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第4章 追憶~過ぎ去った日~
10 贈り物
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「そ、そのあとはどうなったんですかっ!」
「エルシア様、落ち着いてください」
「あ、つい……、すみませんっ」
街で偶然再会したルリ様の従者であるクラウスさんと、今はカフェでお話をしている所。
可愛らしいお店に対して、話している事は悲しい過去の話だったけれど……。
ついに、クラウスさんの過去の話が最終段階に来て、失礼にも興奮が収まらず、先が気になりすぎてクラウスさんに詰め寄りそうになった。それをクラウスさんに苦笑いで宥められ、改めて聞く姿勢を正した所で続きを話し始める。
「姫様から頂いた血液は運良くも私の身体に適応したのです。そうして拒絶反応を起こす事無くこうして生還できたんです。消えかけていた命を姫様に繋いで頂いたのです」
「本当にそんな事が可能なんですね……」
「はい。私は命を姫様に救われました。まぁ気づいた時にはもうヴァンパイアになっていたんですけどね」
「そう、なんですね……」
クラウスさん自身は笑ってそう言っているけど、私としてはどうした反応がこの場合正しいのか分からず曖昧な返事をしてしまう。
クラウスさんは今ではもう笑い話になるのかもしれないけど、その時はきっと驚いただろうし、もしかしたら人間に戻りたいとも思っていたのかもしれない。
それにルリ様も。それしかクラウスさんを救える方法がなかったとしても、後悔はしたかもしれない。
そんな二人の心の内を私の勝手な思い込みだけど考えてしまい、胸が締め付けられた。
「エルシア様。そんな顔なさらないでください」
「え?」
「そうよエルちゃん。貴方が悲しい顔をすることないわ」
「ウル……」
顔に出ていたみたいで、隣にいたウルにまで心配される始末。
「エルシア様は本当にお優しい方ですね。そして同時に危うくもある。姫様が気にかけるのも良く分かります」
「それ褒めてるんですか……?」
「勿論ですよ」
怪しく思い聞くと、クラウスさんは何やら含みのある笑みを浮かべただけだった。
「私は見た目が子どもと変わりありませんが、これでも百年は生きています。エルシア様が思っていた事も一時期は考えましたが、姫様がした事を咎める事はありません。むしろ感謝してもしきれない程ですから。それに私は今、幸せですよ」
本当に幸せそうに笑顔でそう答えた彼を見て、私も釣られて笑みが浮かんだ。
「そうですか。それは良かったです」
「それはもう幸せ真っ最中でしょうね、クラウスちゃんは」
話を聞いていたウルがジト目でクラウスさんを見ていたから、私は何のこと?と首をかしげた。
「だってこの子ったらあの女王様の事が――」
「ウルティナ様。それ以上はいけませんよ」
ウルを遮って何かを言わせまいとするクラウスさん。にっこり笑う彼だけど、私は顔が引き攣ってしまう。だって目が笑ってないんだもの……。
「さて、そろそろ私は失礼させて頂きますね」
そう言って立ち上がるクラウスさんに続き私も慌てて立ち上がった。
「ああ、そうですね。ではお会計を――」
「ここは私が」
「え、でもっ」
「良いんですよ。私の昔話に突き合わせてしまったのですし、何より女性に払わせるわけにはいきません。男性が払うのが常識だと私は思っていますので」
紳士……。
遠慮の気持ちはあるけど、そこまで言われてしまえば返す言葉もありませんね。
「……ではお言葉に甘えさせて頂いますね。ありがとうございます」
「いえ。では少々お待ち下さい」
そう言って早々と去って行く彼。残された私達は大人しく彼が戻ってくるのを待った。
「本当にすみません。ありがとうございました」
戻ってきた彼に私はお礼の言葉を述べた。
「いえ、当然の事をしたまでですよ。本当にお気になさらず」
爽やか笑顔とはまさにこの事。これはモテる事間違いないですね、はい。
「それにクラウスさんとルリ様の過去のお話まで長々と聞いてしまって」
「いえ、それも私が好きで話しただけですから」
「ふふ、そうよエルちゃん。それに彼、誰かに話しを聞いて貰うことで何だかスッキリしたみたいじゃない」
隣で耳打ちしてくるウルの言葉を聞いて、ふとクラウスさんの方をチラッと見ると、確かにスッキリしたような表情をしているような気もする。そうなら話を聞けて良かったな。話を聞くだけで喜んでもらえるならいくらでも話を聞きますとも。
