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お見合いという名の悲劇
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御曹司って、女性の憧れだと思っていた。
「このお肉、固いよぉ。こんなの僕、食べられないー」
ピシッとしたスーツで、スマートに高級フレンチレストランにエスコートしてくれ…
「ちょっとぉー、焼き直してきてよ」
優雅なテーブルマナーで、スタッフにも紳士的に振る舞い…
「もぅ、ママのステーキじゃなきゃ、食べらんないよぉ」
デート中はママではなく、私に優しく笑いかけてくれる。
いや、そもそも。
デートにママを連れて来たりはしない。
私の頭の中でイメージしていた『御曹司』とまったく正反対の小太りメガネが、今目の前に座っている。
分かっている。
人を容姿で判断してはいけないし、そんなあだ名もつけてはいけない。
重々分かっていますとも。
(でも、そうでもしなけりゃ頭が大噴火よ!何?この人。私、26年間生きてきて、こんなに衝撃的な人、初めてお目にかかるわ。天然記念物か?!)
怒りを通り越して呆れてくる。
パクパクとステーキを口に運びながら、こうなったら話のネタにしようと、冷静に観察を始めた。
小太りメガネ………もとい。
大手ゼネコン 下川グループ 御曹司。
創業者の直系の孫に当たる、次期社長、33歳。
見た目はおっさん、中身は子ども。
その名も
下川 清 (敬称略)
「だから外食なんて嫌だったんだよぅー。ママの料理じゃなきゃ嫌だ」
「まあ、清ちゃん。そんなこと言ってくれるなんて、ママ嬉しいわ。でも外では言わないでね。マザコンなんて思われたら大変だもの」
安心してください、お母様。
とっくに認定されてます。
「それにね、清ちゃん。今日は初めてのデートなのよ?ちゃんと華さんとお話ししなきゃ」
「そんなの無理だよぉ。今日会ったばかりの見ず知らずの人に、何話せばいいって言うの?」
そのセリフは本人のいないところでお願いします。
「そうねぇ…。やっぱり定番は趣味じゃない?あなたの趣味は何ですか?って聞けばいいのよ」
お母様、せめて【ささやき女将】でお願いします。
「ママが聞いてよぉ」
「もう、仕方な…」
「趣味は茶道でございます」
キモい会話に耐えきれず、私は食い気味に答えた。
「ええー、茶道なんて興味ない」
あら、奇遇。
初めて意見が合いましたわね。
「清ちゃん、そんなこと言わないの。あなたも趣味をお話ししたら?」
いえ、固くお断りいたします。
「趣味ー?!ゲームとアイドルの推し活」
…でしょうね。
「清ちゃん。そういうのはオブラートに包むのがマナーよ。パソコンとDVD鑑賞って答えなさいな」
ですからお母様。
ささやいてください。
「でも今日は久しぶりに外出して良かったわね。こうして美味しいお料理も味わえたし。また来ましょうよ」
「やだよぉ。僕は家でママの料理が食べたい」
「あらあら、清ちゃんたら」
えー、わたくしはお邪魔なようなので、あとは若…くはないお二人でごゆっくり。
「下川様。本日は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。わたくし、そろそろ失礼させていただきます」
ナフキンを置いて立ち上がると、深々とお辞儀をした。
そうでもしないと、うっかり視界に入ってしまう。
「あら、華さん。デザートがまだだけど、いいの?」
「ええ、もう充分堪能させていただきましたので」
マザコン親子のキモ会話を。
「それでは、失礼いたします」
もう一度頭を下げると、そそくさと個室を出た。
*****
エレベーターでホテルのロビーまで下りると、外に出て駅への道を急ぐ。
楽しそうに腕を組んで歩くカップルを何組か追い越し、ズンズンと歩いた。
せっかくの休日。
見事なまでに台無しにされた。
お気に入りのワンピースを着てきた自分を、バカバカ!と責める。
いや、責めるべきは自分じゃない。
下川 清とその母親だ。(敬称略)
(さてと。どうしたもんかなぁ…)
空いている電車の車内で、これからのことを冷静に考える。
(断ることも出来るけど…。いや、断るべきなんだろうけど。でもなぁ…)
釣書もないままお見合いをしたが、まさかあんなにもインパクトのある相手だとは思わなかった。
(なんかすごすぎて、笑えてくる。ママ~、だって。キモッ!)
