191 / 254
第14章 マジスカ領
第191話 資金を稼ぐ方法
しおりを挟む
「セルベルト陛下、この魔物の数は…」
セルベルト陛下?
あぁ、俺のことか。
俺はエリアス・ドラード・セルベルトだからね。
マジスカ公爵が俺がストレージから出した、討伐した魔物を見て驚いている。
確かに出し過ぎてしまった。
シュ!!
俺は反省し魔物と鉱物を収納した。
「アスケルの森を開拓する時に倒した魔物です」
「セルベルト陛下が倒されたのでしょうか?」
「えぇ、そうです」
「も、もしや貴方様はドラゴンバスターでは?!それになんというマジック・バッグの収納量なんだ」
「ドラゴンバスター?まあ確かに数か月前にジリヤ国経由で緑竜の素材を販売しましたが…。マジック・バッグについては、古代遺跡で見つけまして…」
「なんと運が良い。ドラゴンバスター程の方なら、アスケルの森の魔物でも対応できるのですね。そして魔物を倒し国を興したと。それなら納得できます」
「ま、まあそんなところです。今後のことについてお話ししたいので、屋敷に戻りませんか?」
「そうですな、話はまだ途中でしたな。応接間に戻りましょうか」
そう言うと俺達は屋敷に戻った。
エリザちゃんはしばらくは機能停止のため、ソファで休ませることにした。
「見て頂きたいものがあります」
俺はそう言うとストレージからジオラマを応接間の床に出して見せた。
「これは?!」
「これはジオラマというもので、周辺環境・背景を立体的に表現する縮尺模型です」
「なんと精密な」
「ここがアスケルの森のセトラー国、そしてここがマジスカ領です」
「なぜ貿易をするのが、他の領ではなくこのマジスカ領なのでしょうか?」
「それは領の位置です」
「位置ですか?」
「えぇ、アスケルの森の南東がマジスカ領です。そして我が国はジリヤ国だけではなく、北東のシェイラ国、南東のラードルフ国とまずは友好を築きたいのです」
「アスケルの森から近い領土と取引をしたいと」
「そうです。そしてラードルフ国で一番近いのがマジスカ領です」
「そうですか。この馬車みたいな黒い物はなんでしょうか?」
「蒸気機関車と言う、荷物や人を運ぶ乗り物です」
「これが蒸気機関車ですか?とても速く移動が出来ると我が国にも噂が入ってきております。それからジリヤ国が公共事業という道幅を広くし、流通を重視していることも聞いております」
そう言われ俺達は今後のことについて話した。
駅を作る必要があること。
そして俺はすでにエリアス商会と言う商会を持っており、この領にも支店を出しそこを窓口にして売買をすること。
運んできた鉱物を降ろす人足が必要になり、この領で雇うことにすること。
家事ギルドや商業ギルドなど、それを受け入れる体制が必要になることを話した。
「受け入れ準備をしてほしいといわれましても。王都には事後報告でも可能ですが、鉱物を製鉄する設備が必要になります。各領に仕入れた鉱物を行き渡らせるにはジリヤ国のように公共事業にも力を入れないと。しかし我が国には先立つものが…」
あぁ、そうか。
そうだよね。
マジスカ公爵は鉱物を加工するための設備と、この領だけではなく各領に運ぶための道路整備の事業資金がないと言っている。
ジリヤ国の時はエリザちゃんの父ファイネン公爵に緑竜の素材を提供し、それを売買し得たお金を資金にしていたけど。
まさか縁もゆかりもない他国に、素材をあげるのはおかしいからね。
資金を稼ぐ方法か…?
何かないのか?
【スキル】世界の予備知識で検索。
・・・…………………1件ヒット。
これだ!
これでなんとかなりそうだ。
セルベルト陛下?
あぁ、俺のことか。
俺はエリアス・ドラード・セルベルトだからね。
マジスカ公爵が俺がストレージから出した、討伐した魔物を見て驚いている。
確かに出し過ぎてしまった。
シュ!!
俺は反省し魔物と鉱物を収納した。
「アスケルの森を開拓する時に倒した魔物です」
「セルベルト陛下が倒されたのでしょうか?」
「えぇ、そうです」
「も、もしや貴方様はドラゴンバスターでは?!それになんというマジック・バッグの収納量なんだ」
「ドラゴンバスター?まあ確かに数か月前にジリヤ国経由で緑竜の素材を販売しましたが…。マジック・バッグについては、古代遺跡で見つけまして…」
「なんと運が良い。ドラゴンバスター程の方なら、アスケルの森の魔物でも対応できるのですね。そして魔物を倒し国を興したと。それなら納得できます」
「ま、まあそんなところです。今後のことについてお話ししたいので、屋敷に戻りませんか?」
「そうですな、話はまだ途中でしたな。応接間に戻りましょうか」
そう言うと俺達は屋敷に戻った。
エリザちゃんはしばらくは機能停止のため、ソファで休ませることにした。
「見て頂きたいものがあります」
俺はそう言うとストレージからジオラマを応接間の床に出して見せた。
「これは?!」
「これはジオラマというもので、周辺環境・背景を立体的に表現する縮尺模型です」
「なんと精密な」
「ここがアスケルの森のセトラー国、そしてここがマジスカ領です」
「なぜ貿易をするのが、他の領ではなくこのマジスカ領なのでしょうか?」
「それは領の位置です」
「位置ですか?」
「えぇ、アスケルの森の南東がマジスカ領です。そして我が国はジリヤ国だけではなく、北東のシェイラ国、南東のラードルフ国とまずは友好を築きたいのです」
「アスケルの森から近い領土と取引をしたいと」
「そうです。そしてラードルフ国で一番近いのがマジスカ領です」
「そうですか。この馬車みたいな黒い物はなんでしょうか?」
「蒸気機関車と言う、荷物や人を運ぶ乗り物です」
「これが蒸気機関車ですか?とても速く移動が出来ると我が国にも噂が入ってきております。それからジリヤ国が公共事業という道幅を広くし、流通を重視していることも聞いております」
そう言われ俺達は今後のことについて話した。
駅を作る必要があること。
そして俺はすでにエリアス商会と言う商会を持っており、この領にも支店を出しそこを窓口にして売買をすること。
運んできた鉱物を降ろす人足が必要になり、この領で雇うことにすること。
家事ギルドや商業ギルドなど、それを受け入れる体制が必要になることを話した。
「受け入れ準備をしてほしいといわれましても。王都には事後報告でも可能ですが、鉱物を製鉄する設備が必要になります。各領に仕入れた鉱物を行き渡らせるにはジリヤ国のように公共事業にも力を入れないと。しかし我が国には先立つものが…」
あぁ、そうか。
そうだよね。
マジスカ公爵は鉱物を加工するための設備と、この領だけではなく各領に運ぶための道路整備の事業資金がないと言っている。
ジリヤ国の時はエリザちゃんの父ファイネン公爵に緑竜の素材を提供し、それを売買し得たお金を資金にしていたけど。
まさか縁もゆかりもない他国に、素材をあげるのはおかしいからね。
資金を稼ぐ方法か…?
何かないのか?
【スキル】世界の予備知識で検索。
・・・…………………1件ヒット。
これだ!
これでなんとかなりそうだ。
43
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる