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第一章 数の暴力は雑魚キャラを最凶にする
扉の向こうは亜空間
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天野が着任するその朝、彼が入居する庁舎に隣接する宿舎を訪ねたのは、亜人対策室の責任者であり、
彼を警視庁に呼び寄せた女性、吉備津だった。
「どう? 東京にはもう慣れたかしら?」
「いや、まだ全然……地下鉄は迷路ですし、在来線でさえ何が何だかです」
吉備津は苦笑する天野を眺めながら、その内慣れるわよと言い、殺風景な室内に目を向ける。
「まだ何かと不便でしょうけど、調査係の職員はみんな面倒見が良いし、困った事は抱え込まないでね。さあて、庁舎を案内するわ、付いていらっしゃい」
天野の初出勤は、押しの強い上司に促されるままとなった。
「地下に職員用通路が有るから、急ぎの時は非常エレベーターで地下に直行するといいわ。普通に外に出るときは、共通玄関でもいいけど」
中央省庁が密集する千代田区霞が関の地下道、何も知らない天野にしてみれば、まるで機密情報が詰め込まれた映画の中のような空間だった。
「今日は着任初日だから私の権限で開けるけれど、後でIDカードを渡すから、
明日からは自分のIDで開城してね」
吉備津は身分証の認証で電子錠を解錠し庁舎の地下へと進む。
「地価は設備室と食堂、後は駐車場があるわ。通路はエレベーターホールに直結してるけど、朝のエレベーターは
混雑するから、早く来るか諦めて階段で移動するかよ」
幸い昇降機は開いており、二人はそのまま亜人相談室の本部が置かれた階層へと進む。
「此処が亜人相談室の本部よ。相談室は二階だけど、執務室や待機場所はこっち。調査係は此処が拠点になるから、朝は此処に集合よ」
まだ灯りの点いていない執務室を通り過ぎ、天野は室長室に通される。そして、真新しい吉備津の
机の前で仰々しい辞令が読み上げられるのを聴き、電子錠の鍵を兼ねた身分証を手渡された。
「もうじき調査係の人たちも集まってくるから、執務室の方で待ってて。何かあったら、内線電話と連絡先はそっちにもあるから、此処に連絡して」
まだ誰も居ない執務室の灯りを点けると、簡素な椅子と机、そして白板のおかれた空間が照らされる。
特に資料らしい資料は無く、窓辺の棚には地図と時刻表の様な物が多少据えられているものの、棚の上に置かれた観賞用の小さなサボテンが存在感を示すばかりで、廊下と室内を隔てる壁際に置かれた棚は茶の支度をする為の作業台だった。
県警の調査係に居た頃は、相談室から回されてくる調査依頼と独自の調査依頼、他の官公庁から提供された情報、ありとあらゆる情報をまとめた資料が常に積み上がり、各自の端末はデータで溢れかえっていたし、紙媒体での保管が必要な報告書などの印刷物も常に手元に有った。それと比べればあまりにも空っぽな室内に、天野は首を傾げずにはいられなかった。
自分の席が何処になるのか、所属する職員の数が分からないままでは席に着けず、天野は作業台の傍らのスツールに腰を下ろす。
程無くして扉が開くと、天野は挨拶の為に勢いよく立ち上がろうとし、そのまま後ろに倒れ込んだ。
「あぁ……」
鈍い物音を立てながら倒れ行く天野を目の当たりにして、扉を開けた人物は同情しているとも呆れているとも取れない声を漏らし、静かに天野の側へと進む。
「大丈夫ですか?」
ぶつけた後頭部を摩りながら、天野は自分の傍に転がるスツールを見遣る。不自然に傾いた様子をよく見てみれば、脚が一本折れていた。
「その椅子は処分しようと除けていた物なのですが……」
「す、すみません……」
天野は差し伸べられた手を取って立ち上がる。
