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第9章 愁いのロストフラグメント
10 廃墟の街
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暗く光の届かない建物の中。その中で不自然にも二つの影が浮かび上がる。
「やっぱりこいつにして正解だったな。お陰で扱いやすい」
シンと静まり返ったその場所に少年の高い声が木霊する。
声の主の少年は少し離れた先、もう一人の人物を見てニヤリと口元を歪めた。
誰に言うでもなく怪しく呟く少年に対し、もう一人の人物は何の反応も示さない。
「それじゃとっとと始めようか。さて、こちらが終わるのが先か、お前達が辿り着くのが先か――楽しみだな」
少年は意味深にいい、その顔を更に歪めたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現代、話し合いを終えた私達はその目的地へと向かっていた。
場所は廃墟と化した街、アイビス。
そんな廃墟の街に彼を連れ去った魔族の目的とは何なのか。目的地へと向かう中、馬車に揺られながら私はずっと考えていた。
その馬車には私とその隣にルカ、そして対面にルドルフさんが座っている。この場に姿はないが私の傍にはウルもいる。
三人も乗車していて、それでも話をする雰囲気ではなく重い空気を感じたが、考え事をするには敢えてそちらの方が都合が良かった。
それに今のところは馬車を利用できるけど、目的地に近づいたら後は徒歩で向かう事になるだろう。何せ目的地は廃墟と化した街だ。今は誰もいない場所に馬車でなんて行ったら目立って仕方ない。見つけてくれと言っているようなものだ。
だから馬車を使用できるのは精々街の入り口までだろう。とはいえこのまま行って魔族に変に気が付かれても危険だった。
その為、事前の話し合いの結果、アイビスからそれなりに近い街まで馬車を使い、その先は隠密も兼ねて歩きで向かおうという事になったのだった。
そして私も頭をフル回転させて考えた結果、これと言って答えも出ないまま馬車が最初の街へと到着してしまった。
程なくして停車した馬車をルカを先頭にして私、ルドルフさんと続いて下車していった。
「エル様、今度は迷子にならないで下さいね」
「うぅ……、はい……」
降りて早々ルカから釘を刺され、私は言い返す事も出来ずに力なく頷いたのだった。
でもルカがそう言ったのは私に前科があるからで、今でもその事は反省している。
数年前、私はルカと共にこの街に一度訪れていて、途中ルカとはぐれてしまい、迷子になった挙句誘拐されるという事態にまでなったのだ。
あの時は終わったと本気で思ったけど、誘拐された先で出会ったウルや後を追ってきてくれたルカのお陰で事なきを得た。
我ながら本当に運が良かったと思うが、だがしかしもうあんな体験は懲り懲りだ。
「エルシア嬢も色々大変なようだな」
肩を落とした私に気を使ってくれたのか、それとも誘拐事件の事を知っているのか、ルドルフさんに同情の眼差しを向けられる。
当時、父様の働きもありそこまで大事にはならなかったこの事件。それでもオルデシア王国の中でも名家にあたる、侯爵家の令嬢が誘拐されたともなれば、やはり少し騒ぎになってしまう。
幼かったとはいえ迂闊だったと本当に反省をしたので、もう掘り返さないで欲しい。というのが本音。
『エルちゃん』
……っ!
悶々とあの日の醜態に一人悶絶していると、突然頭にウルの声が響いてくる。それに驚き声を上げそうになって、私は慌てて口を押さえる。
精霊である彼女は人がいない場所、或いは彼女の存在を既に知っている人物の前ではその姿を現し、直接会話に応じてくれる。でも今のように姿を見られてはまずい場面では、周りに聞こえないよう頭に直接語りかけてくるのだ。この方法で話しかけられても、いつもなら驚かないけど、今は単純にタイミングが悪かったな。
危ない。声が出てしまうところだった。ルドルフさん変に思ってないよね……?
