召喚されたリビングメイルは女騎士のものでした

think

文字の大きさ
165 / 179
一年生

二年生の部決勝戦が始まります!

しおりを挟む
「おめでとうカイ!凄かったね!」
「素晴らしい闘いだった!」
「もうドキドキでした!」
「さすがカイ。信じてた」

控え室に戻るとすぐに、先に戻っていたルースたちが改めてお祝いの言葉をくれた。

「いやあ、ギリギリだったよ。俺のヘマでピンチになったりしたし」

「ああ、アリシアの気迫は凄かったもんな!ビビっても仕方ないさ!」

ガレフ先生が俺の頭をガシガシと撫でてくる。

「いででで!力強いですって!」

「あはは!それにしてもよく気迫で負けなかったな!?ルナの気迫に慣れてるカイにとっちゃ楽勝だったか!?」

「はぁ?」

ルナ先生が鋭い視線でガレフ先生を睨みつける。
確かにこれは恐い。

「……こほん」

「本当に自分の命を狙われている。そんな危機感が恐ろしかったですが、なんとか踏みとどまれました」

「ふふっ、立派ですよ。カイ君」

サフィール先生がにこりと微笑んで、褒めてくれる。

「おめでとうございます」

ルナ先生も祝福の言葉をくれた。

「「「おめでとう!」」」

そして改めて皆からの祝福の言葉を受け取ると、俺は勝ったのだと実感が湧いてきた。

「ありがとう!」

マスター、よく頑張りましたね。

ああ、ファーナもお疲れ様。

一瞬ヒヤリとしましたが、まあよしとしてあげましょう。

めちゃくちゃ上から言ってくれるなぁ……
散々魔力を消費させやがって、こちとらめっちゃ疲れてるんだが?

あれくらいどうってことはないでしょうよ。

あんなに気持ちよさそうな思念出しといてそれはないだろう?

だ、誰が気持ちよさそうにしてたというのですか!?

もちろんファーナだよ。

そんなことないですぅ!絶対にないです!

「それでは次は二年生の部の決勝ですね」

「レオン先輩とセツカ先輩の対決なんですよね」

ファーナの抗議は放っておいて、ルナ先生との会話に移る。
同じ学園の二人が決勝戦ということで、俺たち下級生も誇らしい。

「みなさん、応援席に移動しましょうか」

「「「はい」」」

ということで応援席にと移動することになった。


「それでは続いては二年生の部の決勝戦ですね!」

「ええ、先ほど優勝を決めたカイ君と同様にルードリア学園の生徒です。今まではレベルが低いと言われていたルードリア学園ですが、今年はそういった声は一切聞こえませんね」

「はい!そうですね!これから勢力図が大きく変わることでしょう!それでは今回の闘いレオン選手対セツカ選手をどう見ますか!?」

「そうですね。レオン選手はエインヘリャルとコウノトリのバランスタイプ。セツカ選手は雪月鳥と鬼という近接タイプです。相性的には若干セツカ選手が有利かと思われますが、お互いに戦略を知っているでしょうから想定外のことが勝負の明暗を分けるのではないでしょうか?」

「なるほど!そんな二人の対戦もそろそろ始まりを迎えようとしています!選手入場です!」

大きな歓声とともにレオン先輩とセツカ先輩の二人が並んでやってくる。
セツカ先輩は雪月鳥との武装変化があるから制服のままだな。その反面レオン先輩は白銀の金属鎧にロングソードを装備している。

マスターはどちらを応援しますか?

セツカ先輩。

即答ですね。

あたり前だろう?
誰がイケメン王子キャラのレオン先輩を応援するんだよ。

「きゃぁぁぁぁ!レオン君!頑張ってぇぇぇ!」

近くのお姉さんが応援してますよ?

だから嫌なんだよ!

「セツカ先輩!ぶっ倒してやってください!」
「徹底的にいたぶってやってくださいね!」
「いやそれはご褒美ではないか!?」

話がわかる奴がいると思ったらクラスメイトだった。

まあ冗談はさておき、どちらが勝つと思う?

私はレオンさんだと思います。
実際、レオンさんは首席という立場ですし今までもセツカさんに勝利しているのでしょうから。

やっぱりそうだよな。

さてさて、二人の試合の決着はどうなることやら?
試合が楽しみだ。
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

社畜だった俺、最弱のダンジョンマスターに転生したので、冒険者を癒やす喫茶店ダンジョンを経営します

☆ほしい
ファンタジー
過労死した俺が目を覚ますと、そこは異世界のダンジョンコアの前だった。 どうやら俺は、ダンジョンマスターとして転生したらしい。 だが、与えられた俺のダンジョンは最低ランクのF級。魔力を生み出す力は弱く、生み出せる魔物もスライムやゴブリンといった最弱クラスばかり。これでは、冒険者を呼び込んで魔力を得るなんて夢のまた夢だ。 絶望する俺だったが、ダンジョンの創造機能を使えば、内装を自由にデザインできることに気づく。 「……そうだ、喫茶店を開こう」 前世で叶えられなかった夢。俺は戦闘を放棄し、ダンジョンの入り口に木造の喫茶店『やすらぎの隠れ家』を作り上げた。メニューは、前世の知識を活かしたコーヒーと手作りケーキだけ。 ところが、そのコーヒーには異常なまでの疲労回復効果が、ケーキには一時的な能力向上効果が付与されていることが判明。噂を聞きつけた訳ありの冒険者たちが、俺のダンジョンに癒やしを求めて集い始めるのだった。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

異世界で目が覚めたら目の前で俺が死んでました。この世界でオリジナルの俺はとっくに死んでたみたいです

青山喜太
ファンタジー
主人公桜間トオル17歳は家族との旅行中、車の中ではなく突然なんの脈絡もなく遺跡の中で目が覚めてしまう。 混乱する桜間トオルの目の前にいたのは自分と瓜二つ、服装さえ一緒のもう一人の桜間トオルだった。 もう一人の桜間トオルは全身から出血し血を吐きながら、乞う。 「父さんと、母さん……妹をアカリを頼む……!!」 思わず、頷いた桜間トオルはもう一人の自分の最後を看取った。 その時、見知らぬ声が響く。 「私のことがわかるか? 13人の桜間トオル?」 これはただの高校生である桜間トオルが英雄たちとの戦争に巻き込まれていく物語

クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら

リヒト
ファンタジー
 現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。  そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。  その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。  お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。    ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。    お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?

異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件

おおりく
ファンタジー
高校生の桜木 悠人は、不慮の事故で命を落とすが、神のミスにより異世界『テラ・ルクス』で第二の生を得る。彼に与えられたスキルは、他者の能力を模倣する『コピーキャット』。 最初は最弱だった悠人だが、光・闇・炎・氷の属性と、防御・知識・物理の能力を次々とコピーし、誰も成し得なかった多重複合スキルを使いこなす究極のチートへと進化する! しかし、その異常な強さは、悠人を巡る三人の美少女たちの激しい争奪戦を引き起こすことになる。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~

虎柄トラ
ファンタジー
 下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。  意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。  女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。  敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。  剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。  一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。  快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。

落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。 ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。 そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。 問題は一つ。 兄様との関係が、どうしようもなく悪い。 僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。 このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない! 追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。 それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!! それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります! 5/9から小説になろうでも掲載中

処理中です...