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一年生
光あるところには影があります!
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「お待たせしました!まもなく第二学年の部、第一回戦を開催します!」
「アルグランド学園首席、サイード君とルードリア学園首席、レオン君の闘いですね」
おっ、いよいよレオン先輩の闘いが始まるのか。
以前闘ったときはエインヘリャルだったけどもう一体はどんな召喚獣なのかな?
事前の情報は見ないようにしているので、対戦相手の召喚獣も分からない。
純粋な観戦ならそっちの方が楽しめるからな。
エインヘリャル……あんまり思い出しくないですね……
そう言えばファーナに愛の告白するかと思えば、ただのド変態に目覚めた騎士だったっけ?
ファーナに蹴ってくれとか言ってたよな?
思い出したくないのではっきり言わないでください!
鳥肌が立ちそうです!
鎧に鳥肌が立つのか?
そうツッコミたいところだが、あまりからかうと不機嫌になるのでこの辺りでやめておこう。
「そう言えばレオン先輩の一年生の時はどんな結果だったんですか?」
俺はルナ先生にふと思ったことを聞いてみた。
「一回戦負けです。そして奇しくも同じ相手となりましたが、レオン君の対戦相手は前回の優勝者です」
「げっ……」
なんとも運が悪いというのだろうか……
マスター、どうやら逆のようですよ?
逆?
ええ、リングに向かっていく彼をご覧ください。
いつのまにか入場をしているレオン先輩の顔を遠目から見てみると、その表情には笑みが浮かんでいた。
俺がダクドと対戦できることを祈っていたように、レオン先輩も相手との再戦を望んでいたということか。
けっ……相変わらず笑顔が爽やかなイケメンだこと。
応援する気が失せるわぁ……
器がちっさいですねぇ……
私のマスターがそんなことでは情けないですよ。
ふむ……もし超絶綺麗で性格も良くて胸も大きい女騎士がファーナの近くにいて、他の騎士からモテモテのような存在だったらどうする?
ふん!そんな都合のいい存在がいてたまるものですか!
やってられません!
俺とほとんど同じ反応じゃねぇか!
俺にとってレオン先輩がその存在と同じなんだよ!
……まあ、それならしょうがないですね。
だろ?
俺の想いがファーナに伝わった頃、リング上では試合が始まろうとしていた。
レオン先輩と対戦相手は共に金属鎧を着用し、ロングソードを装備している。
先輩は白銀を、対戦相手は黒を基調としており、まるで聖騎士と暗黒騎士の闘いのようだ。
どうやら同じ戦闘スタイルのようだな。
となると近距離での闘いになりそうですね。
ああ、得意な距離でとなるとそうだろうな。
しっかりと勉強させてもらいますよ?レオン先輩。
「試合開始!」
「さぁ始まりました!早速二人とも召喚します!」
うわぁ……
アンデッド族の王と言われているリッチに骨だけとなったドラゴンであるスカルドラゴン。
共にAランクではあるが……
完全なる闇属性ですね。
黒兜で顔は見えませんが、召喚師本人にも闇を感じずにはいられません。
ふよふよと浮きながらデスサイズを構える姿はまさに死神であるリッチ。
召喚師の倍ほどのスカルドラゴンは瘴気のようなどす黒いものを吐きつつ、カタカタと口を震わせている。
そしてあふれ出る闇のオーラに挟まれている召喚師本人も召喚獣のように見えてならない。
「魔法を得意としているリッチの援護と耐久力の高いスカルドラゴン。良いバランスのパーティーですね」
「なかなかの高評価ですね!一方のレオン君は召喚獣はどうでしょうか!?」
一体は見覚えのある白のフルアーマーのエインヘリャル。
鎧には緻密な金の装飾が施されており、中身は残念だが、見た目はカッコいいとしか言いようがない。
そしてもう一体は、レオン先輩の腕に止まっていた。
真っ白な鷲のような召喚獣はコウノトリと呼ばれている存在だ。
命を司る神の鳥とも言われており、女性のお腹に宿った命へ魂を届けるという神話もある。
戦闘としての能力は非常に頼りないものの、その本質は圧倒的な補助能力。
総合的にはBランクとされているが、補助能力だけで見ればSランクとも評される。
言ってみればリーナのキリンから戦闘能力を除いた存在というのが近いだろう。
「これもまたバランスの良いパーティーですね。エインヘリャルとレオン君自身が先頭に立ち、コウノトリが援護をするという形でしょう。一つ難点があるとすれば、遠距離戦が苦手そうではあります。ですが耐久力と言った点では申し分ないと言えますので強行突破も可能だと思いますね」
「なるほど!白と黒、相反する闘いはどのように決着するのでしょうか!」
「非常に楽しみですね」
光と影、生と死、そんな両極端な象徴の召喚獣を持つ二人の闘いが、今始まる。
「アルグランド学園首席、サイード君とルードリア学園首席、レオン君の闘いですね」
おっ、いよいよレオン先輩の闘いが始まるのか。
以前闘ったときはエインヘリャルだったけどもう一体はどんな召喚獣なのかな?