いや、笑っている場合ではない。
断らなければ、あのキモ星人と結婚することになるのだ。
(どんな相手でも受け入れようと思ってたけど、さすがにあれは強烈だわ。でもまぁ『キモ川キモシ』だって、幸い私には興味ないようだし。割り切って戸籍上の仮面夫婦ならなんとかなる?)
我ながら怖いもの知らずの見上げた根性だと自画自賛しながら、自宅の最寄り駅で電車を降りた。
*****
「ただいま」
玄関を開けると、リビングから父さんが出て来た。
「お帰り、華。どうだった?下川常務は」
常務?!と、私は度肝を抜かれる。
「え、あの人役員なの?」
「ああ、次期社長だからな。どんな人だった?父さんもお会いしたことないんだよ。なんでも、シャイなお人柄だとかで」
いや、シャイって言葉に謝れ。
「お父上の下川社長は、こちらからは決して断らないから、華さえ良ければこの縁談を進めたいとおっしゃっていた」
そうだわな。
誰でもいいからもらってくれ!って心境なのだろう。
うん、その考えはまともだ。
「思ったより帰りが早かったじゃないか。あんまり話が弾まなかったのか?沈黙に耐え兼ねたとか?」
むしろ沈黙の方がありがたかった。
「華?」
私が黙ったままで心配になったのか、父さんが顔を覗き込んできた。
「えっと、先方にお返事しなくちゃいけないんだっけ?」
「ああ、まぁそうだな。でも華が乗り気じゃないなら、断ってもいいんだぞ?」
「んー、もう少し考えてからでもいい?」
「え?ああ、構わんよ。その様子だと、イマイチだったのか?」
「ううん、イマイチではないよ」
イマイチどころか、イマヒャク、いや、イマオクだ。
「そうか。とにかく一度会っただけで返事はしづらいよな。分かった。下川社長にも、もう少しデートを重ねてからお返事したいと伝えておくよ」
もう少しデートを重ねるくらいなら、いっそのこと婚姻届を提出して別居生活に入った方がマシかもしれない。
「華。何度も言うけど、父さんの為に無理することないからな?断りたいならそう言いなさい」
「うん、分かってる。じゃあ私、着替えてくるね」
まだ心配そうな父さんに笑いかけてから、私は2階の自室に向かった。
「このお肉、固いよぉ。こんなの僕、食べられないー」
ピシッとしたスーツで、スマートに高級フレンチレストランにエスコートしてくれ…
「ちょっとぉー、焼き直してきてよ」
優雅なテーブルマナーで、スタッフにも紳士的に振る舞い…
「もぅ、ママのステーキじゃなきゃ、食べらんないよぉ」
デート中はママではなく、私に優しく笑いかけてくれる。
いや、そもそも。
デートにママを連れて来たりはしない。
私の頭の中でイメージしていた『御曹司』とまったく正反対の小太りメガネが、今目の前に座っている。
分かっている。
人を容姿で判断してはいけないし、そんなあだ名もつけてはいけない。
重々分かっていますとも。
(でも、そうでもしなけりゃ頭が大噴火よ!何?この人。私、26年間生きてきて、こんなに衝撃的な人、初めてお目にかかるわ。天然記念物か?!)
