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人生2択が始まった
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「……んあ?」
またまた目が覚めたら、今度は木。木。周りが木ばっかり。
いわゆる森の中。異世界ものの定番ですね。
俺は起き上がって体のあちこちを動かしてみる。うん、怪我はしてないな。あんな高い所から落とされたのに。
ここ、どこだろう。
ピロリン♪ と音がして、目の前にスクリーンが現れる。
『異世界転移 おめでとうこざいます。
貴方様が転移した「ブルードーン」という世界は多神教の多種族の世界です。
残念ながら科学は発達しておらず、魔法がある世界です。
性別は全て雄のみの世界ですので、繁殖も雄同士で行い、雄は妊娠も可能です。
この世界を楽しめるよう、特別に転生ではなく転移処置としました。
この世界に必要な知識は宝珠にして幾つか渡しておきます。
ご利用してください。
その他、生前の持ち物はカスタマイズして、同じく生前の財産と一緒に鞄の中にいれておきました。
転移者特典
1、知識の宝珠
2、魔法鞄と水筒(減らない水)と軽食(減らないご飯)
3、幸運値MAX
では、素晴らしき異世界ライフをお送りください。』
「なんだ……これ」
読み終わった後、プツと音を立ててスクリーンは消えた。
着ていたスーツは、生成りのシャツと革のズボン、革靴からブーツに変わっている。肩掛けの布鞄を開いてみると、暗雲のような不気味な空間が広がっていた。
慌てて鞄の蓋を閉めて、見なかったことにする。
「それより……男しかいない世界。男同士の世界?」
俺はガクッと膝をついた。
生まれてから26年間、彼女無し。当然童貞だ。なのに、男しかいない世界。
そんな、ひどい。俺が何をした。俺はおっぱい星人だ。世の中の全てのおっぱいを愛する! 巨乳からちっぱいまで、等しく愛する!
でも、雄っぱいは愛せない。
うう、泣けてきた。自分がもう死んでると聞いても泣けなかったのに……。俺が知っているおっぱいは母ちゃんとおっぱいパブの玄人さんだけ……。ひぐっ。うえぇぇぇぇん。
ぐすっ。ぐすっ。
ひととおり号泣したら、喉乾いた。
そういえば、異世界転移者特典で減らない水があったような?
俺はそおーっと鞄の蓋を開ける。
「水が欲しいなー」
呟きながら、ちょっと恥ずかしい。無機物に話しかけるなんて……とんだメルヘン頭だよ。
しかし、ピロリン♪ と音をたてて再びスクリーンが現れた!
『魔法鞄の中身
水 ∞
軽食 ∞
魔法テント
魔法ライト
魔法コンロ
魔法調理器具 一式
……
……
……』
水のところを指でチョンと触ると、目の前に水筒が現れた。一口飲むと冷たくて美味しい。グビグビ飲み干す。
「ぷはぁ」
パッと手を放すと消える水筒。もう一度スクリーンに触れると、現れる水筒。振るとチャプチャプと水音。
「本当だ。水が減らない」
とりあえず、水と軽食があれば死なない。鞄の中には着替えもあった。となれば……。
「住むところか」
森の中にずっといる訳にはいかないし。どこか人里、他の人がいるところまで移動したいな。
「でも他の人って……男しかいないんだよなぁ」
いまいち、モチベーションが上がらない。しかし、異世界あるあるならここは魔獣とか魔物とかがいるかもしれない。せっかく異世界にきたのに瞬殺されるのは御免だ。
ピロリン♪
またまたまた、スクリーンが現れた。今度はなんだ?
【人生の選択】
・町に行きますか
・森の奥に行きますか
「なんだ、これ?」
またまた目が覚めたら、今度は木。木。周りが木ばっかり。
いわゆる森の中。異世界ものの定番ですね。
俺は起き上がって体のあちこちを動かしてみる。うん、怪我はしてないな。あんな高い所から落とされたのに。
ここ、どこだろう。
ピロリン♪ と音がして、目の前にスクリーンが現れる。
『異世界転移 おめでとうこざいます。
貴方様が転移した「ブルードーン」という世界は多神教の多種族の世界です。
残念ながら科学は発達しておらず、魔法がある世界です。
性別は全て雄のみの世界ですので、繁殖も雄同士で行い、雄は妊娠も可能です。
この世界を楽しめるよう、特別に転生ではなく転移処置としました。
この世界に必要な知識は宝珠にして幾つか渡しておきます。
ご利用してください。
その他、生前の持ち物はカスタマイズして、同じく生前の財産と一緒に鞄の中にいれておきました。
転移者特典
1、知識の宝珠
2、魔法鞄と水筒(減らない水)と軽食(減らないご飯)
3、幸運値MAX
では、素晴らしき異世界ライフをお送りください。』
「なんだ……これ」
読み終わった後、プツと音を立ててスクリーンは消えた。
着ていたスーツは、生成りのシャツと革のズボン、革靴からブーツに変わっている。肩掛けの布鞄を開いてみると、暗雲のような不気味な空間が広がっていた。
慌てて鞄の蓋を閉めて、見なかったことにする。
「それより……男しかいない世界。男同士の世界?」
俺はガクッと膝をついた。
生まれてから26年間、彼女無し。当然童貞だ。なのに、男しかいない世界。
そんな、ひどい。俺が何をした。俺はおっぱい星人だ。世の中の全てのおっぱいを愛する! 巨乳からちっぱいまで、等しく愛する!
でも、雄っぱいは愛せない。
うう、泣けてきた。自分がもう死んでると聞いても泣けなかったのに……。俺が知っているおっぱいは母ちゃんとおっぱいパブの玄人さんだけ……。ひぐっ。うえぇぇぇぇん。
ぐすっ。ぐすっ。
ひととおり号泣したら、喉乾いた。
そういえば、異世界転移者特典で減らない水があったような?
俺はそおーっと鞄の蓋を開ける。
「水が欲しいなー」
呟きながら、ちょっと恥ずかしい。無機物に話しかけるなんて……とんだメルヘン頭だよ。
しかし、ピロリン♪ と音をたてて再びスクリーンが現れた!
『魔法鞄の中身
水 ∞
軽食 ∞
魔法テント
魔法ライト
魔法コンロ
魔法調理器具 一式
……
……
……』
水のところを指でチョンと触ると、目の前に水筒が現れた。一口飲むと冷たくて美味しい。グビグビ飲み干す。
「ぷはぁ」
パッと手を放すと消える水筒。もう一度スクリーンに触れると、現れる水筒。振るとチャプチャプと水音。
「本当だ。水が減らない」
とりあえず、水と軽食があれば死なない。鞄の中には着替えもあった。となれば……。
「住むところか」
森の中にずっといる訳にはいかないし。どこか人里、他の人がいるところまで移動したいな。
「でも他の人って……男しかいないんだよなぁ」
いまいち、モチベーションが上がらない。しかし、異世界あるあるならここは魔獣とか魔物とかがいるかもしれない。せっかく異世界にきたのに瞬殺されるのは御免だ。
ピロリン♪
またまたまた、スクリーンが現れた。今度はなんだ?
【人生の選択】
・町に行きますか
・森の奥に行きますか
「なんだ、これ?」
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