一連の行動を不審に思われていないか、彼の方を恐る恐る振り返る。が幸いな事に彼は私の事を見ていなかったようだ。私よりも周りの警戒をしているようで、その視線は周囲の人々に注がれていた。
その事に一先ずホっとし息を吐きだす。そして気持ちを切り替えると、改めてウルに心の中で話しかける。
『どうしたんですか?』
『色々考え込んでいたみたいだけれど大丈夫?』
私を心配する声が返ってくる。
見えなくとも彼女が今どんな顔をしているのかが想像出来た。
どうやらまた考え事に没頭していて周りが見えていなかったようだ。
私の悪い癖だ。
自覚はあるのだけど、いつの間にか視野が狭くなり、声をかけられるまで気が付かない。なんて事が最近多い気がする。気を付けないといけないな。
そう思いつつ先を急ぎながら話を続ける。
『すみません、ちょっと気になる事があって』
『気になる事?』
『はい。レヴィ君が連れ去られたと思しき場所は、以前私も誘拐事件の時に連れて来られた場所でした。最早街と言っていいのかわかりませんが、あそこには建物らしい建物なんてない……。唯一あるとしたら私がウルと出会ったあの神殿しかありません。でもあの神殿も壊れかけているし……』
『エルちゃんの言いたい事は分かるわ。その考えは間違っていないはずよ』
そう言って私の的を得ない説明にもかかわらず、彼女は理解を示し更に続ける。
『あの神殿には何かがあるって事。私ですら知らない……』
初めて神殿で出会った時、ウルはその神殿に長らく居座っていたと言っていた。そんな彼女が知りえない事、もしくは隠された部屋等があの場所には存在すると言うのだろうか。
「エルシア嬢」
二人で秘密の会話を行っていると、自分を呼ぶ声が聞こえてくる。それに顔を上げるとルドルフさんと目が合った。
彼から大丈夫かと問われそれに私はゆっくりと頷く。
ただ精霊と会話をしていただけだが、その様は唯々難しい顔をして黙りこくっているようにしか傍からは見えない。普通なら変に思われても仕方がない状況だけど、しかしどうやら彼は体力面の方で私を心配してくれたようだった。
いくら魔力が有り余っていようとも私も人間。それに貴族の令嬢だ。普段あまり運動をしないので、一般女性よりも体力はない方だと自己評価も低い。
そんな私が自ら危険な事に足を踏み入れようとしているのだ。ルドルフさんの目にはか弱いけれど、令嬢とは思えない程アグレッシブな女の子、として映っているんだろうな。
「すみません。少し考え事をしていただけですので大丈夫です。先を急ぎましょう」
この程度で疲れていてはただの足手纏いだ、と気持ちを切り替え先にいる二人を追いかけた。
やがて先を進んでいた私達の目に出口の門が見えてきた。随分と歩いたがこれが終わりではなく、これからが本番なのだと手にも力が入る。
あの先を道なりに進んでいけば、いよいよアイビスへと到着する。
門から外へ出ると風景もガラリと変わる。
目的地までの道が王都とは違い砂利道であったり、木々が生えた林が周囲に広がっていたり。それから街から離れれば離れる程、人の姿がなくなっていく。
普段なら人気のない場所を不気味に感じるところだが、今はそれがかえって都合が良い。
これでようやく人の目を気にしなくても良いからだ。
今回私達はお忍びでもある為、シンプルかつ街へ立ち寄っても目立たないような服装で来ていた。
ルカとルドルフさんは、白いシャツにグレーを基調としたシンプルなデザインのジャケットとズボン。私はレースやフリルのついていない、町娘をイメージした水色のシンプルなワンピース。
目立たない事と動きやすさ重視の格好だ。
そしてその上からローブを羽織、顔を隠してしまえば完璧だった。
三人が三人とも顔を隠していれば逆に怪しく見える、と普通は思うけど案外同じようななりをした街の住人や、旅人が多いく、街の人達もそれに見慣れてしまっている為、そちらの方が目立たないと判断したのだった。
それに顔を隠したのには他にも、男性陣の容姿が女性達を一瞬で虜にしてしまうからと、私の金髪が目立ってしまうからという理由もあるのだ。
私の生活範囲内では金髪はそう珍しいものではないが、街へ出るとたちまち注目を浴びてしまう。
自分の容姿にケチを付けたいわけではないけど、今は少し息苦しいと思ってしまったのだった。
