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ペロって。ラクロア様の涙をなめてたら、ラクロア様にぐいっと引っ張られて、抱き締められた。
「こら、ニャリス、もう大丈夫だ。涙なんかなめたら汚いだろ」
「汚くないよ、僕、ラクロア様の涙だったらなめたい、悲しまないで。いくらでもするよ」
「───っ、なんだか、妙な気分になってくる、俺はお前をただ、大事にしたいだけだったんだが、お前があまりに可愛くて……愛しくてずっと腕の中に閉じ込めておきたくなる、無性にお前を抱き締めたくて……はぁ」
ラクロア様が、じーーっと、僕の顔をみつめて、顔と顔がくっつきそうな位置鼻ちゅするのかな?てくらい振れそうになって、だけど、ラクロア様はフイッと顔をそらした。
「もう、朝食の時間だな、お腹がすいただろう?ニャリス、立てるか?」
「……うん」
「身体の痛みはどうだ?」
「あんり痛くない」
「そうか、良かった」
ラクロア様の大きな手が、僕の頭をグリグリと撫でた。頭を撫でられて嬉しいけど、なんか物足りない。僕、もっとラクロア様とくっついてたいな。
ゴツゴツした大きな手に、優しく自分の手が包まれて、食堂へと導かれる。
ここのお屋敷に来た頃は、すれ違う皆が目をそらしたり、方向転換したり、見ないようにしてたのに、今は、ニコニコと、挨拶をしてくれるようになった。
まるで、僕とラクロア様が一緒にいるのが当たり前みたいになって、凄く優しい眼差しで、僕たちを見てくれてる。
伴侶になるって、こういうことかな、一緒にいるのが普通だよって皆に思ってもらえることなのかな。
だったら、嫌だと思ってた大勢いる晩餐会や、王宮でも、僕とラクロア様が一緒なのが当たり前だって、誰にでも思って欲しい。ラクロア様は僕が一番好きで、僕もラクロア様が一番すきなんだよって思われたい。てゆーか、思われなくても、一番は僕なの。ラクロア様は僕のなの。
ぎゅっと、繋いでる手に力をこめたら、ラクロア様がすごい優しい目で僕をみた。目でよしよしって撫でられてる気持ちになって、僕は嬉しくて、、気持ちがぽかぽかして、ラクロア様大好きって、連呼したくなった。
「ラクロア様、僕ね、ほんとうにラクロア様が大好き、王様にちゃんと僕とラクロア様が伴侶だよって認めて欲しいの」
「ニャリス……」
「だからね、ちゃんと言うの、僕は絶対ラクロア様とずっと一緒にいるんだって」
「ありがとう」
「でも、王様いま大変だから、迷惑かな」
「迷惑じゃないさ、きっと解ってくれる、俺にとってもお前はかけがえの無い半身だって、幸せになる資格なんか無い俺の大切な人だって、心をこめて話そう」
「うん」
ラクロア様の中のつらいことも、苦しいことも、僕がもらえるだけもらいたい。ラクロア様をもっともっと笑顔にしたい。守りたいの。僕がずっと守るの。大好きだから。
「こら、ニャリス、もう大丈夫だ。涙なんかなめたら汚いだろ」
「汚くないよ、僕、ラクロア様の涙だったらなめたい、悲しまないで。いくらでもするよ」
「───っ、なんだか、妙な気分になってくる、俺はお前をただ、大事にしたいだけだったんだが、お前があまりに可愛くて……愛しくてずっと腕の中に閉じ込めておきたくなる、無性にお前を抱き締めたくて……はぁ」
ラクロア様が、じーーっと、僕の顔をみつめて、顔と顔がくっつきそうな位置鼻ちゅするのかな?てくらい振れそうになって、だけど、ラクロア様はフイッと顔をそらした。
「もう、朝食の時間だな、お腹がすいただろう?ニャリス、立てるか?」
「……うん」
「身体の痛みはどうだ?」
「あんり痛くない」
「そうか、良かった」
ラクロア様の大きな手が、僕の頭をグリグリと撫でた。頭を撫でられて嬉しいけど、なんか物足りない。僕、もっとラクロア様とくっついてたいな。
ゴツゴツした大きな手に、優しく自分の手が包まれて、食堂へと導かれる。
ここのお屋敷に来た頃は、すれ違う皆が目をそらしたり、方向転換したり、見ないようにしてたのに、今は、ニコニコと、挨拶をしてくれるようになった。
まるで、僕とラクロア様が一緒にいるのが当たり前みたいになって、凄く優しい眼差しで、僕たちを見てくれてる。
伴侶になるって、こういうことかな、一緒にいるのが普通だよって皆に思ってもらえることなのかな。
だったら、嫌だと思ってた大勢いる晩餐会や、王宮でも、僕とラクロア様が一緒なのが当たり前だって、誰にでも思って欲しい。ラクロア様は僕が一番好きで、僕もラクロア様が一番すきなんだよって思われたい。てゆーか、思われなくても、一番は僕なの。ラクロア様は僕のなの。
ぎゅっと、繋いでる手に力をこめたら、ラクロア様がすごい優しい目で僕をみた。目でよしよしって撫でられてる気持ちになって、僕は嬉しくて、、気持ちがぽかぽかして、ラクロア様大好きって、連呼したくなった。
「ラクロア様、僕ね、ほんとうにラクロア様が大好き、王様にちゃんと僕とラクロア様が伴侶だよって認めて欲しいの」
「ニャリス……」
「だからね、ちゃんと言うの、僕は絶対ラクロア様とずっと一緒にいるんだって」
「ありがとう」
「でも、王様いま大変だから、迷惑かな」
「迷惑じゃないさ、きっと解ってくれる、俺にとってもお前はかけがえの無い半身だって、幸せになる資格なんか無い俺の大切な人だって、心をこめて話そう」
「うん」
ラクロア様の中のつらいことも、苦しいことも、僕がもらえるだけもらいたい。ラクロア様をもっともっと笑顔にしたい。守りたいの。僕がずっと守るの。大好きだから。
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