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皇帝陛下の愛娘は婚約者との仲を深めたい
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リリアージュはニコラとの関係に満足している。自分はニコラのことが好きだし、ニコラも自分を好きでいてくれている。何も不満はない。
しかし、ニコラの方はどうだろうかと思う。自分よりも先に自分を好きになってくれたニコラ。もっと仲を深めたいと思ってくれているかもしれない。
リリアージュはニコラが大好きなので、ニコラの喜ぶことがしたい。ということで、作戦を開始することにした。
作戦その一、壁ドン作戦。
「ニコラ」
「はい、どうしました?リリアージュ様」
壁側にいたニコラ。リリアージュが両腕で挟み込むように壁に手を付けば、壁ドンの完成である。
ニコラはパチパチと目を瞬かせる。その後嬉しそうに笑った。なんだか思っていた反応と違う。もっと赤面して恥ずかしがってくれるかなと思っていた。でも、ニコラが嬉しそうなのでこれはこれでいいかなと思うリリアージュ。
「それで?」
「え?」
「次はなにをしてくださるのですか?リリアージュ様」
柔らかな笑顔に見えたが、目が獲物を狙う猛禽類のそれである。リリアージュは途端にピッと肩を跳ねさせた。こんな意地悪なニコラ、初めて見た。リリアージュは真っ赤になって狼狽える。
はわわと目を回すリリアージュが可愛くて仕方がないニコラは、優しくリリアージュの肩を掴むとそっと優しい力で押した。混乱しているリリアージュはそれだけで壁から手を離してしまい、ニコラがそのままリリアージュの身体を壁側に回すようにくるりと回って、今度は自分が壁側に手をついた。
いつのまにか逆に壁ドンをされている状況にリリアージュはさらに目を回す。そんな混乱真っ只中のリリアージュの耳に唇を寄せたニコラ。
「大好きですよ、リリアージュ様」
囁くその声にドキドキしながらも、小さな声でなんとか返すリリアージュ。
「わ、私も大好き…」
その甘い雰囲気に邪魔が入る。
「はいそこまでー」
レオノールがニコラの肩をぽんと叩く。ニコラは舌打ちしたかったがリリアージュの前なのでにこやかにレオノールに微笑んだ。
「ここからというところで邪魔してくれるね?」
「リリアージュ様が何かされたら皇帝陛下に顔向けできないもの」
「さすがに手は出さないよ、結婚するまではね」
「えー、本当かなぁ」
リリアージュは二人がそのやりとりをしている間になんとか心臓の動きを落ち着かせることに成功して、シモンとラウル、エミリアの元に逃げ込んだ。
「…ど、ドキドキしたよぅ」
「リリアージュ様が壁ドンした時にはなんだなんだと思ったけど結局こうなるかー」
「意外と彼、肉食系男子なのですね」
「そりゃそうだろ。リリアージュ様に嫌われたくなくて猫被ってるだけだろ、あいつ」
「?」
「リリアージュ様は知る必要ありませんわ」
そしてそのまま甘い空気は霧散していつもの雰囲気に戻ったところでエミリアとレオノールが爆弾を落とした。
「そうそう。リリアージュ様、私も婚約することになったよ」
「え?おめでとう!誰と?」
「ラウル」
「え」
「ラウルと」
「ええええええ!?」
リリアージュがラウルとレオノールを交互に見る。ラウルは困ったように笑った。
「まあ、そういうことになりました」
「えっ、えー!?おめでとう!今度お祝いの品を贈るね!?」
突然のことに驚きながらも精一杯お祝いするリリアージュ。少し複雑だが、ラウルもリリアージュの優しさは嬉しく思う。レオノールも本当はリリアージュが良かったのになぁと思いつつもお祝いの言葉を受け取った。
「あ、私も婚約が内々で決まりましたの。近々発表しますわ」
「おめでとう、エミリアちゃん!誰と?」
「シモンですわ」
「え」
「シモンと婚約しますの」
「ええええええ!?」
今度はシモンとエミリアを交互に見るリリアージュ。シモンはにかっと笑った。
「ま、そういうことだから!お祝いしてくれよな!」
「するよするする!おめでとう、シモン!エミリアちゃん!」