そうして道なりに進み続ける事数分、街が見えてきた。と言っても正しくは街の跡地で、朽ちて今にも崩れそうな建物や、既に崩れてしまっている建物の残骸達なのだが。
その光景を横目にいざ中へと入っていく。周囲の警戒も忘れずに。
この場所へ訪れるのは二度目だが、初めて来たのは誘拐事件の時で、しかも気を失っていた為あまり記憶が定かではない。ただ覚えているのは廃墟の中、一つだけぽつんと建っていたあの神殿。ひっそりと建つその様は、元々聖なる場所であったにもかかわらず、不気味で人が足を踏み入れてはいけないようなそんな気配を感じた。
そんな場所へ今向かっている。
でも昔とは違い今は一人ではないのだから大丈夫。とそう自分に言い聞かせながら、やがて見えてきた建物を私は見据えた。
その場所は直ぐ目の前だ。
「やっぱりこいつにして正解だったな。お陰で扱いやすい」
シンと静まり返ったその場所に少年の高い声が木霊する。
声の主の少年は少し離れた先、もう一人の人物を見てニヤリと口元を歪めた。
誰に言うでもなく怪しく呟く少年に対し、もう一人の人物は何の反応も示さない。
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場所は廃墟と化した街、アイビス。
そんな廃墟の街に彼を連れ去った魔族の目的とは何なのか。目的地へと向かう中、馬車に揺られながら私はずっと考えていた。
その馬車には私とその隣にルカ、そして対面にルドルフさんが座っている。この場に姿はないが私の傍にはウルもいる。
三人も乗車していて、それでも話をする雰囲気ではなく重い空気を感じたが、考え事をするには敢えてそちらの方が都合が良かった。
それに今のところは馬車を利用できるけど、目的地に近づいたら後は徒歩で向かう事になるだろう。何せ目的地は廃墟と化した街だ。今は誰もいない場所に馬車でなんて行ったら目立って仕方ない。見つけてくれと言っているようなものだ。
だから馬車を使用できるのは精々街の入り口までだろう。とはいえこのまま行って魔族に変に気が付かれても危険だった。
その為、事前の話し合いの結果、アイビスからそれなりに近い街まで馬車を使い、その先は隠密も兼ねて歩きで向かおうという事になったのだった。
そして私も頭をフル回転させて考えた結果、これと言って答えも出ないまま馬車が最初の街へと到着してしまった。
程なくして停車した馬車をルカを先頭にして私、ルドルフさんと続いて下車していった。
「エル様、今度は迷子にならないで下さいね」
「うぅ……、はい……」
降りて早々ルカから釘を刺され、私は言い返す事も出来ずに力なく頷いたのだった。
でもルカがそう言ったのは私に前科があるからで、今でもその事は反省している。
数年前、私はルカと共にこの街に一度訪れていて、途中ルカとはぐれてしまい、迷子になった挙句誘拐されるという事態にまでなったのだ。
あの時は終わったと本気で思ったけど、誘拐された先で出会ったウルや後を追ってきてくれたルカのお陰で事なきを得た。
我ながら本当に運が良かったと思うが、だがしかしもうあんな体験は懲り懲りだ。
「エルシア嬢も色々大変なようだな」
肩を落とした私に気を使ってくれたのか、それとも誘拐事件の事を知っているのか、ルドルフさんに同情の眼差しを向けられる。
当時、父様の働きもありそこまで大事にはならなかったこの事件。それでもオルデシア王国の中でも名家にあたる、侯爵家の令嬢が誘拐されたともなれば、やはり少し騒ぎになってしまう。
幼かったとはいえ迂闊だったと本当に反省をしたので、もう掘り返さないで欲しい。というのが本音。
『エルちゃん』
……っ!
悶々とあの日の醜態に一人悶絶していると、突然頭にウルの声が響いてくる。それに驚き声を上げそうになって、私は慌てて口を押さえる。
精霊である彼女は人がいない場所、或いは彼女の存在を既に知っている人物の前ではその姿を現し、直接会話に応じてくれる。でも今のように姿を見られてはまずい場面では、周りに聞こえないよう頭に直接語りかけてくるのだ。この方法で話しかけられても、いつもなら驚かないけど、今は単純にタイミングが悪かったな。
危ない。声が出てしまうところだった。ルドルフさん変に思ってないよね……?
