それについては冤罪ですが、私は確かに悪女です

基本二度寝

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リベローラはクリスフォード達のいる壇上に上がる。

「検証だと?下手な言い訳など聞きたくはないぞ」
「いえ。言い訳など。確認ですが、私の知る限りでは、そちらのご令嬢は一日も休まず登園されていたと記憶しておりますが、間違いありませんか?」

「クリス様に、お会いするしたく…、休んでなどいられません!」
「エブリシア…私も同じ気持ちだ…」
「クリス様…」

はいはい。
いつも騒がしいこの二人がもし休んでいたら、静かな学園生活を送れたはずだ。
残念ながらそんな日は一日も訪れなかった。

「なんでしたっけ。まずは…首飾りを引き千切った、と」

リベローラはエブリシアの首元を華やかにしている飾りを掴んだ。

「え、ちょっと」

無遠慮にぐいと右に左にと振り回す。
リベローラの手の動きに釣られるように、エブリシアの頭もついて来る。

「あら、なかなか千切れませんのね」
「おいっ、リベローラ!」

リベローラが首飾りをなんとか引きちぎろうとひっぱり、エブリシアはぐえ、ぉぇっと、呻いた。

「リベローラ止めないか!」
「クリスフォード様。私は今、過去に私がしたとされる悪事の検証を行っております。黙って見ていなさい」

「っ!エブリシアが死んでしまうだろ!」

リベローラは動きを止めた。

「えっ?前回は死ななかったんですよね?なら大丈夫でしょう?首飾りが千切れるまで根性みせて下さいね♡」

笑顔でエブリシアの首飾りを引っ張っていたが、三分もしない内に止めてしまった。

「これは手が痛くなりますのね…」

リベローラの手には細い首飾りの痕が残っていた。

ゲホゲホと咽るエブリシアの首には、くっきり首飾りと掻きむしった爪の痕が残っていた。
うっすら血が滲んでいる。

「次は、ドレスを切り裂いたのでしたか?」
「お、おい…リベローラなにを考えている」

クリスフォードはぐったりとしているエブリシアの身体を抱きしめた。



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