「怪我は有りませんか?」
「あ、はい、どうもすみません、その」
「天野君ですね」
天野に手を差し伸べた白い髪の人物は、天野の問いを遮るように彼の名を口にする。
「あ、はい。本日付で」
「私はここの係長を仰せ付かっている武寿賀と申します」
「ご、ご丁寧にどうも……」
武寿賀は天野の自己紹介には興味が無いと言った様子で、天野の傍らに転がるスツールの残骸に手を伸ばす。
「え、あ、あの」
「粗大ごみの回収は明日ですから、気にしないで下さい」
天野が気にしていたのは粗大ごみの回収日ではなく、部署の責任者である武寿賀自身が片付けているという光景の不自然さだったが、当の武寿賀には天野が考える様な序列の認識が無い様子だった。
「おっはよー!」
武寿賀を見つめたまま呆然としていた天野を引き戻したのは、まるでその場に似つかわしくない無邪気な声。慌ててそちらに視線を移した天野は、その姿に目を瞠った。豪快に姿を現したその人物は、頭頂部に一対の猫耳を持った若い女性だったのだ。
天野自身もニンフと人間の混血であり、獣の耳を持った獣人や、鳥の羽を持つ鳥人の存在も認識していたが、彼の生まれた地域はそうした亜人に対する寛容性が低く、学校や街中で人間と異なる姿の亜人を見ること自体が珍しかった。
しかも、此処は日本の中枢と言うべき東京都千代田区霞が関、其処に堂々と、こうも無邪気な獣人が存在している事が彼には大きな衝撃だった。
「あーっ!」
作業台の傍に立ち尽くす天野を見つけた猫耳の獣人は天野に駆け寄った。
「君が新入りさんだね! えーっと」
「あま」
「そう! そうだ、あまのん! あまのんだったね! はじめまして! 私は草薙獲夢だよ、よろしくね!」
「よ、よろしく……」
ふるまいはまるで幼子の様だったが、必要な情報はすべて把握しているといった風の草薙の態度に、天野は改まった挨拶をする気力を殺がれてしまう。それどころか、出会って数秒、いや、出会うよりも先に妙なあだ名まで付けられていた事に、憤りを超えて脱力していた。
こうして天野が脱力している間にも、草薙はいつも通り、茶の支度を始めた武寿賀に対し、私はアップルティーのお砂糖入りね、などと言っていた。天野にしてみれば、部署の責任者が茶の支度をするということはこれまた不自然で、そうした雑事は自分の仕事だとも覚悟をしていたはずの事だった。だが、実際にこの場に来てみれば、その上司自身が何かと働き、その部下であり自分の先輩であるはずの職員は酷く奔放だった。
「あ、君は……」
天野がそれまでの常識の通用しない空間で理解が追い付かず棒立ちになっていたところ、静かな男の声が天野に向けられた。
天野が目を向けた先に立っていたのは、あまり活発そうには見えない、中世的な若い男だった。
「あ、えっと」
「君が天野君? 山梨県警から来たんだっけ。僕は瀬戸響、よろしく」
瀬戸もまた天野の事は既に知っているらしく、天野に特別興味を持つでもなく、彼の背後でひっくり返された椅子に視線を向ける。
「君、あの椅子に座ったの?」
「え……」
瀬戸の冷ややかな視線は壊れた椅子から天野に移る。
「明らかに足が一本曲がってたでしょ? まったく、間抜けだね」
肩を竦めて見せる瀬戸に、天野は返す言葉が無かった。
「あまりいじめないで下さいよ。少々抜けているとはいえ、やっと確保出来た人間なんですから」
天野は茶の支度をしながらそれとなく瀬戸を窘める武寿賀を見遣った。
――人間。
幼い頃から異星人の混血である事を理由に虐げられ、人間からは異星人と呼ばれ、異星人からは混血と爪弾きにされてきた彼をあらわす言葉は、常に混血だった。無論、明らかに人間では無い姿の異星人が当然の様に存在する組織の中において、
