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救出作戦
場外乱闘5
しおりを挟む道明「よっ雪丸、久しぶりだな、あのコミュニティ以来か」
武丸「テメェ……」
当時ヌクをはじめとする雪丸もいたコミュニティの陥落にはこの
集団の功績は大きかった、笠田の依頼のより道明に壊滅に追い込ま
れた、内部に潜入し1人づつ人質をとり内部構造を把握、その手引
きにより外部スパイを複数侵入させ人質は家族の危機を盾に言う事
を聞かされウイルスがコンピュータを徐々に侵入し犯す様に犯行前
にはすでに30パーセントの内部に組織を作り出した程だった、ま
るで寄生し本体を乗っ取る様な周到な準備と実力を兼ね備えた彼等
により陥落したコミュニティは多くあった、そして比例して彼等の
集団もまた大きく成長していき今やこの近辺では笠田に次ぐ大型コ
ミュニティのボスとも言えたがその実態は掴めない、コミュニティ
に侵入し寄生した存在の無い人員とコミュニティこそが彼等がゴー
ストと言われる盗賊集団であった。
武丸「てめぇ……散々好き放題して何人の仲間が施設送りになった
と思ってやがる!罪の意識が欠片もねぇのか!」
恫喝する武丸に対し言い放った。
道明「罪ねぇ……じゃ聞くがこの世はどうだった?世界が平和にな
ろうが今の地獄になろうが何処も何も変わらねぇ、政治は腐り世界
は何方にしろ破滅へと向かったさ、どの国も大義名分抱えてよ、裏
でやってることは私利私欲、其ればかりじゃねぇ、その大義名分す
ら人殺しの為の大量殺戮兵器をこぞって作る世の中に頭のいい奴な
んかいやしねぇ、其れに賛成する者も同罪だ、同じ人で殺し合う為
に自国を守るためだぁ?はっ笑わせんぜ、今ここで異星人が来たら
今まで争っていた奴らが掌返して地球人てカテゴリになってるけど
よ、それまでの歴史はどうだ、やれ宗教だやれ利権だやれ国だやれ
人種だ、貧乏だ金持ちだ、人はなあらゆる意味で殺すために言葉を
正義を利用してきた、正義こそが正義の仮面を被った悪そのもじゃ
ねぇか、そんな正義面して多くの人間を言葉で殺しさぞ頭の良い振
りした馬鹿どもが自分の為に起こした戦争がいつ止んだ!俺たちが
殺しをやってるのと何に違いがある、可愛いもんじゃねぇか俺達の
たかが知れた殺しなんてよ、だろ?雪丸」
雪丸は黙っていた、ただじっとその場で。
武丸「ふざけんな!その一人一人に大切な人がいてその世界をお前
達のふざけた論理でさも正当化すんじねぇ!」
道明「はいはい力なき正義は犬の遠吠えってな」
道明「まっ俺達が用事があるのは雪丸とハクとやらお前だ、簡潔に
いうと雪丸、俺達はお前が知ってるように此処では殺し屋って生業
だ、実を言うとな、雪丸、お前が勝っても負けてもお前を殺すよう
に笠田に言われてる」
武丸「それをなんでわざわざ言うんだ」
道明「褒美は一地区全てだ、昔で言う和歌山って所か、褒美とし
ちゃ悪くねぇ条件だろ?其れにそろそろ潮時だ雪丸」
武丸「無視か、どちらにしろ欲に塗れたクソ野郎だ、お前も昔と同
様、金で動くクソ野郎だ」
道明「ま、何とでも言え、コイツらみたいにベラベラと本心を曝け
出す程、俺はアホでも無ぇからな、道には道があり最短で行く、
その為の犠牲を己に問いただす程聖人でもねぇし誰かの事を気にし
て生きるなんて殊勝な事を出来る人間でもねぇ、ただ気に入らねぇ
気にいるだけで生きてるボンクラの代表さ」
品定めをしている様な目つきでハクを見つめる道明。
『こいつが噂の……』
彼等の最大の特徴は情報だった、そのコミュニティの独特の存在
の仕方により常に情報を集めあらゆる事に精通しあらゆる事に対処
出来る事ができた。
「ただ……お前が気にならない訳でもねぇ、ハク、お前に限っては
わからねぇ事だらけだ、そう言う点では俺と似てる所を感じる、
お前の真の目的は何だ?お前の返答次第では襲う相手がお前に変わ
るかも知れねぇからよく考えて答えを出しな、いい加減な嘘や誤魔
化しても通じねぇぞ、それと言っとくが他の提携組んでる野良野盗
と基本は同じだ、俺はやりたいようにやる、故にここのボスの下で
もねぇ上でもねぇ、裏社会じゃそこそこ力を持ってると思っても
らってかまわねぇと思うぜ、ちなみ……に雪丸、お前がいくら強か
ろうが所詮は個人の力だ、ここにいる俺達でもお前は制圧できる」
武丸「んな訳ねぇだろうが!テメェらみたいな汚ねぇ野郎に雪丸様
が負ける筈が無い!」
道明「アホか坊ちゃん、いくら強かろうがお前ゾンビ相手だとして
も群がる奴が100人や200人相手に勝てる訳ねぇだろうが、目の前
は隙間無く埋め尽くされる殺意の中に恐怖も無ぇ、敵はいくらグリ
マンと言えどその数に押し込まれちゃ奴らだって生きてられねぇ、
戦いはある意味理性があって初めての前提の方が戦いやすい、それ
ならあるいは勝てる見込みがあるってもんだ、ゾンビがトロいか
らって舐めてかかるもんでもねぇし数は力、そして俺達はランナー
と同じく恐怖はねぇと思え、さてどうかな計算は出来たか?今生き
残る人生をかけた計算してから口を出しな」
ーーランナーーー
転化したてのゾンビの事である、運動能力は筋肉や脳活動域が活
発で人間に近い動きもする最も厄介な恐怖のないゾンビとして呼ば
れている。
武丸「……」
「まぁそう固くなるなって、そう言った意味じゃお前達にもまだ生
きるチャンスはあるとだけ言っておこう、言え、目的があるだろう
だが単純此処の話じゃねぇ、本当の意味での目的だ、何か大きな意
思や目的がある筈だ」
ハクを見つめる道明の目つきはまるで蛇だ、その視線はあらゆる
物を見過ごす隙さえも見当たらない、恐怖に視線を泳がせばその鋭
い眼光で瞬時に丸呑みされるような冷たい威圧感を感じた。
睨み合う2人の空気は張り詰めていた……それ程に道明の威圧感
はその歳で出せるような物ではなかった、全て見透かす様な視線の
中に恐怖を相手に注ぐ、大抵の場合はこの視線で心は折れ支配され
ていくのだ、それに対しハクも他から見れば目を離さず真っ直ぐ道
明の方を微動だにせず目線を向けていたが雰囲気はまるで違った、
その視線は道明よりも集中して見ているように見えたが何故か視線
の種が違うと感じた。
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