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陰謀編 プレイステッド領
人質、状況を把握する
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ズキ……ズキズキ……。
ズキズキ……ズキズキ……。
「って、いてぇな! めちゃくちゃ、いてーっ」
あまりの痛さにガバッと起き上がった俺。首の後ろがズキズキするけど、なにした? 寝違えたか? 首周りの脂肪も激減したから、そのせいか? 首の痛みに手を当てようと動かすと、チャリリと聞き慣れない音がした。
「な……なんじゃこりゃあああああぁぁぁぁぁぁっっ!」
うん、叫ぶよね? だって、俺の両手に枷が嵌められてんだもん。
はい、状況を把握しました。
そうそう、俺は南リグーリの麦畑を眺めつつ果樹の木陰で視察のひと休みをしていたところ、本来なら俺の専属護衛であるハリソンの野郎に手刀で気絶させられて、いまここ……ってやつね。うんうん、思い出したよ、首の激痛で。くっそう、なんちゃら中世風ファンタジー異世界めぇ~っ、湿布とかあるでしょう? 氷のうぐらいもあるよね? 手当ぐらいしとけやっ。あー、痛ぇ、痛ぇ。
そして、護衛のハリソンが主人である俺に暴力を振るったということは、あいつは誰か別の命令を受けて動いている、裏切者だあぁぁぁぁっ! ま、「気」に黒い色が混じり出した時点で、ちょっと疑っていたけど……疑っていたから、べ、別にショックなんて受けてないけど……、受けてないけど……、なんか胸がギュッとするぜ。
んで、俺は囚われの身でございます。
ぐるりと居る場所を見回して確認、確認。俺が寝ていたベッドは素朴は木で組んだ狭いベッド。こちとら伯爵様だが、攫われた身としては文句は言えない。マットもねぇし。痩せてよかったわ、俺。元の白豚状態だったらはみ出していたかもしれん。んで、テーブルと背凭れのない丸椅子。扉は二つある。俺はよっこいしょと慎重に立ち上がり、ヨタヨタと扉まで歩いて片方の扉のノブに手をかけた。ガチャガチャ……鍵がかかってるな。こっちの扉が廊下へと繋がっている扉か……。んじゃ、もう片方は、なんだろう?
「おおーっ、こうきたか。こっちがトイレで、そっちが風呂。ここに洗面と……」
水回りに繋がる扉だった。改めてこの部屋を見ると……あれだね? 前世で出張のときに散々お世話になったビジネスホテルじゃん。なんか、懐かしさを感じてしまったよ。
この部屋と自分の状況を把握してわかったことは二点ある。
まず、俺はここで長期間に渡り拘束されることが予想される。だいたい誘拐されたときって、トイレも風呂もない小屋か倉庫に閉じ込めるでしょ? なのに、最低限の生活が送れる場所に軟禁するって、俺を誘拐してどこぞとの交渉をするのに日数がかかるってこと。命の保証がされていると勘違いしてはならない。交渉が決裂したり、誘拐が露見した場合……この誘拐の黒幕があいつなら、俺の命を奪うことに躊躇はしないだろう。
あと……俺の両手両足に嵌められた枷だけど、実は両手がピッタリとくっつく仕様ではない。足もそうだけど、右と左の間には十分なゆとりがある。なんで? と思ってたけど、この部屋を確認してわかったよ。あれでしょ? トイレや風呂は自分でしろってことでしょ? 俺にとってもありがたいことだけど、いちいちトイレに人を呼びつけるのもアレなので。でも、そうするとこの部屋から出る口実がないんだよなぁ。
俺は自分の両手を持ち上げて、はぁぁぁぁっと深いため息を吐いた。枷を嵌めた生活に慣れたくはないが、味方がいつ助けに来てくれるのか、わからない状況だし、仕方ないかぁ。
こうなったら、楽しみは食事しかないよね? え? 誘拐されたくせに食事を楽しみにするなって? いやいや、俺を誘拐した、若しくは誘拐するよう指示したのは、プレイステッド辺境伯家の黒蛇、ラファエル・プレイステッドに間違いない。あいつ、お坊ちゃまだから俺への食事を粗末にするなんて小さい嫌がらせなどしないだろう。粗末な食事を提供しようとしても、ハリソンがいるなら止めてくれる……といいなぁ。
プレイステッド辺境伯領はオールポート領からも王都からも遠いから、助けにくるのは一ヶ月以上待たないとだめかもしれぬ。ぐぬぬ、秋の社交シーズンでシャーロットちゃんがデビュタントするまでには解放されたいんだけどな。
ここがプレイステッド辺境伯領だってわかったのは、簡単なことだよ。
よく、海外の人が日本の空港に来ると「醤油の匂いがする」って都市伝説があるけど、それと同じことが俺にも起きている。本当に懐かしいよ。オールポート領もウェントブルック辺境伯領も、森や山はあるけどそれはなかったから。やっぱり島国育ちにとっては、なくてはならないものでしょ?