「ありがとうございます、リリアージュ様」
「さんきゅ、リリアージュ様」
シモンは内心複雑だったが、表には出さずに笑った。エミリアもこれがシモンじゃなくてリリアージュ様とだったら最高なのにと思うが笑みは崩さない。
作戦その二、髪にキスしてみる
「ニコラ」
「はい、リリアージュ様」
リリアージュは、座って本を読んでいるニコラの短い髪の先にそっと優しくキスをしてみた。ニコラは優しく微笑んだが、またあの獲物を狙う猛禽類の目をしていた。リリアージュはピッと肩を跳ねさせる。
「僕のことをそんなに煽って、どうしたんですか?ああ、でも…積極的なリリアージュ様も素敵ですよ」
そう言うニコラは怪しい魅力を放っていた。リリアージュはドキドキばくばくクラクラする。
「ねえ、リリアージュ様。リリアージュ様は、こういうのがお好きなんですか…?」
リリアージュの長い緑の髪を一房とり、キスを落とすニコラ。その危ない誘惑のような雰囲気にリリアージュが涙目になったところでエミリアがニコラの長い足にキックを入れた。遠慮なしに。
「…痛いんだけど」
「リリアージュ様が涙目になってるでしょうが!」
「先に誘惑してきたのはリリアージュ様だろう?」
「だとしても限度があるでしょう!馬鹿!」
「せっかくリリアージュ様に色々と教えて差し上げて、ついでに耐性もつけられる良いチャンスだったのに」
「あんた良い性格してるわよね…本当に」
「君に言われたくないかな」
二人が一触即発の雰囲気になっている間に心臓を落ち着けてシモンとラウル、レオノールのところに逃げるリリアージュ。
「ひええ…ニコラが違う人に見えたよぅ…」
「ニコラも悪いけど、リリアージュ様もあんまり煽っちゃだめだぞー」
「煽る?」
「無自覚でしたか…」
「リリアージュ様、最近なんでそんな積極的なの?」
「ニコラに喜んで欲しくて」
「あー…」
「うーん…」
「喜びはするだろうけど、自分の身が危険になるからあんまり積極的に行かなくていいと思うよ?ニコラはリリアージュ様と一緒にいるだけで幸せだと思う」
「そうかなぁ」
「そうだよ」
「そうですよ」
「そうだな」
「…わかった。ニコラともっと仲良くなって喜ばせよう作戦はこれで終了とする!」
「おー」
ということで、作戦は終了となった。ニコラはちょっとだけ残念に思った。
しかし、ニコラの方はどうだろうかと思う。自分よりも先に自分を好きになってくれたニコラ。もっと仲を深めたいと思ってくれているかもしれない。
リリアージュはニコラが大好きなので、ニコラの喜ぶことがしたい。ということで、作戦を開始することにした。
作戦その一、壁ドン作戦。
「ニコラ」
「はい、どうしました?リリアージュ様」
壁側にいたニコラ。リリアージュが両腕で挟み込むように壁に手を付けば、壁ドンの完成である。
ニコラはパチパチと目を瞬かせる。その後嬉しそうに笑った。なんだか思っていた反応と違う。もっと赤面して恥ずかしがってくれるかなと思っていた。でも、ニコラが嬉しそうなのでこれはこれでいいかなと思うリリアージュ。
「それで?」
「え?」
「次はなにをしてくださるのですか?リリアージュ様」
柔らかな笑顔に見えたが、目が獲物を狙う猛禽類のそれである。リリアージュは途端にピッと肩を跳ねさせた。こんな意地悪なニコラ、初めて見た。リリアージュは真っ赤になって狼狽える。
はわわと目を回すリリアージュが可愛くて仕方がないニコラは、優しくリリアージュの肩を掴むとそっと優しい力で押した。混乱しているリリアージュはそれだけで壁から手を離してしまい、ニコラがそのままリリアージュの身体を壁側に回すようにくるりと回って、今度は自分が壁側に手をついた。
いつのまにか逆に壁ドンをされている状況にリリアージュはさらに目を回す。そんな混乱真っ只中のリリアージュの耳に唇を寄せたニコラ。
「大好きですよ、リリアージュ様」
囁くその声にドキドキしながらも、小さな声でなんとか返すリリアージュ。
「わ、私も大好き…」
その甘い雰囲気に邪魔が入る。
「はいそこまでー」
レオノールがニコラの肩をぽんと叩く。ニコラは舌打ちしたかったがリリアージュの前なのでにこやかにレオノールに微笑んだ。
