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3月8日(日)
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そこでドアが開き、風凛くんが運転席に戻ってきた。画面の中の私が喋り出さないうちに動画を止めようとするが『おしるこ。こないだ会社で結局飲まなかったろ。』と買ってきてくれたドリンクを渡され『あ、ありがとう!』と応じていると『結論から言うとね・・・』という声が流れてしまう。
「叶未!?」
風凛くんは私のスマホを覗き込んで驚きの声を上げ、再生を停止した。確認するように画面をじっと見ている。
「俺が一緒にいた叶未・・・だと思う。なんで・・・。」
「カメラロールがね、繋がってるみたいなの。たぶん、私が元いた世界にいる。」
「!!」
「何を伝えようとしてるのか・・・なんだか怖い。」
「続き、見よう。」
風凛くんが画面をタップする。
『私ね、こっちの風凛くんと結婚するの。』
「「!!」」
同時に顔を見合わると風凛くんは目を見開いていた。きっと私も同じだろう。
『梨衣乃の妊娠は嘘だったの。あの子どこかで見たことあると思ったら、会社の受付の子だよね。こっちでは友達だったんだね。私とこっちの風凛くんね、すっごく合うんだ。運命の人ってこういうことなんだね。常に心が彼を求めてるの。彼となら一生幸せにやっていけるって確信してるんだ。』
画面の中の私ではない私はうっとりとした表情になっている。
その後の『そっちの世界で付き合ってた風凛くんのことも好きだったよ?』という言葉に隣の風凛くんがピクッと反応する。
『彼が好きな自販機のおしるこ、私は小豆が缶の中に残るから嫌だったり、っていうのはね、全然いいの。でも、ベッドでの相性が合わないっていうのは致命的でしょ?いつでも優しい人だったけど、彼とは未来が見えなかったの。こっちの風凛くんとはね、毎日触れ合いたいしずっとずっと一緒にいたいの。その先に楽しい未来が見えるの。』
『叶未、そろそろいいかい?可愛過ぎて我慢できないよ。』という甘い王子声が画面から聞こえ、今度は私がピクッと反応する番だった。
───風凛くん・・・!!
スマホを固定して撮影しているのではなく、風凛くんが撮影しているようだった。そう、私があっちの世界で3年間付き合っていて、その間ずっと裏切られていた彼だ。
「叶未!?」
風凛くんは私のスマホを覗き込んで驚きの声を上げ、再生を停止した。確認するように画面をじっと見ている。
「俺が一緒にいた叶未・・・だと思う。なんで・・・。」
「カメラロールがね、繋がってるみたいなの。たぶん、私が元いた世界にいる。」
「!!」
「何を伝えようとしてるのか・・・なんだか怖い。」
「続き、見よう。」
風凛くんが画面をタップする。
『私ね、こっちの風凛くんと結婚するの。』
「「!!」」
同時に顔を見合わると風凛くんは目を見開いていた。きっと私も同じだろう。
『梨衣乃の妊娠は嘘だったの。あの子どこかで見たことあると思ったら、会社の受付の子だよね。こっちでは友達だったんだね。私とこっちの風凛くんね、すっごく合うんだ。運命の人ってこういうことなんだね。常に心が彼を求めてるの。彼となら一生幸せにやっていけるって確信してるんだ。』
画面の中の私ではない私はうっとりとした表情になっている。
その後の『そっちの世界で付き合ってた風凛くんのことも好きだったよ?』という言葉に隣の風凛くんがピクッと反応する。
『彼が好きな自販機のおしるこ、私は小豆が缶の中に残るから嫌だったり、っていうのはね、全然いいの。でも、ベッドでの相性が合わないっていうのは致命的でしょ?いつでも優しい人だったけど、彼とは未来が見えなかったの。こっちの風凛くんとはね、毎日触れ合いたいしずっとずっと一緒にいたいの。その先に楽しい未来が見えるの。』
『叶未、そろそろいいかい?可愛過ぎて我慢できないよ。』という甘い王子声が画面から聞こえ、今度は私がピクッと反応する番だった。
───風凛くん・・・!!
スマホを固定して撮影しているのではなく、風凛くんが撮影しているようだった。そう、私があっちの世界で3年間付き合っていて、その間ずっと裏切られていた彼だ。
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