある道具。これが、ナイフ。これはフォーク。これがスプーン。そしてこれが日本国の箸だ。使い方は難しいが、慣れれば、万能に使える」
一つ一つを、持ち上げ。説明する。
「本来は、外側から使うものだが、今日は大皿。好きに使って良いが、ガチャガチャと音を立てるな。下品だ。注意点は以上。不明は、メイドに指示をお願いしろ。では、楽しんでくれ。私も、見たことがないものが沢山だ」
それを聞いて、アミサム側は、ぐぬぬ状態だが、アーロ・パッカ男爵は経験があるから慣れているな。
周りで、給仕をしながら動いていると、美咲に聞かれる。
「ねえ。これってあれよね」
美咲が聞いているのは、サラダ代わりのもやしの和え物。その上に散らしている鶏肉。そう。これは苦労したんだ。
「ああ気がついたか。某フランチャイズの弁当屋のメニュー。スーパーなチキンにそっくりだろう。むかし店があったが、田舎だから1年もせずに、すぐなくなってな。同じような味を作るのに苦労したよ。本当は、親鳥のもも肉でも使っていると思うが、これは胸肉。味に深みを出すため、中華の調味料で味を足し、塩とほんのわずかの醤油。一味それにマスタードシードを使って炒めてある。手順は、蒸し鶏にして、皮と分け、皮は細かくして、先に炒める。鶏油代わりにして、オリーブオイルを足してある。身を繊維に沿って崩しながら炒めつつ、味付け。簡単だが、結構いけるだろ」
※本物のレシピは知りません。上記は、作者レシピです。
「うん。美味しい」
それから、大体準備をして。俺も席に座り、植村さんに合図を送る。
「さて、料理はいかがでしょうか? 今日は堅苦しいものでは無く、日本でも一般の人が食べているメニューがほとんどです」
そう聞いて、アミサム側からざわっと声が聞こえる。
と言っても、別に皆がザワザワ言っているわけでは無い。
変なチャンスも来ない。
アーロ・パッカ男爵が、問い詰められているが、話は続く。
「このような文化面を含め。技術を提供する準備が、日本としてはあります。来る道中。多くの領で、麦の育成が良くないようでした。我々が少してこ入れした、プローペと比べれば一目瞭然です」
準備しておいた、プロジェクターのスイッチを入れる。
さすが、最近の機械。少々明るくても大丈夫。
どうせここは、燭台の明かりと、わずかな魔道具が光っているのみ。
また、ザワザワする。
「これは、道中。撮影と言って、映像を残したもの。ご覧ください。作業する農夫達。痩せ細り今にも倒れそう。それに、麦もまばらで育成は悪い。根元で幾つも別れる分けつがあまり起こっていません。これは、育成が悪い証拠です。続いて、窪田さん達が、手を入れた。プローペの農地です」
そこには、ビシッと区画が整備された農地が映し出された。
しかも一面びっしりと、麦が育ち。その向こうには、何か違うものが植わっているのだろう。タイル状に色が違う。
一般的、アミサム側の農地と違うことは、一目瞭然。
そして、農奴から解放された農民達。なぜか、嬉しそうにピザを食べている写真が撮影されている。
「これは、本当にプローペですか?」
予想外に、第1王子アルフォンス君が食いついた。
彼は、魔王との戦争前に一度。兵を鼓舞するために、プローペを訪れ、挨拶後。速やかに、逃げ帰った経歴がある。
「そうです」
続けて、池の横にある慰霊碑を映し出す。
「これは、今回の魔王侵攻現場に出来た池。そして、その脇に作られた慰霊碑です」
なぜか、アミサム側は顔を背ける。
「さて、領主クスティ・キルペライネン殿ですが、今はこのように元気です。だが、魔王侵攻後。松田さんが初めて会ったときです」
そこには、執事ヤルマリと嬉しそうに立っている。彼が撮影されていたが、画面が切り替わると。ベッドで土気色した顔色をして、手足に巻かれた、包帯代わりの布から、血がにじんでいる姿が映し出された。
これは、俺が保身のために撮影したもの。
誰どうやっても、救えなかったよねと言う。言い分け用。
「本当に、手足を切られていたのか」
そう叫んだのは、アーロ・パッカ男爵。
会ったときに、説明したが。信じていなかったのか?
「彼は本当に」
そう言って泣き始めた。
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