185 / 234
陰謀編 社交シーズン春②
伯爵、ヴァスコの詰問?
しおりを挟む
俺ってば痩せたのね、と浸れる瞬間がいくつかあるが、馬車に乗るときもそうだ。あれだけ俺の顔を見てはこの世の終わりと絶望顔を見せていたお馬さんが、いまや早く乗れよとばかりにドヤ顔で片足を曲げて「ヒヒン」と嘶く。白豚を乗せるときの悲壮感など微塵も感じられない。生物的にもお馬さんが豚さんを乗せるってプライドが許さないものね。
俺以外の同乗者も認めてくれるので、ディーンは一緒の馬車で移動することが多くなった。もちろんリヒトも。今回はノーマンも同行するので、馬車に乗るよう誘ってみたが、顔を青くしてブルルと頭を高速で横に振り使用人が乗る馬車の御者席へと走っていった。
「なんじゃ、ありゃ」
「気にしなくていいですよ。ノーマンはセシル様じゃなくて俺と一緒なのが気まずいんです」
従者のくせに俺より先に馬車に乗り込むディーンに、小言のひとつでも言ってやろうかと思ったが、先日耳にしたディーンの生い立ちを思い出し、ギュッと口を噤んだ。
とにかく、王都へ出発だーっ!
……半日馬車に揺られて到着。
そんなに気合いを入れなくてもいい距離でした。王都の屋敷の門扉を潜りタッタカタッタカと馬車が進み屋敷の正面でストップ。下りたそこには王都屋敷の執事、ヴァスコがピシッとした姿勢でお出迎え。
「やあ、ヴァスコ。ご苦労様」
「お帰りなさい、セシル様」
ヴァスコの後ろからサァーッと王都屋敷の使用人たちが動き出し、馬車に積んだ荷物をテキパキと運びだす。シャーロットちゃんもヴァスコと挨拶を交わしたあとは、マリーとメイと一緒に部屋へ移動してもらった。彼女には、王都で開く予定のお茶会絡みの手紙が何通か届いており、その返事を書いたり、部屋を快適に整えるための指示など細かい仕事が待っている。シャーロットちゃんと落ち着いて会えるのは夕食のときかな?
「ノーマン」
「は、はいぃぃっ」
ノーマン、声が裏返ってるぞ? ディーンも義弟のやらかしに額に手を当てて「あちゃ~」の表情。ヴァスコはそんなノーマンにゆっくりと語りかける。
「ここでの采配を覚えるために、しっかり教えますので、泣き言を言わずについてきなさい。まずはセシル様の執務室を整えてきてください」
「は、はい。はいぃぃぃっ」
まだ、何も始まってないのに半泣きでバタバタと走り去っていったが……まず執事が走っちゃダメなのでは?
「セシル様にはサロンでお茶でも」
「……ああ、わかった」
こりゃ、何か話があるな? どれだろう? ヤバイ、怒られそうなネタがありすぎてどれだかわからん。ビクビクしながらヴァスコについて屋敷内を歩き、サロンのソファーに座ったときには、腹は決まっていた。うん、謝ろう。とにかく謝ろう。言い訳するとさらに怒られることは前世で学習済だ。
「よしっ」
パンッと両手で頬を軽く叩くと、お茶を淹れていたヴァスコが驚く。目がほんの少し見開いたから、驚いたんだろう。リアクションが薄い奴だ。
ヴァスコはそのまま立って話を始めようとしたので、対面のソファーに座ってもらった。一人だけ座って茶を飲みながら怒られるのって、さすがの俺の図太い神経でもビビるから。お願いだから座ってお話しよう?
「それでは……セシル様」
ゴクリ。
「ルーカス・ウェントブルック副団長様とはご結婚されるので?」
「ブッバーッ!」
やべっ、とんでもないところからきた攻撃に、思わず茶を噴いてしまった。テーブルの上がお茶まみれ……すまん。ディーンが素早くテーブルと俺の顔を拭いてくれるけど、順番が違くない? 俺の顔を拭いてからテーブルでしょ? しかも同じフキンで俺の顔まで拭いてない? おいこら、ディーン!