「あっ!そう言えば忘れてましたけど、リンゴ酒を探しているんでしたよね?」
「はい、そうですけど……」
「あのさっきは言いそびれてしまったんですけど、私偶にですけど父様にお酒を買ってあげりしているんです。それでお酒を専門に扱うお店を知っているので、カフェのお会計と、お話のお礼として私に案内させてほしいのですけど」
「それはこちらとしても助かります。是非ともお願いしたいです」
「私も飲みたいわ」
「お酒……?」
私がお酒の専門店さんの話をクラウスさんに進めていると横からうっとりとした表情のウルと、一言も発さず大人しくしていたアリンちゃんまでもが声を上げた。でもアリンちゃんの場合はお酒の事を知らなかったようで不思議そうに呟いていたけど。
「せっかくですし私達も買いましょうか。それから屋敷の皆にも」
そう言った私自身が一番はしゃいでいたかもしれないな……。でもこうして皆でお買い物するの好きなんだよね。
「では行きましょうか」
そう声をかけて案内役の私が先頭を歩いていく。その私の肩にはウルが手を乗せて嬉しそうに笑みを浮かべていた。
本当に嬉しそう。
正直精霊にお酒ってイメージなかったけど、ウルの反応からしてお酒を飲む精霊も少ないのかもしれない。それにウルは見た目が幼いから勘違いしそうになるけど精霊だから年とかも関係なく飲めるんだよね。少し羨ましいな。勢いで皆にもとは言ったものの、考えたら私だけお酒飲めないんだったよ。悲しい……。
でも皆が喜んでくれたら嬉しいからまぁ良いとしよう。
そしてその後、私の一押しのお店に行ってそれぞれ所望していたお酒を購入し、あまり待たせるとご立腹なさるので……と申し訳なさそうに言いクラウスさんは早々に隣国へと帰って行った。
帰り際、クラウスさんからまた隣国にいらしてくださいね、歓迎します。とお言葉を頂けたので近い内にクラウスさんとルリ様にまた会いに行きたいと思う。その時はお土産にリンゴ酒も添えてね。
そして残された私達もお酒だけ買って屋敷へと帰って行った。帰って皆にお酒をあげたら何故か号泣されて、母様や姉様、ウルは何か察していたようだけど誰も教えてくれず、私も全く何故なのか分らずじまいだった。
それにそれを見たルカが満面の笑みを浮かべていた理由も、未だに私は分からずじまいなのだった。
「エルシア様、落ち着いてください」
「あ、つい……、すみませんっ」
街で偶然再会したルリ様の従者であるクラウスさんと、今はカフェでお話をしている所。
可愛らしいお店に対して、話している事は悲しい過去の話だったけれど……。
ついに、クラウスさんの過去の話が最終段階に来て、失礼にも興奮が収まらず、先が気になりすぎてクラウスさんに詰め寄りそうになった。それをクラウスさんに苦笑いで宥められ、改めて聞く姿勢を正した所で続きを話し始める。
「姫様から頂いた血液は運良くも私の身体に適応したのです。そうして拒絶反応を起こす事無くこうして生還できたんです。消えかけていた命を姫様に繋いで頂いたのです」
「本当にそんな事が可能なんですね……」
「はい。私は命を姫様に救われました。まぁ気づいた時にはもうヴァンパイアになっていたんですけどね」
「そう、なんですね……」
クラウスさん自身は笑ってそう言っているけど、私としてはどうした反応がこの場合正しいのか分からず曖昧な返事をしてしまう。
クラウスさんは今ではもう笑い話になるのかもしれないけど、その時はきっと驚いただろうし、もしかしたら人間に戻りたいとも思っていたのかもしれない。
それにルリ様も。それしかクラウスさんを救える方法がなかったとしても、後悔はしたかもしれない。
そんな二人の心の内を私の勝手な思い込みだけど考えてしまい、胸が締め付けられた。
「エルシア様。そんな顔なさらないでください」
「え?」
「そうよエルちゃん。貴方が悲しい顔をすることないわ」
「ウル……」
顔に出ていたみたいで、隣にいたウルにまで心配される始末。
「エルシア様は本当にお優しい方ですね。そして同時に危うくもある。姫様が気にかけるのも良く分かります」
「それ褒めてるんですか……?」
「勿論ですよ」
怪しく思い聞くと、クラウスさんは何やら含みのある笑みを浮かべただけだった。
「私は見た目が子どもと変わりありませんが、これでも百年は生きています。エルシア様が思っていた事も一時期は考えましたが、姫様がした事を咎める事はありません。むしろ感謝してもしきれない程ですから。それに私は今、幸せですよ」