一連の行動を不審に思われていないか、彼の方を恐る恐る振り返る。が幸いな事に彼は私の事を見ていなかったようだ。私よりも周りの警戒をしているようで、その視線は周囲の人々に注がれていた。
その事に一先ずホっとし息を吐きだす。そして気持ちを切り替えると、改めてウルに心の中で話しかける。
『どうしたんですか?』
『色々考え込んでいたみたいだけれど大丈夫?』
私を心配する声が返ってくる。
見えなくとも彼女が今どんな顔をしているのかが想像出来た。
どうやらまた考え事に没頭していて周りが見えていなかったようだ。
私の悪い癖だ。
自覚はあるのだけど、いつの間にか視野が狭くなり、声をかけられるまで気が付かない。なんて事が最近多い気がする。気を付けないといけないな。
そう思いつつ先を急ぎながら話を続ける。
『すみません、ちょっと気になる事があって』
『気になる事?』
『はい。レヴィ君が連れ去られたと思しき場所は、以前私も誘拐事件の時に連れて来られた場所でした。最早街と言っていいのかわかりませんが、あそこには建物らしい建物なんてない……。唯一あるとしたら私がウルと出会ったあの神殿しかありません。でもあの神殿も壊れかけているし……』
『エルちゃんの言いたい事は分かるわ。その考えは間違っていないはずよ』
そう言って私の的を得ない説明にもかかわらず、彼女は理解を示し更に続ける。
『あの神殿には何かがあるって事。私ですら知らない……』
初めて神殿で出会った時、ウルはその神殿に長らく居座っていたと言っていた。そんな彼女が知りえない事、もしくは隠された部屋等があの場所には存在すると言うのだろうか。
「エルシア嬢」
二人で秘密の会話を行っていると、自分を呼ぶ声が聞こえてくる。それに顔を上げるとルドルフさんと目が合った。
彼から大丈夫かと問われそれに私はゆっくりと頷く。
ただ精霊と会話をしていただけだが、その様は唯々難しい顔をして黙りこくっているようにしか傍からは見えない。普通なら変に思われても仕方がない状況だけど、しかしどうやら彼は体力面の方で私を心配してくれたようだった。
いくら魔力が有り余っていようとも私も人間。それに貴族の令嬢だ。普段あまり運動をしないので、一般女性よりも体力はない方だと自己評価も低い。
そんな私が自ら危険な事に足を踏み入れようとしているのだ。ルドルフさんの目にはか弱いけれど、令嬢とは思えない程アグレッシブな女の子、として映っているんだろうな。
「すみません。少し考え事をしていただけですので大丈夫です。先を急ぎましょう」
この程度で疲れていてはただの足手纏いだ、と気持ちを切り替え先にいる二人を追いかけた。
やがて先を進んでいた私達の目に出口の門が見えてきた。随分と歩いたがこれが終わりではなく、これからが本番なのだと手にも力が入る。
あの先を道なりに進んでいけば、いよいよアイビスへと到着する。
門から外へ出ると風景もガラリと変わる。
目的地までの道が王都とは違い砂利道であったり、木々が生えた林が周囲に広がっていたり。それから街から離れれば離れる程、人の姿がなくなっていく。
普段なら人気のない場所を不気味に感じるところだが、今はそれがかえって都合が良い。
これでようやく人の目を気にしなくても良いからだ。
今回私達はお忍びでもある為、シンプルかつ街へ立ち寄っても目立たないような服装で来ていた。
ルカとルドルフさんは、白いシャツにグレーを基調としたシンプルなデザインのジャケットとズボン。私はレースやフリルのついていない、町娘をイメージした水色のシンプルなワンピース。
目立たない事と動きやすさ重視の格好だ。
そしてその上からローブを羽織、顔を隠してしまえば完璧だった。
三人が三人とも顔を隠していれば逆に怪しく見える、と普通は思うけど案外同じようななりをした街の住人や、旅人が多いく、街の人達もそれに見慣れてしまっている為、そちらの方が目立たないと判断したのだった。
それに顔を隠したのには他にも、男性陣の容姿が女性達を一瞬で虜にしてしまうからと、私の金髪が目立ってしまうからという理由もあるのだ。
私の生活範囲内では金髪はそう珍しいものではないが、街へ出るとたちまち注目を浴びてしまう。
自分の容姿にケチを付けたいわけではないけど、今は少し息苦しいと思ってしまったのだった。
そうして道なりに進み続ける事数分、街が見えてきた。と言っても正しくは街の跡地で、朽ちて今にも崩れそうな建物や、既に崩れてしまっている建物の残骸達なのだが。
その光景を横目にいざ中へと入っていく。周囲の警戒も忘れずに。
この場所へ訪れるのは二度目だが、初めて来たのは誘拐事件の時で、しかも気を失っていた為あまり記憶が定かではない。ただ覚えているのは廃墟の中、一つだけぽつんと建っていたあの神殿。ひっそりと建つその様は、元々聖なる場所であったにもかかわらず、不気味で人が足を踏み入れてはいけないようなそんな気配を感じた。
そんな場所へ今向かっている。
でも昔とは違い今は一人ではないのだから大丈夫。とそう自分に言い聞かせながら、やがて見えてきた建物を私は見据えた。
その場所は直ぐ目の前だ。
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