「そのご様子ではルーカス様との話は進んでないのですね?」
「……進むもなにも、俺とルーカスはそういう関係ではない」
何も疚しい気持ちはないのだが、もにょもにょとしてしまった。俺の意識が消えセシル君が戻ってきたら結婚するかもしれないが、俺のときはやめてくれ。理人の顔面で慣れていたからイケメンには耐えられるが、ルーカスの色気マシマシ美貌でガンガン口説かれたら腰から落ちてしまう。
「いいでしょう。それでは、シャーロット様の婚約の話は進めてよろしいのですね?」
「……っ! ぐぅぅぅっ、いいぞ。嫌だが、本当に嫌だが……腸が煮えくり返るが……いいぞ」
「むしろ反対してますよね?」
俺が血を吐く思いでシャーロットちゃんの婚約ゴーサインを出したのに、ディーンの奴が俺の本心をバラしやがった。くっそう。
「ディーン。貴方もセシル様の従者なのですから……。ふむ、貴方もいい機会ですし、王都屋敷の采配を学んでみますか?」
「俺が? いえいえ、オールポート伯爵の次期執事長はノーマンです。俺は臨時の雇われですから、お気になさらずに」
ニッコリとわざとらしい笑顔でヴァスコの誘いを断ったディーンだが……本当に嫌なのか、義弟のノーマンに遠慮してるのか、パッと見じゃわからんなぁ。
「ディーンはいつまでオールポート伯爵家に仕えるつもりですか? シャーロット様が爵位を継いだ後はどうするのです?」
好々爺の微笑みを浮かべるヴァスコだが、その瞳はギラリと光っている。お、俺の話が終わったなら……部屋でゆっくりと休みたいなぁ……ってダメだよね?
「シャーロット様が伯爵位を継いだなら、執事長の職も父からノーマンへ……いや、今のノーマンだとまだ無理だから、数年の内にはってカンジですかね」
「そのとき、お前はどうするのだ? もっとハッキリ言えばセシル様の記憶が戻られたら、お前はそのまま仕えられるのか?」
「そ、それは」
ディーンがチラリと俺に視線を寄越すが、その問に俺が答えることはできない。なんせ、セシル君の意識が戻ってきたら、俺は消えてしまうのだから。
俺以外の同乗者も認めてくれるので、ディーンは一緒の馬車で移動することが多くなった。もちろんリヒトも。今回はノーマンも同行するので、馬車に乗るよう誘ってみたが、顔を青くしてブルルと頭を高速で横に振り使用人が乗る馬車の御者席へと走っていった。
「なんじゃ、ありゃ」
「気にしなくていいですよ。ノーマンはセシル様じゃなくて俺と一緒なのが気まずいんです」
従者のくせに俺より先に馬車に乗り込むディーンに、小言のひとつでも言ってやろうかと思ったが、先日耳にしたディーンの生い立ちを思い出し、ギュッと口を噤んだ。
とにかく、王都へ出発だーっ!
……半日馬車に揺られて到着。
そんなに気合いを入れなくてもいい距離でした。王都の屋敷の門扉を潜りタッタカタッタカと馬車が進み屋敷の正面でストップ。下りたそこには王都屋敷の執事、ヴァスコがピシッとした姿勢でお出迎え。
「やあ、ヴァスコ。ご苦労様」
「お帰りなさい、セシル様」
ヴァスコの後ろからサァーッと王都屋敷の使用人たちが動き出し、馬車に積んだ荷物をテキパキと運びだす。シャーロットちゃんもヴァスコと挨拶を交わしたあとは、マリーとメイと一緒に部屋へ移動してもらった。彼女には、王都で開く予定のお茶会絡みの手紙が何通か届いており、その返事を書いたり、部屋を快適に整えるための指示など細かい仕事が待っている。シャーロットちゃんと落ち着いて会えるのは夕食のときかな?
「ノーマン」
「は、はいぃぃっ」
ノーマン、声が裏返ってるぞ? ディーンも義弟のやらかしに額に手を当てて「あちゃ~」の表情。ヴァスコはそんなノーマンにゆっくりと語りかける。
「ここでの采配を覚えるために、しっかり教えますので、泣き言を言わずについてきなさい。まずはセシル様の執務室を整えてきてください」
「は、はい。はいぃぃぃっ」
まだ、何も始まってないのに半泣きでバタバタと走り去っていったが……まず執事が走っちゃダメなのでは?
「セシル様にはサロンでお茶でも」
「……ああ、わかった」
こりゃ、何か話があるな? どれだろう? ヤバイ、怒られそうなネタがありすぎてどれだかわからん。ビクビクしながらヴァスコについて屋敷内を歩き、サロンのソファーに座ったときには、腹は決まっていた。うん、謝ろう。とにかく謝ろう。言い訳するとさらに怒られることは前世で学習済だ。
「よしっ」
パンッと両手で頬を軽く叩くと、お茶を淹れていたヴァスコが驚く。目がほんの少し見開いたから、驚いたんだろう。リアクションが薄い奴だ。
ヴァスコはそのまま立って話を始めようとしたので、対面のソファーに座ってもらった。一人だけ座って茶を飲みながら怒られるのって、さすがの俺の図太い神経でもビビるから。お願いだから座ってお話しよう?