「ここからというところで邪魔してくれるね?」
「リリアージュ様が何かされたら皇帝陛下に顔向けできないもの」
「さすがに手は出さないよ、結婚するまではね」
「えー、本当かなぁ」
リリアージュは二人がそのやりとりをしている間になんとか心臓の動きを落ち着かせることに成功して、シモンとラウル、エミリアの元に逃げ込んだ。
「…ど、ドキドキしたよぅ」
「リリアージュ様が壁ドンした時にはなんだなんだと思ったけど結局こうなるかー」
「意外と彼、肉食系男子なのですね」
「そりゃそうだろ。リリアージュ様に嫌われたくなくて猫被ってるだけだろ、あいつ」
「?」
「リリアージュ様は知る必要ありませんわ」
そしてそのまま甘い空気は霧散していつもの雰囲気に戻ったところでエミリアとレオノールが爆弾を落とした。
「そうそう。リリアージュ様、私も婚約することになったよ」
「え?おめでとう!誰と?」
「ラウル」
「え」
「ラウルと」
「ええええええ!?」
リリアージュがラウルとレオノールを交互に見る。ラウルは困ったように笑った。
「まあ、そういうことになりました」
「えっ、えー!?おめでとう!今度お祝いの品を贈るね!?」
突然のことに驚きながらも精一杯お祝いするリリアージュ。少し複雑だが、ラウルもリリアージュの優しさは嬉しく思う。レオノールも本当はリリアージュが良かったのになぁと思いつつもお祝いの言葉を受け取った。
「あ、私も婚約が内々で決まりましたの。近々発表しますわ」
「おめでとう、エミリアちゃん!誰と?」
「シモンですわ」
「え」
「シモンと婚約しますの」
「ええええええ!?」
今度はシモンとエミリアを交互に見るリリアージュ。シモンはにかっと笑った。
「ま、そういうことだから!お祝いしてくれよな!」
「するよするする!おめでとう、シモン!エミリアちゃん!」
「ありがとうございます、リリアージュ様」
「さんきゅ、リリアージュ様」
シモンは内心複雑だったが、表には出さずに笑った。エミリアもこれがシモンじゃなくてリリアージュ様とだったら最高なのにと思うが笑みは崩さない。
作戦その二、髪にキスしてみる
「ニコラ」
「はい、リリアージュ様」
リリアージュは、座って本を読んでいるニコラの短い髪の先にそっと優しくキスをしてみた。ニコラは優しく微笑んだが、またあの獲物を狙う猛禽類の目をしていた。リリアージュはピッと肩を跳ねさせる。
「僕のことをそんなに煽って、どうしたんですか?ああ、でも…積極的なリリアージュ様も素敵ですよ」
そう言うニコラは怪しい魅力を放っていた。リリアージュはドキドキばくばくクラクラする。
「ねえ、リリアージュ様。リリアージュ様は、こういうのがお好きなんですか…?」
リリアージュの長い緑の髪を一房とり、キスを落とすニコラ。その危ない誘惑のような雰囲気にリリアージュが涙目になったところでエミリアがニコラの長い足にキックを入れた。遠慮なしに。
「…痛いんだけど」
「リリアージュ様が涙目になってるでしょうが!」
「先に誘惑してきたのはリリアージュ様だろう?」
「だとしても限度があるでしょう!馬鹿!」
「せっかくリリアージュ様に色々と教えて差し上げて、ついでに耐性もつけられる良いチャンスだったのに」
「あんた良い性格してるわよね…本当に」
「君に言われたくないかな」
二人が一触即発の雰囲気になっている間に心臓を落ち着けてシモンとラウル、レオノールのところに逃げるリリアージュ。
「ひええ…ニコラが違う人に見えたよぅ…」
「ニコラも悪いけど、リリアージュ様もあんまり煽っちゃだめだぞー」
「煽る?」
「無自覚でしたか…」
「リリアージュ様、最近なんでそんな積極的なの?」
「ニコラに喜んで欲しくて」
「あー…」
「うーん…」
「喜びはするだろうけど、自分の身が危険になるからあんまり積極的に行かなくていいと思うよ?ニコラはリリアージュ様と一緒にいるだけで幸せだと思う」
「そうかなぁ」
「そうだよ」
「そうですよ」
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