クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath

文字の大きさ
98 / 250
三章 復讐の始まり

12話 学園祭?

しおりを挟む
クラスに入り席に座ると同時にチャイムが鳴った。
チャイムが鳴って少しすると急いで来たのか汗を少し流しているカードルさんが来た。
学園長の仕事をしながら武術の授業の担任もしてさらに俺たちのクラスの担任までしてるんだから忙しいのは当たり前だが少し休んだ方がいいんじゃないか?。俺たちの担任がしたいんなら武術の授業の担任を代わってもらうとかして貰えばいいのに。

「遅れてすまなかったな。……よし!全員いるな。じゃあ朝の報告をするぞ、一ヶ月後、学園祭が行われることになった。知ってるやつもいるかもしれないが一応説明しておくぞ。学園祭は全部で3日間行われて1日目は武魔闘技大会で2日目は従魔大会で3日目は各クラスの出し物だ。
そして、これから言うことは必ず覚えておけよ。
これは国王様からの伝達で、他学園の生徒とも交流を交えさせた方が生徒も面白いだろうとのことで今回の学園祭の1日目と2日目の総合一位、二位と場合によっては三位までを全国大会に参加させようということだ。
一気に言ったがここまでに何か質問はあるか」
「先生」
「どうした?」
「どうして三位までを決めるんですか?」

カードルさんのその質問に前にいた少女が質問をした。

「その理由は、他国の学園生も来る時に参加しない国側できた時に人数を合わせるために三位までをとりあえず決めておくんだ。まぁ今の所は全部の学園が参加してくれるらしいから必要はないんだが念には念を入れておいて損はないからな」
「先生」
「次はどうした?」

カードルが少女の質問に答えたあとつぎは男子が手を挙げた。

「その大会ってアスト君がいたら2位はまだしも一位は絶対取れないと思うんですが」
「あーそのことなら安心しろ。アストには目隠しプラス手と足を拘束させてもらって常に王宮魔導師からデバフをかけさせながら参加させるから」
「……ん?いやいやちょっと待て。目隠しとデバフはまだしも手と足を拘束されたら何もできないだろう」
「お前ならどうにかするから別にいいだろ?。それかなんだ、お前は手と足が自由じゃなかったら戦えないポンコツなのか?。目が見えなかったらじっとしてるだけのカカシなのか?」
「へぇそこまで言うんだ。カカシの方はよくわかんないけどいいよ。全力でやってやあげる」
「おし、そのいきだ!。まぁこれぐらいハンデがあると思っといてくれ。場合によってはハンデが増えたり減ったりするがアストならどうにかするだろうから全員頑張ってアストをボコしてやれ」
「後でお話しをしよーね、カードルせんせ」
「…………あ、上位入賞したらなんだが優勝者には称号と100万tossと武器や防具なんかと騎士団への就任が約束されている。準優勝者以降からはお金とか騎士団への就任約束と武器防具とかだな。優勝者にはあとはなんか珍しい魔道具だったかな。まぁ今年のは結構豪華だと思うから全員頑張れよ。話は以上だ」

カードル先生はそう言って小走りで教室を出て行った。いや、ビビりすぎるだろ。
それにしても、俺にはやっぱりハンデがあるか……まぁなるようになるさ。
しおりを挟む
感想 505

あなたにおすすめの小説

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す

名無し
ファンタジー
 パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。

処理中です...