そう、ここは潮の香りがするんだ。
屋敷の厨房は賑やかに料理人たちが動き回っていた。
今日は、屋敷の主人は外出しているから昼の食事の用意はいらない。使用人たちの賄いを作る。先日、常駐する騎士が増えたので作る量が増えた。下働きを二人、キッチンメイドも一人増やして対応している。
そんな忙しい厨房に、最近雇われたベテラン騎士の一人がひょっこりと顔を見せた。
「お~い、すまん……客人の食事だが」
「ああ……、なんか病気の療養で来られた……。感染するかもしれないから、たしか西翼の棟を使われている?」
「そうそう。その方の食事は主人と同じものを、と命じられた」
「? 病人なのに?」
「ああ。そうしないと暴れ出すからな。頼んだぞ」
騎士に肩を叩かれた料理長はむむっと口元を引き結び、客人の昼食のメニューを考え始めた。
ズキズキ……ズキズキ……。
「って、いてぇな! めちゃくちゃ、いてーっ」
あまりの痛さにガバッと起き上がった俺。首の後ろがズキズキするけど、なにした? 寝違えたか? 首周りの脂肪も激減したから、そのせいか? 首の痛みに手を当てようと動かすと、チャリリと聞き慣れない音がした。
「な……なんじゃこりゃあああああぁぁぁぁぁぁっっ!」
うん、叫ぶよね? だって、俺の両手に枷が嵌められてんだもん。
はい、状況を把握しました。
そうそう、俺は南リグーリの麦畑を眺めつつ果樹の木陰で視察のひと休みをしていたところ、本来なら俺の専属護衛であるハリソンの野郎に手刀で気絶させられて、いまここ……ってやつね。うんうん、思い出したよ、首の激痛で。くっそう、なんちゃら中世風ファンタジー異世界めぇ~っ、湿布とかあるでしょう? 氷のうぐらいもあるよね? 手当ぐらいしとけやっ。あー、痛ぇ、痛ぇ。
そして、護衛のハリソンが主人である俺に暴力を振るったということは、あいつは誰か別の命令を受けて動いている、裏切者だあぁぁぁぁっ! ま、「気」に黒い色が混じり出した時点で、ちょっと疑っていたけど……疑っていたから、べ、別にショックなんて受けてないけど……、受けてないけど……、なんか胸がギュッとするぜ。
んで、俺は囚われの身でございます。
ぐるりと居る場所を見回して確認、確認。俺が寝ていたベッドは素朴は木で組んだ狭いベッド。こちとら伯爵様だが、攫われた身としては文句は言えない。マットもねぇし。痩せてよかったわ、俺。元の白豚状態だったらはみ出していたかもしれん。んで、テーブルと背凭れのない丸椅子。扉は二つある。俺はよっこいしょと慎重に立ち上がり、ヨタヨタと扉まで歩いて片方の扉のノブに手をかけた。ガチャガチャ……鍵がかかってるな。こっちの扉が廊下へと繋がっている扉か……。んじゃ、もう片方は、なんだろう?
「おおーっ、こうきたか。こっちがトイレで、そっちが風呂。ここに洗面と……」
水回りに繋がる扉だった。改めてこの部屋を見ると……あれだね? 前世で出張のときに散々お世話になったビジネスホテルじゃん。なんか、懐かしさを感じてしまったよ。
この部屋と自分の状況を把握してわかったことは二点ある。
まず、俺はここで長期間に渡り拘束されることが予想される。だいたい誘拐されたときって、トイレも風呂もない小屋か倉庫に閉じ込めるでしょ? なのに、最低限の生活が送れる場所に軟禁するって、俺を誘拐してどこぞとの交渉をするのに日数がかかるってこと。命の保証がされていると勘違いしてはならない。交渉が決裂したり、誘拐が露見した場合……この誘拐の黒幕があいつなら、俺の命を奪うことに躊躇はしないだろう。
あと……俺の両手両足に嵌められた枷だけど、実は両手がピッタリとくっつく仕様ではない。足もそうだけど、右と左の間には十分なゆとりがある。なんで? と思ってたけど、この部屋を確認してわかったよ。あれでしょ? トイレや風呂は自分でしろってことでしょ? 俺にとってもありがたいことだけど、いちいちトイレに人を呼びつけるのもアレなので。でも、そうするとこの部屋から出る口実がないんだよなぁ。
俺は自分の両手を持ち上げて、はぁぁぁぁっと深いため息を吐いた。枷を嵌めた生活に慣れたくはないが、味方がいつ助けに来てくれるのか、わからない状況だし、仕方ないかぁ。
こうなったら、楽しみは食事しかないよね? え? 誘拐されたくせに食事を楽しみにするなって? いやいや、俺を誘拐した、若しくは誘拐するよう指示したのは、プレイステッド辺境伯家の黒蛇、ラファエル・プレイステッドに間違いない。あいつ、お坊ちゃまだから俺への食事を粗末にするなんて小さい嫌がらせなどしないだろう。粗末な食事を提供しようとしても、ハリソンがいるなら止めてくれる……といいなぁ。
プレイステッド辺境伯領はオールポート領からも王都からも遠いから、助けにくるのは一ヶ月以上待たないとだめかもしれぬ。ぐぬぬ、秋の社交シーズンでシャーロットちゃんがデビュタントするまでには解放されたいんだけどな。
ここがプレイステッド辺境伯領だってわかったのは、簡単なことだよ。
よく、海外の人が日本の空港に来ると「醤油の匂いがする」って都市伝説があるけど、それと同じことが俺にも起きている。本当に懐かしいよ。オールポート領もウェントブルック辺境伯領も、森や山はあるけどそれはなかったから。やっぱり島国育ちにとっては、なくてはならないものでしょ?
そう、ここは潮の香りがするんだ。
屋敷の厨房は賑やかに料理人たちが動き回っていた。
今日は、屋敷の主人は外出しているから昼の食事の用意はいらない。使用人たちの賄いを作る。先日、常駐する騎士が増えたので作る量が増えた。下働きを二人、キッチンメイドも一人増やして対応している。
そんな忙しい厨房に、最近雇われたベテラン騎士の一人がひょっこりと顔を見せた。
「お~い、すまん……客人の食事だが」
「ああ……、なんか病気の療養で来られた……。感染するかもしれないから、たしか西翼の棟を使われている?」
「そうそう。その方の食事は主人と同じものを、と命じられた」
「? 病人なのに?」
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