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第2章 生活の基盤
第45話 自分で解体
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俺達は商業ギルドを出た。
屋敷の中で肉を焼くと臭いから、外でバーベキューにしようと思った。
それなら野菜も必要だから、市場に向い野菜を買う。
そしてストレージがあることをいいことに、後から使いそうな野菜をどんどん買っていく。
オルガさんに聞かれる。
「エリアス、どうしたのだ?!」
気が付くと野菜を売っている屋台の、大半の売り物を買っていた。
お金を払いストレージに仕舞って行く。
これだけで、傍から見れば異常な行動だ。
ストレージがあるから、何かの時にと思いつい普通に無駄遣いをしてしまう。
例えば今回、『味元』を、1,000個納めると1個2,000円だから200万円になる。
商業ギルドに販売手数料として10%払っても180万円。
しかも入れ物は『創生魔法』で作れるようになり、原価は1個250円くらいに。
結果1,550,000円の利益がでることになる。
毎月1,000個は無理でも半分の500個は出そうだ。
それだけで屋敷のローンを払っても、十分に生活していける。
それをオルガさんに話した。
「エリアスは村から出てきて日が浅いからな。まあ、徐々に慣れることだな」
そう言われた。
今の時間は昼頃だ。
屋台で軽食を食べ終え、歩いている。
そう言えばオルガさんは、解体が出来ると言っていたな。
「オルガさん」
「なんだい、エリアス?」
「解体ができると聞きましたが、夕方まで時間があるので見せてもらえませんか?」
「それは良いが全部は無理だぞ。それに解体用ナイフもキラービーなどの殻が厚い魔物の素材は、私が持っている鋼のナイフでは解体できないよ」
「できる限りでかまいません。ナイフはミスリルなら切れますか?」
「勿論だ。まあ、ミスリルの解体ナイフなんて、高いから普通は使わないけどね」
俺は冒険者ギルドの解体場で見た解体用ナイフを思い描く。
ストレージ内の鉱物で『創生魔法』を使い、ミスリルの解体用ナイフを創った。
「はい、できました!!」
「え?!もしかしたら『創生魔法』で創ったのか?」
「えぇ、そうです」
「それは便利だね、それにこんな綺麗なナイフは見たことが無い」
「ありがとうございます、褒めてくれて。そうだ今度、アスケル山脈に行ったら緋緋色金の鉱石を見つけて、オルガさん用の剣を作りますからね」
「あ、ありがとうエリアス。楽しみにしているよ」
俺達は解体をするために城門に向かう事にした。
「エリアス様!!」
どこかの帰りなのか、使用人と思われる男の人を2人連れている。
「これはアイザックさん、こんにちは!」
「お二人揃って、どちらに行かれるのでしょうか?」
「狩った魔物の素材を、城外で解体しようと思いまして」
「おぉ、それはそれは。丁度良いところでお会い致しました」
「丁度良かったですか?」
「えぇ、実は高級家具の予約がたくさん入りまして…」
「もうですか?」
「それに三面鏡ドレッサーが、大人気でもう10件も予約が入っております」
「そ、そんなにですか」
「女性の美を追求する気持ちは計り知れませんな」
「ではシャンプーやボディソープがあったら売れそうですね」
「シャ、シャンプーでしょうか?」
「えぇ、髪の…「う、う~~ん!!エリアス、もういいでしょう?」
オルガさんに遮られた。
これは言うな、と言う事かな。
「解体が終わったら、帰りにお店に寄らせて頂きますから。お話しはその時に」
「分かりましたエリアス様。お待ちしております」
俺達はアイザックさんと別れ、城門に向かった。
俺達は城門から外に出て、少し離れたところに来ている。
冒険者達は街に入る前に解体を済ましておくのが普通だ。
さすがに解体は街中ではできないからね。
でもそんなに街から離れる必要もない。
オルガさんに解体方法を聞く。
まずはビッグベアだ。
熊の肉はコラーゲンが多く非常に旨いらしい。
そして腹から後ろ足、前足から首に皮を剝いでいく。
それから腹を裂き、内臓は胆のうを何よりも先に外す。
胆のうの中味が漏れると苦くなり台無しになるそうだ。
それから肉はアバラや背骨を切って外す。
胃と腸を切り中の異物を出し、良く洗い臭いを消す。
心臓、肝臓、手足の肉に切り分ける。
大雑把に言うと、こうらしい。
それなら。
俺はストレージの中にあるビッグベアを『創生魔法』で解体していく。
胃と腸は異物を取り除き、臭いを収納する。
そして解体した魔石や肉、毛皮についた菌を収納して終わりだ。
これで綺麗になった。
なんて便利なんだ。
ストレージと『創生魔法』は。
今さらながらそう思う。
これからは解体魔法Dismantlingと名付けようかな。
それからストレージに残っているキラービー(蜂)8匹、キラーアント(蟻)6匹、センチピード(ムカデ)5匹、シルバーウルフ5匹の解体方法を聞き俺のストレージ内で解体をした。
こちらは食用ではなく、素材取りだけなので解体は楽だった。
ふう、やっと終わった。
でもストレージ内での作業なので、それ程時間も掛からなかった。
「解体は終わりました。さあ、帰りましょうかオルガさん」
「ストレージの中で『創生魔法』を使ってやったの?!」
「えぇ、そうです」
「便利ねエリアス!!でもそれなら、ここまで来る意味があったのかしら?」
「えっ?」
「だって、解体方法を話して終わりでしょう?」
「そ、そうですね」
「このミスリルの解体ナイフは、頂いて良いのかしら?」
「は、はい、どうぞ…」
こうして俺達は街に戻って行った。
