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サイドストーリー④愛が重すぎるレイ1
しおりを挟む暑い季節を迎える中で一人、広い花畑に生えた雑草と俺、クレノ・スベルニアは葛藤していた。
「あっついな~...草もこんなに元気で困ったもんだ。」
レイが皇帝陛下から公爵位を与えられ、スベルニア公爵として領地へ移ってから早三年。俺は昔と変わらず庭の草を抜いている。
「クレノ様!」
「あ、やば。」
そこに庭師のジョンが大慌てで走って来た。
「庭仕事は僕の仕事なので、クレノ様は無理せず休んでくださいと言ったではありませんか!どうしてまたこんな暑い中土だらけで草むしってるんですか!」
「だ...だって...」
「だってじゃありません!こんなに汗をかいて...今すぐ室内へお戻りください!」
「わ...分かったよ...」
ジョンに言われ、仕方なく屋敷の中へ戻り土だらけの身体を洗い、レイがいる書斎へと入る。
「レイ!」
「クレノ。」
イスへ腰掛けているレイに近付くと膝の上へと座らせらせられ、後ろから強く抱き締められた。
「クレノを補充中。」
結婚して約五年、俺達は周りが引くほどラブラブだ。
「いい匂いだな。」
「汗かいたからお風呂入ったんだ。」
レイに会いに行くのに土だらけ汗だらけじゃ嫌だし。
「そうか。本当にいい匂い...」
「あ...」
首筋を舐められ、くすぐったさに声が漏れる。
「最近また新しい肥料をジョンと作っていると聞いたが、本当か?」
「え?うん。」
実家で花の手入れもしていた俺は前世の知識を活かし、ジョンの協力の元花の肥料を開発した。その肥料が花屋や庭師の中で流行りだしたおかげで、この領地に利益をもたらした。要は相当儲かったという事だ。
「...そうか。」
「どうしたんですか?」
浮かない表情のレイが心配で、頬を撫でる。
「ジョンと仲が良いみたいだな。」
「仲が良いとうか...俺の事業に協力してもらってます。」
「協力...二人で庭にいるのをよく見るが...」
「最近新しい肥料を一緒に開発中なんです!花にも野菜にも使える肥料で...」
「....」
「レイ?...んっ!」
突然口付けられながら抱き抱えられ、執務室の隣にある仮眠室のベッドへと降ろされた。
「き、急にどうし...んんっ...、ふぁ...」
「嫉妬した。」
「え!?」
(ジョンとは仕事仲間なだけなのに?!)
「ちょうど仕事も区切りが付いたし、久しぶりにクレノを堪能するとしよう。...一日中な。」
「あ...ちょっ...ちょっと待っ...、ぁ...ふ...ん!」
目が獣のようにギラついたレイにされるがまま、俺は服を脱がされた。
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