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二章 学園生活
11話 ニューパル商会との商談にて
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俺とコロンのおかぁさんは部屋を移り、商談を開始した。
「ではまず、作る時に、貴族用と一般用を作ってください」
「どうしてですか?」
「この商会にはもっと大きくなって欲しいからですよ。僕は貴族と縁がありますからその人たちに売り込みます」
「なるほど、分かりました」
「じゃあ次に、ぼくの商品をどういう風に販売するかを決めましょう」
「どういう風にとは?」
「商品の売上額の分配や材質の問題なんかですね」
「売上額は基準で私はいいですよ」
この世界では、商品の考案者と商人との分配は商人に六割、考案者に四割の分配が行くようになっている。
「いえ。そちらに八割、僕のところに二割でいいです」
「それではお互いに公平じゃないですよ」
「まぁまぁ、今の僕にはそこまでお金は必要ないんです。それよりも欲しいものがあるので」
「それはなんです?」
「貴女の店と正規契約を結びたい」
「契約ですか?」
「はい。僕が考えた商品をこちらで売って欲しいんです。もちろん品定めはそちらにお任せしますし、売れないと判断したら売らなくてもいいです」
「そんなことでいいんですか?」
「あと、僕が考えた商品を無断で他商店に売り込まないでください」
「そんなことはいたしませんよ。商業神様に奉納するのでそんなことは絶対にできません。ほかにありますか?」
そんな神様がいたんだな。神界では神様の中でも位の高い神たちとしか会ってなかったから今度会うときがあったら他の神様にも会いに行こ。一応加護はもらってるからね。
「今のところはこれだけです」
「次は材質の問題ですか……」
「貴族や豪商は派手なものをより好むと聞くので派手なものを欲しがるでしょう。一般用は誰にでも買えるようにお手頃の値段で抑えたいので木材なんかがいいでしょう。一応、初期投資として貴族や豪商用に50個と一般用に300個を作りましょう。値段は貴族や豪商用は1大銀貨で一般用は3銀貨ぐらいですね」
「30と300ですか……」
「何か問題があるんでしょうか?」
「問題というか無理というか、うちの紹介ではそこまでの商品を作るための資金が足りてないのです」
えっとー。制作費が三割だとしたら貴族用が3銀貨の30で90銀貨=9大銀貨と一般用が9大銅貨の300で2700大銅貨=27大銀貨で合わせて3金貨と6大銀貨か。
「この商品にそこまで捻出してしまうとどうしてもほかの商品に手が出せなくなってしまいます」
「安心してください。そこは僕がなんとかしますから」
俺はそう言って懐という異次元倉庫から金貨を5枚取り出して机に出した。
「最初の投資資金は僕が出します。これで足りると思うんですが」
「こんなにですか⁉︎。ありがとうございます。ニューパル商会として全力で頑張らせていただきますね」
そうして、俺とコロンのおかぁさんとのオセロの商談は終わった。
ーーーーーーーーーー
作者より。
商談とか全然わからないので気になっても無視してください。
勇者の閑話ですが、アンケートを近況ボードで行ってます。
詳しくはそちらをご覧ください。
アンケートは明日の午後23時59分までなので早めに記入してください。
これからもよろしくお願いします。
「ではまず、作る時に、貴族用と一般用を作ってください」
「どうしてですか?」
「この商会にはもっと大きくなって欲しいからですよ。僕は貴族と縁がありますからその人たちに売り込みます」
「なるほど、分かりました」
「じゃあ次に、ぼくの商品をどういう風に販売するかを決めましょう」
「どういう風にとは?」
「商品の売上額の分配や材質の問題なんかですね」
「売上額は基準で私はいいですよ」
この世界では、商品の考案者と商人との分配は商人に六割、考案者に四割の分配が行くようになっている。
「いえ。そちらに八割、僕のところに二割でいいです」
「それではお互いに公平じゃないですよ」
「まぁまぁ、今の僕にはそこまでお金は必要ないんです。それよりも欲しいものがあるので」
「それはなんです?」
「貴女の店と正規契約を結びたい」
「契約ですか?」
「はい。僕が考えた商品をこちらで売って欲しいんです。もちろん品定めはそちらにお任せしますし、売れないと判断したら売らなくてもいいです」
「そんなことでいいんですか?」
「あと、僕が考えた商品を無断で他商店に売り込まないでください」
「そんなことはいたしませんよ。商業神様に奉納するのでそんなことは絶対にできません。ほかにありますか?」
そんな神様がいたんだな。神界では神様の中でも位の高い神たちとしか会ってなかったから今度会うときがあったら他の神様にも会いに行こ。一応加護はもらってるからね。
「今のところはこれだけです」
「次は材質の問題ですか……」
「貴族や豪商は派手なものをより好むと聞くので派手なものを欲しがるでしょう。一般用は誰にでも買えるようにお手頃の値段で抑えたいので木材なんかがいいでしょう。一応、初期投資として貴族や豪商用に50個と一般用に300個を作りましょう。値段は貴族や豪商用は1大銀貨で一般用は3銀貨ぐらいですね」
「30と300ですか……」
「何か問題があるんでしょうか?」
「問題というか無理というか、うちの紹介ではそこまでの商品を作るための資金が足りてないのです」
えっとー。制作費が三割だとしたら貴族用が3銀貨の30で90銀貨=9大銀貨と一般用が9大銅貨の300で2700大銅貨=27大銀貨で合わせて3金貨と6大銀貨か。
「この商品にそこまで捻出してしまうとどうしてもほかの商品に手が出せなくなってしまいます」
「安心してください。そこは僕がなんとかしますから」
俺はそう言って懐という異次元倉庫から金貨を5枚取り出して机に出した。
「最初の投資資金は僕が出します。これで足りると思うんですが」
「こんなにですか⁉︎。ありがとうございます。ニューパル商会として全力で頑張らせていただきますね」
そうして、俺とコロンのおかぁさんとのオセロの商談は終わった。
ーーーーーーーーーー
作者より。
商談とか全然わからないので気になっても無視してください。
勇者の閑話ですが、アンケートを近況ボードで行ってます。
詳しくはそちらをご覧ください。
アンケートは明日の午後23時59分までなので早めに記入してください。
これからもよろしくお願いします。
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