本当に幸せそうに笑顔でそう答えた彼を見て、私も釣られて笑みが浮かんだ。
「そうですか。それは良かったです」
「それはもう幸せ真っ最中でしょうね、クラウスちゃんは」
話を聞いていたウルがジト目でクラウスさんを見ていたから、私は何のこと?と首をかしげた。
「だってこの子ったらあの女王様の事が――」
「ウルティナ様。それ以上はいけませんよ」
ウルを遮って何かを言わせまいとするクラウスさん。にっこり笑う彼だけど、私は顔が引き攣ってしまう。だって目が笑ってないんだもの……。
「さて、そろそろ私は失礼させて頂きますね」
そう言って立ち上がるクラウスさんに続き私も慌てて立ち上がった。
「ああ、そうですね。ではお会計を――」
「ここは私が」
「え、でもっ」
「良いんですよ。私の昔話に突き合わせてしまったのですし、何より女性に払わせるわけにはいきません。男性が払うのが常識だと私は思っていますので」
紳士……。
遠慮の気持ちはあるけど、そこまで言われてしまえば返す言葉もありませんね。
「……ではお言葉に甘えさせて頂いますね。ありがとうございます」
「いえ。では少々お待ち下さい」
そう言って早々と去って行く彼。残された私達は大人しく彼が戻ってくるのを待った。
「本当にすみません。ありがとうございました」
戻ってきた彼に私はお礼の言葉を述べた。
「いえ、当然の事をしたまでですよ。本当にお気になさらず」
爽やか笑顔とはまさにこの事。これはモテる事間違いないですね、はい。
「それにクラウスさんとルリ様の過去のお話まで長々と聞いてしまって」
「いえ、それも私が好きで話しただけですから」
「ふふ、そうよエルちゃん。それに彼、誰かに話しを聞いて貰うことで何だかスッキリしたみたいじゃない」
隣で耳打ちしてくるウルの言葉を聞いて、ふとクラウスさんの方をチラッと見ると、確かにスッキリしたような表情をしているような気もする。そうなら話を聞けて良かったな。話を聞くだけで喜んでもらえるならいくらでも話を聞きますとも。
「あっ!そう言えば忘れてましたけど、リンゴ酒を探しているんでしたよね?」
「はい、そうですけど……」
「あのさっきは言いそびれてしまったんですけど、私偶にですけど父様にお酒を買ってあげりしているんです。それでお酒を専門に扱うお店を知っているので、カフェのお会計と、お話のお礼として私に案内させてほしいのですけど」
「それはこちらとしても助かります。是非ともお願いしたいです」
「私も飲みたいわ」
「お酒……?」
私がお酒の専門店さんの話をクラウスさんに進めていると横からうっとりとした表情のウルと、一言も発さず大人しくしていたアリンちゃんまでもが声を上げた。でもアリンちゃんの場合はお酒の事を知らなかったようで不思議そうに呟いていたけど。
「せっかくですし私達も買いましょうか。それから屋敷の皆にも」
そう言った私自身が一番はしゃいでいたかもしれないな……。でもこうして皆でお買い物するの好きなんだよね。
「では行きましょうか」
そう声をかけて案内役の私が先頭を歩いていく。その私の肩にはウルが手を乗せて嬉しそうに笑みを浮かべていた。
本当に嬉しそう。
正直精霊にお酒ってイメージなかったけど、ウルの反応からしてお酒を飲む精霊も少ないのかもしれない。それにウルは見た目が幼いから勘違いしそうになるけど精霊だから年とかも関係なく飲めるんだよね。少し羨ましいな。勢いで皆にもとは言ったものの、考えたら私だけお酒飲めないんだったよ。悲しい……。
でも皆が喜んでくれたら嬉しいからまぁ良いとしよう。
そしてその後、私の一押しのお店に行ってそれぞれ所望していたお酒を購入し、あまり待たせるとご立腹なさるので……と申し訳なさそうに言いクラウスさんは早々に隣国へと帰って行った。
帰り際、クラウスさんからまた隣国にいらしてくださいね、歓迎します。とお言葉を頂けたので近い内にクラウスさんとルリ様にまた会いに行きたいと思う。その時はお土産にリンゴ酒も添えてね。
そして残された私達もお酒だけ買って屋敷へと帰って行った。帰って皆にお酒をあげたら何故か号泣されて、母様や姉様、ウルは何か察していたようだけど誰も教えてくれず、私も全く何故なのか分らずじまいだった。
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