人間の姿をした、たかが混血の自分は大雑把に括れば人間であるとは理解していたが、長く虐げられてきた天野にとって、その何気ない言葉は、ようやく自分が認められたかのような言葉だったのだ。
仮令それが、何の慰めにもなっていない無自覚の暴言の文脈で語られていたとしても。
彼を警視庁に呼び寄せた女性、吉備津だった。
「どう? 東京にはもう慣れたかしら?」
「いや、まだ全然……地下鉄は迷路ですし、在来線でさえ何が何だかです」
吉備津は苦笑する天野を眺めながら、その内慣れるわよと言い、殺風景な室内に目を向ける。
「まだ何かと不便でしょうけど、調査係の職員はみんな面倒見が良いし、困った事は抱え込まないでね。さあて、庁舎を案内するわ、付いていらっしゃい」
天野の初出勤は、押しの強い上司に促されるままとなった。
「地下に職員用通路が有るから、急ぎの時は非常エレベーターで地下に直行するといいわ。普通に外に出るときは、共通玄関でもいいけど」
中央省庁が密集する千代田区霞が関の地下道、何も知らない天野にしてみれば、まるで機密情報が詰め込まれた映画の中のような空間だった。
「今日は着任初日だから私の権限で開けるけれど、後でIDカードを渡すから、
明日からは自分のIDで開城してね」
吉備津は身分証の認証で電子錠を解錠し庁舎の地下へと進む。
「地価は設備室と食堂、後は駐車場があるわ。通路はエレベーターホールに直結してるけど、朝のエレベーターは
混雑するから、早く来るか諦めて階段で移動するかよ」
幸い昇降機は開いており、二人はそのまま亜人相談室の本部が置かれた階層へと進む。
「此処が亜人相談室の本部よ。相談室は二階だけど、執務室や待機場所はこっち。調査係は此処が拠点になるから、朝は此処に集合よ」
まだ灯りの点いていない執務室を通り過ぎ、天野は室長室に通される。そして、真新しい吉備津の
机の前で仰々しい辞令が読み上げられるのを聴き、電子錠の鍵を兼ねた身分証を手渡された。
「もうじき調査係の人たちも集まってくるから、執務室の方で待ってて。何かあったら、内線電話と連絡先はそっちにもあるから、此処に連絡して」
まだ誰も居ない執務室の灯りを点けると、簡素な椅子と机、そして白板のおかれた空間が照らされる。
特に資料らしい資料は無く、窓辺の棚には地図と時刻表の様な物が多少据えられているものの、棚の上に置かれた観賞用の小さなサボテンが存在感を示すばかりで、廊下と室内を隔てる壁際に置かれた棚は茶の支度をする為の作業台だった。
県警の調査係に居た頃は、相談室から回されてくる調査依頼と独自の調査依頼、他の官公庁から提供された情報、ありとあらゆる情報をまとめた資料が常に積み上がり、各自の端末はデータで溢れかえっていたし、紙媒体での保管が必要な報告書などの印刷物も常に手元に有った。それと比べればあまりにも空っぽな室内に、天野は首を傾げずにはいられなかった。
自分の席が何処になるのか、所属する職員の数が分からないままでは席に着けず、天野は作業台の傍らのスツールに腰を下ろす。
程無くして扉が開くと、天野は挨拶の為に勢いよく立ち上がろうとし、そのまま後ろに倒れ込んだ。
「あぁ……」
鈍い物音を立てながら倒れ行く天野を目の当たりにして、扉を開けた人物は同情しているとも呆れているとも取れない声を漏らし、静かに天野の側へと進む。
「大丈夫ですか?」
ぶつけた後頭部を摩りながら、天野は自分の傍に転がるスツールを見遣る。不自然に傾いた様子をよく見てみれば、脚が一本折れていた。
「その椅子は処分しようと除けていた物なのですが……」
「す、すみません……」
天野は差し伸べられた手を取って立ち上がる。
「怪我は有りませんか?」
「あ、はい、どうもすみません、その」
「天野君ですね」
天野に手を差し伸べた白い髪の人物は、天野の問いを遮るように彼の名を口にする。
「あ、はい。本日付で」