事前の情報は見ないようにしているので、対戦相手の召喚獣も分からない。
純粋な観戦ならそっちの方が楽しめるからな。
エインヘリャル……あんまり思い出しくないですね……
そう言えばファーナに愛の告白するかと思えば、ただのド変態に目覚めた騎士だったっけ?
ファーナに蹴ってくれとか言ってたよな?
思い出したくないのではっきり言わないでください!
鳥肌が立ちそうです!
鎧に鳥肌が立つのか?
そうツッコミたいところだが、あまりからかうと不機嫌になるのでこの辺りでやめておこう。
「そう言えばレオン先輩の一年生の時はどんな結果だったんですか?」
俺はルナ先生にふと思ったことを聞いてみた。
「一回戦負けです。そして奇しくも同じ相手となりましたが、レオン君の対戦相手は前回の優勝者です」
「げっ……」
なんとも運が悪いというのだろうか……
マスター、どうやら逆のようですよ?
逆?
ええ、リングに向かっていく彼をご覧ください。
いつのまにか入場をしているレオン先輩の顔を遠目から見てみると、その表情には笑みが浮かんでいた。
俺がダクドと対戦できることを祈っていたように、レオン先輩も相手との再戦を望んでいたということか。
けっ……相変わらず笑顔が爽やかなイケメンだこと。
応援する気が失せるわぁ……
器がちっさいですねぇ……
私のマスターがそんなことでは情けないですよ。
ふむ……もし超絶綺麗で性格も良くて胸も大きい女騎士がファーナの近くにいて、他の騎士からモテモテのような存在だったらどうする?
ふん!そんな都合のいい存在がいてたまるものですか!
やってられません!
俺とほとんど同じ反応じゃねぇか!
俺にとってレオン先輩がその存在と同じなんだよ!
……まあ、それならしょうがないですね。
だろ?
俺の想いがファーナに伝わった頃、リング上では試合が始まろうとしていた。
レオン先輩と対戦相手は共に金属鎧を着用し、ロングソードを装備している。
先輩は白銀を、対戦相手は黒を基調としており、まるで聖騎士と暗黒騎士の闘いのようだ。
どうやら同じ戦闘スタイルのようだな。
となると近距離での闘いになりそうですね。
ああ、得意な距離でとなるとそうだろうな。
しっかりと勉強させてもらいますよ?レオン先輩。
「試合開始!」
「さぁ始まりました!早速二人とも召喚します!」
うわぁ……
アンデッド族の王と言われているリッチに骨だけとなったドラゴンであるスカルドラゴン。
共にAランクではあるが……
完全なる闇属性ですね。
黒兜で顔は見えませんが、召喚師本人にも闇を感じずにはいられません。
ふよふよと浮きながらデスサイズを構える姿はまさに死神であるリッチ。
召喚師の倍ほどのスカルドラゴンは瘴気のようなどす黒いものを吐きつつ、カタカタと口を震わせている。
そしてあふれ出る闇のオーラに挟まれている召喚師本人も召喚獣のように見えてならない。
「魔法を得意としているリッチの援護と耐久力の高いスカルドラゴン。良いバランスのパーティーですね」
「なかなかの高評価ですね!一方のレオン君は召喚獣はどうでしょうか!?」
一体は見覚えのある白のフルアーマーのエインヘリャル。
鎧には緻密な金の装飾が施されており、中身は残念だが、見た目はカッコいいとしか言いようがない。
そしてもう一体は、レオン先輩の腕に止まっていた。
真っ白な鷲のような召喚獣はコウノトリと呼ばれている存在だ。
命を司る神の鳥とも言われており、女性のお腹に宿った命へ魂を届けるという神話もある。
戦闘としての能力は非常に頼りないものの、その本質は圧倒的な補助能力。
総合的にはBランクとされているが、補助能力だけで見ればSランクとも評される。
言ってみればリーナのキリンから戦闘能力を除いた存在というのが近いだろう。
「これもまたバランスの良いパーティーですね。エインヘリャルとレオン君自身が先頭に立ち、コウノトリが援護をするという形でしょう。一つ難点があるとすれば、遠距離戦が苦手そうではあります。ですが耐久力と言った点では申し分ないと言えますので強行突破も可能だと思いますね」
「なるほど!白と黒、相反する闘いはどのように決着するのでしょうか!」
「非常に楽しみですね」
光と影、生と死、そんな両極端な象徴の召喚獣を持つ二人の闘いが、今始まる。
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