オルガさんの言う通り、ここまで来た意味はなかった。
まあ、ある意味、雰囲気ですから。
屋敷の中で肉を焼くと臭いから、外でバーベキューにしようと思った。
それなら野菜も必要だから、市場に向い野菜を買う。
そしてストレージがあることをいいことに、後から使いそうな野菜をどんどん買っていく。
オルガさんに聞かれる。
「エリアス、どうしたのだ?!」
気が付くと野菜を売っている屋台の、大半の売り物を買っていた。
お金を払いストレージに仕舞って行く。
これだけで、傍から見れば異常な行動だ。
ストレージがあるから、何かの時にと思いつい普通に無駄遣いをしてしまう。
例えば今回、『味元』を、1,000個納めると1個2,000円だから200万円になる。
商業ギルドに販売手数料として10%払っても180万円。
しかも入れ物は『創生魔法』で作れるようになり、原価は1個250円くらいに。
結果1,550,000円の利益がでることになる。
毎月1,000個は無理でも半分の500個は出そうだ。
それだけで屋敷のローンを払っても、十分に生活していける。
それをオルガさんに話した。
「エリアスは村から出てきて日が浅いからな。まあ、徐々に慣れることだな」
そう言われた。
今の時間は昼頃だ。
屋台で軽食を食べ終え、歩いている。
そう言えばオルガさんは、解体が出来ると言っていたな。
「オルガさん」
「なんだい、エリアス?」
「解体ができると聞きましたが、夕方まで時間があるので見せてもらえませんか?」
「それは良いが全部は無理だぞ。それに解体用ナイフもキラービーなどの殻が厚い魔物の素材は、私が持っている鋼のナイフでは解体できないよ」
「できる限りでかまいません。ナイフはミスリルなら切れますか?」
「勿論だ。まあ、ミスリルの解体ナイフなんて、高いから普通は使わないけどね」
俺は冒険者ギルドの解体場で見た解体用ナイフを思い描く。
ストレージ内の鉱物で『創生魔法』を使い、ミスリルの解体用ナイフを創った。
「はい、できました!!」
「え?!もしかしたら『創生魔法』で創ったのか?」
「えぇ、そうです」
「それは便利だね、それにこんな綺麗なナイフは見たことが無い」
「ありがとうございます、褒めてくれて。そうだ今度、アスケル山脈に行ったら緋緋色金の鉱石を見つけて、オルガさん用の剣を作りますからね」
「あ、ありがとうエリアス。楽しみにしているよ」
俺達は解体をするために城門に向かう事にした。
「エリアス様!!」
どこかの帰りなのか、使用人と思われる男の人を2人連れている。
「これはアイザックさん、こんにちは!」
「お二人揃って、どちらに行かれるのでしょうか?」
「狩った魔物の素材を、城外で解体しようと思いまして」
「おぉ、それはそれは。丁度良いところでお会い致しました」
「丁度良かったですか?」
「えぇ、実は高級家具の予約がたくさん入りまして…」
「もうですか?」
「それに三面鏡ドレッサーが、大人気でもう10件も予約が入っております」
「そ、そんなにですか」
「女性の美を追求する気持ちは計り知れませんな」
「ではシャンプーやボディソープがあったら売れそうですね」
「シャ、シャンプーでしょうか?」
「えぇ、髪の…「う、う~~ん!!エリアス、もういいでしょう?」
オルガさんに遮られた。
これは言うな、と言う事かな。
「解体が終わったら、帰りにお店に寄らせて頂きますから。お話しはその時に」
「分かりましたエリアス様。お待ちしております」
俺達はアイザックさんと別れ、城門に向かった。
俺達は城門から外に出て、少し離れたところに来ている。
冒険者達は街に入る前に解体を済ましておくのが普通だ。
さすがに解体は街中ではできないからね。
でもそんなに街から離れる必要もない。
オルガさんに解体方法を聞く。
まずはビッグベアだ。
熊の肉はコラーゲンが多く非常に旨いらしい。
そして腹から後ろ足、前足から首に皮を剝いでいく。
それから腹を裂き、内臓は胆のうを何よりも先に外す。
胆のうの中味が漏れると苦くなり台無しになるそうだ。
それから肉はアバラや背骨を切って外す。
胃と腸を切り中の異物を出し、良く洗い臭いを消す。
心臓、肝臓、手足の肉に切り分ける。
大雑把に言うと、こうらしい。
それなら。
俺はストレージの中にあるビッグベアを『創生魔法』で解体していく。
胃と腸は異物を取り除き、臭いを収納する。
そして解体した魔石や肉、毛皮についた菌を収納して終わりだ。
これで綺麗になった。
なんて便利なんだ。
ストレージと『創生魔法』は。
今さらながらそう思う。
これからは解体魔法Dismantlingと名付けようかな。
それからストレージに残っているキラービー(蜂)8匹、キラーアント(蟻)6匹、センチピード(ムカデ)5匹、シルバーウルフ5匹の解体方法を聞き俺のストレージ内で解体をした。
こちらは食用ではなく、素材取りだけなので解体は楽だった。
ふう、やっと終わった。
でもストレージ内での作業なので、それ程時間も掛からなかった。
「解体は終わりました。さあ、帰りましょうかオルガさん」
「ストレージの中で『創生魔法』を使ってやったの?!」
「えぇ、そうです」
「便利ねエリアス!!でもそれなら、ここまで来る意味があったのかしら?」
「えっ?」
「だって、解体方法を話して終わりでしょう?」
「そ、そうですね」
「このミスリルの解体ナイフは、頂いて良いのかしら?」
「は、はい、どうぞ…」
こうして俺達は街に戻って行った。
オルガさんの言う通り、ここまで来た意味はなかった。
まあ、ある意味、雰囲気ですから。
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