「私はここの係長を仰せ付かっている武寿賀と申します」
「ご、ご丁寧にどうも……」
武寿賀は天野の自己紹介には興味が無いと言った様子で、天野の傍らに転がるスツールの残骸に手を伸ばす。
「え、あ、あの」
「粗大ごみの回収は明日ですから、気にしないで下さい」
天野が気にしていたのは粗大ごみの回収日ではなく、部署の責任者である武寿賀自身が片付けているという光景の不自然さだったが、当の武寿賀には天野が考える様な序列の認識が無い様子だった。
「おっはよー!」
武寿賀を見つめたまま呆然としていた天野を引き戻したのは、まるでその場に似つかわしくない無邪気な声。慌ててそちらに視線を移した天野は、その姿に目を瞠った。豪快に姿を現したその人物は、頭頂部に一対の猫耳を持った若い女性だったのだ。
天野自身もニンフと人間の混血であり、獣の耳を持った獣人や、鳥の羽を持つ鳥人の存在も認識していたが、彼の生まれた地域はそうした亜人に対する寛容性が低く、学校や街中で人間と異なる姿の亜人を見ること自体が珍しかった。
しかも、此処は日本の中枢と言うべき東京都千代田区霞が関、其処に堂々と、こうも無邪気な獣人が存在している事が彼には大きな衝撃だった。
「あーっ!」
作業台の傍に立ち尽くす天野を見つけた猫耳の獣人は天野に駆け寄った。
「君が新入りさんだね! えーっと」
「あま」
「そう! そうだ、あまのん! あまのんだったね! はじめまして! 私は草薙獲夢だよ、よろしくね!」
「よ、よろしく……」
ふるまいはまるで幼子の様だったが、必要な情報はすべて把握しているといった風の草薙の態度に、天野は改まった挨拶をする気力を殺がれてしまう。それどころか、出会って数秒、いや、出会うよりも先に妙なあだ名まで付けられていた事に、憤りを超えて脱力していた。
こうして天野が脱力している間にも、草薙はいつも通り、茶の支度を始めた武寿賀に対し、私はアップルティーのお砂糖入りね、などと言っていた。天野にしてみれば、部署の責任者が茶の支度をするということはこれまた不自然で、そうした雑事は自分の仕事だとも覚悟をしていたはずの事だった。だが、実際にこの場に来てみれば、その上司自身が何かと働き、その部下であり自分の先輩であるはずの職員は酷く奔放だった。
「あ、君は……」
天野がそれまでの常識の通用しない空間で理解が追い付かず棒立ちになっていたところ、静かな男の声が天野に向けられた。
天野が目を向けた先に立っていたのは、あまり活発そうには見えない、中世的な若い男だった。
「あ、えっと」
「君が天野君? 山梨県警から来たんだっけ。僕は瀬戸響、よろしく」
瀬戸もまた天野の事は既に知っているらしく、天野に特別興味を持つでもなく、彼の背後でひっくり返された椅子に視線を向ける。
「君、あの椅子に座ったの?」
「え……」
瀬戸の冷ややかな視線は壊れた椅子から天野に移る。
「明らかに足が一本曲がってたでしょ? まったく、間抜けだね」
肩を竦めて見せる瀬戸に、天野は返す言葉が無かった。
「あまりいじめないで下さいよ。少々抜けているとはいえ、やっと確保出来た人間なんですから」
天野は茶の支度をしながらそれとなく瀬戸を窘める武寿賀を見遣った。
――人間。
幼い頃から異星人の混血である事を理由に虐げられ、人間からは異星人と呼ばれ、異星人からは混血と爪弾きにされてきた彼をあらわす言葉は、常に混血だった。無論、明らかに人間では無い姿の異星人が当然の様に存在する組織の中において、
人間の姿をした、たかが混血の自分は大雑把に括れば人間であるとは理解していたが、長く虐げられてきた天野にとって、その何気ない言葉は、ようやく自分が認められたかのような言葉だったのだ。
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