【R18】結婚したくない二人の話~完璧イケオジエリートは、実は独占欲強めなケダモノでした~

ゆきづき花

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拠り所2 ※

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 八木沢さんの指が私のうなじに触れて、それから背中や肩を撫でていく。私もたくさん彼に触れた。逞しい腕も胸も撫ぜて体温を確かめた。
 キスが唇から頬、首や胸におりていき、服の上から胸の膨らみに噛みつかれて、くすぐったいから少し笑った。

「そんなことされたら、仕事中に思い出すことが増えてしまいます」
「なるほど、わかりました。じゃあ、増やしましょう」

 布越しに指で愛撫しながら、いつもと違う私の反応を見ている。だんだん強く擦ったり、引っ張るようにつまんだりするから、我慢できなくて声が漏れた。形が変わるくらい勃ってしまった先端を服ごと口に含まれて、じんわり温かくなる。
 いつの間にか私は貪欲になっていて、その優しい愛撫を物足りないと思った。直接触れて欲しい。
 もどかしくて、自分で部屋着を捲り上げると、露わになった乳房がぷるっと震えたから、それを見て八木沢さんが笑った。

「今夜は本当に大胆ですね。いい眺め」
「直接、触って欲し……っ、んっ!」

 舌先で愛撫されて全身が震えた。彼の吐息がいつもより荒々しい気がする。熱い舌で舐められて、溶けてしまうんじゃないかと思った。欲しいと思っていた刺激を与えられて、体が悦んでいる。
 自分で自分を支えられなくなって、彼の腕に爪を立ててしまったから、体を引いて謝った。

「あ、また、ごめんなさい」
「構いませんよ……夢中になってしがみついてくるあなたは可愛いです」

 八木沢さんは愉しそうに笑って、脱力した私をベッドに寝かせた。部屋着にしていた可愛げのないハーフパンツと下着だけを脱がされたから、私を見下ろす彼に質問した。

「……脱ぐの、下だけ、ですか?」
「たまには着たままの方が興奮しません?」
「八木沢さんもそんなこと考えるんですね」
「僕を何だと思ってたんです? どこにでもいる、ただのおじさんですよ」

 彼が拗ねたような表情になったので、それが可愛くて笑ってしまった。

「そんなことないです。八木沢さんみたいに優しくて素敵な人は、世界中探してもいません」
「……僕はわがままです。ちっとも優しくないですよ」

 足に添えられた右手が内腿へと動いて、反射的に膝を閉じてしまった。でも彼は構わず内腿を撫でさすり、左手でまた胸を愛撫するから、耐えられず吐息が漏れた。

「足、開いてください」

 下半身だけ裸ってなんだか恥ずかしいから少しだけ開く。その隙間に指が侵入して秘裂を撫でた。ぬるりとした感触に、すでに濡れていたことを思い知らされる。ぐちゅぐちゅと水音が大きくなって、もっと深くまで触れて欲しくて、だんだん体が開いていく。
 彼が膝にキスをするから、顔を近づけて欲しくなくて身をよじった。でも、両足を掴まれて、左右に大きく開かされた。

「舐めていい?」

 私の返事を待たずに、唇が秘裂に触れた。
 嘘、どうして? と混乱していると、粘膜に直接熱い舌が触れた。

「ああっ!」

 気持ちよすぎて叫んだのが恥ずかしくて、腕で口を塞ぐ。
 卑猥な音を立てて、舌が秘部を往復する。

「や、やだ、待って」

 こんなことされるの初めてで恥ずかしいのに、懇願は聞き入れてもらえなかった。
 舌全体を使ってねっとりと舐められる。それが気持ち良すぎて愛液が溢れた。腰が浮きそうになると押さえつけられて、何度も何度も舐められる。
 やめてほしくて首を横に振った。泣きたいくらい恥ずかしいからいやだ。こんな快感があるの知らない。怖い。

「いや、いやです……こんなの、されたことない」
「……初めて?」

 初めてだと正直に告げたら、彼はしばらく黙考していた。これでやめてくれると思っていたのに。

「すみませんでした……じゃあ、もう少し優しくします」
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