怒りを通り越して呆れてくる。
パクパクとステーキを口に運びながら、こうなったら話のネタにしようと、冷静に観察を始めた。
小太りメガネ………もとい。
大手ゼネコン 下川グループ 御曹司。
創業者の直系の孫に当たる、次期社長、33歳。
見た目はおっさん、中身は子ども。
その名も
下川 清 (敬称略)
「だから外食なんて嫌だったんだよぅー。ママの料理じゃなきゃ嫌だ」
「まあ、清ちゃん。そんなこと言ってくれるなんて、ママ嬉しいわ。でも外では言わないでね。マザコンなんて思われたら大変だもの」
安心してください、お母様。
とっくに認定されてます。
「それにね、清ちゃん。今日は初めてのデートなのよ?ちゃんと華さんとお話ししなきゃ」
「そんなの無理だよぉ。今日会ったばかりの見ず知らずの人に、何話せばいいって言うの?」
そのセリフは本人のいないところでお願いします。
「そうねぇ…。やっぱり定番は趣味じゃない?あなたの趣味は何ですか?って聞けばいいのよ」
お母様、せめて【ささやき女将】でお願いします。
「ママが聞いてよぉ」
「もう、仕方な…」
「趣味は茶道でございます」
キモい会話に耐えきれず、私は食い気味に答えた。
「ええー、茶道なんて興味ない」
あら、奇遇。
初めて意見が合いましたわね。
「清ちゃん、そんなこと言わないの。あなたも趣味をお話ししたら?」
いえ、固くお断りいたします。
「趣味ー?!ゲームとアイドルの推し活」
…でしょうね。
「清ちゃん。そういうのはオブラートに包むのがマナーよ。パソコンとDVD鑑賞って答えなさいな」
ですからお母様。
ささやいてください。
「でも今日は久しぶりに外出して良かったわね。こうして美味しいお料理も味わえたし。また来ましょうよ」
「やだよぉ。僕は家でママの料理が食べたい」
「あらあら、清ちゃんたら」
えー、わたくしはお邪魔なようなので、あとは若…くはないお二人でごゆっくり。
「下川様。本日は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。わたくし、そろそろ失礼させていただきます」
ナフキンを置いて立ち上がると、深々とお辞儀をした。
そうでもしないと、うっかり視界に入ってしまう。
「あら、華さん。デザートがまだだけど、いいの?」
「ええ、もう充分堪能させていただきましたので」
マザコン親子のキモ会話を。
「それでは、失礼いたします」
もう一度頭を下げると、そそくさと個室を出た。
*****
エレベーターでホテルのロビーまで下りると、外に出て駅への道を急ぐ。
楽しそうに腕を組んで歩くカップルを何組か追い越し、ズンズンと歩いた。
せっかくの休日。
見事なまでに台無しにされた。
お気に入りのワンピースを着てきた自分を、バカバカ!と責める。
いや、責めるべきは自分じゃない。
下川 清とその母親だ。(敬称略)
(さてと。どうしたもんかなぁ…)
空いている電車の車内で、これからのことを冷静に考える。
(断ることも出来るけど…。いや、断るべきなんだろうけど。でもなぁ…)
釣書もないままお見合いをしたが、まさかあんなにもインパクトのある相手だとは思わなかった。
(なんかすごすぎて、笑えてくる。ママ~、だって。キモッ!)
いや、笑っている場合ではない。
断らなければ、あのキモ星人と結婚することになるのだ。
(どんな相手でも受け入れようと思ってたけど、さすがにあれは強烈だわ。でもまぁ『キモ川キモシ』だって、幸い私には興味ないようだし。割り切って戸籍上の仮面夫婦ならなんとかなる?)
我ながら怖いもの知らずの見上げた根性だと自画自賛しながら、自宅の最寄り駅で電車を降りた。
*****
「ただいま」
玄関を開けると、リビングから父さんが出て来た。
「お帰り、華。どうだった?下川常務は」
常務?!と、私は度肝を抜かれる。
「え、あの人役員なの?」
「ああ、次期社長だからな。どんな人だった?父さんもお会いしたことないんだよ。なんでも、シャイなお人柄だとかで」
いや、シャイって言葉に謝れ。
「お父上の下川社長は、こちらからは決して断らないから、華さえ良ければこの縁談を進めたいとおっしゃっていた」
そうだわな。
誰でもいいからもらってくれ!って心境なのだろう。
うん、その考えはまともだ。
「思ったより帰りが早かったじゃないか。あんまり話が弾まなかったのか?沈黙に耐え兼ねたとか?」
むしろ沈黙の方がありがたかった。
「華?」
私が黙ったままで心配になったのか、父さんが顔を覗き込んできた。
「えっと、先方にお返事しなくちゃいけないんだっけ?」
「ああ、まぁそうだな。でも華が乗り気じゃないなら、断ってもいいんだぞ?」
「んー、もう少し考えてからでもいい?」
「え?ああ、構わんよ。その様子だと、イマイチだったのか?」
「ううん、イマイチではないよ」
イマイチどころか、イマヒャク、いや、イマオクだ。
「そうか。とにかく一度会っただけで返事はしづらいよな。分かった。下川社長にも、もう少しデートを重ねてからお返事したいと伝えておくよ」
もう少しデートを重ねるくらいなら、いっそのこと婚姻届を提出して別居生活に入った方がマシかもしれない。
「華。何度も言うけど、父さんの為に無理することないからな?断りたいならそう言いなさい」
「うん、分かってる。じゃあ私、着替えてくるね」
まだ心配そうな父さんに笑いかけてから、私は2階の自室に向かった。
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