「それでは……セシル様」
ゴクリ。
「ルーカス・ウェントブルック副団長様とはご結婚されるので?」
「ブッバーッ!」
やべっ、とんでもないところからきた攻撃に、思わず茶を噴いてしまった。テーブルの上がお茶まみれ……すまん。ディーンが素早くテーブルと俺の顔を拭いてくれるけど、順番が違くない? 俺の顔を拭いてからテーブルでしょ? しかも同じフキンで俺の顔まで拭いてない? おいこら、ディーン!
「そのご様子ではルーカス様との話は進んでないのですね?」
「……進むもなにも、俺とルーカスはそういう関係ではない」
何も疚しい気持ちはないのだが、もにょもにょとしてしまった。俺の意識が消えセシル君が戻ってきたら結婚するかもしれないが、俺のときはやめてくれ。理人の顔面で慣れていたからイケメンには耐えられるが、ルーカスの色気マシマシ美貌でガンガン口説かれたら腰から落ちてしまう。
「いいでしょう。それでは、シャーロット様の婚約の話は進めてよろしいのですね?」
「……っ! ぐぅぅぅっ、いいぞ。嫌だが、本当に嫌だが……腸が煮えくり返るが……いいぞ」
「むしろ反対してますよね?」
俺が血を吐く思いでシャーロットちゃんの婚約ゴーサインを出したのに、ディーンの奴が俺の本心をバラしやがった。くっそう。
「ディーン。貴方もセシル様の従者なのですから……。ふむ、貴方もいい機会ですし、王都屋敷の采配を学んでみますか?」
「俺が? いえいえ、オールポート伯爵の次期執事長はノーマンです。俺は臨時の雇われですから、お気になさらずに」
ニッコリとわざとらしい笑顔でヴァスコの誘いを断ったディーンだが……本当に嫌なのか、義弟のノーマンに遠慮してるのか、パッと見じゃわからんなぁ。
「ディーンはいつまでオールポート伯爵家に仕えるつもりですか? シャーロット様が爵位を継いだ後はどうするのです?」
好々爺の微笑みを浮かべるヴァスコだが、その瞳はギラリと光っている。お、俺の話が終わったなら……部屋でゆっくりと休みたいなぁ……ってダメだよね?
「シャーロット様が伯爵位を継いだなら、執事長の職も父からノーマンへ……いや、今のノーマンだとまだ無理だから、数年の内にはってカンジですかね」
「そのとき、お前はどうするのだ? もっとハッキリ言えばセシル様の記憶が戻られたら、お前はそのまま仕えられるのか?」
「そ、それは」
ディーンがチラリと俺に視線を寄越すが、その問に俺が答えることはできない。なんせ、セシル君の意識が戻ってきたら、俺は消えてしまうのだから。
404
あなたにおすすめの小説
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
最強賢者のスローライフ 〜転生先は獣人だらけの辺境村でした〜
なの
BL
社畜として働き詰め、過労死した結城智也。次に目覚めたのは、獣人だらけの辺境村だった。
藁葺き屋根、素朴な食事、狼獣人のイケメンに介抱されて、気づけば賢者としてのチート能力まで付与済み!?
「静かに暮らしたいだけなんですけど!?」
……そんな願いも虚しく、井戸掘り、畑改良、魔法インフラ整備に巻き込まれていく。
スローライフ(のはず)なのに、なぜか労働が止まらない。
それでも、優しい獣人たちとの日々に、心が少しずつほどけていく……。
チート×獣耳×ほの甘BL。
転生先、意外と住み心地いいかもしれない。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
無能の騎士~退職させられたいので典型的な無能で最低最悪な騎士を演じます~
紫鶴
BL
早く退職させられたい!!
俺は労働が嫌いだ。玉の輿で稼ぎの良い婚約者をゲットできたのに、家族に俺には勿体なさ過ぎる!というので騎士団に入団させられて働いている。くそう、ヴィがいるから楽できると思ったのになんでだよ!!でも家族の圧力が怖いから自主退職できない!
はっ!そうだ!退職させた方が良いと思わせればいいんだ!!
なので俺は無能で最悪最低な悪徳貴族(騎士)を演じることにした。
「ベルちゃん、大好き」
「まっ!準備してないから!!ちょっとヴィ!服脱がせないでよ!!」
でろでろに主人公を溺愛している婚約者と早く退職させられたい主人公のらぶあまな話。
ーーー
ムーンライトノベルズでも連載中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる